「12人の怒れる男」

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このゴールデンウィークは勝手にシドニー・ルメット追悼シリーズをする予定。「その土曜日、7時58分」を見て、社会派シドニー・ルメットの演出力に感動したのがもう1年前なんだなあ。

その1本目は不朽の名作「12人の怒れる男」。20代に見たっきりだけれども、今でも新鮮な感動があった。徐々に形勢が逆転していく様子もさることながら、この12人の「怒る」様が素晴らしい。裁判、個室、暑さ...という実に不快な状況化で、男たちはひとつの事件について語り合う。しかし気がつけば、みな自分自身を語っているに過ぎないのだな。それが「怒り」という態度に現れてしまうのだ。

役者陣が本当に素晴らしい。イライラ感がビンビンに伝わってくる。裁判所を出て行くラストシーンがまたいいんだなあ。いやいやホントこれは名作。

[memo]
・朝一でZ課から宿題。大量のメールも整理しつつ、資料づくり。午後イチで説明。物産センター協議。
・新しいロゴとかマークについてブレスト。ドMの国とかみやもんとか。
・「12人の怒れる男」★★★★★。

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