2009年7月アーカイブ

PC用の椅子

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自宅で使っているPC用の椅子は、お値段以上なニト○で購入した。値段は確か6,000円ぐらい。メッシュ地で、肘あても付いて、コストパフォーマンスは素晴らしい。

...とはいえ、実際問題、この椅子に長時間座るのは、なかなか厄介。腰にあたるクッションがいい加減なので、深く腰掛けることができない。座っている間にずるずると浅い座りになり、猫背になり、結局はこの椅子が肩凝りや腰痛を誘発している(ように感じる)。

5年ー10年という単位で考えると、身体を壊すぐらいなら、ちゃんとしたオフィスチェアを買った方が安くつく...という話もある。値段は20倍以上になるけれど、定番Harmanmiller「アーロンチェア」、貴婦人が座るオカムラ「コンテッサ」、デザイン的に美しいWilkhahnの「ソリス」、コストパフォーマンスの「エルゴヒューマン」...。

アーロンチェアの保証期間は12年間もあり、ヘタれたパーツは交換してくれるということもあるし。いい買い物だと思わないか>家人(説得できないっぽい)

<memo>
・6時半起床。「ななかまど」がバイキングになってる...。
・J社東京事務所(太田市場)にてプロジェクトW協議。引き続きM社(大崎)。N社(蒲田)。羽田空港は久々のJ棟。こっちはつまらんなあ。
・課の送別会へ30遅れで参加。「一粒」。2次会はカラオケ1時間。

開襟ビズ

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東京暑いし。

久々の東京は、ひどく暑かった。そしてそれ以上にぼくの格好が暑苦しかった。夏用スーツというものを持っていないので、合服のスーツにネクタイという姿だったのだ。交渉事が多い出張で、相手方にお願いすることもあったから、クールビスはためらわれた。おかげで、シャツのなかはムレムレのビシャビシャで、不快なことこの上なかった。これから秋口まで、そんな業務が続くから、今年は夏用スーツを買わないといけないなあ。

とはいえ、通常業務にスーツは不要である。この2年、配属チームの業務の関係で、ハワイアンシャツで過ごしている。これはとても快適。開襟だから首元が涼しいし、シャツをズボンの外に出すので、体温がシャツ内にこもらない。さらにズボンもチノパンで、靴下もショートなもので済む。これ以上なく涼しい。

開襟シャツは、5時にクーラーが止まる我が社では必須のウェアだと思う。他の部局なんて、ただのクールビスだから、残業時はスラックスの裾をめくり上げたり、ワイシャツのボタンを上3つぐらい開けたりして、よほどみっともない。これだけ環境への関心が高まっているのだから、オフィシャルな場面以外は、「クールビズ」なんてな生半可なことはやめて、全面的に「開襟ビズ」にすればいいのにと思う。

そもそも、ワイシャツだって元をたどれば、"中着"なのだ。スーツの内側に着る為の服なのであって、それを単独で"外"に着ている時点で、全然オフィシャツじゃなくなっている。服は文化であって、時代とともに移り変わる。沖縄県では「かりゆしウェア」というキャッチフレーズがヒットして、わずか10年ぽっちでオフィシャルウェアとして扱うようになった。要は「そうしましょう」という合意だけの問題。

東京で、オフィシャルな格好で「死ぬ〜」とか思いつつ、"開襟"の効果を再確認したのだった。

<memo>
・8:00発JAL便。JALは久々。新しい機体で心地よし。マイレージ使えないし、JALもいいかも。
・S社(浜松町)。会長自らのプレゼン。かなり面白い。その後こちらから説明。ランチ「東京会館」。TJにてプロジェクトWの打合せ。F社(池袋)。
・友人T、Yと。お互い話したいネタがたまっていて、怒濤の5時間トーク。たまには彼らとも時間を過ごさないとなあ。幸せのひととき。

ハナ社長の進学相談

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ハナ社長の小学校進学は、とても悩ましい問題だ。

1)近所の公立小(ケータツが通っている)
2)市内の「きこえの教室」がある小学校(きこえの相談中)
3)車で1時間以上離れた聾学校小学部(きこえの相談中)

学校自体の選択肢は、この3校だけなのだが、これに「学校側からどんなサポートが貰えるか」「ケータツを転校させるかどうか」「そもそも学校区の近くに引っ越すべきではないか」...といった別の検討要素が組合わさって来る。かように、ハナ社長の進学は、彼女一人のことだけでは済まされない我が家にとっての大きな課題となっている。

しかし、その原因は、情報のひとつ(音)を受信する機能が不十分なだけなのになあ。たった一つの機能が足りないだけで、「彼女に見合った教育環境」を準備するのはとても難しくなってしまう。たぶん、絶対的な正解はないし、実際その選択が正解だったかどうかはある程度時間がたってみないとわからないのだろう。

とても悩ましい問題ではあるけれど、どんな学校を選択したとしても、彼女にとっての「大正解」に導くためには、結局は、親であるぼくらが頑張るしかないのだ、とも思う。頑張らなくっちゃね。

...なーんてな人生を賭すような大事な話をした2時間後。ビヤホールの舞台で、赤白帽をかぶって体操服にデカパンをはき、「やあみんな。体操のお兄さんだよ。全然恥ずかしくなんかないんだよ。もうすぐ43歳だけどね(はあと)」といった汚れ芸をやってますた。社会人って大変だよね。

<memo>
・年休。
・家族で、聾学校へ。幼稚部に通う子供と親の交流会。難聴の程度は様々だけれど、健常ではない子を持つ親の悩みは共通である...ということを心から理解する場。世の中にもわかって欲しいけれど、まずは自分たちが理解し合うことが大事。子供らは、ヨーヨー釣りに、ボーリングゲームに、紙コップロケットをつくって楽しいひと時。流しそうめんで腹一杯。
・午後は「きこえの教室」にて相談会。家庭でのトレーニング方法、補聴器の調整、進学の相談など、1時間程度の予定が、たっぷり3時間もの相談。担当のT先生にはどれだけ助けられたことか。頭があがらない。
・職場に顔を出し、メール等のチェック。
・職場の交流イベント。玉入れ。我がチームは3位。2部は「アサヒルミネ」にて。トリをつとめた体操の先生は、一応ウケたっぽい。社長から「勉強になります」とお褒めの言葉を。勉強してください。ただ、もうちょっと「ひょっとこ」をいじればよかった...と深く反省。

体操のお兄さん

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出張の長い移動時間を利用して、後輩とバカトーク。ネタは、明日の宴会芸について。

我が社は、部>課>チームという単位で組織が構成されている。したがって「部」という単位になると、規模の小さい我が部であっても、150人を超える大所帯だったりする。だから年に1回の「部交流会」では、各課紹介なんていう時間が設けられたりする。

なにせおかたい我が社であるから、各課紹介といっても、代表者が原稿を読み上げて終わり...というのが定番なのだけれど、なぜかうちの部だけは伝統的に「宴会芸」が求められていたりする。まあ営業系な体質というところか。

後輩に「とりあえず海パン1枚になって"出オチ"ぐらいは狙おう」と提言すると、「うーん」と唸ったまま沈黙してしまう後輩。さすがに裸はツライのかと思っていると、「下半身はモモヒキがいいっすかね」とポツリ。「脱ぐことへの抵抗感」より「ウケないことへの恐怖感」が勝っているところが、さすが営業で鍛えられたタフさだ。素晴らしい。

そんなノリノリな後輩と話すうちに、ただの司会者のハズだったぼくの役回りも、だんだん「体操のお兄さん」というキャラに化けてしまった。...というわけで、明日の夜は「ドリフの体操コント」みたいなことをやってます(アサヒルミネにて)。

<memo>
・えびの。牛越祭。吉田温泉。真幸駅。京町温泉。グリーンパークえびの。
・家人の帰宅が遅いので子供の迎えと夕食の準備。マグロ・アボガド丼、豆腐ステーキ。
・明日の宴会芸(?)のために、家族でコスプレの衣装を検討するバカファミリー。

目がああああ

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仕事ではPC、空き時間にはiPhoneの小さい画面を睨んでいたら、すげー目が疲れた。

あまり考え事をしたくない気分ということもあって、家族が寝た途端、いろんなアプリを入れてみたり、設定したり、ゲームをしてみたりと、どっぷりハマっている自分。たった1日で、20個以上のアプリをダウンロード。早くも「iPhoneの整理」が必要だわ。

しばし更新が滞るやも(みんなリンゴの会社が悪いのだ)。

<memo>
・コンペ用資料の準備。出張用のプレゼン資料づくり。日和原稿。
・休み時間、ずっとiPhoneをいじるの図。
・毎日ことばの勉強をすることに。今日は「アンパンマンかるた」。

アップルの白い犬だワン

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iPhone 3G[s]。買ってしまいますた。さらばau。

ハードの容量を16Gにするか32Gかで悩んだけれど、最終的には2年間使い倒してみてから必要があればグレードアップすればよかろう...との判断で16Gに。音楽も写真もその他のデータも「すべて持ち歩く」と考えると、もちろん32Gが正解なんだけど、すでにMac内の音楽や写真は、膨大に膨れ上がっていているわけで、32Gでも厳しい状況だ。それに、「持ち歩く」ものと「データベース」は別物と意識した方が、常にiPhoneのハードを「整理する」という癖がつくんじゃないかと思ったりもする。もちろん、月額500円でも安くしておかないと大変...という経済事情もあるのだけれど。

まあしかし。夢想していた以上に、楽しげなマシーンだわ。気をつけないと駅を乗り過ごしそう(宮崎では電車には乗らないけど)。とりあえず、今日のところは、電話帳を移し、主なアプリ(乗換案内、食べログ、産経新聞、テレビ番組表、Twitterfonなど)をダウンロードし、着信音をヤマタツに替えたところで4時間経過。ああ。時間を消耗する〜。

そうそう。友人・知人にアドレスの変更をお知らせしないと(順番が逆だ)。あと、ファン倶楽部会員や恋人・愛人にもね。

<memo>
・6時半起床。体操。掃除。朝食。レクレーション。相談。
(確認事項)聴覚以外の能力は◎。ボキャブラリーは3歳児。まずは単語を伸ばすこと。発音は二の次。口を見せること。
・SoftBank経由で帰宅。
・夕方、「アンクルベアー」でケーキ。1日遅れでHappy Birthday。

寮育キャンプ

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言語に障害をもつ子供たちのための「寮育キャンプ」に初めて参加してきた。障害児とその家族が1泊2日で、ワイワイと楽しい時間を過ごす...というだけでなく、悩み多き親たちの相互の情報交換の場として設定されたイベントなのである。言語専門の大学教授も相談員として参加頂いて、日頃の言語指導の在り方を丁寧に指導頂いた。

だが、何より嬉しかったのは、ある少年と出会えたことだった。それは、小学生のタカオ君(仮名)。障害の程度はハナ社長よりもやや重い。なのに、かなり流暢にお話ができるのだ。ボキャブラリーが豊富なこと、相手の口の動きをしっかり読み取れることで、会話の理解度が高いようだ。ぼくらと話す言葉も、サラリと聞く分には、違和感がほとんどない。

なんだかこの子に出会えただけで、我が子の未来に大きな光が差したような希望を感じることができた。これがまた性格もとてもいい子で、素直に「ハナ社長も、こんな風に育ってくれたら」と思わずにはいれなかった。ありがとうタカオ君。

また、ケータツにもいい影響があった。手話も上手に使えるタカオ君を見て「すげー。かっこいい」と言い出したのだ。そうそう。手話を使えることはかっこいい。言語以外のコミュニケーション技術を持っているということなのだから。お父さんも頑張って覚えまふ。

<memo>
・体調悪し。朝食後、しばし横に。実家の親父がお祝いと野菜を持参。
・モスでランチを食いつつ、青島へ。
・あいにくの雨。オリエン、部屋割、カレーづくり(火起こし)、風呂、会合(副会長)。

朝型の暮らし

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この夏休みの間に、朝型生活にキッチリとシフトしたい。そして、あれやこれやと「やるべきこと」を日日着実に積み上げる生活を送りたい。...ああ、そう思っているのにのに。なぜだか飲み会が続くこの夏。

もともと「暑気払い」が大好きな宮崎県民だから、ワンシーズンで1〜2回ぐらいはビアガーデンに出かけることはある。んでも、ここのこところ、週2〜3回ペースだ。さらに、1回1回がやたらと長い。1軒で5時間ぐらい喋りまくることもあれば、3次会4次会へと流れることもある。とにかく毎度午前様。

朝型への道のりは長いなあ、という日日。

<memo>
・朝1時間年休でケータツを耳鼻科へ。
・J社と打合せ、B長へ企画の方向性報告、社長のスケジュール調整、契約書、Y社企画、S社との宮宮企画など。
・ワイン会。「hana」。8人で9本のワイン。飲み過ぎだ。

カレーは...やし?

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Q:夕食の準備(カレー)をしていて、私は大きな間違いを犯してしまいました。
さて、それは次のうちどれでしょう。

① ルーのかわりにラーを入れた

② こんなに暑いのに冬野菜のカレーをつくった

③ 甘くて美味しいカレーを作ろうと、タマネギをたっぷりと刻んで丹念に炒め、ジャガイモや鶏肉、夏野菜(ナスとオクラ)を投入して、コトコトと20分ほど煮込んだのち、ハウスバーモントの「りんごとハチミツ」なルーを溶かして、さらに弱火で20分、期待度120%な気持ちでふたを開けてみたら、なんだか妙な匂いがするので、あらー野菜の組み合わせが悪かったのかしらーとおののきつつ、でも、なんだかカレーっぽい匂いじゃないし、どうしたことだこりゃあ、ひょっとしたら「甘口」じゃないのを選んじゃったのかな、と再度、ルーの入っていたパッケージを見てみたら、どこにも「甘口」とか「辛口」とか「中辛」とか書いてないので、おかしいな、なんなんだこれは、バッタもんなのかこのバーモントは、とか思いつつ、3回ぐらいパッケージをひっくりかえして眺めてみて、あーーーーー!...と声をあげてようやく気がついただよ。これだもの → X422850H_L.jpg 。そりゃカレーの味はしないわな。

<memo>
・家人が1泊の出張(珍しい)。でも佐賀(笑)
・局内での総合P、weeeek総括、新企画の協議。朝夕にわけて2時間超。M社ポスターの表現の件。由比ケ浜の件。出張行程確認。南蛮の歌、宮崎の夜、青島あきなはけしからんの件など。
・子供の迎え。夕食の買い出し。

皆既日食

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宮崎は雨。皆既日食は全然無理よのぅ〜というのが朝の挨拶だった。んで、すっかり日食のことを忘れつつ、打合せが終わった10時半頃にふと窓の外をみてみると、気持ち暗くなっている気がした。歩いて2mのところにあるベランダに出て、空を見上げてみた。

すると、ちょうど雲の合間から太陽が見えたところだった。しかも、高度が低い位置にある層の薄い雲が、いい具合に光を遮ってくれたので、まさに太陽が徐々に欠けて、細〜い三日月のようになっていく様がキレイに見えたのである。

宮崎では、95%を超える欠け具合ということで、街の風景も明らかにいつもとは違う光量だ。暗い。「神秘的〜」としみじみするほど、のんびり見られたわけじゃないのは残念。まあ、見ることができただけでもヨシとするか。宇宙って面白いのな。

そういや、うちの子らは、ちゃんと見ることができたのかな。ちらとでも、この「妙〜な」感じを味わえたのならいいけれど。

<memo>
・予算処理漏れの整理、日和原稿、N社との調整、由比ケ浜の件を調整(サンプル配布の方向で)、宮宮、Y社の件で優良県産品の会と。
・久々にDと飲み会。「すぎ」。そこにY課長とNがやってきて4人で。2次会。25時まで。

Casa「世界遺産」

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BRTUTUS Casaの特集は「世界遺産」。

岡田准一をゲストに迎えて、世界遺産を巡る企画は、これで3回目。ウェグナー、ガウディに続いて今回はアスプルンドの建築を訪ねている。単なる遺産の絵でなく、そこに岡田准一がいるというのも味わい深いし、インタビューにも彼の実直な人柄が現れていて好感が持てる。なかなか海外には出かける機会がないなか、単なるガイドブックでなはなく、「岡田君のお土産話」を聞くような気分で、遠い外国に思いをはせるのは、結構楽しい時間である。
 
残念ながら、"最終案内"となっているので、この企画はこれで打ち止めなのかなあ。岡田君がダメなら別の人(櫻井君とか)でもいいから続けて欲しいシリーズだ。

<memo>
・日和下書、HP支出負担、出張準備、Y社案件の調整。
・ハナを迎えに行って帰宅。今日の晩ご飯は、人参とかインゲンとかカニカマとか入った「カラフル肉巻き」と温サラダ。ビールが美味い。

ケータツの枝豆

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GWに玄関先に植えた枝豆がプリプリの実をたくさん付けた。
毎朝、ケータツが水やりをして、立派に育てた。エライ。

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夕方、子供らと収穫作業。
蚊がぶんぶん飛んでくるので、「いそげいそげ」と急かしつつ。
結構な数の実がなっていて、収穫したのは1/3ほど。

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収穫したうちの半分を食卓に。
枝豆が加わっただけで、随分ゴージャスな夕餉になった気がする(そうでもないか)。
ビールもうまい。

だらっとした3連休も今日でおしまい。
さあて、今週も頑張るべ。

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<memo>
・朝3時に目が覚める。前日、昼寝とかしたせいか。そのまま起きて、ネットサーフィンしたり(主に「ゆずり葉」関連)、新聞読んだり。朝方、少しうとうと。
・家族で「SoftBank」へ。家人はそこから仕事へ。
・子供らと県立図書館。昼飯を挟んで、市立図書館。
・「Foodaly」にて夕食の買い出し。M女史と遭遇。しばし雑談。
・「らも/中島美代子(集英社)」★★★★★。夫人による「中島らもとの三十五年」の記録。お互いに「セックスは外でする」という夫婦関係って...。中島らもファンとしては、「わかぎえふ」が愛人っぽい存在だというのは何となく想像していたけれど、もっと激しくドロドロしたものだったんだなあ。表紙の写真(若き日のらもと夫人)があどけなくて、35年という年月の重みにため息が出る思い。長年、「飄々とした中島らも」のファンだったけれど、初めて「生身の中島らも」に触れた気がする。この本を読むと「異人伝」も違った読み方になる。

ゆずり葉

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映画「ゆずり葉」を見た。全日本ろうあ連盟創立60周年記念作品。監督:早瀬憲太郎(ろう者)。最初は、よくある「福祉啓発映画」の一種だと思っていた。同和教育などでありがちな「こんなヒドいことって、いけないですよね」「みんなで変わらないといけないですよね」的な啓発映画、かと。ポスターもそんな風だし。予告編もあんなだし。

ところが、これが期待をおおいに裏切ってくれるような素晴らしい映画だったのだ。練り上げられたストーリーに、過不足ない演出。たとえば、ろう者たちの人権獲得の歴史(かつては自動車免許も取得できない時代があった)を描くにあたっても、ドラマの中で、しっかりと自己批判の視点も入れ込みつつ、生活者目線に落とし込んだことで、「啓発映画」とは一線を画す普遍性を獲得している。

早瀬監督。NHKの手話講座で見たことがあって、ユニークなヒトというのは知っていたけれど、これほどの才能があるとは。こういう監督がいると、障害者への理解が格段に進んで、両者が違和感なく暮らせる社会に自然になっていけるように思う。どんどん作品をつくって欲しいな。

まあ、とはいえ、一箇所だけ、どうしようもない「御都合主義」な面があったのは残念だし、決して役者たちも達者ではない。難点を数えれば、たくさん出て来るだろう。それでも、これほど見るものの心を素直に打つ映画は久しぶりだった。滅多にないことだけれど、ラストの方で、涙腺が思いっきり弛んだ。これって、テレビドラマ化しないかな。そのぐらいのパワーは十分にあると思うのだけれど...。

<memo>
・6時起床。生目まで走っていって、チームの練習会に参加。2.1kmの周回コース。ところが、2周目にて膝に違和感。休憩を挟んでもおさまらず、結局帰り道は歩いて帰ることに。結局、Run7kmぐらい。
・「ゆずり葉」★★★★☆。
・「ゆれる/西川美和(ポプラ社)」★★★★☆。映画はとてもよく出来ていても、ラストがどうにも嫌いだったのだが、小説版を読んで、作者(監督)の才能は疑いようのないものだということを確信した。映画版のノベライズなので、ストーリーはそのままなのだが、映画では「絵」で説明したことを「言葉」に置き換えてある分、より鮮明な印象を残す。これは、映画>小説の順で読むのが正しい。
・夕食「なべしま」。みんなでチャリに乗って。

まいどマカマカしいお話

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仕事上のお付き合いで「マカ」を購入。

ま、まだアラフォーなんですが。いらないような、必要なような...(哀愁)

効能としては「カラダの芯から元気があふれる」...んだそうで(期待)。製造メーカーへのフィードバックという面からも、是非積極的なフィールドワークに挑戦したい(願望)。協力者募集(本気)。

<memo>
・5時半起床。友人3人で早朝Runトレ。他の2人は会場まで走って。ぼくはチャリで。ここにやる気の差が(笑)。そこから9kmRun。後半、ペースをあげすぎてバテバテ。走って来てたら家までの4kmは歩いて帰る羽目になっていただろう。
・朝食後、ビデオの返却と耳鼻科。ハナの鼻水治療に併せて、ぼくの嗅覚治療。
・アースレッドを焚きつつ、外飯。「ジャンボうどん」。アロマテラピーに出かける家人とわかれて、給油・洗車・オイル交換。
・帰宅して掃除、洗濯物の取り入れなど。
・「異人伝/中島らも」★★☆☆☆。大好きな中島らもの素顔。語りおろしだから、なんだかいいところも悪いところもダダ漏れで、ちょっとつまんないヒトっぽい感じに。なんだかなあ。
・「寺山修司と生きて/田中未知」☆☆☆☆☆。「職業は寺山修司」と言ったマネージャー(?)による情念の書。直接、寺山の凄さを知らない身からすれば、その「愛情」の深さには、感動というより背筋に冷たいものが走る感じ。いずれにしても、寺山のことを知らなければ、読んでも心のやり場がない感じ。1/3ぐらい読んだところで断念。

3連休の過ごし方

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独身時代は、3連休...となると、「あと何日年休をくっつけようか」「どこいこうか」などと数週間前からワクワクしたものだったが、今となっては、「あ、明日から3連休なんだ」という程度の認識しかない。

3連休つったって、掃除・洗濯をし、TSUTAYAでビデオを借り、買い物にでかけ、1食ぐらいは外食をし、だらんだらんと本でも読んでいるうちに終了...だと相場が決まっている。発展的に考えても、「子供をどこかに連れていくべか」といった程度。そもそも週末の「家族しばり」は厳しいものがあるわけで、長期の単独行動は許されないのだから、ワクワクしようがないのである。

CMのように「子供と一緒にどこ行こう♪」なんて親でなくてごめんな子供らよ。

<memo>
・由比ケ浜の件(市民団体は×)。祭HP支出負担。総合P、委託準備、課内協議。
・「ウォーリー」★★。映像はキレイ。でも、ロボットが人間以上に感情的に揺さぶられる...という設定にちっとも馴染めず。むー。

時間の使い方

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ぼくはつくづく時間の使い方が下手だと思う。

今日は飲み会だったのだが、参加した某氏は、仕事を終えて、飲み会が始まるまでのほんの小1時間の間に、近くのスイミングプールで泳いできた...という。人の少ないプールで思いっきり泳いでスッキリサッパリした某氏と、暑さで気持ちも身体もドロドロになったぼくとでは、ただそれだけのことで、なんだか「人間として」圧倒的な格差があるような気がした。

そういえば、別の某先輩は、早起きして、ほぼ毎朝1時間(10km)走っており、今月の走行距離は合計200kmにならんとしている。ぼくの今月の走行距離はわずか17km。なんと10分の1以下である。うーむ。

小さな時間を有効に活用するって難しい。ちょっとした時間をみつけて一仕事とか、全体をささっと整理して、残った時間で別なことを...なーんて頭でわかっていても全然できない。ひとつの仕事に取りかかったら、ずっとそのことが頭を離れなかったり、たまに「ぐわっ」と集中するときがあっても、全然続かなかったりで、まあ、ムラも多けりゃ、ムダも多い。

どうしたもんだろうなあ。とりあえず、明後日には返さなきゃいけないビデオが2本、本が3冊あるから、それを片付けてから考えることとする < などと計画性なくその場しのぎなことばかりやってるから、だらだらと時間が過ぎているのかも。

<memo>
・朝2時間年休とって、「きこえの教室」。今日は同級のS君と共同授業。一緒にゲンコツ山の狸を歌ったり、テレビ電話で都城のM先生、H先生と話したり。早めに切り上げて、耳鼻科。そしてスイミング。
・M社企画の件で調整。祭補助金。うちわの配布。辞退会見へ。今日もノンちゃんが来ていたのが可笑しかった。
・「カリーノビアガーデン」。例会。金、三、白、黒、紅、蛍、そして銀が参加。途中でM社から電話があり、今回のバタバタでお詫びを言い、むしろマイナスイメージにならないかと言うと、「我が社が支えます」との力強い言葉。感激。

社長の愚行

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どうやら、我が社の社長の「決意」は、タイミングを読み誤った愚行...ということで結論づけられそうな感じだ。少なくとも、報道のみなさんは、そういう方向ですっかり整理が済んだようだ。

まあ、そもそもハードルが高かったところに、社長自ら「躁状態」になり、冷静な判断ができなくなってしまったのが「愚行」ということになったのだろう。誠実さを欠く発言が相次ぎ、自分の欲が前面に出てしまったように"見えて"しまった。結果、「自分の欲」こそが本音であり、口先だけのキレイごとで覆っている...という論調の報道(つまりはバッシング)が続くことになった。

確かに、報道されたような一面はあると思う。元来、社長は野心家であるし、ドロドロとした自己顕示欲もあるだろう。だけれども、社長の真摯な部分、小さいことを積み上げてきた部分までも「全否定」するような報道が多かったのはとても残念に思う。上杉隆氏なんぞは、さまざまな媒体で「そもそも大阪の社長と宮崎の社長を同等に比較すること自体がおかしい。だって"格"が違うんだから」などと公言している。

まあ、社長も大変だが、社員も大変か。ココ数年、我が社の評判もあがったりさがったりで慣れてきた気がしないでもないけれど(笑)。落ちたら、あがっていけばよいこと。この状況にあっても応援団はたくさんいる。あとは社長と一緒に歯を食いしばるだけだな。

<memo>
・某加工品組合、某販売所で打合せ。これほど期待感の高い企画にも関わらず腰が重いヒトビトであるなあ。某放送局へ法被貸出。総合P修正。日和作成。うちわの写真撮影。
・某女史の書籍購入。
・「さくらん」★★★。さすが写真家監督、映像で見せるなあ。恒例の(?)金魚がふんだんに挿入され、着物もゴージャス。絵だけでも十分に見応えが有る。...の一方で、女優陣がもうひとつ。啖呵をきるシーンのほとんどが引きの絵なせいか、ガツンとくるべき台詞がガツンとこない。菅野美穂や木村佳乃の乳房もみしだきシーンといった名場面(?)に負けている。それにしても、カメオ出演多過ぎ。まるで間違い探しのよう。

キリンとサントリーが統合したら

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(新社名)
 キントリー
 英語表記:KINTRY
 漢字表記:金鳥

(新主力商品)
 ビール :モル搾り 
 ジュース:世界のなっちゃんから
 緑 茶 :生衛門
 紅 茶 :午後のリプトン(愛称ゴゴトン)
 缶珈琲 :ボイア

...元の商品がなんなのか、だんだんわからなくなるなあ。

今朝方、そんな与太なことをボンヤリ考えていたところ、某上司から、○ントリーの系列会社にお勤めの某氏を紹介された。おお。なんという奇遇。つか、なぜにそんな著名人を知っているのか。某氏の雑誌連載は随分以前から読んでいるのだ。

さっそく某氏に電話し、ご挨拶だけをさせて頂いた。文章の印象に違わず、とても面白そうな方だった。うーむ。これは、現在進めているプロジェクトに発展的に繋げていけるかもしれない。こういう新しい出会いがきっかけとなって、ユニークな企画が生まれたりするものだ。そうなるといいなあ。

それにしても、某上司がその他にもすごい人脈をもっていることに驚き。デザイナーとか。編集マンとか。凄い。

<memo>
・恋旅企画打合せ。ちょうど夏休み中なのでイベント自体には参加できず。残念。総合P企画を各課に相談。社長秘書に今後の相談。戦略方針手直し。
・今日の夕食:鶏肉のガーリック煮など。

ハナ社長、4級認定。

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身体障害者手帳の更新手続きによって、ハナ社長は、障害の認定が6級から4級へと昇格(?)した。前回の認定時(2年前)、彼女はまだ3歳で、十分な判定ができず「とりあえず」6級としていたもので、今回の4級認定が一応の基準になる。

「聴覚」にかかる身体障害者の認定は、最重度で「2級」。まったく聴こえない人(聾者)でも「1級」には認定されない。一方で、心臓疾患のうちペースメーカーを付けている人は「1級」である。もちろん、ペースメーカーによる生活は、大変な不自由を伴うものであるのは承知しているが、制度を設計した人は、聴覚障害者っつーものの、日々の苦労や日々の制限事項が全然わかってねーよな、と思う。ま、国の制度なんて所詮そんなもんだけども(諦)。

それでも、この障害の等級が「2級」「3級」だと、「重度」の身体障害者という扱いになって、さまざまな補助メニューが用意されているのだが、「4級」は対象外。つまり、ハナ社長は、障害が「やや軽い」ため、ろくなフォローもない状態というわけだ。ドクターからも「3級にしてあげたい」と同情されたぐらい。「もう少し障害が重いとよかったのに...」って言われる制度ってどうよ。

まあ、いいのだ。かえって腹が座ったよ。国にも頼らないし、制度にも期待しない。世の中がどうであろうが、障害があろうがなかろうが、自分の子供のことを考えるのは親の務めだからな。ハナ社長、4級。了解した。君には、君なりの輝かしい生き方があり、ぼくはそれを全力で支えるというだけだ。おとうさんも頑張るからお前もガムバレ。

...というよな強い決意をしている父の横で、鼻水の薬が苦いとか言っていちいち「うえー」とか文句言ってんじゃねー。さっさと飲んでさっさと寝やがれ。

<memo>
・総合Pの企画打合せなど。
・午後年休。「CASA MY」でランチ。ハナ社長を耳鼻科へ。初鼻洗い。全然できないでやんの。少しは呼吸が楽かな。発達支援センター。耳鼻科ドクターとの面談。
・Foodaly青葉店で買い物。帰宅後、夕食の準備。ポテトとツナのバーグなど。
・「蛇イチゴ」★★★。若干28歳で、この脚本を書き、この作品を撮った西川美和監督。無駄がなく、すべてに意味があり、作品を完全にコントロールしている。凄いな。また、役者陣全員が達者。彼らの怪演で、この珍妙な映画がより不思議な輝きを放っている。大谷直子すげー。でも、やっぱりエンディングが嫌いなんだな。映画にある程度の余白は必要だけれど、この大胆すぎる余白の投げかけは何なんだ。28歳で、どうしてここまでできるのか。

アップルの白い犬

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今更だけども、「3G[S]」が出ましたな。

誠に残念ながら、我が家は長いこと「au」なのである。「au」といえば、デザイン携帯をいち早く打ち出し、打倒docomoで、先駆的な取り組みを次々に打ち出していた。とても愛すべき企業であった。家族もすっかり「au」ファンであるし、割引もいっぱいあるし、なかなか他者に移るのは辛いのよね。あ、メアドが変わるのも、ちょっと困ったことであって...。

...というよな「ホントは遊んでみたいのに〜。キーッ!」という「痛み」を共有し、長らく心の支えでいてくれた「あのひと」も、先日ついに陥落。確かに「3G[S]」は、先代「iPhone」に惹かれつつも我慢していた「前のめりのヒトビト」の背中をポンっと押すだけの魅力がある。ぼくの周囲も、ボロボロとiPhoneへの移行者が...。ああ。我慢できないッ。

つーことで、家人が機械に疎いのをいいことに
・「au」機は、電話とメールの専用機化すること
・「iPhone」は、ネットとアプリ専用機で
・そのかわり、ずっと悩んでいる「MacBook Air」は当面凍結
...というのが、いかに合理的かを得々と説明してみた。

すると家人曰く
・2台持つのは勿体ない。
・私がSoftBankに変わればいんでしょ。
・かわいい機種を探しておくように。

えー。「au」機を捨てるつもりはなかったんですけど...。んでも、今じゃないと「iPhone」には一生移行できない気もする。うーむ。アップルの白い犬になりもす。

ただ、家人からもうひとつ気になる条件が出された。
・私の職場(国富町)で繋がること

うわー。白い犬の会社って、そこんとこ微妙〜。


iphone3gs.jpg

<memo>
・7時半起床。休日の寝坊が習慣化しつつある。いかんなあ。
・家人が仕事に出かけている間に、チャリンコをパンク修理に出し、その後子供らと「大淀川学習館」へ。カブトムシとクワガタ展。手のひらサイズのヘラクレスオオカブトやギラファノコギリクワガタなどが何匹も放された部屋で触り放題。ああ、昆虫界もインフレがひどいなあ。
・M女史とMちゃんとその姪のKちゃん。子供らは子供らで遊び、親たちは親たちで昼間っからワイン飲み。久しぶりなので、話題は尽きず。ハナ社長の進級のことで、なぜか女二人が大泣きとかしてるし。白1本、赤2本をあける。途中、Mファミリーが内祝いを持参。こちらも久しぶり。みんな元気かな。

ハナ社長のご帰還

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1泊2日のキャンプからハナ社長がご帰還。

保育園の恒例行事で、先生と子供たちだけで、山キャンプに行ってきたのだ。お兄ちゃんのときは、なーんの心配もなかったが、さすがにハナの場合は不安だらけ。「川で楽しく遊べるだろうか」「お化け屋敷(これまた恒例のイベント)で泣かないか」「夜、ちゃんと眠れるか」...。

ケータツと二人でお迎えに行く。みんなと一緒に駅の改札口から出て来たハナは、指を口に突っ込み、くねくねと歩いてきた。天候がいまひとつだったせいか、そんなに日にも焼けてない。あちこち、目だけで探している風だったが、ぼくを見つけた途端、へらへらを照れ笑いを浮かべた。はは、元気はある顔だ。

先生に様子を聞いてみた。「友達の手を引いて、率先して川に入って行きました。ちょっと心配してたんですけど、とても楽しく過ごしました。もちろんお化けには泣きましたけど、逃げずにしっかりと見てました。楽しく元気に過ごしましたよ。」とのこと。

ほー。結構頑張れるじゃん。大丈夫じゃん。...でも、家に帰り着いた途端、家人の顔をみてなぜか突然の大泣き。安心したんだねえ。(ん? てことはお父さんでは安心できなかったっつーこと?)

<memo>
・珍しく家族全員が寝坊。みんなお疲れ。8時半起床。
・午前中は、部屋の片付け、風呂掃除、掃除、洗濯など。
・ハナ社長のお迎えにケータツと。さすがにお疲れな感じ。途中でアイスを買って元気を出しつつ、「ブラザー理容」。3人とも夏仕様な頭に。珈琲豆を買い、給油。オイル交換を頼んだら、後ろのタイヤもヒビが入っているとのこと。工賃も入れて、全部で¥28000ほど。痛。
・「大決戦!超ウルトラ8兄弟」★★★。家人が小学校の地区会に出かけている間に、子供らと。ストーリーも特撮もどうでもよくって、カメオ出演を楽しむの巻。つか、新マンのアキ隊員(榊原るみ)、ウルトラマンAの南夕子(星光子)が、全然かわってねえ。アキコ隊員やアンヌ隊員が残念な中、この変わらなさは凄い。ケータツやハナにはイマイチだった様子。これは40代のおじさん達で輪になって見るのがいい映画のようだ。

( ╹◡╹)

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顔文字が嫌いである。

読むのはいいけど、書くのは嫌い。生理的な問題なので、どうしようもない。そんなわけで、顔文字のハヤリスタリには全然詳しくないのだけれど、新顔文字「( ╹◡╹) 」が登場...というニュースをどこかで見て吃驚。いやー、顔文字なんて、もう何年も開発され続けて来ただろうに、まだ新しいネタがあるとは。しかも、かなりデキがいいじゃないか。こうやって人類は進歩していくのだね(どこへ?)

<memo>
・Y社、M社等との調整。戦略修正。
・「続・ALWAYS 三丁目の夕日」★★★。ストーリーも特撮にも興味が持てないのに、最後までちゃんと見れたのは、各役者が達者だからか。終わったあと、ケータツがしきりに「続きがみたい」と言ったが、その気持ちは、わからなくもない。きっと「この幸せな感じ」が心地よいからなのだろう。どうでもいいけど、須賀君、背が伸び過ぎ。

ジャケ買い

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椎名林檎「三文ゴシップ」購入。

初回生産分のみ「ブリーフケース&美肌ブックレット仕様」
召しませ、録れたて。

最近、限定ものに「強く」なったんだけれど、このジャケットはいかん。「椎名林檎」としてパーフェクトなデザイン。adは、Central67の木村豊。一連の椎名林檎関係のアートワークも素晴らしいけれど、今回は出色ではないか。これだけクールなトーンながら、匂い立つような艶やかさのあるジャケットはそうない。

そして音を聴いて2度吃驚。椎名林檎らしい猥雑さもあるけれど、全編がとてもゴージャス。初期の作品が場末のスナックだとすれば、これは会員制キャバレーのよう。たぶん、場所は新宿なんだけど。

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<memo>
・日和原稿、HP打合せ、企画案作成。
・定時ダッシュ帰宅。滞り気味の家事いろいろ。

7月8日はチキン南蛮の日

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2009年、7月8日。午後7時8分。
延岡市で「チキン南蛮発祥のまち」が宣言された。

念のために解説をすると、単なる南蛮(78)の語呂合わせだけである。それで、市のホールを借りて仰々しい式典をやったのである。バカだなあ。パネラーである大手企業支社長、大学の准教授などもこぞって「いい加減な」「くだらない」を連発。北九州から参加したパネラーの一人は、ハナから「ぼくはチキン南蛮を食べるためにやってきたのであって、フォーラムなんてどうでもいい」と宣言していた(笑)。パネルディスカッションでは、多少、アカデミックな話も織り交ぜつつ、基本はバカ話に花が咲いた。

もちろん、これは参加者全員の「チキン南蛮・愛」が共有されているからこそ可能な空気感なのである。延岡という街はこんなにも洒落がわかる土地だったのか。素晴らしい。また、一部感動的な場面も。南蛮漬からチキン南蛮を発案した「直ちゃん」の女将と、タルタルソースを発案し、チキン南蛮を広めた「おぐら」の社長が、仲良く2ショットを披露したのである。つまらない「元祖」争いなどせず、バカバカしくもとにかく楽しい「地域おこし運動」として、このまま突き進んで欲しいなあ。 

それにしても、さすがに1日2食のチキバンを食べたのは初体験。結構いけるもんだな。

<memo>
・朝7時半出発で、県境の三所神社。奥宮も。
・「直ちゃん」でランチ。その後、チキバンの勉強会。愛宕山。
・「チキン南蛮発祥のまち宣言シンポジウム」
・「おぐら」で夕食。帰宅は0:00過ぎ。

七夕

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七夕なので星に願いを。

「早く元気になりますように」>自分が。

<memo>
・あー夏休み。
・ハナを二宮耳鼻科へ。風邪。
・Run 7km。暑くて死ぬ。
・用事諸々。「ミドリ薬局」アースレッドW、SCOTTIE、BARM。「Sports Authority」ダンベル、ランニング用帽子。「旭屋書店」男子ごはん、庄内パラディーゾ。「hand」。久しぶり。2時間コース。「WINO」白2本、ソムリエナイフ。「Foodaly」。
・夕食は、生姜焼丼、白和え、味噌汁。

煮詰まりますた

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なんだか色んな意味で絶不調のこの数週間なのだ。

思考にキレがない。会話に思いやりがない。そして記憶に穴がある。アイデアが浮かばず、他人に厳しく、小さなポカを連発である。

結構踏ん張ってみたけれど、ダメだ。ちょっと休も。

<memo>
・ひたすら企画案。煮詰まる。

テレビマン

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仕事で、テレビ番組の収録に立ち会うことがある。

お笑い御三家のプロっぷりを目の前で見るチャンスに恵まれたのは、「今」この仕事をしているからであり、本当にありがたいなあと思っている。今日もそんなロケの日。夏の後半に放映予定のバラエティ特番。大御所と、その弟子、中堅の芸人さんたちが、ぶっつけ本番、一発撮りで「ちゃちゃ」っと現場をこなしていく様は、さすがというしかない。

...と思う一方で、こういった収録場面では、テレビという世界の「格差社会」もまたよく見えてしまうのである。格差社会というのは、タレントさんの格差...というより制作側の格差のことだ。テレビ局>制作会社>小規模制作会社、技術会社...という多重構造がなんとも凄まじい。

今日は、雨が降ったりやったんだり、という生憎の天気で、「雨が大嫌い」という大御所のご機嫌をうかがいつつ、当初予定していた場所で収録をするか、見栄えは悪いけれど、室内の某所に移すのかを、ギリギリまで調整したりしていた。空を眺めながら「もつといいなあ」と佇んでいるのは局の人。「両面テープ〜」とか叫びながら、100mダッシュしたり、カメラマンら(ハンディ4台!)の段取りをしているのが制作の人。

タレントさんがロケ車から出て来てくると、収録ポイントまで一緒に談笑しながら歩いているのが局の人。その横から、会話の間隙を探しつつ、「段取りの確認」をしているのが制作の人。

あと着ている服が違うのな。同じGパン姿でも、上着から靴までトータルでコーディネートした結果のGパン、という感じなのが局の人。学生時代からずっと履きつぶしてますという妙な一体感のあるのが制作の人。

まあ、そんな格差も、這い上がって行くための「モチベーションupシステム」であればよいのだけれど(タレントさんの場合は、その機能がある)、テレビの世界は一方的な格差でしかない。我が社というところは、そういった格差がない(上もないが下もない)分、幸せな社会なのかもしれないなあ、なんて思ったりしますた。

<memo>
・図書館で本を一杯借りて来たあと、職場にて番組ロケの立ち会い。
・午後はだらりんこ。
・「ブスの瞳に恋してる/鈴木おさむ(マガジンハウス)」★★。えーっと。まず文章がヒドいな。放送作家ってこの程度の文章で成立するのか。1アイデアがあればいいのかな(確かにタイトルは洒落ているが)。そして妻である大島美幸への愛情があんまり伝わってこないのが期待ハズレ。大島の「奇行」を「愛する」...という場面が多いのだが、そればっかりだとやっぱり「それはネタでしょ」と思ってしまう。そうじゃない「素」の部分をあまりに描いていない。もちろん、ネタもあっていいけれど、大島美幸のキュートな、たぶん、鈴木おさむがホントに好きな部分を照れずに書けば、もう少し読める話になったのだと思う。
・「さびしいまる、くるしいまる。/中村うさぎ(角川書店)」★★★★。再読。ディープな恋愛ものを読みたくて、再び本書を手に取ったのである。エッセイ、というより、私小説である。身を削っている感が凄いのな。自分の感情を論理的に解読しようとすればするほど、いっそう感情に取り込まれて迷走していく。自分を客観視しているようで、主観に翻弄されている。前に読んだときより、より切なさが伝わってきたのは、作者が本書を書いた頃の年齢になったからか。

マイケル・ジャクソン再考

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今朝、久々にジョギングした際、ふと思い立って、マイケル・ジャクソンを聴きながら走ってみた。流したアルバムは「HISTORY」。

すると、冒頭の数曲「Billie Jean」「Way You Make Me Feel」「Black or White」「Rock with you」...で、テンションが「ガチあがり」してしまった。軽く7km程度を流すつもりだったのに(練習不足だからその程度の走力がやっとだし)、つい折り返し地点を過ぎて走ってしまった。

普段の練習コースでは、7kmの次は、10kmしか設定してない。んで、予定を3kmもオーバーして走る羽目に。時間はちょうど1時間ぐらい。マイケルのおかげで意外に頑張れたのだった。

それにしても、マイケルの曲には、「thriller」「Beat it」「Bad」というようなノリノリな曲に限らず、なんだか気分がぐっと盛り上がる何かがあった。だいたい、普段の練習でも、ノリのいい曲をBGMに流す。でも、今日の「ガチあがり」方は、いつもと違う気がする。それは何なのだろう...。印象的なギターのリフなのか、比較的に多用されるスネアの音なのか...。違うな。断続的に繰り返されるこのぐっとくる感じは...

あ。

想定より長めの距離を走りつつ、あえぎつつ、苦しみつつ、ようやく気がついたのは、自分ではちょっと認めたくないコトだった。ああ、ぼくはマイケルの「うー」とか「ひー」とか「あお」とか「しゃんぽー」とか「げろんみー」とか、そういう雄叫びに反応しているっぽい。マジか。

うーむ。マイケルの声って、なんか特殊な周波数?

<memo>
・朝食後、重い腰をあげてRun 10km。久々の二桁。きつい。
・帰宅後、子供二人とサンビーチ一ツ葉。ギネス記録に挑戦するイベントへ参加。半分仕事、半分プライベート、みたいなもん。できたハンバーガーは、まあまあ美味しかったっす。終わってからちょっとだけ海で遊んだり。往復チャリは結構ハードだった。
・帰宅後、子供らを昼寝させ、録り貯めたテレビ番組を。「情熱大陸(堺雅人)」「トップランナー(西川美和)」「音楽寅さん」「世田谷べース」。
・夕食後、「ALWAYS 三丁目の夕日」★★★★。これはよく出来ている。映画賞とるわけだ。出て来る人がみな「善人」という西岸良平の世界観を見事に映像化しているのな。あの終わり方だと、「続」も見たい。こういうのが「映画の良心」ということなのかも。ただ、公開時に絶賛されてた特撮はなあ...。うーん。うちの小さいテレビでみていても、結構違和感があったけどなあ...。

日本バラ色計画

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ハンバーガーといえば、モスバーガーである。

美味しいというのが一番の理由だけれど、ジャンクフードというジャンルのなかで、なんとかモガキながら「食の安心・安全」にこだわっている、という姿勢が好ましい。徹底してモスファンである。たまーに、浮気をしても「フレッシュネスバーガー」程度のものであって、つまりは、もっともメジャーな「マクドナルド」を食べることは、滅多にない。

なんだか「食べ物を大事にしていない感じ」が嫌いなんだな。匂いもケミカルな感じだし、バンズも安っぽい。まあ、「スーパーサイズミー」や「おいしいハンバーガーのこわい話」を見たり読んだりしたら、誰でも敬遠したくなるわけだけど。

ところが先日、ちょっと急ぎの用があって車を走らせていたときのこと。すぐに高速に乗らなくてはいけなくて、でも乗ったら、間違いなく昼メシを抜かなくてはならず、やむなく途中の「マクドナルド」のドライブスルーに立ち寄ったことがあった。そのとき初めて「クォーターパウンダー」のセットを買って、車中で食べた。あんま美味しくなかった。

ま、それはさておき。そのとき「日本バラ色計画」なるスクラッチカードを貰った。どうせ当たらないからと放っておいたのだけれど、一応念のため削ってみたら、なんと「当たり」の文字が。

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おお。くじ運のなさには定評があるぼくが、一発で当ててしまっただよ。

まあ、「マクドナルド」は嫌いでも、「当たり」には罪はない。さっそく、いそいそと近所の店舗へ立ち寄り、交換して貰ったのが、このTシャツ。うーん。これを着てたらバラ色?

家人曰く「おじさんは着れないよね」

やっぱりぼくは「マクドナルド」が嫌いです。

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<memo>
・一人留守番。どうしても電話番に。R社企画のニュースリリース。祭日和がサイトへ...。

夏休みの計画

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のんびりしていたら、もう7月ぢゃないか!...と慌てて夏休みの計画をたてる。

旅行は、どうしても子供中心に考えざるを得ないので、行き先は、ネズミーランドか、はたまたUSJか...というのが当初の案。でも、キャラクターパークって、たしかに子供はとても喜ぶのだけれど、人生の経験値としては、あんまり積み上がらない気がする。まだ、「キャラクターの中の人」に想像が働かないうちから、妙に身体のバランスが人間っぽいスティッチとか見ない方がよいぞ。

だからといって、いきなり海外というのも、パンデミックな昨今如何なものか...というオトナの理屈をこね、その昔、ケータツがそのあまりのインパクトに、しばらくの間うなされたというあのジンベエザメを見に行くことにした。めんそーれ。

家人と仕事の日程を調整して日程を決め、航空券を予約。安宿を探し、レンタカー情報、沖縄そば情報も収集。完璧だ。ただ、もうひとつのメインイベントと位置づけていた「琉球料理 山本彩香」は、滞在期間中「すべて満席」とのことで行けないことに。家族で行ける日程はそこしかないので、どうにもならない。無念。

そのかわり、沖縄そばも面白そうなお店が続々と登場してるっぽいし、ここは台湾かちゅうようなデザートもあるっぽいし、B級方面を満喫してこよう。って、まだ、2ヶ月も先の話なんだけども。

<memo>
・社長との協議。「このタイミングで踊る?」と拒絶され、ダンスはナシに。面白い企画なんだけどなあ。まあ、しょうがないわなあ。組織改編、かえるテーマなど。

10年古酒 春雨(43℃)

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家で飲み会を開催すると、いろいろと戦利品が入手できたりする。食べ物にしろ、飲物にしろ、「足りないよりは余る方がよい」というのが日本のジョーシキ(?)だからね。

1ヶ月くらい前、我が家で15人くらいの飲み会をやったんだけれど、「メロメロメロン」とか「宮崎牛(部位各種)」だとかが食べきれずに残って、そのまま貰うこととなった。その後しばらくはかなり充実した食生活とだった(笑)。しかも、「場所代」ということで、ぼくの負担金をゼロにして頂いた。えーっと、そんなんだったら毎月でもよくってよ>隊員諸氏。

ところで。家に、中身が2/3ほど残った「10年古酒 春雨(43℃)」があった。全然覚えてなかった。たぶん、その飲み会の戦利品じゃないかな。なにげに酒棚を探索していて、ふっと「古酒 春雨」が出てきたら、これはちょっと嬉しいぞ。しかもネット上での売値は、2万円也(!) わーい。

家人は泡盛が飲めないので、一人で楽しむ夕べ。ああ、飲み過ぎないようにしないと...。

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<memo>
・朝、時間休を取って、「きこえの教室」。進路の相談も含め。
・上司が行く筈だった会合で「ミヤチク」のランチ。A3の肉。ちょうどいい量と質。
・S社が新発売の商品プロモの相談。
・ケータツが自分で道具を取り出して、今年初のかき氷。
・「ゆれる」★★★。まずは、俳優陣が素晴らしい。香川照之の演技は、怖過ぎるほど。脚本も、ものすごく丁寧に、丹念に練られている。兄弟、都会と田舎、真面目といい加減など、さまざまな対立軸をストーリーに落とし込み、心の揺らぎに転化させる技術は凄い。ほぼ無駄なカットがなく、とことん詰められた映画だ。各映画賞などを総なめにしたのもムベなるかな。でもなあ、あのラストが嫌い。香川照之の「どうとでも解釈できる笑顔」が凄過ぎるな。完全に解釈を委ねられるっつーのは嫌い。そこが狙いとわかっているけど、この気持ち悪さではいい点はあげられないな。

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