2010年5月アーカイブ

復活のノロシ

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SM社の来県に併せて、街市メンバーと「復活のノロシ」について打合せ。

某社長の都合上、まずは夕食前に、軽く1時間程度打ち合わせる予定だった。ところが、SM社がiPadを持参していたことで、冒頭30分は「小学生男子にヘラクレスオオカブト」を与えたような盛り上がり。全員がiPhoneをとり出して、写真に撮ろうとしたのには笑った。下手すると小学生以下だ(笑)

100531iPad.jpg

話題の「iPad Magic」のことは誰も知らなかったようで、ぼくがiPadを借りてそのYoutube画面を表示すると、大の大人たちが「すっげえ!すっげえ!」と超ハイテンション化。保育園児たちめ(笑)

そこから一気に場がホットになり「復活のノロシ」をいかにあげるかという話で喧々諤々。気がつけば、2時間以上過ぎてしまった。場を「やまぢ」へ移してからも、さまざまなアイデアが噴出しまくった。さらに街市メンバーと3次会の「織田薪」で1時間以上。

そんなこんなで、通算6時間超に及んだ激論の結論が、なぜか「おしりぱんは、マジで美味しいからおしり株式会社を設立しよう」という話だったりする。ダメじゃん。

[memo]
・SM社来訪。プレゼンを受ける。
・街市メンバー、M氏、T氏、O氏。「タリーズ」。
・M氏が抜けて「やまぢ」。SM社が抜けて「織田薪」。

専門チームの必要性

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個人的な思いとして、専門チームの必要性を感じる。通常の業務から完全に開放され、防疫業務のみに期間限定で取り組むチーム。目標半年間。県全体のパフォーマンスは間違いなく大幅に落ちることも覚悟で、今さらとはいえ、鉄壁の防疫業務に取り組む。本部要員として100人規模(派遣職員は除く)。このチームから復活・復興支援チームも派生する。安全宣言後は、40人規模に縮小しつつ、3年程度かけて、本格的復活を目指す。...なんてな。

[memo]
・支援チーム。8:30-2:00。

家事のしあわせ

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本来はめんどくさがりな性格なのだが、スイッチが入ると、すごく「ちゃんと」したくなる。そんな休日は家事に熱が入る。掃除も、単に掃除機をかけるだけでなく、床を丹念に磨いたり、洗面台を磨いたり、気がつけば2時間くらいはまってしまうことも多々有。

前世は、専業主婦か家政婦さんだった気がする。...ま、スイッチが入ったときだけなんだけども。

[memo]
・3時間睡眠なのに普通に起床。洗濯、庭の雑草刈、片づけ、掃除。
・パン屋、図書館、TSUTAYA、モス。
・ファミサポKさん来訪。
・夕食は焼肉で。
・龍馬伝。

娘を1日中抱き続けた

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朝、「お腹が痛い」と言っていた娘。お湯を入れたペットボトルでお腹を温めていたら、そのうち「大丈夫」というので、学校に連れて行った。ところが、学校近くの駐車場を降りたところで「わーっ」と叫び声をあげて、しゃがみ込んでしまった。また痛くなったらしい。

しばらく車のシートに寝かせてみたけれど、どうにも元気が出そうにないので、そのまま学校に行って担任と話をし、とりあえず休みを取ることにした。ジジババに連絡するも、対応不可。自宅にいる知人友人を思い浮かべるが、さすがに病人を預けるわけにもいかない。やむなく職場に電話して年休。こんなときに申し訳ないが。

帰宅した途端に、今朝食べたものを全部吐いた。すっかり衰弱した感。小児科に連れて行ったら、胃腸の動きが弱っていて、嘔吐下痢症との診断。あらら。それでは昼飯もあんまり食べられない。

身体が弱ると、気持ちも弱る。特にうちの娘の気持ちは弱くなりがち。傍を離れるのを嫌がるので、ベッドでも添い寝、椅子に座っても抱っこ。こんなに長く娘を抱いているのは、赤ん坊の頃以来かも。ぼくはぼくで、今日は健康診断の日だったので朝食抜き、娘に付きあって昼飯も抜きで、ちょっと意識が遠くなる感じだった(苦笑)

肩が凝ったり、腹が減ったりしたけれど、1日中娘を抱き続けて、なんだか久々に自分のなかの「父性」を実感した一日だった。たまにはこういう日もいいのかも。

(追記)母親が帰ってきた頃から急に元気が出てきた娘。母性パワーに負けた...

[memo]
・年休。
・夕方担任の先生がクラスメイトの手紙などを届けていただく。感謝。
・「ちりとてちん」37-42。

支援チーム(オフ日)

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今日は本業の方での勤務日。

ヒリヒリするような緊張感というか緊迫感のある支援チームから戻ってくると、ちょっと感覚が戻らない。別に元の職場がぬるいわけではない。復興・再興に向けていろいろな企画を考え中である。だけれども、殺処分だとかワクチンだとか埋設地だとか保証金だとかが飛び交っている場からすれば、まだまだ気持ち的な余地が残っている。

普通にご飯が美味しかったり、くだらないテレビを眺めたり、漫画を読みふけったり、子どもと遊んだり喧嘩したりする時間があるって、なんて「平和」なんだろうなあ...としみじみ。


それにしても嬉しい様々な声援。
それは
宇宙からの激励」だったり、
10万頭を実感する展示」だったり、
夫婦の思い」だったり...。

どんだけ厳しい「貴重なご意見」を受けようとも、性善説に立ってやろうぢゃないか!という気になりますた。ヒトの思いって、すげーのな。

ちなみに今日は奥田民男の「Beef」が頭の中でヘビーローテーション。歌詞のなかの「神戸」を「宮崎」と替えつつ一緒に歌う。

♪ そこらの輩と一緒にするなモー 
 宮崎生まれよ〜

[memo]
・アピール勤務。Hデザイナー、M社長らとの協議。企画書の前でうんうんと。

体制強化

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口蹄疫の対策を担ってきた部長が倒れた。元上司でもあるし、必死で戦っている姿を間近にみていただけに、何ともいたたまれない気持ちになる。何より療養に専念され、早く元気になって頂きたい。

そんな中ではあるが、組織体制はかなり強化された。5日前に投入された支援チームも軌道に乗り、殺処分の現場で陣頭指揮をとっていた畜産の専門職員たちが対策本部に帰還できるようになった。業務の量が爆発的に増えた上、ますます専門化した対応も求められるなかで、専門職員(指令塔)と事務屋(支援チーム)の効果的な連携がとても重要である。

ちなみに部長代理は、副知事が事務取扱を兼ねる。また新たに口蹄疫担当参事(スーパーエース!)も配置された。他の業務をなげうっちゃり的口蹄疫シフトというレベルだと思う。

ただ、この体制強化については、「今さら」という批判は甘んじて受けなくてはならないだろう。これだけの被害拡大であり、まだまだ新規感染に殺処分が追いつけない状況なのだから。批判を真摯に受け止めつつ、今やるべきことはとにかく「止めること」だ。そして「反省すること」「再興すること」へと繋いでいかなくてはならない。まだまだ戦いは続いていく。

そんなわけで、ぼくの業務も分担化された。深夜の業務が軽減され、ぼくも早めの帰還(帰宅)ができるようになった。この時間的・精神的余裕を活かして、同時並行的に「再興企画」の段取りもしていかなくちゃ。

...それにしても、こんなバカブログなのに、ちっともプライベートの楽しいネタがなくなってしまった。おでかけしない(そんな気分じゃない)、本を読まない(読めない)、映画も見ない(見れない)、えっちビデオも見ない(それはちょっと見てるかも...って、え?)。

早く、アホバカなことばっかり書くときが来ますように。

[memo]
・貴重なご意見受付。最長1時間半。21:30。
・O社対応。Y社案件協議。

ネット世論とリアル世論

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某県の某市議さん(すでに随分叩かれているので氏名はあえて伏す)が、自分のブログ上で、口蹄疫に対する宮崎県と国の対応を激しく非難するカキコミをした...というのがネット上で話題になった。内容的には「無知による筋違いな非難」であったため、即座にネットパトロール隊(笑)に発見され、ブログはあっさりと炎上している(このあたりの機動力はネットの凄さ・恐ろしさだ)。

「無知による筋違いな非難」の内容は下記の通り。(余談だけれど、文書が削除される前に保存することを「魚拓」というのな。おじさん、知らなかった)


さて、最近話題の「口蹄疫」。 
オフィシャルサイトには時々書いているので、 
ご存知の方も多いと思うが、 
私は牧場主の息子であり、日大農獣医学部の卒業である。 
よって、非常に興味深くニュースを見ている。 
はっきり言って、県も国も最悪だヽ(`Д´)ノ 
第一義的に県が悪い。 
本来、病畜の監督責任と処置権限は県(知事)にある。 
第一号の感染牛を見逃して一ヶ月近くも放置した県は、 
万死に値する。 
2月から国が警戒注意を呼びかけている最中に、 
畜産業が盛んな県の保険所が、 
あんな判りやすい病気を「ただの発熱」と処理をした。 
バカじゃないかと。 
そして気が付いたときには県の手に負えなくなっていて、 
なすすべもなく国に対して援助要請。 
ここまで放置していた県もバカであるが、 
県から要請を受けても放置していた国は同等のバカだ。 
パンデミックが始まっているという認識がまるでない。 
マスコミは国が悪いとか県が悪いとか言っているが、 
私の感性ではどっちもバカだ。 
畜産農家はやってられない気分だと思う。 
畜産業界のはしくれにいた立場の人間として、大きな声で言いたい。 

県知事と農水大臣は腹を切って死ぬべきである!! 


あらためて読んでも、ホントにでたらめな文章だ。でも、この文章が書き込まれたのは、すでに大量の情報が出始めた5月20日なのである。これを個人的な無知...ということで片づけていいのか。


口蹄疫の発生以降、ブログやツイッター上では「できるだけ客観的な状況を把握しよう」という意見が多く、具体的な情報がたくさん流れていた。「口蹄疫」に対する正しい知識が共有されるとともに、「畜産農家の生き地獄」の様子がブログ等で報告されたことによって、全体としては「宮崎がんばれ」的な論調が大きくなっていったように思う(あくまでもぼくが読んでいる範囲だが)。

が。それはやはり、ごく一部の「ネット世論」に過ぎなかったのではないか、という気がしている。

某市議さんの例を考えてみると、まがりなりにも市議という立場にある人であり、一般的に考えれば、日常的に「社会の動向」には関心が高い人のハズである。その某市議さんが、この程度の「認識」しかないのであれば、「リアル世論」はどんだけ誤解に満ちているのだろう、と思う。


・宮崎県といえば、鶏インフルエンザも発症していた。
・また宮崎県。どれだけ衛生管理がなっていないのだ。
・「口蹄疫」は危ない病気と知らないのか。危機管理がなってない。
・人には感染しないといいながら、なぜ大量に殺処分するのか。
・まずは治す努力をすべきだ。薬で治せ。牛や豚が可哀想。
・人間の都合で殺すなんて、宮崎県民には心がないのか。
・自分たちで防げないから国に救済を求めるのは都合が良すぎないか。
・なぜ宮崎県のミスを国民の税金でまかなうのか。
・そもそも東国原がテレビでちゃらちゃらしているからこんなことに。


たとえば、↑こんな「無知による筋違いな非難」というか「大変貴重なご意見」が、毎日毎日大量に宮崎県に届いているのかもしれない。だとすれば、それこそが「リアル世論」なんじゃないかとも思う。

「ネット世論」と「リアル世論」を行ったり来たりしていると、これが同じ日本なのかと思うほどだ。どれが「世論の大きな流れなのか」をよく見極めておかないと、復活キャンペーンのトーンも全然違ってくるしなあ。うむうむ。


そうそう。忘れないうちに、読売新聞の誤報を魚拓(笑)。忠富士は「食欲不振」以外の症状を示すことなく殺処分されたというのが事実。勝手に「よだれ」とか書いている。全体的に読売は、県のやり方に批判的。批判するのはいいが、でっちあげまでするのかね。そうやって「リアル世論」を誘導する手法は許しがたいな。

ちなみに、この記事のタイトルが秀逸。

「忠富士、既に症状...周囲にウイルスまき散らす?」

お前は東スポか!

(2010年5月22日14時50分  読売新聞)

 宮崎県で口蹄疫に感染した忠富士と残る5頭の種牛は、避難のために同県西都市の山奥に設けられた同じ仮設畜舎で管理されている。忠富士が神経質な性格のため、ほかの5頭との間には1頭分のスペースが設けられていたものの、それぞれの種牛を仕切るのは高さ約3メートルの板1枚。上部は吹き通しで、前後に壁はなかった。また6頭は今月13日の移動の際、2台のトラックに分乗して運ばれたが、途中、荷台で1泊野営したという。忠富士には既に、よだれが出るなど口蹄疫の症状が出始めており、周辺にウイルスをまき散らしている可能性もある。口蹄疫のウイルスは空気感染するとされている。22日未明に行われた県の記者会見では、管理体制への質問も出たが、県側は、「一人が同時に複数の牛の世話をしないようにしたり、ふん尿が隣の牛がいるスペースに流れ込まないようにしたりした」などと説明し、「対策は万全を尽くした」と強調した。

[memo]
・午前中、電話番。久々に外ランチ「jan」。
・午後、元の課にて通常業務もろもろ。夕方、チーム会議。19:00。

寝てません

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3日目。

以前、なにか不祥事を起こした会社の社長が「私は寝てないんだ!」といって逆ギレしたことがあった。先日は、うちの知事もついつい「我々は寝ずに頑張っているんです」と発言してた。そう。寝てない!...ということは、何より「頑張っている」気がするものである(当事者にとっては)。

でも、聞いている方からすれば「だからどうした」ということでしかない。そもそも「寝てない」こと自体には何の生産性もない(時間を生み出してはいるが)。わかっている。わかっているさ。だけども声を大にしていいたい。

ぼくも寝ずに頑張っているんです(笑)。この週末で合計5時間ぐらいしか寝てないんです。今日もあと2時間で起床時間。えーん。

(追記)一応起きたけど、ちょっと無理。時間休とってあと3時間寝る。

[memo]
・午後から元気に出勤。3時間睡眠の効果はでかい。13:00-0:30
・電話をいっぱい取った。リリース資料つくった。

忠富士の祖父・安平

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今日の午後、宮崎牛のスーパー種牛「忠富士」が殺処分され、隣接地に埋却された。合掌。

「忠富士」という名前は、飼い主であった「忠次」さんの名前から付けられたとのこと。まるで息子である。牛というのは、本来は産業として飼われているのに、単なる「メシの種」ではないところが、人間と家畜との微妙な関係である。

忠富士のおじいちゃんである「安平」は、超ウルトラスーパー種牛であった。そして「現役」を終えたのちも、高い飼料代を払いつつ、ずっと大事に育てられてきた。ここにくると、もう全然産業ではない。赤字を出すために飼い続けるわけだから。まるで祖父である。

その「安平」は、まだ存命である。スーパー種牛の候補者とともに。いろいろ言いたくなるじゃないか。

[memo]
・睡眠2時間ちょっと。眠い。8:30-2:00。
・新聞切抜、電話番、記者会見メモ×2、プレスリリース資料など。

支援チームの1日

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支援チーム業務がスタート。

今日から、
一般の方からの電話のほとんどをうちのチームで受けることになった。経営支援、義援金、報道からの照会、イベント自粛、消毒、宮崎への旅行、その他の意見や苦情...と内容は多岐に渡る(物資提供、ボランティアは別チーム)。お問い合せのなかには、技術的・法律的にかなり専門的な内容もある。数日のうちに実際の照会内容をベースにしつつ、Q&Aを整備し、なんとか「よろず相談所」としての体制を確立していきたい。

昼間は電話が鳴りっぱなしである。初日なので、自分一人で処理できる案件も限定される。結局はまわりの専門員に尋ねなくてはならないことも多い。そんなかなで「ああ、オレって役に立ってるなあ」と思うのが、「貴重なご意見」を受けているときである。

たとえば「ビートなんとかのよ、部下のよ、そのまんまみたいなのを選んだおかげで、宮崎は落ちたな。選んだ県民がバ●だな」というご意見を30分ほど拝聴するかもしれない。「ヒゲにウィルスがくっつくから、宮崎県民は全員ヒゲを剃るべき」だとか「口蹄疫に効く薬を開発した。買ってくれ」といったご提案も頂くかもしれない。あくまでも「たとえば」という話で。ありがたいことである。専門職員はその間優先業務に集中できる。役に立つ。

夕方からは専門職員の補佐業務。資料づくり。途中、記者会見にも立ち会いつつ。今日は「ワクチン接種」「隔離した忠富士に感染」というビッグニュースがあったため、資料作成も遅れて記者会見のスタートが午前2時半。終了3時半。それからHPにデータをアップしたり、後片づけして終了は朝の5時であった。長い1日だ。

それにしても、対策本部は戦場である。国は「すべてのこと」に優先して「封じ込め」を目指す。県や地元は「農家」を死守しなくてはいけない。そのせめぎ合い。どちらがいいでも悪いでもない。最大公約数を探る戦いである。

そして、マスコミとの戦い。早く発表の準備をしたいのに、マスコミからの問い合わせで準備が中断するというジレンマ。未確定情報が流れ、未発表情報が漏れ、錯綜し、混乱する。その繰り返し。知る権利と、現場作業のせめぎ合い。

もちろん、戦場は本部だけではない。現場の戦いもある。なにせ170例を越える殺処分を行っているのである。「1例」という数字には、家族があり、会社があり、ヒトビトの生活があるのだ。重い重い「1例」が積み重なった「170例」である。それを背負っての処分である。

今日の最後の最後に厳しい現実が突きつけられた。隔離していたスーパー種牛のなかでも、超エリートだった「忠富士」の陽性反応である。ああ。世の中には、明けない夜があるのかもしれない、と、明けてきた空を見あげながら思った。

さて。また明日、じゃなくて今日か。とりあえず寝よう。

夜が明けない

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朝5時まで働いて朝日を浴びながら帰宅。
今、シャワーを浴びたとこ。

口蹄疫。お前はどんだけすごいんだ。
何十年ものヒトビトの努力の結晶を、たった一ヶ月で殲滅しようとしている。

ああ。忠富士。

[memo]
・朝5:30に職場を出て帰宅。
・シャワーを浴びて朝刊を読んで、PC画面を見ていたら椅子で爆睡小1時間。
・布団に移ってさらに爆睡1時間。子供らのはしゃぎ声で目が覚め眠れなくなった(泣)
・朝食食べながら、ムスメのピアノの練習。
・家人の検査とムスメのピアノ教室。
・「富滋味」。
・「タリーズ」にて、T女史の紹介で若手経営者2人と打ち合わせ。
・17:30~3:30 支援要員。電話対応とリリース資料集計。ワクチンと忠富士。

本部支援チーム

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呼ばれた。今日付で「本部支援チーム」に配置されることになった。いよいよ、各部局の「エース級」(笑)が投入されたわけである。

「本部支援チーム」とは、農政の専門職員(獣医や畜産職員)が、優先業務(防疫・封じ込め)に専念できるよう、優先業務以外を一手に引き受けるチームのことである。たとえばそれは、義援金の受付だったり、他県からも参集いただいている作業員の宿や交通手段、食事等の手配だったり、それらの支払いだったり、である。

ぼくが配置されたのは「渉外班」。他の関係団体との交渉や、マスコミの対応に加え、量・質ともにもっとも多いのが電話による「ご意見・ご要望」の対応なんだそうだ。「今はこういう対策をしたらいい」「この薬が効く」「この石を豚に食べさせては」「そもそも県の初動が...」というようなお電話が多数寄せられている(つか電話鳴りっぱなし)。

大変ありがたいご厚意なのだが、専門的知識がないと回答できないものも多く、これまでも専門職員が対応せざるを得なかった。一方で、専門職員には優先業務も抱えているので、ほとんど寝る時間もなく事務所に缶詰めになっていた。

ぼくらは専門家ではないが、これから知識を吸収して、素人なりに電話対応を一手に引き受ける。思うに、なかにはクレーム的なこともあるのかもしれない。だとすれば、精神的にちょっと強くなっておかなくてはいけないのかもしれない。また、担当は違うが「兵站班」についても、フォローできる部分はフォローしたい。まあ、「戦時」であるから、やれることはなんでもやるのだ。

[memo]
・本部支援チーム。
・県外事務所担当者会議。「たかさご」。

マーケティング理論ではなく

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今、「生き地獄」をみている宮崎県。昨日・今日の政府の姿勢を見ていると、多少の希望は感じられなくもない。「大船に乗った気持ち」にはほど遠いが、副大臣が「終息するまで東京には帰らない」と仰るのだから、キッチリやってくれるだろうと期待したい。いやほんとに。

さて。問題は「仮に終息したらどうするか」ということである。マスコミの気持ちはウツロイやすい。ここ数日「口蹄疫」と大騒ぎしているが、その前は「普天間」だった。いい時間稼ぎに宮崎県が使われているだけ...という気もしている。

マスコミはいずれ「口蹄疫」のことを忘れるだろう。終息宣言を発する日=報道が終了する日、なんだろう。でも、牛や豚を失った農家の日々はつづく。そして、その農家を支えていく県や市町、JAの仕事もつづいていく。いったん、全頭を処分された農家が、新しいスタートを切るには最低でも2年はかかるという。軌道にのるまでには10年とも。

そんな農家の心が折れないように、どうサポートし、どう盛り上げていくのか。マスコミには忘れられても、人の心には「宮崎の牛や豚の悲劇」を忘れて欲しくない。そして、何らかのカタチで応援し続けて欲しい。そうなるともうマーケティング理論ではないのかもしれない。どうやって、継続的な関心を引いていくのか。「自分ごと」として自発的な活動へと導くのか。

職業柄、企業とタイアップした「がんばろう宮崎応援キャンペーン」なら容易に思い浮かぶ。もちろんキャンペーンはキャンペーンとして大事だが、それ以外に、もっと真摯でもっと誠実な「心に訴える何か」が必要な気がする。それは、販促なのか、広告なのか、パブリシティなのか、シンポジウムなのか、あるいはそれら全部なのか。

つーか、復興キャンペーンの予算ってどのぐらいなんだろう。アイデアの前にまずはそこが知りたい。できれば、まるごと1000億希望(笑) さて、明日はお声がかかるかなあ。

[memo]
・R社の件で社長協議。FM社対応。特別本部関係。

新聞とるのやめようか

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にっちもさっちも気分が前に向かない。今日は知事が「非常事態」を宣言。先行きがまったく見えてこない。マスコミは、相変わらずのひどさ。今回は「自分ごと」だから余計に腹が立つ部分はあるものの、「適当な取材」「恣意的な改ざん」で、簡単に人を崖っぷちまで追い込むという「性」をあらためて認識した。

何の生産性もないが、マスコミとは何かをさらに理解するため、自分メモ的に記録。

・読売新聞(5/18一面)が「宮崎県が口蹄疫発症見逃し」と書いた。
 その根拠として、発熱や下痢症状のある水牛に口蹄疫の検査を
 しなかったからであるとし、それを裏付ける宮崎大学農学部
 の後藤教授のコメントを引用している。

・しかしながら、同教授は、宮崎日日新聞(4/30)の取材に対して
 「県の(封じ込めの)方法や手順が間違っていたわけではない」
 とした上で、「制限の時期が遅すぎたのかどうかは今後検証すべき
 問題」と答えている。

・つまりは、「手続きは正しかった(マニュアル通り)が、それでは
 防げなかった(マニュアルが十分でなかった)」ということなのだ。
 後藤教授が意見を変えてない限り、読売新聞の記事は、意図的な
 改ざんの可能性がある。

・ちなみにその他の大学教授等の専門家で、「獣医師の対応が誤り」
 としたコメントは確認できず。

・「Yahooトピックス」は、読売の記事をまったく同じ見出しで掲載。

・県が実施した定例記者会見(5/18)の席上、南日本新聞の記者から
 「あなたは県知事なんだから、国を待たずに全頭処分等すればいい」
 という主旨の質問をした。

・これを受けて知事が「私は知事だ。全頭処分は、農家の気持ちを
 考えると簡単でない。予算もかかる。今後国と検討していく。」
 と回答。が、あまりに横柄な記者の物言いに、途中、知事が激昂
 する場面があった。
 (実際のやりとりは、ココ(22分頃)で確認できる)

・産経新聞の見出しは「寝てない!けんか売ってんのか!大荒れ記者
 会見」。1時間を越える記者会見で、知事が激昂したのはほんの
 1〜2分。それで「大荒れ」と書くセンスが、新聞。

[memo]
・宣言を受けての対応。R社からの厚意。SB社の対応。

ここにきてこの報道

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報道というのは何だな、東京が困らないと熱が入らないのな。たとえば。今日の昼ごろ、読売新聞の「YOMIURI ONLINE」の総合トップは、口蹄疫関連ニュースが8本中4本も立ってた。

・種牛ショック、宮崎は残り6頭に...口蹄疫
・政府が口蹄疫対策チーム、現地に常駐へ
・口蹄疫被害で首相、1000億円投入を指示
・口蹄疫拡大で動物園休園、キリンやヤギ感染防止

いきなり過ぎるよなあ。これまでほぼ無視状態だったのに、突然「口蹄疫」の連呼だ。この急変のきっかけは「松阪牛になる子牛の半分近くが宮崎から供給」「その貴重な種牛が残り6頭だけに」という当たりからだろう。「松阪牛が今まで以上に食べにくくなる」という「自分ごと」になって初めて報道する価値が出た...ということか(苦笑)

ツイッターでは、比較的初期段階から「これは大変!」ということが騒がれていたが、今思うと、やはりごく一部の方たちだけのことだったのだな。ホントかどうか知らないけれど、鳥越俊太郎が「人に感染しない、食べても大丈夫。ならば、なぜ(殺処分など)そこまで厳重にするのか」と発言したとか。にわかには信じられない無知ぶり。これがホントなら、もう脱力ですわ

まあしかし、今日の夕方のニュースを見ていると、「汚染エリア内で撮影してるっぽい」映像もいくつかあった。ルール無視なことだけは横並びだからな。鶏インフルエンザのときも、随分ひどい取材があった。そういう意味では、報道されすぎるのも大問題。もう頼むから広めてくれるなよ。

[memo]
・ますます混迷。情報収集。企画の打合せも進まず。宮宮からのご提案。

防疫作業(膨大な資材)

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3回目の口蹄疫防疫作業。

腰痛が治ってない...と自己申告したら「資材班」の担当になった。作業中の現場へ必要な資材を届けること、発注した資材を受取り、倉庫に格納することが主な仕事である。

事前に聞いたところでは、軽トラックを運転することが主な業務...のハズだった。ところが、そもそも軽トラでなく5トントラックの出番がほとんどで、それだけの大量な資材を満載して配達するので、その積み下ろしがハンパない。「腰が痛い」などと言い訳が言える雰囲気ではなく、「腰」でなく「膝」でモノを運んだ(苦笑)

この日は、たまたま「各現場に資材が行き渡っていた」日だったらしく、一部欠品だけを届けることがほとんどだったので、なんとかもった。これが「石灰20kg袋を100袋配達」なんてことがあったら、「ギックリドンキー」の再発間違いなしだ。いやはや、こういった後方支援の現場もハードである。

空いた時間を利用して、倉庫の整理を行った。防疫に使う資材は、種類が多く数も膨大である。作業員一人とっても、キャップ、ゴーグル、マスク、防護服、手袋(二重)、長靴が必要だ。これが毎回「使い捨て」なので、それだけでも毎日何千という単位が消費される。このほか、作業用の薬剤や、散布用の道具類、工具類、機械類などなど。

これはもう、まさに「兵站」なのである。

[memo]
・口蹄疫作業従事。資材担当。
・今日は各県からの応援部隊が相当数。頭がさがる。

BRUTUS 30周年

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雑誌「BRUTUS」が30周年らしい。30年前といえば、ぼくは中学生。ちょうどサブカルチャーの洗礼を受けていた真っ最中である。

今回の特集号「ポップカルチャーの教科書」では、さまざまなジャンルの「30年間」をざっくりと整理している。まるで、ぼくのサブカル30年史のようだった(笑) お笑い、ゲーム、広告、文学、映画、音楽、デザイン、漫画、演劇...。ああ、こうやって、わくわくして日々を過ごしてきたのだなあと思いつつ、我を忘れて1時間ほど熟読。

まあ、ライターによっては、かなり強引な歴史のまとめ方をしているし(お笑い部門を書いた水道橋博士は、ほとんどビートたけしと松本人志論だったり)、必ずしも「正しい総括」にはなってない。それでも、そういうカルチャーに寄り添いながら暮らしてきたニンゲンには、ライターの「こだわり」も、ひとつの意見として楽しく読める。30周年に相応しい企画だ。

こうやって、ざっくりと俯瞰してみると、「BRUTUS」というのは「旬」のカルチャーをピンポイントで深く拾い上げ続けている雑誌なのだなあ。かつての「広告批評」のような定点観測とは対局にあるような編集方針だ。ある意味、ぼくの人生のtwitter上で、特に注目しているフォロアーのような存在かも。これからも楽しい特集でTLを賑わして欲しい。

[memo]
・寝坊。8:00起。洗濯とか片づけとか。
・ハナのピアノ教室。ランチ「一平寿司」。久々にレタス巻+カニ汁。
・「三国志」17、「キャプテン翼」1-3
・「TSUTAYA」にて「小暮写真館」購入。
・夕食を食べながら「ちりとてちん」31-36話。

募金+αの支援は何か

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口蹄疫の長期化に伴い、全国からたくさんの厚意・善意が届いている。その受入窓口も徐々に整備されてきている。「ふるさと納税」「県による被害者義援金」「横峯選手が呼びかけたさくら募金」など...。

農家の方々は、まずもって経済的な不安感は大きいことだろう。畜産業は牛舎・豚舎などの設備経費が大きく、ランニングコストの負担が大変とも聞く。なんとかこのような支援なども活用し、頑張って欲しいと思う。

そして、なにより精神的な負担の部分について、ぼくらに何ができるのだろうとも思う。今日現在、発症例は、90例を越えている。その方々が、なんとか今日明日を耐え、そして「もう一度畜産を頑張ろう」と思う「気持ち」を支援すること、って何かないものか。

それはたぶん「がんばろうKOBE」的な「何か」なのだろうと思っている。「あなた方を心配している人がたくさんいる」こと。そして「あなた方を待っている人がたくさんいる」こと。それを被害者の方々に伝え、そして「ともに汗をかいて」支援すること。そんな「何か」を見つけなくてはいけない...と思っている。

[memo]
・補助金処理でいろいろと。S社のコラボ話...ではなくただの営業。
・T女史、Y女史と「はんぺん亭」。じっくり話すのは台湾以来か。Y女史は現場を離れてしまったが、思いは熱い。またいい仕事ができるといいのだが。盛り上がりすぎてなぜか「モス」でチキン食べながら25時まで。

キャストパズル

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先週末の代休を取った。ぼーっとするのも一興だが、今日はたまっていた雑務をこなすことにした。何か動いていた方が気が紛れる。

と。

普段、目にしていてスルーしていたモノが目にとまった。本屋さんなどによく置いてある「キャストパズル」というヤツだ。これまで、たいして気にして見たことはないのに、今日はなぜか気になった。なんとなく「気を紛らす」のに最適、という気になったのかもしれない。

決して頭が柔らかい方ではないので、6段階のうち一番レベルの低い「1」のなかから、「フック」というパズルを購入してみた。わくわく。帰宅して、さっそくやってみる。かちゃかちゃとイジリはじめて3分後。「ふっ」と何かが閃いて、1回だけトリッキーな動きをしたら、するりと外すことができた。なーんだ。簡単じゃん。意外とこの手の才能があったりして>自分。

が。

もどせない。全然、もどせない。外したときの「イメージ」は残っているのだけれど、全然、そのカタチにならない。ふんがーッ。かれこれ1時間以上、「もどす」ように頑張っているのだけれど、にっちもさっちもどうにもできない。うー。これでレベル「1」か。才能なんて全然ないよ(泣)
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[memo]
・代休。家の片づけなど。
・「まつの」。「おしりぱん(レモン、こくとう)」「レーズンくるみ」
・自動車税納付。
・「DESAKI」。名刺ケース、印鑑ケース、ポスター用シール
・「HANDSMAN」。食器洗機用洗剤
・「イオン」。「mobus DINKEL」スニーカー。雑誌「Tarzan」「ダイヤモンド」。キャストパズル「フック」。椅子の靴下。
・ハナの迎え。
・夕食は、「ベーコン入のロールキャベツ」「ポテトサラダ」。

防疫作業(清掃・消毒)

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防疫作業2回目。

前回と同じ牧場の清掃作業。古い豚舎なので、いろいろと見たくないもの、触りたくないものが多々ある。が、本日防疫の最終作業としてキレイに仕上げなくてはならない。

午前中は、豚舎内に残ったエサの除去と、施設全体への石灰ふり。キレイごとを言っても作業が進まないので、エサ箱に腕を突っ込み、直接かきだす作業。そして重さ20kgの石灰袋を両腕で抱えて、バサバサと巻く作業。とにかく施設が広いので、スコップで巻く...なんてことをやってられない。最初の数個はそうでもなかったが、だんだんと握力が落ち、腕力が落ち、ずるずると落ちる袋を抱え直してまく。必死。

午後は壁への消毒剤の散布から。タンクに水をため、消毒剤(ソーダ灰)の粉を抱えて入れようとしたとき、腰が「ギックリ」してしまった。その場にへたりこんでしばし悶絶。痛い。思えば石灰は20kg入だったが、ソーダ灰は25kg入りだった。この5kgの差はでかい。

しばらく20分ほど休憩させて貰う。なんとか歩けるようになったので、外の消毒担当にお願いして交代して貰った。通過する車両や出入りする人への消毒剤の散布である。これならなんとか可能。作業員以外の出入がほとんどないので、なんとか従事できた。

帰りのバスで同期2人と一緒に。

[memo]
・終日防疫作業。

宇宙兄弟

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「宇宙兄弟/小山宙哉」を読んだ(現在9巻まで)。

宇宙へのロマン...なんて「何千年も先」の未来が舞台のSF小説かSF映画の世界でしか味わってなかった気がする。いわゆる「スターウォーズ」ちっくな。この漫画は一応未来の話であるが、ほんの15年後(2025年)、つまり、ぼくらが知っている世界の延長上にある未来の物語である。そして、何より、地球から宇宙を眺めるという話なのだ。

一応、月面着陸なんていう「SFっぽい場面」はあるものの、それは物語の中核ではない。宇宙っていうのは、その「思い」のことを指す、ということを思い起こさせてくれる。想像力の先にこそ広い宇宙が待っている。まさにそれこそが宇宙へのロマンなのだ。いあー久々に男の子心をくすぐられました。

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[memo]
・洗濯したり、ハナのピアノ練習に付き合ったり、日記をかかせたり。
・「宇宙兄弟」2〜9、「よつばと!」2,3、「三国志」15、
・「ソラニン」(全2巻)★★★★。絵のインパクトはないけれど、じわじわと沁みてくる絵。物語。そして言葉。そういえば映画化するって何かで見たけど、まさか芽衣子は宮崎あおい...と思ったら案の定(笑)。ビリーの配役はベリーナイス。
・「ミスト」★★★。宇多丸師匠絶賛の本作だけども。うーん。子どもいらなくね?それだけで随分印象が違うと思う。よくできているだけに惜しい。
・ケータツの誕生祝い。仕事の都合で2日早めに。

防疫作業(埋設、豚追い)

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初めての防疫作業参加。

朝7:00県庁集合。バス3台に分乗し、川南役場へ。そこで担当牧場を言い渡され、現地へ着くと、今度はその場で「埋設担当」と言い渡される。

「埋設」は、と殺された豚を深さ5mほどの穴に埋める。豚は重いのでショベルで吊って埋める。ぼくらは、ローダーで運ばれてきた数頭の豚の足にロープを巻いてショベルのカゴに結びつける。大量の豚の死体と向き合う。死んではいるが、吊ったときに重量で足首の骨が折れる音がする。

午後は、豚追いに回る。古い豚舎なので、重機が入らないので、と殺場まで追い込んでいかなくてはならない。「何かを感じる」ようで、豚たちは、糞尿をまき散らしながら逃げる。それを追い、耳を掴み、お尻を叩き、なんとか追い込んでいく。豚に足を踏まれ、蹴飛ばされ、糞尿まみれでドロドロの作業だ。

そして追い込んだ先では、電気ショックによると殺が行われている。瞬間の硬直、痙攣、焦げる臭い...。まさに死の現場である。

この日1日で250頭あまりを穴に入れた。

[memo]
・終日、川南のK牧場。

絶対的な無力感

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口蹄疫。この底知れぬ不安感・恐怖感は、現地の人間しかわからないものかもしれないな。毎朝のように流れる「新たに○例目」という " ローカルニュース " がボディブローのように効いてきている。絶対的な無力感。

当初、" 全国ニュース "であまり取り上げられないのは、風評被害を防ぐ...という意味において歓迎すべきことだと思ったりもした。だけれども、それは国をあげての対応がある...という前提の話だ。現場は悲惨を極めている。東国原知事が「パンデミック」と表現する程の状況にありながら、これだけ政治的にもメディア的にも「スルー」されると、さすがにヒドイんじゃないかと思う。あるエリアの農業が壊滅するかもしれんのに。

自民党・谷垣総裁は、少なくとも現場視察に来た。それだけの危機感はあった。そして具体的な対応案も提示している。一方、普天間にがんじがらめの鳩山首相は無理?にしても、赤松農水大臣は、現場視察も対策協議もないまま外遊中だって。何より農業って一番大事な産業ではないの? その危機は国としてキチンと対応しなきゃダメぢゃねえの? そういう党?

[memo]
・補助金用務、照会用務処理、福岡イベント打合せ。
・マンゴーラガー試飲。うーむ。

ウルトラマラソンのハーフ

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もう1ヶ月後にせまってしまった阿蘇カルデラスーパーマラソン。その「ハーフの部」に出場するので、ここのところヒーコラ言いながら、練習の日々。スーパーマラソンは100kmなので、ハーフといっても50kmある。通常のフルマラソンより長いのだ。しかも、高低差は300m以上。今さらながら、なんで12,000円も出して、こんな苦行を...。

ちなみに、今日、ハーフのハーフ(25km)を走ってみたが(しかも高低差はせいぜい20m位)、もう後半ガタガタだったがや。うーん。もう足パンパンなんだけどなあ。どないしよ〜。「BORN TO RUN」でも読んで自己催眠かけるか。

余談。ANAの旅割キャンペーン。このサイトを見て旅に出よう...とはちっ〜とも思わないが、どの子がかわいいかは入念にチェックした(バカ)。一覧の写真ではそうでもないが、動画を見ると、ダントツ「京都の子」。...って連休最終日に何してる。

[memo]
・今日はまたのんびりすることに決定。
・午前中はTSUTAYAへの返却と、靴屋(なかなかいいスニーカーが見つからない)と、米屋と。
・午後からたまった日記。
・Run。9+8+8=25km。バテた〜。自宅〜平和台大橋〜河川敷〜河口〜一ツ葉有料〜シーガーア〜みそぎ池(折り返し)〜シーガイアテニスクラブ〜自宅。
ホントにだらりんこばっかりのGW。さすがに子どもが日記に書くことがないのもなあ〜と思って、むりくり外出。連休中にはひとつぐらいイベントやんないとまずいかなー症候群。で。日南方面へドライブ。

最近発売になった「炙り重」食べて、道の駅なんごうで「マンゴーソフト」を食って、あと何するかなあ...ぐらいな感じで出かけたが、結局それしかしなかった(苦笑)

旅っつーのは、下調べが重要だよね、と再認識。ちなみに「炙り重」は、ほとんどの店舗で限定10〜20食なので、開店時間より前に行くのがオススメ。

[memo]
・「めいつ」が一杯で「びびんや」へ。「日南一本釣りカツオ炙り重」。
・水中船が一杯で「道の駅なんごう」。柑橘類をいろいろ物色。マンゴーソフト。
・猪八重渓谷...の入口の無料足湯。
・「トイザらス」で玩具物色、「ベスト電器」で家人のソフト、「フーデリィ赤江店」で食材いろいろ購入して帰宅。
・ホルモンパーティしてビール飲みすぎて轟沈。 

マスコミのアカルイミライ

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ここのところ、マスコミに関わる新書類を立て続けに読んでいる。

「2011年 新聞・テレビ消滅/佐々木俊尚」
「マスコミは、もはや政治を語れない/佐々木俊尚」
「記者クラブ崩壊/上杉隆」

佐々木さんは元毎日新聞の記者で、上杉さんは元ニューヨークタイムズの記者である。そういった記者経験も踏まえた上で、時に冷静に、時に感情を露にしながら(←この感情部分に共感できるかどうかが各書のポイントかも)、" マスコミの終焉 " を告げている。

両者ともに、一見、ネガティブな意見ばかりのようでいて、その精神はとてもポジティブである。終焉というのはあくまでも「今の体制のまま」では終ってしまうということであって、違うカタチに変わることで、生き残る術がある、と前向きに説いているのだ。

けれども、それが当事者たちに伝わるのかどうかは、甚だ疑問でもある。組織に歴史があればあるほど、組織が大きければ大きいほど、これまでのルールに縛られてしまっている。組織の常だ。

これらの本が面白いのは、普段、上から目線で「世の中に警鐘を鳴らしている」マスコミに対して警鐘を鳴らしていて、実は「そんなマスコミ自身が一番ダメだし、一番危ねえよ」というツッコミが、皮肉であり滑稽だからだ。ぷぷぷ。

さて。ぼくの仕事は、こういうマスコミのみんさんと最大限に共闘することである。なんとか小さな風穴は開けつつある。果たして、その穴から違う風景は見えてくるのだろうか。

[memo]
・昨日の疲れが残る朝。
・ランチ「丸亀製麺所」。天ぷらを取りすぎた。カリーノの蔦屋書店で買い物。
・「ちりとてちん」19〜24話。
・「記者クラブ崩壊/上杉隆(小学館101新書)」★★★★。全編、沸き立つ怒りで書かれている。ややしつこい面があるが、嫌いじゃない。

自宅近くで遭難寸前

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GWには走り込みをするつもりだったのに、初日(4/29)に19km走ったのみでずるずると連休中日を迎えた。昨日は昼ワイン飲んじゃったからなあ。

家族で近所の公園に散歩に行くことになったので(ハナ社長が自転車に乗りたがったのである)、その公園の周囲を走ることにした。一周1.6kmのショートコース。「10周走れば、16km」と軽く考えていたら、この周回コースって、結構精神的にツライのな。1辺が400mくらいの正方形の公園なので、風景の変化に乏しく、1周がやたらと長く感じるのである。3周走ったところで、あっさりギブアップしてしまった。

そこで、家族と別れ、最近走っている河川敷コースへ出ることにした。軽く10km程度でおさめるつもりが、さきほどの公園ぐるぐるコースと違った心地よさに、ついつい遠出をしてしまったのである。これが悲劇の始まりだった。

遠出をする...ということは、戻ってこなくちゃいけないということでもある。10km走るつもりが、倍の距離を走ることになったため、「給水」の準備をしてなかったのである。いつもなら、150円をポケットに入れておいて、500mlのアイソトニック飲料などを途中で購入するのだが、今日は小銭を持っていなかった。

それでも、なんとか二つの山越えもこなし、残り3kmのポイントまでたどり着いた。が、そこで突然、エギレだか脱水だかの症状が出てしまった。激しい空腹感と、のどの渇き、指先のシビレ、そして意欲喪失。すぐにでもへたり込みそうになる。それをなんとかこらえて、歩き続けた。意を決して走ろうとしても、300mぐらいが限界で、足が止る。意識が遠のきそうになり、睡魔も襲ってくる。なんか、ヤバいよオレ。

普通ならどんなにゆっくり走っても20分ぐらいの距離を、そんなこんなで、ふらふらしながら1時間近くかけてようやく家までたどり着いた。玄関先でダウン。家族が心配そうに見守るなか、糖分たっぷりのコカコーラを一気飲みして、なんとか少しだけ復活して、やっとこさシャワーを浴びれる始末だった。ふー。長距離走って、給水・給食はシッカリ考えないと、やはり危険なのであるな。

[memo]
・ぽっと空いた休日はのんびり過ごすに限る。
・午前中は「三国志」13,14。
・昼から「龍馬伝」13〜17話をまとめて。
・Run。1.3+5.5+19.2=26km。
・「カンフーパンダ」★★★★。非常によくできた寓話。中国色の取り入れ方といい、多彩な伏線と、その完璧な回収と。エンターテイメントとしての完成度が凄いな。あとで知ったけれど、声優陣も豪華だし。惜しむらくは、パンダのキャラが凡庸なこと。あの!父親とのエピソードが何かもう一工夫あったら、もう少し感情移入できたのかも。

大・大・大・大・大親友

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小学校3年生の長男・ケータツは、誰とでも仲良くできるオープンな性格だが、特定の友達には、"心酔"というほどの愛情を示す。保育園の年中組で親しくなったリン君も、その一人である。

リン君は、ケータツと比べて真逆のキャラクターだ。机に座っているのが苦手で、いつも身体を動かしていたいタイプ。身体能力が突出して高く、スポーツ万能なのである。保育園の頃、鉄棒では「ストップ」と言われるまで回転していたし、一輪車はその日のうちに自在に乗りこなせた。年がら年中、漫画を読んだり絵を描いたりして過ごしているケータツとは、年齢以外の共通項を見つけるのが難しいほどである。

それでも、二人は「大・大・大・大・大親友(自称)」らしいのだ。ボール遊びをするときは、リン君が主導権を握ってケータツをこき使い、家でゲームなどに興じるときはケータツがリン君にダメ出しをする。そういうバランスがいいのかもしれない。

それにしても、リン君とは学校が違うので、年に数回しか会わない。それで、いつも「会いたい会いたい」と言っている。学校のクラスメイトにも仲良しがいるけど、彼らは「大親友」ってことだから、4ランクぐらい差があるらしい(笑)。

ん? これって恋? リン君には恋してんじゃね?  ケータツは、自分から坊主頭になるし、かっちょいい服が好きだから、性同一障害ってことではないだろう。ってことは、単なるホモセクシャルか。なーんだ。よかったよかった(よかった?)

[memo]
・ケータツは、R君ちへ一人でお出かけ。
・昼から「sizen」へ。M女史、デザイナーH氏、B、Mさん+子供たち。雑談のようなブレストのような。キーワードは必要だな。
・文化公園でケータツらと。サッカー遊びに興じる。
・元知事のお通夜へ。改めて晩年の日々に同情。
・まいちゃんが我が家にお泊り。
・「デトロイト・メタル・シティ」1-3、「三国志」11-12。