2008年9月アーカイブ

希望の炎

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どんなに頑張ってみても(by 斉藤和義)、目の前の壁を乗り越えられず、乗り越える方法もわからず、壁の前で右往左往することがある。でも、ひとつ突破口が開けると、雪崩をうつようにモノゴトが前に転がり始める、ということもある。昨日〜今日はそんな日だった。ひょっとしたらひょっとするかもしれないな。

...って、いったい何のことかというと、ぼくが担当している自称「ビックイベント」のことなのだ。まだまだ「妄想」の域を出てはいないのだけれど、ぼくがなんとなく伝えたかった「わくわく感」が、相手方に届いたという実感があった。なんといっても、相手が同じような「妄想」モードに入ってくれたのだ(笑)。「思い」を共有できたという感触は、拠り所のないぼくにとって、大きな希望の炎だ。

さて、この炎。まるでマッチ売りの少女のように、炎のなかに「いい夢をみた」ということで終わってしまうのか、山火事のように、メラメラと大きな炎へと広がっていくのか。燃えろよ燃えろよ炎よ燃えろ。ああ、わくわくしてきたっ。

<memo>
・宿泊したホテルのすぐそばに「KONAKA THE FLAG」がオープン。まさに開店直後に入店。生可士和を見た(喜)。慌てて、¥2,000のネクタイを購入。この店で一番最初に買い物をしたのはオレだぜ。
・FT社。妄想提案をしたら、かなり前向きな姿勢。興奮。
・K社。昨日のお礼。
・H社。K社部長の紹介。思わぬところで繋がりが。
・TJ。現状報告。さまざまな意見が出て興奮の連鎖。
・最終便で帰路。

アンジーのニヤリ

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映画「ウォンテッド」。予告編では、「未体験映像」を売りにしていた。ま、確かに凝ったつくりではあったけれど、マトリックスを最初に見たほどの衝撃はない。CGだとわかって見ていることもあって、どんな「衝撃的」な映像であっても、実際に衝撃を受けることはあんまりなくなってしまった。

でも、ぼくはこの映画が結構好きなんだな。なんつっても、アンジョリーナ・ジョリーがかっちょいいのだ。トゥームレイダーのアンジーもよかったが、年齢を重ね、かっちょよさに凄みが加わった感じ。

映画のなかで、アンジーは何度か「二ヤリ」とするシーンがあるのだが、その目線の妖しさ、唇の妖艶さ、うなじのエロさに、もうマイっちんぐマチコ先生であることよ。この映画はアンジーのためだけにある映画、と断言。

<memo>
・ANA604で上京、ランチは品川「カフェ・クラシカ」にて。昼からちょっぴり贅沢。
・F社。互いの思い違いもあって作業がストップ中。現状の確認。前向きでほっ。
・K社。厚顔無恥な提案3件。柏、絵コンテ、協賛。ブランドづくりの悩みなども。
・移動の合間に「明日の広告」再々々...読。読むたびにできていない自分を反省。
・「ウォンテッド」★★★★。 

仕事の話と守秘義務と

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コッパーな仕事をしている手前、他社よりもいっそう守秘義務ということが最優先される。関係者への不満やら文句やらサ○バ○ッチやらを書けないのはコッパー以前の問題としても、トリビア的な「うちの会社ってこういうシステムなんですよ」みたいなことも、ちょっと書きづらかったりする。

できることなら、かつてのベストセラー「お役所の掟」のようなネガティブアピールじゃない形で、そして次のコッパー世界のあり方を問うような形で、仕事のことが書けたらよいなと思ったりもするのだけれど、なかなかそのさじ加減は難しい。面白いネタはたっぷりあるんだけどなあ...。

そんなわけなので、来週の出張が、六本木を舞台にしたビックイベントの仕込みだとか、ビックといいながら、予算はあんまりなくって、ヒトの懐をあてにしまくっていることだとか、あろうことか全部他人様に丸抱えして貰って、我が社のCMをつくって貰おうなんてことまで画策しているなんてことは全然書けないのである。あはん。

ああそれにしても、自分でビックイベント、ビックイベントと唱えているうちに、ホントは小さなはずの企画が頭のなかでどんどんと飛躍し、日常的に妄想特急暴走状態と化しているのはちょっと問題かも。妄想し過ぎで、耳から脳みそがトロリと出てきそうだ。だー。

さあ、これから徹夜してCMの絵コンテ書きまーす(何故?)。

<memo>
・午前中掃除。午後からお買い物。「DESAKI」油性極細ペン、「UNIQLO」家族の秋冬のもろもろ(ぼくはGパンと長袖T)、「ダイソー」「手芸屋」「GS」「珈琲」「パンドール」。

桑田佳祐の隠れた名演

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Youtubeには、動画のみならず、音のみのデータもUPされている。ラジオからエアチェック(...って表現は今でも生きているのか?)した音源なんてーのが大半なのだが、なかにはとても興味深いものも多い。

思わず、延々と聞きいってしまったのが、桑田佳祐が自分のラジオ番組で弾き語り演奏した「カバー楽曲」の数々だ。フォークからド演歌、歌謡曲、ロックまで幅広いのが、いかにも桑田らしい。たとえば...。

ザ・フォーク・クルセイダーズ「あの素晴らしい愛をもう一度
ザ・ピーナッツ「恋のバカンス
モーニング娘。「LOVEマシーン
エリック・クラプトン「いとしのレイラ

ラジオでさらっと流れて終わってしまったハズの名演がこうやって聞けるのは、ネット時代の有り難さだと思う。(ま、著作権上の問題は多々あるんだけども)

この桑田ラジオは、hironobu05という方が、何十曲も投稿していて、深夜から明け方近くまで3時間ほども聴き入ってしまったことであるよ。桑田最高。

そういえば、山下達郎のサンデーソングブックで、竹内まりやもカバー曲を披露していたなあ...と探していたら、竹内まりやのゴダイゴとの競演とか松たか子・佐藤竹善・コブクロとの競演なんかを発見。あー動画サーフィンが止まらない...。

<memo>
・後輩カドカワ君の結婚式出席。「アルカーサル・ビエントス」。
・少し飲み過ぎて、帰宅後昼寝。

後輩たちが新居を見たいというので、うちで宴会をやることに。元クイーン系の美女軍団だけ呼ぶように、と言いおいていたはずなのに、なぜか野郎もいっぱいついてきて、総勢12人ほどに。我が家は、そんな大人数を喰わせられるようなキッチンではないので、寿司とかオードブルとかの出前をとっての会費制宴会となった。

んで、出前品目のひとつに、宅配ピザの「ナポリの釜」をリクエストした。これまで、「ナポリの釜」は、配達エリア外だったのだが、すぐ近所に新しい支店が出来たのだった。これまでの定番「ピザハット」もいいけれど、ちょっと大人なテイストの「ナポリの釜」があるなら、それに越したことはない。

ところが、オーダーできるっていうんでよくよく調べてみると、「ナポリの釜」って実は「ストロベリーコーンズ」の別チャンネルなのな。知らなかった。なんだか小さなショックである。だって、宅配ピザのなかで、一番好きなのが「ナポリ」で、一番ダメなのが「ストコン」だったんだもの。

まるで、トヨタ車だと思っていたら、名前が違うだけのダイハツ車(キャミ→テリオス)だったみたいな話だ。<ちょっと違う 

あるいは、はるな愛ってマジで可愛いと思ったら大西賢治だったみたいな。<さらに違う

<memo>
・月〜火の出張準備。今回はかなり重要なミッション。
・F社来訪。ウィークを地元でも...との提案。いけるかも。
・職場の後輩らが大勢で遊びに。

贅沢施設

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うちの県には、天然芝の「野球場」、柔道、相撲、弓道などの複合的な施設が整った「武道館」がある。「スポーツランド」をうたう本県にとって、全国に誇れる目玉となる施設だ。が、考えようによってはこれほど贅沢極まりない施設はない、とも言える。今日、初めてその内部に入ってみて、ちょっと複雑な気持ちになった。

例えば野球場。アリーナ部分が人工芝なら、コンサートやイベントなど、さまざまな用途に使えて稼働率もあがるハズだが、「野球に特化」することで「付加価値を高め?」ている。

例えば武道館。剣道や柔道の大会などが開催できるメインの「主道場」のほか、サブ会場や空手会場等に使える「副道場」まである。さらに、「主」「副」とは別に専用の「柔道場」や「剣道場」がある。また、相撲や弓道にも、それぞれ専用の会場がある。

さすが、プロ野球がキャンプに集まる宮崎県、さすが柔道では井上康生を輩出し、剣道でも高校総体で男女揃って日本一に輝いたりしている宮崎県、ということなんだろうか。むぅ。

<memo>
・木花の視察。副社長の日程調整。

スッキリしない

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にっちもさっちもテンションがあがらない状態が続く今日この頃。ロクに夏休みを取らず、ずるずると過ごしてきたことが要因のような気もする。ここはずばーんと2ヶ月くらいの長期休暇をとって、北欧あたりにまで足を伸ばすと、スッキリできる気がする。戻ってきたときには、ぼくの机もスッキリと無くなっているだろうが...。

<memo>
・コンテの案を2つ作成。
・家人が遅くなるのでハナを迎えに。ケータツとみそ汁を。

久石譲in武道館

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NHK-BSで放送された「久石譲in武道館〜宮崎アニメと共に歩んだ25年間」を見た。

フルオーケストラと、数百人のコーラスで聞く久石譲はすごい。つか、やはり映画音楽なんだなあと実感。音楽から次々と浮かんでくる映像。「ポニョ」は先月見たばかりだから、クリアに映像が浮かぶのは当然だし、繰り返し見ている「ナウシカ」や「トトロ」もまだわかる。でも、1回しか見ていないハズの「ラピュタ」や「紅の豚」まで、「そうだ!飛行のシーンの曲だ!」とか思い出すのが凄いな。

ま、一番「すげぇ」と思ったのは、「ハウルの動く城」。曲を聴いていてシチューが食べたくなった。そういや、ハウス食品の提供だった。食欲に訴えるのが一番効果的ってことか。

<memo>
・M女史に段ボールたくさん。
・瓜田ダムでRun19.6km(7周)。ホワイト、バイオ、ブラック、ルミー、オレンジ。&子供たち。ケータツと家人も1周。
・すっげーヘロヘロになり、温泉から帰っても、だるだるの昼寝しまくり。
・近所でセング撒き。>夕ご飯はモチピザ。

謎の女

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これだけ情報過多な時代、そして簡単に答えがググれる時代に、「謎」の存在であり続けるというのは、簡単なことではない。

ぼくにとって、どうやっても解けない謎。それは「FM東京」系列で、朝8時9分から放送されている「マリーに聞いてGO!」のマリーさんだ。毎朝、バタバタと忙しい時間帯に、ホントにどうでもいいような疑問に、さらにどうでもいいような答えを返すマリーさんがとても素敵だ。らぶな感情すらある。

しかし、あるときから、マリーさんの声が変わってしまった。なんかこうバカバカしさにキレがなくなった。wikiによると、今年の4月から声の出演が3代目にバトンされたとのこと。うむ。残念だが仕方がない。

が、ここからが「謎」なのだが、今でもときどき「こ、これは2代目マリーでわ!」と思う瞬間があるのだ。3代目が2代目のマネをしている? それとも2代目と3代目で交代制とってる?

なにせ、わずか1分間の番組。「あれ?」と思ったときには終わってしまい、耳からの情報だけでは確信に至らない。web上にもデータはなく、残念ながら真実を確認する術はない。うう。じれったい。いったい誰なんだろうマリーさん。...謎だ。

いっそ、うちの社長の番組出演をちらつかせて、局に問い合わせてみようか。そんな誘惑にかられるマンデーモーニング。(要は2代目のファンらしい)

<memo>
・ハナは音楽療法。率先して「おはよう」の挨拶をしたとか。楽しく。
・ダメダメなりに絵コンテ案をシコシコ考えた。
・ハナが突如ひらがなを14文字読んだ(喜)

表札のデザイン

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先週の金曜日、表札の文字を頼んでいた遊筆庵「縁楽」さんから、たくさんのデザイン案が届いた。練りに練られた案ばかりで、ヒデキ感激(古いよ)。

堂々とした字、かっこいい字、繊細な字、面白い字、素直な字...。さすがプロだけあって、ぼくの内面に潜んでいる隠れた魅力を、見事に文字へと昇華してくれている(それはたぶん美しい誤解)。

ただ、なにしろ「表札」だからして、最終案はたったひとつに絞り込まなくてはならない。きっと家族会議も難航することだろう。

...と思いきや。なにかにつけ趣味や志向の異なる家人だが、不思議とこういう価値観だけはピッタリ一致するのだな。M女史やら設計のaiさんの意見も踏まえ、たくさん議論はしたけど、最後はすんなりとデザイン案が決まった。我が家らしい、楽しくあたたかく、そして意味的に広がりのある文字を選んだ。ウオさん、ありがとう。

これから材料やら仕上げ方法について検討する。「印鑑を表札」にするわけで、きっと愉快なものができると思う。ま、画像はアップしない(できない)ので、見たい方は、是非一度遊びにきてねん☆

<memo>
・久々に義祖母の見舞いに。
・嫁の実家で呆けるダメ婿。
・寝室用サイドテーブル到着。

ロゴ遊び

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マラソンを一緒に練習している仲間で、Tシャツをつくることになった。いろんなフォントでロゴタイプをつくってみる。「Powerpoint」で既存のフォントで打ってみるだけなんだけど、地(Tシャツ)の色を何色にして、ロゴの位置、色、大文字小文字などを見比べてみるだけでも楽しい。ただ、はまっていくと、文字間をもう少し詰めたい(広げたい)とか、縦長を伸ばしたいとか、この文字のこの角を丸めたいとかいう欲求が出てくる。うーむ。やっぱり専用ソフトを買おうかなあ <買えません


「デザインベディア/佐藤可士和(マガジンハウス)」★★★。アートディレクターによるデザイン入門書。それほど目新しい話はなかったが、あらためてデザインを考え直すいい機会になった。ただ、ちょっと読みにくいんですけど。それってデザイン的にどうなの?

<memo>
・久々ジョグ。11km。キロ6分半ペース。疲労困憊。
・グズグズと過ごす午後。夕方、「Bougenger」のロゴタイプを作成。
・M女史がきてベランダパーティ。そのままお泊まり。

ミッケ

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我が家のプチブーム「ミッケ」。数年前に買った1巻を何度も反芻していたが、ついに2巻を購入(うふ)。いつの間にか、人差し指と親指で輪をつくり、目のところに持って行って「み〜っけ」と宣言する、なんてルールまで出来て、わいわいと楽しい夜。

<memo>
・表札案到着(喜)。ウオさんと初電話(喜)。選べなくて悩ましい(喜)。
・デザインペディア購入。
・家族で「ミッケ2」。
雨風がすごいな。なんか台風っぽい  <本物だよ

今日は小学校が午後2時で終了、児童クラブは閉鎖、っつーことで、ケータツの世話のために、2時間ほど年休をとって帰宅。耳の調子も悪そうなので、ついでに耳鼻科へも連れて行くことにした。

なのに、同僚たちからは「やっぱ新築の家が心配っすよね」みたいな風に言われて心外だ。そりゃ家に帰ったら真っ先に雨戸を閉めたりして安全確保は図ったけれども。あと、雨戸を閉めたら安心しちゃって、思わず耳鼻科へ行くのを忘れちゃったけれども。


「SAMURAI 佐藤可士和のつくり方/佐藤悦子(誠文堂新光社)」★★★★★。再読。もうほとんど「戦略書」的な視点で読んだ。実は悦子さんの壁を越えるのが至難の技、という気がしてきた。でも、それでも「対談を受けた」という点に大いなる希望を感じる。急がなければ。

<memo>
・DK社。提案した側が不安になっている様子。おいおい。それはこっちの台詞だ。
・モモカ嬢が我が家へ一時避難。はじめての雨戸の登場。
・ケータツとごはんとみそ汁をつくる。

ジャイ

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東京の会社から我が社へ研修に来ていた通称・ジャイが、無事に業務を修了し、今月末で戻ることになった。社内横断的なぼくらの飲み仲間に加わって約1年。おじさんが多く、なにかとローカルかつマニアックな話題に終始する飲み会で、それなりに楽しそうに過ごしてくれていた。サンクス。

まあ、「宮崎から嫁を連れて行く」ということだけは、激しくけしからん気もするが、東京に宮崎の密使を二人飼う、という風に考えられなくもないのでよしとする(そうか?)。これから、なかなか会う機会もないかもしれんが、先輩格のスッカイとかピンクのように、自分なりにステージアップしてくれると嬉しい。頑張れい。

...ああ。それにしても、この飲み会は送る立場ばかりだ。たまには送って(おごって)ほしい(こらこら)。

<memo>
・次回上京の日程を固める。
・議会対応。
・ジャイの送別会。「蒸気屋」。

チーム佐藤

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朝、職場に遅刻ギリで到着し、ブルックスの珈琲を飲みながらPCを開く。まずはメールのチェック。そして、いくつかのブログをチェック。もちろん、我が社長のブログも...。

ぎゃーす! 思いもよらない記事を読み、懐かしい擬音が頭に浮かぶ。そのぐらいの衝撃。なんと、この連休中に、うちの社長は、"あの"佐藤さんと対談していたのである。しかも、その企画を持ち込んだのは愛読している雑誌B。嗚呼。なんという...。あまりの出来事にしばし呆然としてしまった。

ぼくは、是非一緒に仕事をしたい"佐藤さん"が3人いる。ネットの師匠・Nさん。マーケティング"プロフェッショナル"・Aさん。そして、デザイン界の雄・Kさん。

Nさんとは、一方的に「師匠」呼ばわりしているうちに、何度かお会いする機会に恵まれ、もはやジンセイの師匠になってしまった。永遠に追いつけそうも無いが、経験値の高い師匠から日々の糧を貰っている、というくらいの思いがある。

Aさんとは、職場の先輩がつくって頂いた縁がきっかけとなって、ある大きなイベントを一緒にやらせて頂いた。随分とワガママな申し出をしたのだが、結果はそれなりに評判となり、「また次の企画」というお話も頂戴している。本来なら、とてもお近づきになれないような方なのに、その懐の深さに感謝感激している。

そして、"あの"佐藤さん、ことKさん。今の業務を担当した日から、いつか社長とKさんを引き合わせることができないものかと思っていた。我が社はド貧乏なので、社長のトップダウンでしか、ワールドワイドに活躍されるKさんとの接点なんて無いと思っていた。それが、ひょんなことで「繋がった」。すごい。

実は、NさんAさんKさんはお互い知り合いであり、一緒に仕事をした実績もある。すごいメンバーである。黄金のチーム佐藤、なのだ。なんとかぼくもその輪に入りたい。残念ながら、ぼくは佐藤姓ではないのだが、たまーに「佐藤浩市」に似ている、と言われることもある。そんなわけで(どんだわけだよ)ぼくも「チーム佐藤」に入れて貰えませんか?


「やせれば美人/高橋秀実(新潮文庫)」★★★★★。爆笑。ケラケラと笑いながら、そして夫婦ということに思いを馳せながら、あっという間に読了。途中の蘊蓄なんて全然いらない、なんて思っていたけど、まんま家人に披露してしまった自分。意外に実用書? 女の不思議を描きつつ、男の不思議も垣間見せる巧さ。さすがだ。


さらにもう1冊。「足し算経営術/田中義剛」★★★。いわゆる「成功者」の「オレは苦労したけど、成功するとわかっていた」的な自慢話。...なのだが、悔しいかな(個人的にタレント田中義剛が好きじゃない)、空港をターゲットに戦略を組み立てたあたりは、鋭い。意外に地方の中小企業にはヒントになる話がいろいろある。

<memo>
・チーム佐藤の案件で、あちこちに妄想企画を協議(迷惑がられた)
・Aさんにアポ。雑誌Bに事前アポ。
・今日からハナ社長に「ひらがな」を1文字ずつ覚えてもらうことにする。今日は「た」。
・かわりに父も手話をひとつずつ覚えることにする。今日は「痛い」。

夏から夏へ/佐藤多佳子

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雨の休日。ほんの少しの家事と、読書と、うたた寝で過ぎた1日。至福だ。

「夏から夏へ/佐藤多佳子(集英社)」★★★★。400mリレーの日本代表選手が、2007年夏の世界陸上大阪大会から、どのように北京オリンピックを迎えようとしているかを追ったノンフィクションである。

ノンフィクションとはいえ、「一瞬の風になれ」で「四継」を世に認知させた作者は、できるだけ選手の近くに寄り添い、時に想像をたくましくさせながら、その日々を書いていく。タイトルは「夏から夏へ」だが、むしろ各選手の経歴を丹念に描き、「この4人は誰なのか」を解き明かしていく。そのあたりは、ルポライターではない小説家・佐藤多佳子だから出来たことだと思う。素晴らしい。

ただ、惜しむらくは、本書がオリンピック前に発売されなかったことだ。★の減点はその1点に尽きる。最後の取材は春先なのだから、どうやっても試合前に間に合わせてほしかった。この4人のことをよく知ってから、ライブで決勝を見たかった。ある意味、当事者以外では、作者や編集者のみがこの「最高の結果」をリアルタイムに見ることが出来た訳で、なんだかとっても「ずるいなあ」と思ってしまう。

しょうがないので(?)、読後すぐにYoutubeでオリンピックの中継画像を探したが、著作権の関係からか、あまりこれといった動画が残っていない。唯一、まともに見れたのが「走れ!」。これにはちょっとホロリとさせられた。いい編集だと思ふ。
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<memo>
・雨。読書。
・午後、家人や子供らとトランプ(ジジ抜き、神経衰弱)。ああ、休日。

庭の手入れ

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村上春樹の短編で名作の誉れ高い「午後の最後の芝生」。学生の「僕」が、アルバイトで芝の手入れをする、という話である。「僕」はものすごく丁寧に芝を刈る。機械で全体を刈ったあと、鋏で細かいムラを整えていく。誰に評価されるわけでもないが、きちんと芝を刈ることは、「僕」の性格であり、プライドなのだ。

この短編を読み返すたびに、自分自身の「性格」やら「プライド」やらに思いを馳せることになる。とてもいい加減で、自分に甘い性格と、見栄や空威張りばかりで中身の無いプライドに。

今日は、午前中いっぱいをかけて庭の手入れをした。田舎なので、それなりの広さがある。家の立て替えに併せて、古い庭木のほとんどを切り倒し、今は、日向夏とか八朔といった実のなる木がぽつんぽつんと残っているだけだ。芝生も生えてない。この冬に、新しく植栽をやり直し、芝も張る予定だが、今は、とても寂しい庭となっている。そんな庭でも、雑草は生える。

カヤという雑草は、根が残っていると次々に生えてくるので、刈るのではなく、できるだけ抜いて、横に伸びている根っこも可能な限り掘り返した方がよい。「午後の最後の芝生」を思い出しながら、「今日こそはしっかりと手入れしよう」と思った。庭の端から小さなカヤの芽も見逃さないよう抜いていく。根っこは、1本1本をたどって掘り返す。根気がいる作業だ。

2時間ほど熱中したところで、子供らから「もうすぐご飯だからね」と声がかかる。うむ。まだ1/3ほど残っている。一瞬、「あとは午後に続きをしようか」と思った。でも、今にも雨が落ちてきそうな雲行きだったし、ずっとしゃがんで作業していたので、腰と太腿が痛くて、いったん休憩してしまうと、再開できる自身がなかった。

そこで、残った部分は「刈り込み鋏」でザックリ仕上げることにした。ざくざくざくと小さな竹やらススキやらを刈っていく。カヤだけはできるだけ抜くようにして、30分ほどで「やっつけた」。ぱっと見は、すごくスッキリときれいになった。

シャワーを浴び、昼食のソーメンを食べていたら、案の定、雨が落ちてきた。身体も全然動きそうにない。とてもアバウトな性格と低いプライドだけど、こういう「見極め」も大事なことよのう、と自画自賛してみた午後であった。

<memo>
・庭の手入れ
・昼寝後、イオンにて「バックヤードシェード(コールマン)」購入
・ジジババ、ヒロの家族とで、月見の会。ベランダで炭でBBQ。

ガールフレンド

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田舎に住んでいて困ってしまうことのひとつが、昔のガールフレンドと、ばったり鉢合わせしちゃうことである。それも「あまり芳しくない別れ方」をした子ほど、よく会ってしまう、の法則。真横をすれ違うのに、なんだかお互いに全然気がついていない風を装ったりして...。あーあ。

その一方で、別れたあとでも「あの子はホントにいい子だったな」と思える相手には、不思議と会わないものだ。20代半ばに仲の良かったガールフレンドとは、ご近所に住んでいるハズなのに、この10年で、たった2回しか会ったことがない。それも、お互いに「子連れ」で、1回目は「ニトリ」で、2回目は「ヤマダ電器」で、というムードの無さ(笑) ま、ムードがあってもどうなるもんでもないのだが...。

んで、その2回目というのが今日で、見覚えのある後ろ姿に「あ、○○ちゃんだ」と思った途端、そばにいた子供が急にぼくにベタベタと抱きついてきて「ねえねえ、元気だった?」と聞いてきたのでかなりビックリした。0.5秒くらい「え? ま、まさかオレの子?」と動揺したバカなオレ。落ち着いて、振り返ってみると200%身に覚えがなかった(笑)。どうやら似た誰か(たぶん佐藤浩市)と勘違いした模様。脅かすなよガキ。


野田凪が亡くなったそうだ。ファンというわけではなかったけれど、コカコーラの手作り感なんてとても好きだった。まだまだこれからなのに。交通事故ってホントやだ。ご冥福をお祈りします。

<memo>
・買い物日。「スポーツオーソリティ」ケータツのスニーカー、「旭屋」手話辞典、Casa柳宗理、「ニトリ」ベッドシーツなど、「CDF」サイドテーブル(予約)、「吉長」うどん、「ヤマダ電器」プリンタpixusMX850、「ハンズマン」端切板、風呂桶、「珈琲工場」豆、「山形屋ストア」夕食用食材...
・端切で日曜大具(残飯乾燥機用キャスターテーブル)
・ワーキングスペースの模様替え(プリンタの設置と併せて)

悶々

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冬に大掛かりなイベントを計画しているのだが、企画の内容が一向に煮詰まらない。

単純に「盛り上がればいい」ということなら、著名なタレントを呼んで、豪華景品などを用意すれば、それなりに体裁は整うのだろう。だけども、ぼくらはそこに「余韻」を残したいと思っている。「あー楽しかった」と一瞬で消費されてしまうイベントではなく、しばらくの間、人の心に温かいものが残り続けるような「何か」を。

その「何か」が見えないこの数ヶ月、ずっと悶々とし続けている。なかなかその壁を越えられない。時間はどんどん減ってきている。ううむ。悶々。

<memo>
・SS課と協議。出店に関し、現実的でとても厳しい意見。
・夕方、3人でブレスト。マラソン?
・前職場の面々で。吉、村、門、津、曵。「東風」「TOMOAKI」

父子で神経衰弱

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家人がバレーボールの練習に出かけたので、夕食後のしばじの時間、子供らと神経衰弱をして遊んだ。真剣モードのケータツと、単にカードを触っているだけで楽しいハナ社長。父親としては、なかなか楽しい風景である。じゃんけんで、ケータツ→ぼく→ハナの順番となった。

前半、必死の形相のケータツが断然リード。数が多すぎて、なかなか当てられないハナのために「わかりやすく間違える」というアシストをし、ハナの枚数を増やしてあげる。

後半になって、全体のカードが減ってきたら、今度はハナ社長が当てはじめた。というか、カードは減っているけど、開いたカードが増えてくるので、記憶が混乱してしまい、ぼくとケータツが自滅していったのである。

最終的には、ケータツとハナがそれぞれ20組、ぼくが14組となり、父親の一人負け。なかなか楽しい終わり方だった。たまにはこうやって父子でテーブルを囲むのもいいね。(そのうちカードではなく、牌になるのかもしれないが)

<memo>
・副社長の日程確認、宮宮その後
・社長賞受賞式
・「コードブルー」最終回

オリジナルアイデアって

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明日、社内コンペの表彰がある。一応、社長賞(アイデア部門)を受賞である。めでたいことである。

が。今日の午後、ぼくの企画に対して、「パクリ疑惑」が浮上した。昨年度に発行された社内の課題研究報告書に、ほぼ同じコンセプトのアイデアが掲載されている、というのだ。確まあ、その報告書の存在は知っているが、読んだ覚えはないし、少なくともコンペの案を考えているときは、自分のオリジナルのアイデアだと思って企画した。アイデアを借用、つまり、パクったという意識は毛頭なかった。

とはいえ、その報告書は、随分と時間と手間をかけて作成されたものでもあるし、広く社内に配布され、読んでないとも言い切れないので、研究グループのメンバー全員に理解を求めるメールを送った。

「パクったつもりはないが、結果的には同じような企画となってしまった。また、実際に報告書を読んでいた可能性も否定できない。とりあえず、社長賞を取ったことで、ぼくが担当して事業化する方向に進むと思うので、前向きに応援して頂きたい。」

すると、メンバーたちから有り難い返事が届いた。

「どんな形でさえ、自分たちの研究結果が具体化することはよいこと。同じアイデアを考えた者として応援する。ま、選考の時点で誰もアイデアのダブりに気づかなかったということは、自分たちの報告書があまり読まれていないといことでもあり、むしろそっちがショック...。」

感謝感激。実に大人の対応だなあ(感涙)。よかったよかった。

...と、ここで終われば、似通ったアイデアを思いついた者同士のエールの交換として、美しいエピソードで終わってしまうのだが、そうは問屋が卸さなかった。どうやら、ぼくはその報告書を「がっつり」と読み、研究メンバーの一人に「よく頑張った」と電話をかけていたらしいのだ。えーっ。全然覚えてないんですけどー(焦)...。

ということは、やはり、その報告書を読んで「面白いアイデアだな」と思ったことが、記憶の片隅に残り、そして、時間が経過して、企画を練っている際、「ひらめいた!」と思いながら実は潜在意識の奥から「思い出していた!」可能性が高い。がーん。

意図的ではないにしろ、結果的にアイデアの一部をパクってしまったことに、かなり凹んだ。そして、報告書を読んだことや電話したことなどを、まったく覚えてないことに、また凹んだ。しかも、コンペを主催したスタッフたちに、事実確認等でかなりの手間をかけてしまったことにも、凹みまくった...。ああ...。

そんなこんなで、さんざ凹んで凹んで落ち込んだんであるが、美味しい晩飯を食い終えたあと、ふと、こう思うに至った。

「でもさー、当時は全然違う部署で仕事をしていたのに、そういう"あまり読まれていない"社内報告書にしっかり目を通したばかりでなく、その一部をしっかり記憶に留めていた」ということは、むしろ誉められて然るべきではないか。日頃から様々なところにアンテナを張り、たくさん消化しているからこそ、その玉石混合の「アイデアの壷」から、なにやら面白そげな企画が出てくるのだ。むしろ、企画の種から目を出させたのだ。そうだそうだ。堂々と胸を張れ自分。パクったことを恥じるな。これからも、あっちこっちの面白いアイデアをパクりまくれ。模倣はオリジナリティの母だ。ふーんだ!」

ああ、なんてポジティブシンキング。
なんてノー天気。
なんて厚顔無恥。

ちなみに。

社長賞(アイデア部門)とは、「実現には課題も多いが、そのアイデアの独創性が特に優れているもの」に贈られるらしい。

独創性、か...。

やっぱり落ち込んでみていいですか。

<memo>
・応援隊交流会について協議(モメにモメた)
・塩竈案件、ミュージアム案件など協議
・ケータツと豚のしっぽ
・「夏から夏へ」「ミッケ2」購入

急な飲み会

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思いっきり残業するつもりの夜。後輩の相談にのっているうちに、みんなのストレスがずいぶん貯まっているということがわかった。んで、急遽、チームの3人で飲みに行くことに。(...かくいう自分も今日はフルストレスな1日だったのだ)

ところが、その決定がくだされたのが午後7時半頃。家人には「遅くなるけど帰ってから晩ご飯は食べる」と言っていた。時間的に、すでにぼくの分の晩ご飯は製造中である。

というわけで、居酒屋で普通に飲み食いして帰宅してから、キッチンのテーブルに並べられた中華焼きそば、野菜の天ぷら、みそ汁を食った。腹がはち切れそう。またまた太ってしまうが、そういった犠牲のもとに我が家の平和は保たれるのである。ぶひー。

<memo>
・社長賞をとってしまったマンスの案件を協議
・紛失していた書類が隣チームから発見された(ったくもう)
・3人で「遊季」

聴覚支援学校

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高度難聴のハナ社長が、小学校に入学するまで残り1年半となった。

この1年半近くの間で、補聴器を入れ、レベルの微修正をしたことで、彼女の言葉数はどんどんと増え、日々の生活における積極性も出てきている。まさに補聴器が、彼女の生活を大きく変えてくれたのである。

だけども、それはハナ社長のなかだけのことであって、「口が達者」になってきた同級生とのレベル差はむしろ広がってきている。同級生の言語学習のスピードに、ハナ社長のスピードが追いつけないのだ。このままでは、とても普通の小学校生活を送れるレベルには達っせそうもない。

今、市の発達支援センターで週1回・1時間の言語支援と、月に2回の音楽療法に通っている。それぞれに充実したプログラムではある。だけども、1年半後の大変さを「実感」として想像できる今、もっとぼくら自身が学ぶべきだと言う気持ちになってきた。んで、今日、意を決して聴覚支援学校に行ってきてみた。

「聴覚支援学校」とは、今年の3月までは「聾学校」と呼ばれていたところである。ぼくら自身は、「重度の障害児」のための学校というイメージがあった。だけども、実際には、新名称のように、聴覚に障害がある子を支援するための学校であって、生徒のみならず、外部の子供たちにも、さまざまなプログラムや支援体制が用意されていた。

ハナ社長は、「低音」はかなり聞こえるけれど、「高音」の情報が「ほとんど入らない」という状態である。高度難聴ではあるけれど、障害のレベルはそれほど高くはないとも言える。補聴器などで多少は補正ができるということもあって、親であるぼくらは、「高音をできるだけ入りやすくする」ということばかりに気をつけてきた。だけども、今日、学校の施設を見て、子供たちに触れて、先生と話をするなかで、「映像」の情報によって、「音」だけでは不足している情報を、補足してあげることも重要だということを学んだ。

たとえば、「かき」と「たき」という言葉の場合。ハナ社長は高音が聞こえないので、子音が判別つきにくい(特にサ行やタ行)。したがって音だけでは全く同じように聞こえてしまう。ハナ社長は口の動きを観察しているが、「かき」と「たき」は、口の形がまったく同じだから、これだけでは判別できない。ところが、そこに指文字(手話)を足してあげることで、「かき」や「たき」がはっきりと判別することができるのだ。

これは、自転車に乗れない子が「補助輪」を付けると、曲がりなりにも「乗れる」ようになることに似ている。つまり、手話などの技術が「補助輪」となるのだ。

なんとなく、手話を覚えること=ハナ社長は音声ではコミニュケーションがとれない子と認めること...というようなイメージを持っていた。もうこれは親として、まったく認識がなってなかったな。これから頑張って覚えるよ。

そうそう。この学校に在学している小学部4年生の子がとても印象的だった。手話を交えながらではあるけれど、かなり明瞭に「音(声)」でも会話ができていたのである。ハナ社長が目指すべきは彼女の姿だなあと思い、少し希望が見えてきた気がした。

この学校は、ぼくらの住む街からはちょっと遠い。通うのは少し大変かもしれない。でも、ここで学べることはたくさんあるような気がする。まずは、月に2回ぐらいの「通い通園(幼稚園部)」からはじめてみよう。頑張ろうな、ハナ社長。

<memo>
・社内プレゼン 社長にはウケた
・聴覚支援学校 ミヤタっち。朝は音楽療法も。
・ローカルテレビにモロ映り。あーあ。

ミドリカワ書房

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某ブログで知った「ミドリカワ書房」。

なるほど音楽にもこういう手があったか〜という新鮮さがある。言ってみれば、「短編小説フォーク」みたいな感じで、永遠とストーリーを歌っていくという手法である。

振り返ってみれば、所ジョージなんかも同じような路線をやっていたのだが、秀逸なのはプロモーションビデオで、歌詞の世界観をまんま映像化しているのだ。それがとてもミドリカワ書房の音にしっくりして、「短編小説」感も高い。

個人的には、「リンゴガール」とか「I AM A MOTHER」なんて、「小さなハッピー」系の歌にぐっときたけど、ほのぼのとブラックな「誰よりもあなたを」「OH!Gメン」なども、ニヤリと笑えて面白い。ちょっとCDも聞いてみたいな。

<memo>
・瓜田ダムでの陸上部練習会 ケータツが2.7kmを感想。父は10.8km。
・高岡温泉で打ち上げ宴会。
・社長プレゼンに向けてちょっと練習

「コードブルー」のすごさ

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撮りだめていた「コードブルー(フジテレビ)」を、後追いで見て、ようやく放映に追いついたと思ったら、来週(木曜日)はもう最終回である。早いなあ。

テレビ画面の中ではちょっとわかりにくいかもしれないが、このドラマの映像は、徹底したこだわりでつくられている。ぼくが見た限り、CGシーンはほとんどない。現場への離発着シーンから、飛行シーンまで、オールロケ(しかもかなりマニアックな視点)で撮影されている。

たとえば、
1)医師の表情を窓越しに写し
2)そのままふわりと浮き上がりつつズームアウト
3)機体の全体をとらえ飛び立っていくシーン
...という流れも、1)、2)、3)とカット割りしたって、それなりにリズムよく迫力のあるシーンとなるのに、ノーカットの長まわしにこだわる。さらには一瞬浮かび上がったヘリが、その場でクルリと反転し、前傾でぐあっとテイクオフする、みたいな、「マニアもびっくり」な絵づくりをしたりする。

それだけ「凝った絵」を撮るには、たった数秒であっても、航空法や経費上の問題など、相当な課題をクリアしなくてはならない。たぶんこれは、ロケ地の医療関係者(日本医大付属千葉北総病院)と、ヘリの運航者(朝日航洋)がノリノリでサポートしているからできることなのだろう。

ま、シナリオの方は、かなりな「御都合主義」ではあるけど、日本における「ドクターヘリ」の普及促進にも繋がりそうな内容だけに、このぐらいヒロイックな面があってもいいのかもしれない。山P、ギバチャン、素敵過ぎ。

それにしても、第10回(〜最終回)には、ヘリマニアなぼくも、唸った。日本の映画/ドラマ史上初の試みがなされているのだ。それは、"高速道路上にヘリが着陸する"というシーンがあるのだ。

日本では、2次災害防止の観点から、道路上へのヘリの着陸は認められていない(高速道も然り)。仮に高速道路上で大事故があっても、原則は救急車で救助に向かうことになっている。国土交通省がパーキングエリアの一部に「着陸帯」を設置しはじめつつあるが、あくまでも道路ではない部分に限定なのである。

海外に目を転じると、道路への着陸を可としている国もある。例えば、アウトバーンでの事故が多いドイツなどでは、日常的にヘリが直接現場(道路)に降りて救助活動を行う。日本でも道路上で救急車が近づいてきたら道をゆずる...ということがルール化されているように、ドイツでは「道路上では救急ヘリが最優先」ということがきちんと国民に根付いているのだろう。

さて。では「コードブルー」はどうやって「道路への着陸シーン」を撮影しえたのか。

これは、「開通直前の高速道路」で撮影しているのだ。とにかく道路がとてもキレイ。まるでまだ誰も使ってないかのように。あと、決定的なのは両脇の柵がない(できてない)(笑)。つまり、開通前の道路=「ただの工事現場」であるから、航空法上の場外離着陸上申請さえすればよいのだ。

それにしたって、このロケ現場はすごい。単なる高速道路ではなく、かなり高さのある橋梁上で、しかも、すぐそこにトンネルの入口がある。俯瞰の映像はかなりの迫力だった。「大規模災害の現場」としてこれほどのロケ地はないだろう。しかも、山Pに演技させた映像を上空からおさえている。すごい。

そもそも、道路というのは、構造をつくるのに時間とお金がかかるのであって、舗装は最後の最後に仕上げとして行われる。つまり、限られた撮影期間中に、「開通直前の高速道路」に出会えたスタッフは、超ラッキーということだ。ま、これで「柵」までできていれば完璧だったのだが(笑)

いやはや、運にも見守られた「コードブルー」。是非、しっかりしたシナリオを練って、シーズン2もお願いしたいと思ふ。

<memo>
・家人は運動会で土日返上。子供らと部屋の大掃除。
・床屋。ハナ社長も。
・夕方、ベッドが届く。

近眼手術を受けてみた

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そういえば、先般、近眼の矯正手術を受けたのだった。今日は、その術後検診があって、無事に傷もつながったことが確認できた。これで、晴れて「中学1年生以来の裸眼1.5」を回復したよ。やっほう。これからは、ビーチのギャルたちを思う存分、裸眼で見てやるぜ(すっかり秋です)。

ぼくが受けた手術は、イントラレーシックというもの。

1)角膜をスライスして、表面をふた状にはぐ
2)内部にレーザーを照射し、矯正する
3)ふたを戻す
という手順で、両眼で20分程度で終了する。

術後は、20分ほど休憩しただけで、即病院を追い出される。ひどい病院だった。2時間くらいは、強烈な「しょぼしょぼ」感があり、涙があふれて止まらず、やむなく通りがかりの「ファーストキッチン」の片隅で、およおよと泣き崩れていた(笑)。だけども、その後は何事もなかったかのように復活した。いやほんと、これはすごい技術だ。そもそもコンタクトも長年付けていると、角膜細胞が減少するなどの弊害もあるので、ぼくにとっては手術を受けて正解だったと思う。

それにしても、元をたどれば、深夜のエロ?番組「11PM」を見すぎて衰えた視力である(親に見つからないよう画面のすぐそばでスタンバイし、いつでも電源が切れる状態で見ていた...リモコンとかなかったしね)。バカな中学生だったなあ。んでそれから、30年近く「近眼」で過ごしてきたわけだ。

だから、実はまだ、ずっと「裸眼」で過ごすことに慣れなかったりもする。目に何も(眼鏡もコンタクトも)つけないまま、起きたり、寝たりするのが、なんだかとても気持ち悪い。特に寝る前は、「あー何かを外したい」という「欲望」すらわいてくる。何も付けてないのに。長年の習慣とは簡単には変えられないものなのだ。

<memo>
・博物館でミュージアム用の展示棚を確認
・week局内協議
・手で触れるひらがなカード購入
・酒解禁でビール3本+ワインを飲んでいて家人に怒られる

小泉今日子と飲みに行くこと

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最近、「グーグーだって猫である」のプロモーションで、キョンキョンがテレビによく出ているんである。バラエティなどで、まるで「素」っぽい感じで出ているのがたまらない。親近感わくわ。いいなあ。

むろん、さすがのキョンキョンも、外見上、それなりに年輪を重ねてはいる。若者目線からすれば、やっぱり「おばちゃん」なのかもしれない。でも、そうはいっても、あの小悪魔ちっくな愛らしさは、もーたまらんプリティである。すっごい可愛い笑顔で、恐ろしい毒舌を吐いたりするあたりも、きゅんとくる。

先日、長澤まさみの写真集「チャイ飲む?」を眺めながら、「すまんキョンキョン、今はまさみにぞっこんだ」と思ったばかりなのに、全然ダメだ。若さとか、ぴちぴちとか、そういう些事末節?ではないと思い知った。心はキョンキョン一筋だった。←アホ

ああしかし、マジでホント、一度でいいからキョンキョンと酒飲みに行きたいなあ。仕事に絡めて、何かのイベントで接点とか持てないものか。よし、これを来年に向けた最重要課題と位置づけよう(いいのかそれで)。

<memo>
・weekの組み立てを試行錯誤
・復命書2本
・「おかげでした」小泉今日子vsサンドイッチマン

ナポリへの道

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本屋に立ち寄ったら、片岡義男の新刊を見つけた。
ページを開いてみる。

『スパゲティ、と片仮名で書いた一語がころんと目の前にある状態は、かなりのところまで不思議だ。目にした一瞬、読めはするけれど、それがなにを意味するのか、わからない。いつもの駅なかや駅そばの、あの店この店で食べる、お待たせしましたとテーブルに運ばれてくる、ボンゴレやカルボナーラなどの、ひとまずは出来上がった料理の具体例が、スパゲティという一語を見たり聞いたりするその瞬間に頭のなかに浮かぶようなら、スパゲティという言葉はその人にとってもはや自分と分ちがたく緊密に一体化した、母国語としての日本語そのものだ。』

うあー(喜)。冒頭からこれだ。相変わらず、何書いてんだ。よしお〜。

もう辛抱たまらず値札も見ずにレジに持っていっただ。よしおには、消しゴムがどうの、鉛筆の角の丸みがどうのということを、くねくねくどくどと下記綴った「文房具を買いに」という名著があるが、どうやらその系譜らしい(あ。同じ東京書籍だ)。今度は、150ページにわたって、なぜスパゲティ・ナポリタンは、ナポリなのか...なんてなことを考察するらしい。たまらんなあ。うれしすぐる。
naporihenomichi.jpg
<memo>
・D社の再見積。
・ミュージアム案件について局内協議。
・レッツゴー三匹の法則を思いつく。
・手話入門、野菜の便利帳購入。

首相の辞任

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「あなたとは違うんです」Tシャツが発売らしい。何でもTシャツにすればいいってもんじゃない。(←お前が言うな)

まあ若者は面白がってるだけでいいけど(いいのか)、テレビも新聞も首相辞任の扱いが妙に軽くないか。もっと突っ込んでいいんではないか。トップが辞任して、これほど騒がない国って、たぶんそうないと思ふ。

嘘でもいいから「おおごとだおおごとだ」と騒いでくれなと、おおごとって感じがしないじゃないか。

<memo>
・広報誌校正
・K社社長からの手紙
・家人が残業で速攻帰宅、しゃわしゃわカレー

社内コンペ

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我が社には、社内コンペの制度がある。

自分の担当業務に関係なく、業務改善、あるいは新規事業展開に向けた提案をすることができる。日頃、「ったく何だよあの部署。もっと根本を見直すようなことをやれよ」みたいな社内批判っつーのはよく聞く話だが、まさにそういった建設的・積極的な意見を、社として真摯に受け止める制度なんである。

...はずなんだけどね。

実際には、なんだか「投稿マニア」っつーか、「目立ちたがり屋」っつーか、「何か言っておかねば気が済まないヒトビト」のための、「ガス抜き」っぽい制度になってんじゃねーの?という危惧がある。

なんと、今年の提案件数は200件に満たない。社員は数千人規模いるわけだから、1人1案以下、提案率1割未満。中には1人で何案も出してしまうような「マニア」がいることを考えると、実際には、ほんの数%の社員だけが参加しているという計算になる。これが「ガス抜き」でなくて何なのか。いったい何をしたいのかこの制度で。がっでむ。


..んで、何が言いたいのかというと、ぼくの提案が、最終選考に残ったっつー話なのだ(笑)。最終9案のうちに、2案残った。昨年に引き続きの連続ファイナリストである。来週、社長や副社長ら、幹部がずらあーっと並ぶ前でプレゼンテーションしなくてはならない。あはん。

嗚呼、これですっかり我が社内の「キングオブ・投稿マニア」だな(苦笑)。きっと今年も「あああのマニア君ね。しょうがないね。言わせておけよ。」みたいな冷ややかな視線を浴びるのだろう(やや被害妄想)。

とはいえ、ぼくみたいな「みやがり」もいないと、なかなか風通しがよくならないからね、我が社は。同年代が、どんどん「クレバー」になっていく中で、ぼくのような「バカ」も「必要悪」として認めてもらうしかないやね。ははん。

ああそれにしても、社長プレゼン。
昨年は「コント・七曲署」で小さな笑いを取ったが、今年のネタは何にしよ。
(...って、やっぱり根本的な何かを勘違いしている気もする)。

<memo>
・宮宮の報道整理、関係部局へのお礼
・D社の再プレゼン
・録画していた「コードブルー」(9話)

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