2010年7月アーカイブ

療育キャンプ

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昨年に続き「こどばを守る親の会」による療育キャンプに参加。

県内の「ことばの教室」「きこえの教室」に通う子らが集まって、楽しく過ごす1泊2日である。今回も「ことばの教室」、つまり吃音やら人前で話せないやらといった悩みを持つ子らが多く、うちのような「きこえの教室」、つまり難聴児(とその兄弟)は4家族の参加だった。

そんな事情はまったく関係がないがごとく、子どもらはすぐに打ち解けて夏の思い出の時間であり、親にとっては、めったにない貴重な情報交換の時間である。上の学年の子らが、上手に会話をしている姿に励まされ、その親が過去にしていた家庭内教育に教えられ、今の悩みにうちの子の将来の悩みをみる。

同じ障害を持つもの同士、あうんの呼吸がある。苦しみも葛藤も達観も、自然と共有する。だからこそ、その具体的挑戦や成果を下の世代に繋げていかなくてはいけない。障害者とその家族は、歴史の積み重ねのなかに存在するしかない。そんなことをあらためて考える夜だった。

[memo]
・朝6:00起きで洗濯、朝ご飯の用意。子どもの宿題。
・ハナのピアノ教室。
・療育キャンプ。自然の家。部屋割後、野外炊飯。ケータツはT君とともにかまど班。ハナは飯ごう班。ぼくはかまど班の補助。普通に美味しいカレーができますた。
・親同士の交流。勉強になる。

子どもの名前

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みんな子どもの名前ってどうやって決めているのだろう。

ぼくは「姓名判断」や「字画」を全然気にしない。つか、あれは宗教?慣習?占い?統計?...よくわからないのだ。まあ、本人が成長して、どうしても「この画数のせいで私の人生は困ったことになった」と思うのなら変えればよい。

であるから、まあ、命名はフィーリングである。なんとなーく、である。すまんの、我が子ら。紙に書いて眺めてみて、その字の面構え、そして声に出してみたときの音の響きで決めている。ビジュアル&サウンド...と言えば、説得力があるか。上二人の名前は、そんな風にしてぼくが決めた。

今回は家人に託すことにした。つか、一人ぐらい命名しろよ母親なんだし。で、それなりに「悪くない」案があがってきている。ぼくのなかは80点ぐらいな感じ。合格点ではある。まあこれでいいか...と思っていたところ、ふと思い立って、「○○年の人気名前ランキング」というサイトをのぞいてみたら、正にその名前が、近年大人気であることを発見してしまった。

人気=平凡 あるいは 人気=流行 ってことだよな。急にその名前の心証が暴落しつつある今日この頃。はて。どうしたものか...。

[memo]
・S新聞案件で各部局と調整、基本路線確定、報告。契約書の件。新聞各社への版の確認。
・T放送感謝祭での通販の件。FM社来訪(フェア、海亀焼酎)。自治大へうちわの件。
・保育園に迎えに行き、病院。子供らが赤ちゃんを抱きたがりまくり。

産まれたて

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7月29日 午後4時半頃。
3754gの女児が誕生。名前はまだない。

今日から我が家は五人家族。

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[memo]
・朝食後、入院。
・午前中は談話室で子どもの宿題。「餃子の王将」ランチ。
・ビデオカメラを取りに自宅に戻ったり(助産師さんが撮らなくていいの!と問い詰めるのでw)、ビデオをテープを買ったりして病院へ戻る。
・午後4時手術開始。30分頃、誕生。
・父、母、弟夫婦、義母、義妹2号。
・夕食「吉野家」。

家族4人での最後の晩餐

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明日、家人は帝王切開にて出産予定。

昼間、ケータツは「明日からお母さんは赤ちゃんのものだから、今日はいっぱい甘えよう」と言っていたらしい。ところが、夕食の際には、「お父さん、明日からお母さんは赤ちゃんのものだから、二人で仲良くしたら?」と言ってきた。小学3年生のくせに、もうそういう気を使うか(笑)

何はともあれ、4人家族は今日まで。明日の夜には5人家族となる予定。

[memo]
・朝、某TV番組の取材依頼で段取。なかなかいい企画がない...。むむ。
・広告の契約手続。

サラリーマン経験値

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ぼくも随分とおっさん化してきたな、と思う瞬間がある。えてして「体力が落ちた」とか「白髪が...」とか、ネガティブな要素が多いなか、ポジティブな要素もなくはない。たとえばそれは、確実に経験値が高くなっている、ということである。

ある企画を推進させるための効果的な力点、というような、知識だけでは決して身に付かない「技術っぽいもの」、が経験値として蓄積されてきている。日々仕事をしている以上、それはもう確実に。

今日はある案件について、某幹部から修正指示があった。指示の意図するところは理解できるが、その要素も十分加味した上での企画内容だった。そこで、とにかく情熱をもって、説得も妥協もせず、ひたすら丁寧に粘り強く説明を重ねる...という「愚直作戦」によって、最後は「社長判断に任せる」ということで納得していただいた。(社長はあっさり了解)

そんなのサラリーマン的経験値でしかない、という意見もあるだろう。だけれども、このサラリーマン経験値は、案外と応用が効く、というのがぼくの実感。ものごとをスムーズに進める「技術っぽいもの」。きっと今週末の「PTAのイベント」でも十分に発揮されることだろう(ま、所詮それぐらいの応用だけれども...)。


気力を新たに、第2ブログの方も更新再開。さて、いつまでぼくの手がかかるのか。

[memo]
・新聞広告の件。企画の審査。原稿のチェック>副社長、社長。結果通知など。合間に新聞社、広告代理店等からの相談受付など。21:00。
・若手職員向けのワークショップ。もう少し人数が多いとより楽しかったが。

非常事態宣言の解除

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7月27日午前0時。

同時刻をもって、家畜伝染病予防法にもとづく移動制限・搬出制限が解除された。これで「法律上」は清浄化したと言える状態に。併せて、県が発令した「口蹄疫非常事態宣言」も全面解除された。今後は、糞尿処理に万全を期す(終息宣言はその後に予定)。

同時刻、県庁前庭にて知事が深夜の記者会見を行った。多数の報道陣を前にして、知事は神妙な面持ちで、そして淡々と質問に答えていた。関係部局の主要な職員が顔を揃え、知事の言葉を噛みしめた。畜産課では全員でその時間を迎えたという。なんつーか、不思議とそれは「厳か」な時間だった。

自宅に戻り、一人ビールで祝杯。宮崎を応援してくれたみなさん、ありがとう。頑張った県民のみなさん、これからも頑張ろう。そして自分。まだまだこれから。頑張ろう。

口蹄疫が発生し、今日で丸98日。長い長い時間だったなあ...

[memo]
・朝もケーキ(嬉泣)
・広告の件、企画コンペの〆切・集計、A社でのA選手の件。24:30。

防災ヘリの事故

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防災ヘリ墜落、5人死亡

 今日午前11時10分頃、埼玉県秩父市大滝地区の標高約1100mの山中で
 遭難者の救助作業中だった県防災ヘリコプター「あらかわ1」が墜落し、
 搭乗していた7人のうち、5人が死亡した。救助のため、2人が地上に
 ロープで降下中にヘリがバランスを崩した。...(読売新聞記事)

こういう記事を読むたびに、胸がきゅーっと締めつけられる思いがする。防災ヘリというのは、かくも危険な任務であり、生死をかけた仕事なのである。自分らの身を挺して救助活動を行っているのだ。そう思ったからこそ、自分が担当した際には、上司と喧嘩しても絶対に方針を変えなかった。いや、変えられなかった。万が一のことがあったら、一生後悔しなくちゃならない。そんなのはたまらんぞ担当として。防災ヘリを担当したことで「どこを見て仕事をしなくちゃいけないか」を学ばせてもらったものだ。

それにしても。埼玉県は、数年前にも訓練中の隊員が墜落するという痛ましい事故を起している。確か季節も同じ頃だったのではないか。ヘリは夏場に弱い(気温の上昇に伴い空気の密度が薄くなる為)。機体能力、機内スペース、山岳飛行経験、そして日ごろの訓練。事故原因を十分に検証して、危険要素をひとつずつ潰していって欲しい。現場の隊員じゃなくとも、事故防止のためにできることはたくさんあるのだから。悲劇はもうたくさんだ。

合掌。

[memo]
・だらだらとネットを徘徊。スピーカーなどを物色(買いたいなあ)。
・昼は焼きそば。夜はハンバーグ&枝豆スープをつくる。まあ、誕生日ぐらいはね。
・「ちりとてちん」92-97。

海街dairy/吉田秋生

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久々に吉田秋生を読んだ。やはり大人な漫画を描く人だなあ。

このシリーズ、全編素晴らしいのだけれど、何よりこの物語の世界観をつくっている第1話「蝉時雨のやむ頃」がいい。登場人物のすべてを愛さずにはいられない。なんだこのリアリティは。なんだこの愛しさは。

すぐに「映画化...」なんてことが浮かぶけれど、これだけ完成度が高いとむしろ許せない感じもする。かなりハードルが高いキャスティングになると思う。ちなみに、いろいろ考えてみたけど、長女:真木よう子...ぐらいしか浮かばず。意外に三女は宮崎あおいあたりにやらせてみたい気もしつつ。

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[memo]
・朝辛い目覚め。
・ひたすら漫画読み。「海街dairy」1-3、「鋼の錬金術師」13-15、「北斗の拳」10-12、「聖☆お兄さん」4、「strawberry short cakes」。
・ハナのピアノ教室。昼は「うどん」。
・BBQ in sizen。ケータツとハナも。王子やら。
・「STAR WARS EPISODE5」★★★★。この映画も何度見たことか。

社交場「CORNER」

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最近、宮崎市内一番街にある「CORNER」が元気だ。

いつも人が多くて混んでいるのは勿論、なにかと発信力のあるヒトビトが、ここをネジロにしている。イベントの打合せだったり、商談だったり、ワインセミナーだったり、さまざまのポジションにいる人が集い、意見を交わし、街を面白くしようとしている。なんだか毎晩「異業種交流会」が開かれているようなものだ。

ちょっと大げさだけども、かつてピカソやダリが通ったという「4 GATS(クアトラ・ガッツ)」のような刺激的な場所になるといいなあ。ときどきはそういう空気を感じに行こう(仕事的にも極私的にも)。

[memo]
・TJにて打合せ。昨日の広告の件。
・FM社。現場担当者の顔合わせも兼ねつつ。イベントの詳細。
・KONNE。新しい取り組みなどもうかがう。
・613便。
・「CORNER」にて。SB社のO君、おしり、Tさん、YG嬢、S嬢。

マン・レイと佐藤雅彦

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出張の空いた時間(といっても昼飯を抜いただけ)を利用して、「マン・レイ展」と「佐藤雅彦展」をはしご(同じ六本木だったので)。所要時間40分+30分。我ながら邪道だなあ。それでも短時間なりに収穫はあった。

マン・レイ展」。クールで幻想的なセクシー写真家...という断片的なイメージしかなかったマン・レイ。代表作しか知らない...というのは実に危険なことだな。彼は写真という枠に囚われない(むしろそこから超越しようとする)アヴァンギャルドなアーティストだったのだ。

ミロやらピカソやらに感化されて?、まるでそのまんまな絵を描いてみたかと思えば、独自の手法を開発してものすごくエッジの効いた写真を作り出したり、なんだかとても無邪気だ。かと思えば、「自由な手」なる連作などは、シンプルながらとても表情豊かだ。この貪欲さは凄い。映画などもじっくり見てみたかった。

佐藤雅彦ディレクション これも自分と認めざるをえない展」。平日昼間なのに、それなりに混んでいた。この展示は、ひとつひとつを自ら体験して「感じる」ことが大事。なのでひとつひとつが当然の行列。ああ、時間がないのが残念。

それでも「属性」という視点が抜群に面白かった。身長、体重、性別、年齢、表情、指紋、虹彩、神経、経験、癖...などなど、さまざまな「属性」のなかに「自分」がある(ハズである)。その「属性」とは自分にとって「拠るべき」ものなのかどうかを問いかけてくる。

ちなみに、佐野研二郎や軽部真一が来場していた(笑) それ自体が彼らの「属性」を物語っているようで(もちろん笑っている自分も)面白かった。

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[memo]
・ANA602便。
・R社。すごく魅力的な提案を複数頂く。ご贔屓頂いてあり難い限り。前向きに検討。はなこぐまさんとも初対面。打合せ後、第2タワーのロビーを視察。ほほー。こちらもぽいなあ。
・GD社。提案第1稿。素晴らしい。シンプルで力強い。ただ、これを認めさせるのは相当な努力が必要(ぼくの)。頑張ろう。
・「カルネ屋」。美味。肉もパスタもデザートも。

メッセージ

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「新聞広告」という事業について、政策部や総務部の委員会でさまざまな議論が沸騰したらしい。考えてみると、わが社自体が出稿主となって全国紙で新聞広告を展開するというのはちょっと記憶にない。しかも中身は意見広告であるから、たぶん史上初のことである。

与えられたスペースはそれほど広くない。その中で、さまざまな立場のヒトビトの、さまざまな思いを、できるだけオーソライズし、文章に集約し、さらに「見過ごされないように」メッセージを伝えることが求められる。またそれは、今後の復興対策の「起点」となる広告でもある。うーむ。与えられたハードルはあまりにも高いのな。

全国の数百万人が、その日、5秒間だけ宮崎に思いを馳せる。その方法は、バカみたいに愚直で、一見何の工夫もないような、ど真ん中ストレートなものになるのではないか、と思っている。イメージは「あなたに会えてよかった(作詞:小泉今日子)」的な何か。

...というわけで、明日から東京。ぼくはどこまで思い切れるのだろう。

[memo]
・上京時の資料整理、FM社義援金、F放送収録、A社フェア調整、防疫から復興へのタイミング協議、予算執行準備、課内協議など。20:00。
・「STAR WARS EPISODE4」★★★★★。美しい映画だ。DNAレベルで好き。

寝不足でウォーズ

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BS-hiビジョンで放映中の「STAR WARS」一挙放映。

各作品は、それぞれ何度も何度も見ているのに、シリーズ順に一気に見る...というのは初体験。そして、だからこその意外な発見も多々あって、毎晩大コーフン。見終わったあともなかなか寝つけない。寝不足だっ。つか、クローンウォーズ見損ねたっ。

[memo]
・出張段取、打合せ資料作成、ロゴ問題、横断幕...。21:00。
・ケータツが初めて一人でみそ汁を作ったらしい。普通に旨いよ。
・「STAR WARS EPISODE3」★★★★。ストーリーは勿論のこと、登場人物、兵器などが、徐々にEPISODE4の世界観に繋がっていくのが面白い。アナキンがなあ...。

Toy Story 3(3D)

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あまりに評判が高いので見に行きました「トイストーリー3(3D)」。子どもと一緒なので吹替版。家にDVDがあって、子どもと一緒に、死ぬほど唐沢寿明と所ジョージの声を聞かされてきたので、まったく違和感なし(笑)。3D効果はあまりなし。通常版で十分。

出来はさすがピクサー作品。1,2の続きものとして違和感のない内容で、これ以上ないという「落としどころ」に着地してさすがの完成度である。途中、大人も(が?)楽しめるエピソードも満載で飽きさせない。クレジットでも流れていたが、スティーブ・ジョブズの次に宮崎駿への敬意が示されているなど、多方面に向けた気配りも完璧である。

...とはいうものの。ちょっとイノセントなラストシーンに白々しさも感じてしまった。アニメーションという夢物語だからいいのかもしれない、という気持ちと、とはいえ綺麗事すぎるよなあというリアル世界に犯された気持ちで、素直に感激できない自分である。

今や情報やモノが "秒殺" で消費される時代である。自分の日々の生活を振り返りながら、この「トイストーリーシリーズ」に、うちの子らが、どれほど共感できるのか、大きな疑問を持ったんであった。願わくば、うちの子にとってのウッディやバズがいることを。

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[memo]
・普通に起きた。
・朝食後、のんびり新聞読みながら「今日はすることがない」ことを確認。
・Run。9km。朝の9時なのに暑くて長く走れない。
・ネットでウィンドーショッピング(スピーカーとかヘッドホンとか)したり、ソーメン食ったり、昼寝したり、本読んだり...。
・夕方、子ども2人を連れて「トイストーリー3」★★★★。
・「STAR WARS EPISODE2」★★★★。スターウォーズ愛の物語ですな。アナキンの無垢さがよく出ていて好き。ボバ・フェットが登場。何度見てもヨーダがかっちょいい。

迷子?のケータツ

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朝、愚息・ケータツが、急に「U太郎と遊びたい」と言い出した。同じ年の従兄弟・U太郎とは、趣味や志向は違うものの、そこは血が繋がっている者同士、妙に仲がいい。とはいえ、普段は盆や正月+αで会う程度であり、それほどしょっちゅう行き来しているわけではない。

まあ、仲良くするのはいいことだと思って「じゃあ、自分でバスで行ってこい」と指示を出してみた。一瞬、ひるんだけれど「うん。じゃあ行く」という小学3年生。

実弟に電話して、在宅を連絡したのち、バスの時間などを調べる。所要時間は20分ほどである。ただ、そこから少し歩く。これまでは車でしか行ったことがないため、バス亭の場所はよくわからない。まあ、バス亭は幹線沿いではあるから大丈夫だろうと思いつつ、道のりを覚えているのか聞いてみると「たぶん、大丈夫」という。それなら冒険(笑)してこい。

バス亭まで送ってやり、手順を教える。
「1.乗車券を取る」
「2.運転手さんに降りるバス停を告げる」
「3.着いたら運転手さんに料金を聞いて入れる」

意外としっかりしている我が息子だからな...と思って見ていたら、バスに乗るなり、ぼくに手を振ることに気を取られて、「1.乗車券を取る」を忘れる始末。おいおい、全然しっかりしてないし。

自宅に戻り、実弟からの電話を待つ。が、到着予定時間を過ぎても連絡がない。ほんのちょっとだけ心配していたら、連絡があるハズの携帯ではなく自宅の電話が鳴った。

「●●さんのお宅ですか?(女性の声)」
「はい、そうですが...?」
「お子さんがおみえですよ」
「???」
「あ。お父さん? 道わかんないんだよね」
「はあ? 今、どこよ?」
「バス亭の横の薬屋さん」
「(全然わかってないじゃん!)と、とにかく、おじさんに迎えに行かせるからそこで待ってなさい」
「はーい」
「お店の人にちゃんとお礼を...」
「(がちゃん)」

むー。人の話は最後まで聞け。つか、迷子になる前に電話してるし。なのにそんなに落ち着いているのだ。大物なのか?バカなのか?

ちなみに、帰り道は、無事にバスで戻ってきましたとさ(なぜかU太郎も連れて)

[memo]
・朝寝坊。9:00起床。ダメじゃん。
・ケータツがいないのをいいことに、ランチは蕎麦。「吟匠庵」。口が甘いものを求めたので、街まで出て「Soft cream factory」で3つの味を。
・実弟家族もやってきて焼肉。
・「龍馬伝」28,29。ちょっと間延びした感のあった第2部後半。第3部突入で物語が加速しそう。
・「STAR WARS EPISODE1」★★。久々に見たら、やはりガッカリ感の目立つ作品。ポッドレースの部分、アミダラ女王の美しさ以外は辛い。ジャージャービンクスに至っては...。それでも愛すべき物語であることには変わりない。

「Pen」ヌードは、美しい。

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羽田空港で、この美尻に誘われるままに購入w 。レジが若いお姉さんでも全然恥ずかしくないのは、「Pen」という雑誌のアート性なのか、単にぼくがおっさんだからか。

宗教画からファンションフォト、舟越桂まで網羅するあたりは、さすが「Pen」。「浴女/アングル」、「裸のマハ/ゴヤ」といった鉄板ものも、改めて「ヌード」という意識で鑑賞すると、やはり「官能」の表現であることを再認識させられる。ムンクのヌードなど相当に悩ましい(小さい写真なのが残念)。これはいつか実物を見てみたいな。

でも、官能とエロとは、近いけれど、遠いのな。官能的な作品は、官能的であればあるほど、そこで完成されていて、想像力が拒絶される感がある。エロには想像力の付加がないとな。あと官能は鑑賞するもの、エロは実践するものw 

いずれにしても今号の「Pen」はお買い得。第2特集の「シャガール」も見どころ満載。あと、今号に登場するマン・レイは、展覧会が国立新美術館で開催中。これは是非見たい。同じ六本木だし、佐藤雅彦ディレクション展と併せて、なんとか時間が作れないかなあ。

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[memo]
・最近の休日は毎度朝寝坊。昨日は早く寝たのに。8:00起床。
・「北斗の拳」7-9「鋼の錬金術師」10-12
・庭の草刈り。明日は天気が悪いらしいので、ドピーカンのなか。終了後、シャワー浴びて、即効ビール。まだ午後4時。素敵な時間。そして昼寝。
・「ちりとてちん」86-91。まさか「喧嘩をするな。仲良く暮らせ」の台詞で泣かされるとは。凄いなこのドラマ。
・師匠のブログで、「うまひゃひゃ」の帯に黒木瞳さんがコメントを寄せていた理由がわかる。そうだったのか。なんだか派手な人生だなあ師匠。

X-MEN シリーズ

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先週から立て続けに「X-MEN」シリーズを見た。

「X-MEN(監督:ブライアン・シンガー)」
「X2(監督:ブライアン・シンガー)」
「X-MEN:The Last Stand(ブレット・ラトナー)」
「X-MEN Origins:Wolverine(監督:ギャヴィン・フッド)」の4本。

これが、尻上がりに面白くなっているのだ。アメリカン・コミック侮りがたし!

前3本は、時系列に続いている物語であり、登場人物にも物語にも一貫性がある。3作目で監督が変わったが、それがいい意味で物語に厚みや深みを与えている。そして4作目は、主人公であるウルヴァリンのX-MEN前史なのだが、これがまた、前3作をしっかりと踏まえ、シリーズ全体をさらなる高みへ引き上げる効果をもたらしているのだ。4作目の冒頭シーンなんか、主人公のある特徴を素晴らしい手法で描いていて、ちょっと鳥肌ものだった。

改めてコミック版「X-MEN」について調べてみると、1960年代から続いているロングセラーで、沢山のサーガがあり、膨大な登場人物がいて、派生作品もすごい量となっているようだ。その中で、特に人気のあるキャラクターを厳選し、再構築し、新たな「X-MEN」サーガとして生み出されたのがこの映画版なのである。

同じアメコミでも「BATMAN」は作品によってあまりにテイストが異なる。マイケル・キートン(監督:ティム・バートン)版と、クリスチャン・ベール(監督:クリストファー・ノーラン)版では、容姿以外は、まったく別の物語だ。それはそれでさまざまな「解釈」を楽しむ...という有り様である。

一方で、この「X-MEN」のように物語をじわじわと深堀りしていくこともまた楽しい。登場人物がどんだけ多くても、小さなエピソードを少しずつ積み重ねていくことで、一人一人にちゃんと感情移入していくことができる。ああ、もっと見たいなあ。X-MEN。

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[memo]
・出張の報告を各所へ。契約のやり方をもろもろ検討。新聞各社から営業いろいろ。20:00。

善意と悪意

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畜産農家を、野菜農家を、農業関連業者を、観光業界を、商店街を、行政を、そして、宮崎県全体を苦しめ続けている口蹄疫。今や、他県にまでも大きな負の影響を与えているほど。

そんな我が県の痛みを、痛みとして感じていただいている全国のみなさまから、いろいろなカタチでの善意が届けられている。それは、募金活動だったり、義援金だったり、応援イベントだったり、メッセージだったり、応援活動だったり、それはもう大変な量の善意だ。県民全員で「ありがとう」を何百万回言っても足りないだろう。

そんな中であるからこそ、宮崎県は、反省すべきを大いに反省しなくてはならない。さまざまな批判を真摯に受け止め、明日への教訓としなくてはならない。それがたくさんの善意へ報いる第一歩だ。

とはいえ、批判というレベルを越えた悪意も届く。読売新聞の報道など、その最たるものだろう。こういう巨大な悪意には毅然と立ち向かう...のも一つの方法ではあるが、彼らは実に狡猾だ。圧倒的に強いポジションから石を投げてくる。その戦いに多大な労力を注ぐことは、非常に空しい行為だと思う。

我々はすでに相当の消耗をしている。悪意ある者たちと戦う力があるのなら、善意あるヒトビトと手を取り合うことに向けるべき。がんばろうオレたち。

[memo]
・朝一便で上京。移動のモノレールで読売の悪意ある記事にゲンナリする。
・FM社にて打合せ。ありがたい企画。できるだけのことをしたい。
・GD社にて打合せ。図々しいにも程がある依頼なのに了承頂く。深謝。TJのF君同行。
・お土産は空港で買った「原宿ロール」。まあこんなもんか。
・「X-MEN ORIGINS:Wolverine」★★★★★。素晴らしい。冒頭シーンだけでもノックアウト。

宮古島マンゴー

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家族と約束しての久々の定時退社。

「きょうの料理」のレシピで「豚コマカレー」と「マッシュルームとビーフのカレー」を食べる日。作り方が簡単なので「1度で2度美味しい2種類のカレー」を作ってもらったのだった。同じルーを使っていながら、思った以上に異なる味わい。そして深いコク。これは旨い。特に「豚コマカレー」が想像以上。やるなあカリ〜番長。

そして、デザートは宮古島から届いたマンゴー。ひゃっほう。宮崎にいながら宮古島マンゴーを食べるという、ややマゾヒスティックな快感。これはまるでキョンキョンと結婚しているのに小林聡美と浮気をするかのような気分 <たとえがおかしいです

宮崎マンゴーと比べると、色味や甘さはもう少しなのだが、実は、味のバランスがとてもよくて、「え?むしろ旨い?」と感じるほど。むむむ。これはまるで小林聡美の方が相性がよかったみたいな... <もういいです

ちなみに、このマンゴーを送ってくれたのは、ぼくの弟子(照)。いや、単に同じ人を師匠とあおぐ兄弟弟子みたいなもので、ありがたいやら申し訳ないやら。とりあえず、ものすごく美味しく頂戴しました(まな板から直で w)。ありがとう。

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[memo]
・G社プレゼン資料各種、F社資料、F放送収録段取、A放送番組企画書作成等。
・リンクが切れないといいな。松本人志とナンシー関の対談。面白い。
・「X-MEN The Last Stand」★★★★。シリーズで一番面白いかな。娯楽作に徹しているところに好感。ヘレン・ペイジがキュート。

ハーモニー/伊藤計劃

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「ハーモニー/伊藤計劃」を読了。

ファンタジーな表紙とは裏腹に、中身はとても骨太な「ド・SF」。人類が思い描くユートピアの極限を描いている。

全体に施されたタグ記号、ミャハやトァンといった馴染みにくい登場人物、感情移入しづらい舞台設定など、読者側に課せられたハードルは結構高い(SFファンならいざしらず)。特に前半はなかなか物語に入り込めず、読み進めるのに難儀した。しかも、一部の人物造形は中途半端で、物語の奥行きがもう一つという難点もある。(勝手ながら、病に侵された作者の限界だったかと推察)

それでも、この作品が激しく魅力的なのは、ユートピアの行く末を描き切ろうとする力強い意思に溢れているからだ。過剰な設定なのに力技で納得させられる。そしてこのタイトルが示す恐ろしい世界感。途中で、その意味するところに気がついてからは、怒濤の一気読みであった。すげー。エグ味が強い分、深い余韻が残る作品だと思う。

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[memo]
・監査。予算の記者会見に同席。知事の急な上京によりF社の取材をドタキャン。申し訳ない。合間に文案を練り練り。出張段取。21:30。
・「ハーモニー/伊藤計劃(早川書房)」★★★★。

きょうの料理(東京カリ〜番長)

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家人が珍しくNHK「きょうの料理」を見ていた。テーマはカレー。講師は東京カリ〜番長・調理主任こと水野仁輔氏。同じルーを使って、3種類のカレーをつくっていた。作り方はとても簡単なのに、味わいのまったく異なる(ように見える)カレーなのだ。

豚コマカレー」は、タマネギをしっかり炒めて、豚肉を最後に入れて旨味凝縮な感じ。「シーフードとシシトウのカレー」では、先にルーをお湯に溶いておいて、シーフードミックスとシシトウを炒めたところに一気に混ぜ合わせる。粒マスタードちょい入れがポイント。「マッシュルームとビーフのカレー」は、具(牛肉・タマネギ・ピーマン・マッシュルーム)の大きさを均等にして、ハーモニーを際立たせる工夫と、バター・にんにく・赤唐辛子・砂糖を隠し味で投入。

普通の材料で、これほどのバリエーションを演出できるとは。さすが調理主任。

先日、本屋で「dancyu」のカレー特集を見つけて、「辛抱たまらん」くなり、今日の昼飯は出前カレーにしたばかりだというのに、もう次のカレーが食べたくなった。嗚呼。夏はやっぱしカレーだよなあ。...と思いながら、「きょうの料理」HPをぐるぐる見ていたら、検索ランキング1位(7/12現在)は、なんと「チキン南蛮」だったりもする(喜) 

よし。明日のランチは「チキン南蛮カレー」だ(超高カロリー!)

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こっちのカイ君は当選。超くだらない(笑)
ホワイト家なのに、シラトジロウとはこれ如何に。

[memo]
・広告の段取、H氏へのアポ、FM社との協議、出張段取、コンセプト整理。20:00。
・マンゴー!

MAN ON WIRE

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ドキュメンタリー映画「MAN ON WIRE」。

ワールド・トレード・センターの間にワイヤーを渡し、綱渡りをしようとした男の物語。その圧倒的な事実をどう描くか。ドキュメンタリーの挑戦であり、限界でもあるのな。数少ない当時の写真、なぜか大量に残っている打合せの映像、さらに共犯者たちへのインタビュー、再現ビデオを駆使して、その事実に迫ろうとしている。

しかし、この面白さは、「MAN」ことフィリップ・プティ自身もさることながら、それに巻き込まれてしまった周囲のヒトビトにある。特に事件の「その後」を語るインタビューが実に印象的。この部分があるからこそ、ドキュメンタリーとして秀逸なのだ。

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[memo]
・朝寝坊。9時。さすがに寝過ぎだ。
・朝食後「北斗の拳」4-6。
・Run。11km。あづい。8kmで給水する直前はフラフラだった。
・ソーメンランチ。
・「Man on wire」★★★★。
・投票とTSUTAYAと。
・夕食食べながら、「龍馬伝」27。

佐藤可士和の本2冊

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敬愛する3佐藤のひとり、佐藤可士和の新刊2冊をじっくりじっくり読了(あとの2人はキリンビール・マーケティング部長の佐藤章氏とクリエイティブディレクターの佐藤尚之氏)。実践テクニックを説く「佐藤可士和のクリエイティブシンキング」と、仕事全体を俯瞰する「Pen BOOKS 1冊まるごと佐藤可士和[2000-2010]」。

日常的に可士和氏の仕事を(のみならず奥さんの悦子さんの仕事も)チェックしているので、新鮮な驚きは何もない。それでも、こうやって彼の考え方を改めて系統立てて見直すと、「理解したこと」と「実践すること」の間に横たわる深い溝にため息が出る。ふー。やっぱりすげえなあ可士和〜。

とにかく実践を繰り返すしかないのだろう。頑張ろうオレ。

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[memo]
・朝寝坊。8:00起床。
・ハナのピアノの練習に付き合う。上手になってきたなあ。
・家族でイオン。ピアノ教室の合間に、購入予定の鍋をチェック。ついでにプラ製の軽いボトルと泡立ちのよいビールグラスを購入。リサイクルショップにてベビーシート購入。
・清武のマックで一人ランチ。チキンソルトなんとかは味濃すぎ。
・ブラザー理容にて。久々に白髪染め。液の匂いが好き。また爆睡。
・ソフトバンクにて修理依頼。
・夕食はお好み焼き。「ちりとてちん」を見ながら。80-85。
・「佐藤可士和のクリエイティブシンキング(日本経済新聞出版社)」★★★。
・「まるごと1冊佐藤可士和(阪急コミュニケーションズ)」★★★★。

うったち会

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復興対策本部の「うったち会」。

2日前に急に「よしやろう」と決めて呼びかけた。みんなバタバタしているので、どれほど集まるのか心配だったが、その必要性をみんな感じていたらしく、かなりな出席率となった。幹部も全員出席。良かった。

事務屋のほか、農業、畜産、獣医、薬剤、化学といった各分野の専門職がズラリと集まった寄せ集めチームだからこそ、この純日本的な「一体感の醸成」が必要だと思った。それにしても精鋭?が集まっているだけあって、幹事から何も云わずとも、自然とバラけて交流を始めている。そして冒頭から随分はっちゃけた盛り上がり。いいチームだ。

〆の言葉は、もはや神がかってきた感もある現場指揮者のN氏にお願いした。「前例のない問題に、前例のないチームで臨んでいる。この"カオス"だからこそ生まれるものがある。必ず我々はやり遂げる。頑張ろう」

[memo]
・予算案は社長のところまで通過。具体的な計算プランに入る。
・「百姓屋」。
・「X-MEN」★★★。ヒーロー物として良くも悪くもスタンダードな出来。
・「X-MEN2」★★★。連続してこのレベルを維持していることが凄いな。アンナ・パキンが妙にセクシー。

村上春樹ロングインタビュー

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新潮社、GJ!
季刊「考える人」に村上春樹ロングインタビュー掲載。

3日間にわたり、実に丁寧に作者と作品の関係を紐解いていく。あらためて「1Q84」という物語が、身体の中から蘇ってくる。「そうだよな、そういう小説だった」と再確認する部分と、「そおだったのかあああ!」と再発見する部分と、「ええっ!そうだったの?」と再認識させられる部分と。

作者が自作を語る...ということが、これほどエンターテイメントになっているインタビューも珍しい。松家仁之の聞き方がまた素晴らしい。必読。

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[memo]
・朝の例会でN課長の言霊にやられた。すげえやこの人。スタッフの不安要素にズバリと答えを出し、未来へと導いていく。まさにリーダー。次期社長に推挙したい。
・コマゴマと資料修正など。Z課長ヒア。課長対決を見たかったが、残念ながら味方側は不在。素晴らしき様式美。
・「百姓屋」に様子を見に行ったら、ランチタイムは休み。一番街・田中まで散歩し、若草通りで弁当を買って戻る。
・契約方法について、H課と打合せ。
・夕方、雑談というか意見交換というか。

西原理恵子の実録漫画「毎日かあさん」が小泉今日子と永瀬正敏の共演で映画化だと。

離婚未経験者として、このあたりの心理はよくわからないなあ。私生活の共有は無理でも、職業人としては認めあっている、ということなんだろうけれど...。オファーは、小泉→永瀬の順に了解を取りながら進められたという。キョンキョン納得ずく。ふうむ。

キョンキョンといえば「マザーウォーター」も注目ちゅう。「カモメ食堂」「めがね」「プール」のシリーズ(?)第4弾、今度の舞台は京都。この小林聡美ゆるゆるシリーズは、徐々に観客に「甘える」ようになっていて勿体ない。「このゆるゆる」を「共感する人」ということが観客の前提というか。今回は京都だけに「はんなり」か。

初心にかえって「なぜ小林聡美で映画を撮るのか」を見つめ直して欲しいな。彼女のよさは、「ゆるゆる」ではなく「すっとぼけ」なんだから。まあ個人的には「小林×小泉」という世界最強タッグ(テレビドラマ「すいか」以来)なので、たぶん、なんでもOKな気もしつつ。

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[memo]
・復興対策本部が徐々にいいチーム感。とかいいつつ、当面の予算獲得のため、Z課の往復をくりかえしている昨日今日。
・ランチ「タリーズ」。
・子どもが起きている時間に帰宅。ケータツとじっくり雑談。いつの間にかノリツッコミとかするのね(笑)

一工夫のサーベル

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静岡ガンダムはビームサーベルを持つらしい。この一工夫でまた大人気だわね、この夏。

いいなあ、工夫の余地があるって。1億2000万円と見積もった企画を「ゼロ予算でやれ」と云われてドタバタしている身としては、「+α」の一工夫ができることが羨ましい。

そのサーベル分でぼくの企画が十分に工夫できるから、くれ。

[memo]
・予算がなあ...。Z課で説明し、宿題を貰い、さらに説明に行き、今度はB室と調整し、残り財源をどうすると云ってZ課で協議し、F課に相談に行くも玉砕し、なんとかZ課で引き取ってもらって。合間に、M社から見積貰ったり、某県から資料を取り寄せたり...。そこまでして全5段かよ、という思いもありつつ。21:30。

絶叫委員会/穂村弘

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歌人・穂村弘が、「印象的な言葉」を拾ってきて、解説するという趣向のエッセイ。便所本(便所で読む本)として秀逸。1章が短く(約4ページ)、1章完結で、毎回感嘆や爆笑があって読みごたえがある。久々に「読み終わるのが惜しい」本だった。明日の朝の楽しみがないや。

たとえば、著者が拾ってくる言葉と、その解説はこんな具合。

 ...以前読んだ作品のなかで、年齢と共に女性の
 容姿は必ず衰える、永遠に美しいままの女性はない、
 という意味のことを当然の事実として周囲に
 云われたとき、主人公の男はこう叫んでいた。

 「八千草薫の例がある!」

 ワタシは胸をうたれた。なんて恰好いい反論なん
 だろう。...「八千草薫」には主人公の恥ずかしい
 ほどの本気さが宿っている。「八千草薫」の例が
 あるのだから、ほかにも永遠の女神が存在する
 はずだ、という純粋で自分勝手な世界への夢を感じる。

素晴らしい事例(笑)に、素晴らしい解説。
是非、続編を読みたい。

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[memo]
・絶叫委員会/穂村弘(筑摩書房)★★★★。たまにネタが弱いのが惜しい。
・予算化で一波乱もニ波乱も。まあ、しょうがない。本部協議、Z課協議、局内協議、再びZ課協議、事後対策...。22:00。
・某所で懐かしいM嬢とバッタリ。ビックリ。

はじめてのおつかい

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「ひるごはんは、ソーメンがいい」
「今日は麺がないよ」

...というような会話が聞こえてきた。ぼくが図書室で本を読んでいて、聞くともなしに聞いていると、そのうち、「じゃあ、おつかいに行ってくる」ということになり、財布やエコバッグなどを持たされて出かける様子。

「車に気をつけなさい」
「はーい」
「ハナとしっかり手を繋いでね」
「わかってる。じゃあ、いってきます」
「いってらっしゃい」

おいおい。これって「はじめてのおつかい」じゃないの? なんか楽しそう。家人にどこまで行かせたのか聞いてみると、Yストアだという。1km近くあんじゃん。途中は、交通量も多いし、大きな交差点も通る。そもそもYストアの駐車場って車多くて危ないんだよなあ。

...ということで尾行してみた(笑)

やたらと目がいいハナ社長に見つからないよう、ものすごく距離を置いて尾行開始。ケータツはお兄ちゃんとしてしっかり妹をサポート...しようとしていたが、暑いせいか、手を握るのを拒絶されていた(笑)。不憫なヤツ。それでも、しっかり信号を守り、道の端を歩き、妹の様子を確認しながら、歩いていた。えらいえらい。

店に着いてからは、尾行が難しくなった。ある程度近づかないと様子がわからないし、近づき過ぎると、見つかってしまう。棚やPopの影に隠れて覗き見。完全に怪しいストーカーである。ツイッターでその模様を実況中継してみた。

 スーパーついた
 ソーメンはそこじゃない
 お。見つけたか?
 レジ並び中ー
 早く買ってくれ。オレ怪し過ぎ

反応もいろいろと。

 かわいいですね☆無事にお使いできますように♪
 子どもを尾行するパパを尾行したい(笑)
 怪しいって自覚はあるのねw

こういう小さな遊びを共有するのも、ツイッターならではだなあ...と反応を読んでニヤニヤしていたら一瞬気が緩んで棚から顔が出ていたようで、目をあげた瞬間、30m離れたところにいた娘と目が合ってしまった。慌てて物陰に隠れたけれど、万事休す。「おとうたーん!」と大声をあげながらやってきた娘に捕まってしまった。ひゃは。ケータツは、全然気がつかなかったようで、キョトンとして「何やってんの?」。

まあ、そんなこんなで「はじめてのおつかい」は無事終了。帰り道は、3人で手を繋いで仲良く帰宅。美味しいソーメンを頂きましたとさ。

↑なんかいい話風にまとめて、「探偵能力ゼロ」なところを誤魔化してみた。


[memo]
・昼飯をはさんで「鋼の錬金術師」2-6、「深夜食堂」3
・TSUTAYA。
・「ちりとてちん」73-79。

10年目の家電

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結婚して11年ちょっと経過した。

元々、どちらかが持っていて途中で買い替えたものもあるけれど(洗濯機とか)、新婚当初に買った家電のほとんどが10年を経過し、新たな「買い替え時」を迎えている。昨年の電子レンジに続き、数日前、生ゴミ処理機がご臨終。内側の容器が「割れる」という天寿全う型。一度は、修理して復活したが、これはもう買い替えるしかない。

新婚当初は、よく電気屋さんに行ったものだ。これから、そういう10年選手が次々に引退していくのだろうか。冷蔵庫、掃除機、炊飯器あたりはそろそろかな。実は20年選手のラジカセをちゃんとしたオーディオシステムにしたりだとか、PS2で代用しているDVDプレイヤーも、ブルーレイに替えたらいいし、サッカーを始めたケータツを撮るにはいい加減一眼レフも必要じゃないか...っておーい聞けよ家人!

[memo]
・ピアノのにわか練習。産科。ハナのピアノ教室。ジャンボうどん。
・「ターミネーター4」★★★。見てないと思ったら全然見てた。2度目。ま、面白かったからいっか。
・黒一家、蛍が遊びに。「寿司虎」と「ナポリの窯」と「水野屋」で適当に楽しいパーティ。子どもらは黒と蛍と一緒に博物館まで花火をやりに。楽しいね。またおいで。0:00。

TENGA

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TENGAという商品がある。ある意味、日本人のものづくりかるあるや...というモノでもある。福山雅治や水道橋博士も絶賛だからなあ。

先日、初めて体験者という人から話を聞くことができた。これがやはり素晴らしいらしい。一方で、「価格に見合うかどうかは微妙」という証言もあった。うーむ。やはり、百聞は一見に如かずということか。

[memo]
・予算全体像、補正概算、補正積算資料など。SE社のおにぎりなどサンプル。お肉の日イベントやるのかどうか。22:00。

若手職員の勉強会

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なんと勤続20年になってしまった。早ッ。ますますオッサン化は進むのだ。そんなタイミングで、若手職員の勉強会企画があって、講師的なことをすることになった。ひゃあ。講師だって。

与えられた時間は30分。テーマは「役割を越えて自ら企画提案していくこと」←指定。生徒は15名ほど。発作的な会合だったため、講師を頼まれたのは2日前だった。資料をつくる間もなく、レジメだけ用意して、ぶっつけ本番で臨んだ。

結果はなんとかなったかな。時間を10分ほどオーバーしてしまったし、うまく喋れた自信もないが、20〜30代の若い子らがなんとなくやる気になったっぽい。まあ、ヨシとしよう。してくれ。

しかしなあ。我が身を振り返りながら話をしてみて、あらためて再確認したのは、我が社において「楽しく仕事をする」ことの、なんとハードルの高いことか。ぼくのように、前の仕事がガッツリと次の仕事へと繋がっていて、ワクワクしながら仕事をしている...というケースはかなり特殊なのかもしれないなあ。

[memo]
・20年表彰。
・予算資料。R社事案(オークション、社食、セミナー)。FM社事案(イラスト問題)。年間スケジュールの調整と、仕掛けの検討。
・勉強会。「福蔵」。