音楽の最近のブログ記事

テンションあげてこ

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震災以来、どうにもこうにもテンションあがりませんな。

かの地で、一瞬のうちに家を奪われ、仕事を奪われ、家族を奪われ、友を奪われたヒトビトが何十万人もいる...という現状に思いを馳せると、なかなか気勢もあげようもない。さらには原発によって、自分の責任ではないのに、信用まで奪われたヒトビトまでいるわけで、そうそう元気は出てこない。他人事のようで他人事でない。できることがいろいろあるようで、具体的にはなかなかない。そんな悶々が続く。

かといってローテンションというわけでもないのだけれど(仕事で気が張っているし)、それでもなにかと外に娯楽を求めがちな最近の自分。漫画読んだり、ビデオ見たり、ネットを徘徊したり。あるいはやたらと買物してみたり。WEBで。そんなこんなで毎晩寝不足。ぬー。そんなんじゃテンションあがらんとです。今日もそんなぼちぼちな一日だったか。

せめて一日の終わりに、この一連のシリーズ(全バージョン1,2)をじっくり眺めて寝るとする。サントリー、グッドジョブ。



[memo]
・課内協議、部内協議(9割了解か)、会計処理、Iスーパー商談会(販促企画)。N市にチキン南蛮企画を打診。
・手話講座2回目。ジェスチャーやら顔の表現やら。
・OnePeace12,13。

桑田佳祐

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最近の桑田佳祐の露出はすごいなあ。テレビも雑誌も続々と。みんな待ってたのね。今週になってようやくメディアは落ち着いてきた感があるけれど、一ファンとしては、ここにきて、ようやく1曲1曲が身体にしみてきたところ。

ぼくにとってのサザンは「匂艶 THE NIGHT CLUB」で始まっている。もちろんリアルタイムでデビュー曲「勝手にシンドバット」を聞いてはいたし、披露宴で「いとしのエリー」の替歌で「♪ 由子 my love so sweet〜」と歌い上げた芸能ニュースも見てた。でも「はまった」というほどにサザンを好きになったのは、ずーっと後だった。高校生になって、ようやくその本当の価値に気がついたのだ。

幸いにして、ぼくは幼少時、"ちゃんと" 歌謡曲を聴いていた。前川清だの、森進一だの、沢田研二だの。中学時代はYMO経由で洋楽も聴き始めていた。レインボウとかビリージョエルとかジョンレノンとか。それらが全〜部、桑田佳祐と根っこの部分で繋がっていたのだった。ロックであり、歌謡曲である音楽のなんと耳に心地よいことか。

同じくらい深く愛する山下達郎との違いは、自分で歌うかどうか、かな。コンサートに言って、山下達郎では聴くのが主、サザンは一緒に歌うのが主。桑田佳祐が書く曲は、いったん自分に吸収されて自分の一部となる。だから共鳴したい・歌いたい衝動がわいてくるんじゃないかな。山下達郎の場合は、ひたすらそのアートを鑑賞するという違いのような気がする。

今回のアルバム「MUSICMAN」もまた、繰り返し聴き込むうちに、確実にぼくの身体にしみ込んできている。ああ。コンサート行きたい。とにかく病気がたいしたことなくて良かった。まだまだ死なないでください。

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[memo]
・ハナ発熱。のちに風邪と判明。休み。
・P社来訪。いい関係ができるかも。DK社とエバ案件。エバ案件調整本格化。

akikoさんのライブ

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宮崎市科学技術館プラネタリウムで開催されたakikoさんのライブへ出かけた。

ステージにはエレピとakikoさんだけ。
大きなドームの中にシンプルな構成。
なんだかとても歌がしみてくる。

その雰囲気だけでも良かったのだが、途中、照明を完全に落として、星空を見上げながら星や月の歌を3曲歌ったのが素晴らしかった。よく見なければわからないぐらいのゆっくりしたスピードで動く天空の星。それをシートを倒して見上げながら聴くジャズは、意識をそのまま宇宙にもっていかれそうな不思議な感覚があった。そう思ったのはぼくだけではなかったようで、この間、拍手ひとつ鳴らず、みんなしみじみと空をみあげて聞き惚れていたのだった。

最後の方で、ちょっとだけ施設の担当者が「冬の星座」を解説してくれたのもよかった。なんか胸がいっぱいになる素敵なコンサートだったなあ。手配をしてくれたRさん、ありがとう。

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[memo]
・寝不足。
・フェア会場を視察。キルフェボン、東京駅、品川駅。
・宮崎へ。
・子どもを連れて義妹1号宅。
・「akikoライブ」。

月と専制君主/佐野元春

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佐野元春って相当久しぶりな感。

ぼくが熱心に聴いていたのは、「Heart Beat」('81)から「Sweeet 16」('92)あたりまで。佐野元春といえば、スタイリッシュ。パクリ疑惑もあったスタイルカウンシル(ポール・ウェラー)とイメージはホントに近くて、いつも佐野元春は佐野元春のままで「かっこいい人」だった。

不思議とこの10年は、まったく聴いてなかった。どうしてなんだろう。自分が結婚したり、子育てしたりして、「かっこいい」ことをやっている余裕がなかったからだろうか。「かっこいい」が必要なかったからなのか。

そして、久しぶりに触れた佐野元春は、やっぱり「かっこいい人」だった。それも、老成しているというか、職人的な「かっこよさ」というか、確実に変化し続けたこの10年を感じる「かっこよさ」なのだ。ああ、この人は小説家で言うなら、村上春樹とか北方謙三的な、我が道を求め続ける人なのだなあ。

名曲ぞろいのこのアルバムでも、個人的に「ヤングブラッズ」(Shout to the top w)の成熟度に深く感動。これは今の自分にとても響く2011版の「ヤングブラッズ」だった。20代のときに感動した曲で、まったく新しい感動を得るなんて。素敵だ。ああ。聴いてない(失った)10年を取り戻さなくちゃ...と思った。明日、TSUTAYAへ行かなくちゃ。

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[memo]
・配布一覧作成。某制作会社の1周年企画案。飛び出すことを考える夜。
・トレスパーデへ挨拶へ。
・「2046」な夜。

CDの処分

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リビングのCDラックが、CDの重みで歪んできたのである。ショック!

建築士さんのアイデアで、収納棚と飾り棚が一体となった専用ラックを作ってもらって大量のCDをオブジェ的に飾っていたところ、CDの量があまりに多過ぎて棚板が耐えきれなくなったようだ。一番目立つところの棚なのでこれはいかん。慌ててCDを全部別のところへ収納...ってどこへ?

冷静に考えてみると、今どき音楽はデータであって、全部Macに「収納」できるじゃないか。どうしても必要なCD(思い出のものとか、パッケージが特別仕様のとか)以外は全部処分すりゃあいいじゃないか(まさに断捨離!)。

とはいえ、よく聴くCDは、とっくにデータ化してiPodやiPhoneで聴いているわけで、今回あらためてMacに「収納」するのは、ここのところほとんど聴いていない音楽、もっと言えば「一時的なマイブームで購入したっきり」の音楽たちである。これがまた量が多いのな。積み上げてみたら、「未収納」のものだけで5m分ぐらいある(とほほ)。

...ということで、1枚をダウンロードするのに5分程度くらいかかる作業を、年末からこつこつと。自分のCDなのに、発掘するヨロコビがあったりするから、意外に飽きないのが幸い。坂本龍一「COMPLETE INDEX OF GUT」なんて、懐かしいというよりむしろ新鮮。特にEXTRAに入っているライブ版の「Ongaku」は鮮烈!

...なんてな寄り道しつつ、さあ、あと2m!

[memo]
・少し早めの出勤。メールの処理など。
・旅行命令。R社プレゼン資料作成。M社のタイ戦略でチキン南蛮バーガーが。
・冷え込んだ一日にありがたいキャベツスープな夕食。

ビーフ・ジャンキーズ

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先週、東京・初台にて、ビーフ・ジャンキーズのライブがあった。

ビーフ・ジャンキーズとは、「MOJO CLUB」や「タイマーズ」メンバーだった三宅伸治さんが中心となって、宮崎復興!のために結成されたバンド。リードボーカルは、ホンジャマカの石塚英彦さん。当日の様子は、メンバーのブログで。三宅さん高橋知治さん大島賢治さん。ゆずの北川悠仁もゲストで参加したとか。

企画プレゼンの日と被らなければ、このライブに行くハズだったんだよなあ。直接、感謝状を渡したかったなあ。

5曲入のデビューCDをいただいたので、今日はずっと聴いている。もうね、愛が凄いのだ。宮崎愛。

 ビーフ・ジャンキーズ 君が欲しい
 ビーフ・ジャンキーズ やみつきだ
 ビーフ・ジャンキーズ いつも食べたい
 宮崎牛

 ビーフ・ジャンキーズ 宮崎豚もいいぜ
 ビーフ・ジャンキーズ 忘れちゃいけないチキン南蛮

 ビーフ・ジャンキーズ ちょっとは負けろよアップルマンゴー
 ビーフ・ジャンキーズ 唐突すぎだぜ モアイ像

 ビーフ・ジャンキーズ 洗濯岩に鬼はいねぇ
 ビーフ・ジャンキーズ 本当にいい人 東国原

  〜ビーフ・ジャンキーズのテーマから抜粋〜

もう、ストレートすぎて笑う。全曲、この調子。愛だなあ。Youtubeとかにあがってないのが残念すぐる(自分であげるのはちょっと面倒 w)。機会があれば、ぜひ、お聴きください。

[memo]
・U社と打合せ。見積書をみて愕然。3倍って...。
・10名の出張段取。焼酎案。プレゼント商品選定。概要書作成。
・T社と打合せ。ロケハンもロケもいけそうもない。ごめんなさい。

コブクロ LIVE

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コブクロLIVE、よかったよ。

ぼくは、全然ファンなんかじゃない。小渕君が宮崎出身って知ってたし、「蕾」は実にいい曲だなあとは思っていたけど、だからといってファンになるわけじゃない。でも、このLIVEは特別だ。この数ヶ月、ぼくらをずっと励ましてくれた「太陽のメロディー」をやるんだから。←という噂があって、ぼくも当然「アリ」だと思っていた。

そしてLIVE。見事に知っている曲が少ない(笑) でも、コブクロっていいアーティストだってことがよくわかった。二人のボーカルのバランスがよく、曲も"普遍的な何か"を歌っているものが多くて、心情移入しやすい。今日からファンだ(笑)願いの歌、風見鶏なんて、沁みた。新曲・Blue birdも。(後日、CDをいっぱい借りてきた>買えよ)

ラストに予定通り?登場した布袋&今井夫婦は素晴らしかったな。決して前に出過ぎず、本当にこの1曲を歌うためだけに来た感じで。

いいライブでした。

1.轍
2.君という名の翼
3.Summer rain
4.いつまでも変わらぬ愛を
5.I love you
6.ANSWER
7.奇跡の地球
8.Million films
9.You
10.夜空
11.願いの詩
12.蕾
13.風見鶏
14.流星
15.彼方へ
16.潮騒ドライブ
17.MEMORY
18.ストリートのテーマ
〜アンコール〜
19.Blue Bird
20.君への主題歌
21.太陽のメロディー

[memo]
・企画書案をうねうね考え。
・「ジャンボうどん」のあと、子供らを運動会観戦中のジジババへ預ける。
・「コブクロ」スタジアムライブ。
・ちゃんこ鍋の素を買って帰って初鍋。
・ケータツ、トカゲとクワガタの世話をちゃんとせずに死なせた件で極刑。

山下達郎 LIVE

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たっつあんのライブに行ってきた。in 鹿児島。多少子どもを犠牲にしつつ、至福の時間だったなあ。

2階席の後ろから2列目。今回のセットは、カントリーな家が2軒と草原...という何の変哲もないものだったけれど、実はとても凝っていて、曲に合わせて背景が夜景になったり、風車がまわったり、電飾が光ったり、窓に男女のシルエットが浮かんだり...。エンターテイメント性の高いものだった。こんなところにも気配りするのね、たっつあん。

移動の疲れで(仕事を抜けて高速を飛ばしてきたから)、5〜9曲あたりは、少し「うっつら」する場面も。でもそれもまた至福な時間だった。また来なくちゃ。

=セットリスト=
1.HAPPY HAPPY GREETING
2.SPARKLE
3.DAYDREAM
4.DONUT SONG
5.僕らの夏の夢
6.WINDY LADY
7.砂の女
8.SOLID SLIDER
9.潮騒
10.2000トンの雨
11.Most Of All
12.I Only Have Eyes For You
13.クリスマスイヴ
14.希望という名の光
15.さよなら夏の日
16.今日はなんだか
17.LET'S DANCE BABY
18.アトムの子
19.LOVELAND,ISLAND
~アンコール~
20.街物語
21.RIDE ON TIME
22.Down Town
23.Your Eyes

伊藤広規:Bass
小笠原拓海:Drums
佐橋佳幸:Guitars
土岐英史:Saxophone
難波弘之:Acoustic Piano & Rhodes
柴田俊文:Keyboards
国分友里恵:Background Vocal
佐々木久美:Background Vocal
三谷泰弘:Background Vocal

「DONUT SONG」では大滝詠一さんの「ハンド・クラッピング・ルンバ」を、「LET'S DANCE BABY」では作詞した故・吉岡治さんを追悼して「おもちゃのチャチャチャ」「真っ赤な太陽」「命くれない」「天城越え」「北酒場」「津軽海峡冬景色」を、「アトムの子」では「ウルトラマンのテーマ」を。

[memo]
・感謝祭準備。会計処理。予算協議。
・午後から代休(明日まで)。終業式のケータツとハナを迎えに。移動中、職場やらあちこちから連絡が入るので、家人に運転を頼み、延々と電話やメール。
・ギリギリで鹿児島着。一時保育、チェックインを慌ただしく済ませて会場へ。
・山下達郎LIVE。
・呆然としながらローソンで買って帰った総菜をつつく夜。

太陽のメロディー

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コブクロの小渕健太郎。

宮崎市出身で、宮崎への熱い想いがある(...と、あちこちで語っている)のに、ちっとも、宮崎のことを歌ってくれなかった。

サザンオールスターズの桑田佳祐を見よ。生まれ育った茅ヶ崎エリアのことを、何度も何度も曲に取り上げ、サザンファンの聖地にした。ファンならずとも、烏帽子岩を見りゃ「エボシ〜い〜わがちょおくに見える〜」と歌いたくなるもの。ぼくなんぞ「清月」のサンドイッチを何度食べたか(つか親友Sに無理矢理連れていかされたw)。

つか、サザンといえば、メンバーに宮崎出身者が2人もいたこともあって、宮崎弁の歌まであるほどだ(GORILLA)。

それに引き換え、小渕君。大人気グループの作詞・作曲担当でありながら、ちっとも宮崎のことを歌ってくれなかった。母を思って作ったという「」級の名曲を、宮崎を思って作ってくれよ...と思っていた宮崎県民は僕だけではないだろう。

それが、思わぬカタチで実現した。本日からiTunes等で配信が開始された「太陽のメロディー」である。今井美樹×小渕健太郎。with 布袋寅泰+黒田俊介。

コレのどこが宮崎の歌? 文字面を眺めると、「宮崎」という言葉はもちろん、「川南」とも「口蹄疫」とも「子豚」とも「忠富士」とも出てこない。なにやら漠然とした、茫洋としたイメージの歌詞だ。

でも、今。この、今。

この歌を聴いた宮崎県民には、梅雨の雨雲がさーっと晴れて、スカッとした宮崎の青空が広がるのを感じるハズだ。そして、ちょっと紫外線がキツメに設定された宮崎の太陽がサンサンと明るく照りつけるのを。

今井×小渕の歌が素晴らしい。故郷を思いながら、笑顔で歌っている表情が目に浮かぶ。そして、それを温かく見守る布袋ギター&黒田コーラス。たった4人で宮崎を取り囲む大きな世界観を描いている。繰り返し聴いていくうちに、じわーっと効いてくる。そういう歌だ。

かつて村上春樹が新しい国歌に「上を向いて歩こう」を提唱したことがあった。この曲は、新しい宮崎県民歌になるな。小渕さん(急にさん付け)、今井さん、布袋さん、黒田さん。素敵な曲をありがとう。みなさま。是非、お買い求めを。

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♪太陽のメロディー

笑おう 笑おうとするのに涙が出るのは 
あなたの優しさを 思い出すから

歌おう 歌おうとするのに涙が出るのは 
あなたが悲しみをこらえて 笑っているから

一人に一つ配られた 希望という名の傘は 
小さくて折れやすくても この空に集めれば
どんな雨にも負けないと この街いっぱいに降り注ぐ 
陽のメロディー

沈む夕暮れが 遠く 山並みに消えて
静かな夜に 大地が眠る

星を見上げれば 心に祈りが溢れる
やがて訪れる 朝の光を待ちながら
どんな雨にも負けないと この街いっぱいに降り注ぐ
太陽のメロディー

風は 全て知っているから 
どんな言葉より暖かく 包んでくれるから
みんなこの街が好きだから 
大空いっぱいに溢れてる

太陽のメロディー

明日へのメロディー

[memo]
・久々に晴。布団を干したり、洗濯したり。
・「東京の副知事になってみたら/猪瀬直樹(小学館101新書)」★★★。東京都の副知事ってこういう仕事なんだなあ。へぇ〜。
・TSUTAYA。ドラッグ11。FOODALY(野菜たくさん)。
・ランチは、ソーメン。めちゃめちゃ旨い(という季節)
・家族みんなで読書。ぼく以外は全員漫画。
・RUN 12km。1'17。あっつい。
・「龍馬伝」26
・「小暮写眞館/宮部みゆき(講談社)」★★★★。宮部みゆきの採点基準はどうしても厳しくなる。期待度が高いだけに。

ルパン三世のテーマ '78,'79,'80

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昨日は「STAR WARS」ファンのドラマ「ファンボーイズ」を見たのだが、このファン心理っつーのは困ったもので、一度ディープに人や作品に思い入れができてしまうと、現在の状況やらシリーズ作品の善し悪しはあまり関係なく「是」となってしまう。

この「無条件降伏」的な作品というのは、えてしてティーンエイジの頃にDNAレベルに植え付けられてしまうのではないかと思う。もう十分「大人」なのに、その「好き!」には抗えない。たとえば、ぼくにとってのそれは「STAR WARS」であり「サザンオールスターズ」であり「小泉今日子」であり「江口寿史」なのである。

「ルパン三世」もそのひとつ。当時は、モンキー・パンチの原作漫画も揃え、アニメも欠かさず見ていた。ルパンの顔はソラで書ける。クレバーで万能で、エロ、というキャラクターも良かった。だから、テーマソングを集めたCDなんてーのも持っていたりする。

久々に引っ張り出して、出勤途中の車の中で大音量で聞いたらこれがまたイイのだな。デボキシリボ核酸が喜ぶ喜ぶ。テンションが変な感じであがっていく。ぼくがリアルタイムで見ていたのは、第2シリーズの時。音楽がすごく充実していて、たった3年の間でテーマソングが4バージョンもある。

'78 ...鉄板アレンジ。ギターフレーズで太陽にほえろを思い出す。
'79 ...シンセ&シンセドラムのアレンジが少し歌謡曲っぽい下世話さを醸す。
'80 ...ビッグバンド風。OP映像もかっちょよかった。このバージョンが一番好き。

もうひとつ、'78のあとにボーカルバージョンがある。当時、何も考えずにEPレコードを買ったら、このバージョンで、ひどくガッカリした覚えがある。テーマソングに歌詞はいらねえ。...というようなどうでもいいコダワリも、すべてDNAのせいなのね。

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[memo]
・Tシャツ難航。復興スケジュール。M氏と密談。
・ランチ「jan」。虹、蘭、黒、橙、三、鮭、白。
・案の定、ハナは水ぼうそう。熱はひいたけど、全身にくまなく発疹が出たとか。痛いらしい。出校停止の巻。ジジババんちに木曜日まで。

清水ミチコ〜バッタもん

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「バッタもん/清水ミチコ」。こういう「お笑いCD」って買うのを躊躇うな。なんとなく「一回聞けば十分」的なイメージがある。一方で、TSUTAYAになかなか並ばないのがこの手のCDだ。動画(DVD)はいっぱい並んでいるのに、なんでCDはダメなんだろう?

さように気持ち的には「レンタルで」と思っているのに、我が家のラックにはいくつかの「お笑いCD」が並んでいる。タモリ、スネークマンショー、ナンバーワンバンド、鳥肌実...。サブカルの性だな。

んで、清水ミチコのモノマネCDもラインナップに並んでしまった。¥2,800。買った今でも「高い買い物かも」という気分もあるのだが、中身は充実してんのな。定番のユーミンや矢野顕子をはじめ、くすくすと笑えるネタが満載だ。サブカル万歳である。やっぱ、¥2,800惜しくない。惜しくないぞ。

そんな中、実はもっとも面白いのが、何のひねりもなく、ただカラオケにあわせてモノマネで歌う「私の80年代メドレー」だったりする。「白いパラソル」「セーラー服と機関銃」「ラヴ・イズ・オーバー」「赤道小町ドキッ」「い・け・な・いルージュマジック」「セカンド・ラブ」。

これが何度聞いてもおかしい。一瞬、本人かと思った松田聖子と、歌い上げ方がたまらない中森明菜は白眉もの。そして、アンビリーバブルなほどにソックリな忌野清志郎。キヨシローですよ、清水ミチコが。

結局は、「ネタ」もいいんだけど、清水ミチコに関してはやっぱり「モノマネ」が聞きたいのだ...という当然の結論に至りますた。オススメ。...って、明日の早朝からまた東京だっちゅーのに、夜中まで何をやっているのだろうオレ。

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[memo]
・企画書数種類。出張準備。日和。
・午後年休で、都城「ひよこ組」。年度最後で、同級のS君と。おにぎりを作りながら、動詞の勉強。理解はするが身になるには時間がかかる様子。

年間ベストテン

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期購読している「ミュージックマガジン」「本の雑誌」は、年末恒例の「年間ベストテン」という特集記事であった(「広告批評」の年間ベストテンがないのは寂しい限り)。

今年もまたものの見事に音楽を「聞いてない」し、本を「読んでない」。相対性理論、くるり、矢沢永吉、ジョー・ヘンリーなどは「これはよさそうだな。ぼく好みっぽいな」と思いつつ「聞いてない」。「猫を抱いて象と泳ぐ/小川洋子」「ペルディード・ストリート・ステーション/C・ミエヴィル」「学問/山田詠美」なども本屋で手に取ったのに買ってないし「読んでない」。

これでは何のために音楽・本のガイドブックを買っているのか。意味がないではないか。なんだか「いつか聞くべき音楽」「いつか読むべき本」という宿題が増えていく一方な気がして途方に暮れてしまう。とほほー。

[memo]
・DK社と小冊子の打ち合わせ。フェア概要の整理。出張準備。
・局の忘年会。「サンホテル」。Y嬢の日本舞踊。惚れた(笑)K氏のサブちゃん。

疾走するドゥダメル

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仕事を途中で切り上げ、時間限定で放映中のドゥダメルのLAフィル就任記念コンサートを見る。昨日はライブ中継だったそう。

最初、Macのスピーカーで流しながら、呑気に絵日記を描いていたのだが、途中で手が止まってしまった。躍動する演奏にぐいぐいと引き込まれ、途中からもう完全に絵を描くのを諦めた(第1楽章の後半あたりで)。

改めて外部スピーカーに繋ぎ直し、フルスクリーンモードにして、姿勢を正して冒頭から聴き直す。うーん。指揮者ドゥダメルの髪型ではないけれど、楽器がぶんぶんと弾けてる感じ。クラシックをほとんど聴かないぼくは、第九なんてサビ(っていうのか?)の部分しか知らないかったりする。でも関係ないな。このベートーベンは間違いなく楽しい。

「すげーぞ」と勧められて見て、大きく膨らんだ期待感を越えるっていうのがホントすごい。とにかくこの演奏は楽しい。躍動し跳躍し爆発し疾走するドゥダメル。思わず連続して2度プレイ。3時間連続でクラシックを聴いたのは初めて。いやあ、無料でこんなのが聴けちゃうって、なんて時代だ。...でも、DVD出たら買う。

<memo>
・たまったメールの処理。出張報告。各所へ諸連絡。某番組用写真。2130。
・昼休みはブラックと「新名」。
・絵日記2日分。

オーディオと音楽

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うちの近所に結構なオーディオマニアがいる。83歳のおじいさんなのだが、お子さんなく、奥さんも亡くなられているので、残りの人生をオーディオ一筋!ということで、天井知らずな熱い情熱を傾けていらっしゃる。

自宅の広い1室は、当然ながら完全防音仕様。夜中でもフルボリューム可。スピーカーはJBLのスタジオ使用(1本70万円×2)ほか数本、アンプが70万円と60万円(2台あるw)、CDプレイヤーは単品で150万...といった案配で、フルセットで推定1000万円前後かかっている。すご。

いつも「うちに本物の音を聴きにいらっしゃい」というお誘いを頂いているので、今日は1年ぶりにお邪魔して、my CDを流させていただく。今日見繕ったのは、「GO AHEAD!/山下達郎」「Jackson5 THE ULTIMATE COLLECTION」「CAFE BLEU/THE STYLE COUNCIL」「RWLAXIN'/THE MILES DAVIS QUINTET」「METHENY MEHLDAU QUARTET」。

このうち、リマスター版のヤマタツ、マイルス、メセニーメルドーは激しく凄かった。自宅では古いラジカセか、Macにつないだ段ボールスピーカーでしか聴か(け)ないので、こんなにひとつひとつの音が「凛」として立ち上がってこられると、ざわーっと鳥肌が立つ。たとえば、ウッドベースでは、弦を弾いた瞬間の音と、それがボディの内側からはね返る反響音が、明確に伝わってくる感じ。ホント、普段は何聴いてたんだ...。

ただ、そうはいっても、音楽は音楽であって、「音」じゃないんだよね、ということも再確認できたりする。オーディオチェック用の「いい音」のCDが必ずしも音楽として優れているわけじゃない。たとえるなら、美人はスッピンでも美人、化粧すればなお美人...というようなものだ。むしろ、スッピンに萌えることもあるわけで。

つまりは、日南海岸をオープンカーで走りながら聴く山下達郎にはどんなオーディオも勝てないのだよ。うん。

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<memo>
・家人は仕事へ。
・子供らとCDを返却したり、借りたり、うどん食ったり。
・ご近所の月見会 in 我が家。
「TSUTAYA」にビデオを借りに行ったら、木村カエラの新譜がレンタルに出ているのに気づいた。「お」と、そのまま引きずられるようにCDのコーナーへ。そういえば、「三文ゴシップ/椎名林檎」以降、新しい音楽を全然聴いてない。

つか、普段から、FMから流れてくるのをなんとなく聴いたりしているだけで、音楽とちゃんと向き合ってないなあ。そういう余裕がないなあ。

...などと考えつつ、結局借りたのは、木村カエラ、Superfly、KREVAの新譜、そして嵐のベスト盤(笑)。なんだよ、結局テレビ/ラジオから聴いてた曲ばかりじゃないかオレ。まあ、音楽情報に疎くなってるから新譜見てもピンとこないもんなあ(特に洋楽は)。

...んで、自宅に帰ってMacに読み込みしながら、Superflyを流していたら、横で絵を描いていたケータツが「めざましテレビ」のテーマソングに即反応。「♪ふんふん」と鼻歌を歌いだした。面白かったので、今度は嵐のベスト盤から、TVドラマ「流星の絆」や実写版「ヤッターマン」のテーマなどを次々にかけたら、絵を描きながらタテノリになってきた(笑)人は教えなくても、のってくると縦に揺れるらしい。耳慣れた曲の威力ってすごいな。

...ということで、当分我が家では「嵐」がヘビーローテーションとなる見込み。

<memo>
・朝起きれず。
・休日出勤。9:30〜17:00。企画書づくりに集中。
・仕事の帰りに「TSUTAYA」。珍しくCD借りてきた。。
・夜は録りためたビデオなど。SP第1話、コントキング、音楽寅さん、世田谷ベース、鉄旅...