国のトップをきちんとリスペクトする風習(?)は、とても素晴らしいと思ふ。実績はどうあれ。
残念ながら、我が国の総理大臣たちを尊敬する気にはとてもなれないけれど、そのかわり、といっては何だが、ぼくがこれまで仕えてきた我が社の社長たち(3人)は、みんな尊敬できたし、尊敬している(もちろん、それぞれに問題はあるけれど)。小さなことだけれど、案外大事なことじゃないかな。
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ところで、ぼくは、愚息ケータツのお父さんだったりするのだが、これでも結構尊敬されている。えっへん。なぜなら、お父さんは魔法使いだから、である。
お父さんはときどきケータツに課題を与える。
「この足し算ドリルを1冊終わらせたら、ドラゴンボールを1冊出してあげよう」
このとき、重要なのは、「出してあげる」という点だ。
「お父さん、ドリルが終わったよー!」
「おお、偉いぞケータツ。じゃあ、今から1冊出してあげよう。」
「マジで?!」
「いくぞ。♀∞□※△☆♂(呪文)...えいっ!」<ベタだ
「...あれ?でないよ?」
「おかしいな...。出たハズなのに...。あ。隣の部屋の本棚に出たのかも。」
「ホント?じゃあ、探して来る...」
(ゴソゴソ)
「...ああ! あった! あったよお父さん! すっげー!」
えーっと、これは、子供だましなんかではない。あくまでも魔法である。なぜかドラゴンボールを出すときぐらいにしか使わないのだが、きっと、インドかなんかの魔法じゃないかな。あのくたらさんみゃくさんぼだい、とか言ってた気もするし。
ただ、この魔法には、ひとつだけ弱点がある。
急なオーダーには応えられないのだ。
「ケータツ、指文字(あいうえおの手話)を全部覚えたら1冊出してあげよう」
「わかった!覚えるよ!」
...数時間後
「覚えた!」
「ええっ!」
ブックオフにオーダーして2日後に届く手筈にしていたりするのに(お父さんは全部覚えるのに1週間かかった)、想定外のスピードでクリアしたりするのは、魔法使い的にものすごーく困ってしまう。
「お父さん、はやくドラゴンボール出して!」
「えーっと、えーっと、うーんと、今日は疲れてしまって力がでない〜」
「アンパンマンかよ!」
...ということで、本日の結論。魔法使いは、ブックオフがお好き。
<memo>
・パネル校正、イベント調整、予算修正、連絡会議手配など。0:00。
・ブックオフより、ドラゴンボール到着。少し在庫を増やしておかないといけないので、7冊ほど大人買い。