読書の最近のブログ記事

海街dairy/吉田秋生

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久々に吉田秋生を読んだ。やはり大人な漫画を描く人だなあ。

このシリーズ、全編素晴らしいのだけれど、何よりこの物語の世界観をつくっている第1話「蝉時雨のやむ頃」がいい。登場人物のすべてを愛さずにはいられない。なんだこのリアリティは。なんだこの愛しさは。

すぐに「映画化...」なんてことが浮かぶけれど、これだけ完成度が高いとむしろ許せない感じもする。かなりハードルが高いキャスティングになると思う。ちなみに、いろいろ考えてみたけど、長女:真木よう子...ぐらいしか浮かばず。意外に三女は宮崎あおいあたりにやらせてみたい気もしつつ。

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[memo]
・朝辛い目覚め。
・ひたすら漫画読み。「海街dairy」1-3、「鋼の錬金術師」13-15、「北斗の拳」10-12、「聖☆お兄さん」4、「strawberry short cakes」。
・ハナのピアノ教室。昼は「うどん」。
・BBQ in sizen。ケータツとハナも。王子やら。
・「STAR WARS EPISODE5」★★★★。この映画も何度見たことか。

「Pen」ヌードは、美しい。

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羽田空港で、この美尻に誘われるままに購入w 。レジが若いお姉さんでも全然恥ずかしくないのは、「Pen」という雑誌のアート性なのか、単にぼくがおっさんだからか。

宗教画からファンションフォト、舟越桂まで網羅するあたりは、さすが「Pen」。「浴女/アングル」、「裸のマハ/ゴヤ」といった鉄板ものも、改めて「ヌード」という意識で鑑賞すると、やはり「官能」の表現であることを再認識させられる。ムンクのヌードなど相当に悩ましい(小さい写真なのが残念)。これはいつか実物を見てみたいな。

でも、官能とエロとは、近いけれど、遠いのな。官能的な作品は、官能的であればあるほど、そこで完成されていて、想像力が拒絶される感がある。エロには想像力の付加がないとな。あと官能は鑑賞するもの、エロは実践するものw 

いずれにしても今号の「Pen」はお買い得。第2特集の「シャガール」も見どころ満載。あと、今号に登場するマン・レイは、展覧会が国立新美術館で開催中。これは是非見たい。同じ六本木だし、佐藤雅彦ディレクション展と併せて、なんとか時間が作れないかなあ。

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[memo]
・最近の休日は毎度朝寝坊。昨日は早く寝たのに。8:00起床。
・「北斗の拳」7-9「鋼の錬金術師」10-12
・庭の草刈り。明日は天気が悪いらしいので、ドピーカンのなか。終了後、シャワー浴びて、即効ビール。まだ午後4時。素敵な時間。そして昼寝。
・「ちりとてちん」86-91。まさか「喧嘩をするな。仲良く暮らせ」の台詞で泣かされるとは。凄いなこのドラマ。
・師匠のブログで、「うまひゃひゃ」の帯に黒木瞳さんがコメントを寄せていた理由がわかる。そうだったのか。なんだか派手な人生だなあ師匠。

ハーモニー/伊藤計劃

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「ハーモニー/伊藤計劃」を読了。

ファンタジーな表紙とは裏腹に、中身はとても骨太な「ド・SF」。人類が思い描くユートピアの極限を描いている。

全体に施されたタグ記号、ミャハやトァンといった馴染みにくい登場人物、感情移入しづらい舞台設定など、読者側に課せられたハードルは結構高い(SFファンならいざしらず)。特に前半はなかなか物語に入り込めず、読み進めるのに難儀した。しかも、一部の人物造形は中途半端で、物語の奥行きがもう一つという難点もある。(勝手ながら、病に侵された作者の限界だったかと推察)

それでも、この作品が激しく魅力的なのは、ユートピアの行く末を描き切ろうとする力強い意思に溢れているからだ。過剰な設定なのに力技で納得させられる。そしてこのタイトルが示す恐ろしい世界感。途中で、その意味するところに気がついてからは、怒濤の一気読みであった。すげー。エグ味が強い分、深い余韻が残る作品だと思う。

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[memo]
・監査。予算の記者会見に同席。知事の急な上京によりF社の取材をドタキャン。申し訳ない。合間に文案を練り練り。出張段取。21:30。
・「ハーモニー/伊藤計劃(早川書房)」★★★★。

佐藤可士和の本2冊

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敬愛する3佐藤のひとり、佐藤可士和の新刊2冊をじっくりじっくり読了(あとの2人はキリンビール・マーケティング部長の佐藤章氏とクリエイティブディレクターの佐藤尚之氏)。実践テクニックを説く「佐藤可士和のクリエイティブシンキング」と、仕事全体を俯瞰する「Pen BOOKS 1冊まるごと佐藤可士和[2000-2010]」。

日常的に可士和氏の仕事を(のみならず奥さんの悦子さんの仕事も)チェックしているので、新鮮な驚きは何もない。それでも、こうやって彼の考え方を改めて系統立てて見直すと、「理解したこと」と「実践すること」の間に横たわる深い溝にため息が出る。ふー。やっぱりすげえなあ可士和〜。

とにかく実践を繰り返すしかないのだろう。頑張ろうオレ。

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[memo]
・朝寝坊。8:00起床。
・ハナのピアノの練習に付き合う。上手になってきたなあ。
・家族でイオン。ピアノ教室の合間に、購入予定の鍋をチェック。ついでにプラ製の軽いボトルと泡立ちのよいビールグラスを購入。リサイクルショップにてベビーシート購入。
・清武のマックで一人ランチ。チキンソルトなんとかは味濃すぎ。
・ブラザー理容にて。久々に白髪染め。液の匂いが好き。また爆睡。
・ソフトバンクにて修理依頼。
・夕食はお好み焼き。「ちりとてちん」を見ながら。80-85。
・「佐藤可士和のクリエイティブシンキング(日本経済新聞出版社)」★★★。
・「まるごと1冊佐藤可士和(阪急コミュニケーションズ)」★★★★。

村上春樹ロングインタビュー

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新潮社、GJ!
季刊「考える人」に村上春樹ロングインタビュー掲載。

3日間にわたり、実に丁寧に作者と作品の関係を紐解いていく。あらためて「1Q84」という物語が、身体の中から蘇ってくる。「そうだよな、そういう小説だった」と再確認する部分と、「そおだったのかあああ!」と再発見する部分と、「ええっ!そうだったの?」と再認識させられる部分と。

作者が自作を語る...ということが、これほどエンターテイメントになっているインタビューも珍しい。松家仁之の聞き方がまた素晴らしい。必読。

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[memo]
・朝の例会でN課長の言霊にやられた。すげえやこの人。スタッフの不安要素にズバリと答えを出し、未来へと導いていく。まさにリーダー。次期社長に推挙したい。
・コマゴマと資料修正など。Z課長ヒア。課長対決を見たかったが、残念ながら味方側は不在。素晴らしき様式美。
・「百姓屋」に様子を見に行ったら、ランチタイムは休み。一番街・田中まで散歩し、若草通りで弁当を買って戻る。
・契約方法について、H課と打合せ。
・夕方、雑談というか意見交換というか。

絶叫委員会/穂村弘

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歌人・穂村弘が、「印象的な言葉」を拾ってきて、解説するという趣向のエッセイ。便所本(便所で読む本)として秀逸。1章が短く(約4ページ)、1章完結で、毎回感嘆や爆笑があって読みごたえがある。久々に「読み終わるのが惜しい」本だった。明日の朝の楽しみがないや。

たとえば、著者が拾ってくる言葉と、その解説はこんな具合。

 ...以前読んだ作品のなかで、年齢と共に女性の
 容姿は必ず衰える、永遠に美しいままの女性はない、
 という意味のことを当然の事実として周囲に
 云われたとき、主人公の男はこう叫んでいた。

 「八千草薫の例がある!」

 ワタシは胸をうたれた。なんて恰好いい反論なん
 だろう。...「八千草薫」には主人公の恥ずかしい
 ほどの本気さが宿っている。「八千草薫」の例が
 あるのだから、ほかにも永遠の女神が存在する
 はずだ、という純粋で自分勝手な世界への夢を感じる。

素晴らしい事例(笑)に、素晴らしい解説。
是非、続編を読みたい。

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[memo]
・絶叫委員会/穂村弘(筑摩書房)★★★★。たまにネタが弱いのが惜しい。
・予算化で一波乱もニ波乱も。まあ、しょうがない。本部協議、Z課協議、局内協議、再びZ課協議、事後対策...。22:00。
・某所で懐かしいM嬢とバッタリ。ビックリ。

奇界遺産/佐藤健寿(写真集)

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珍妙な写真集を発見。「奇界遺産」。

表紙の写真に代表されるような「妙〜な建造物」のほか、「脳内シナプスが不都合を犯している(としか思えない)文化」などを世界中から集めている。軽い気持ちで手に取ったら、ずるずるとそのワンダーなワールドへ引き込まれてしまった。洞窟のなかにある村、ありえない絶壁に並ぶ街、村中の至るところに男根が装飾され祭られている村、わけわからん仏像(目から腕が生えていてその手のひらに目 w)に囲まれた寺院...などなど。

ページをめくればめくるほど、「絶望」と紙一重の「陶酔」感に襲われていく。それは「人間って変」という事実の再確認だ。ぼくの「普通」は、Aさんにとっての「変」であり、その逆もまた然りなのである。お互いに「あいつ変!」と思いながら、なんとか慣習やら道徳やら法律やらという縛りのなかで、共同生活をしているのが人間なんだな。

最初から「みんな変!」だと思って期待しなければ、多少の価値観の違いも許容できていくのかもしれない。> いろいろとトラブルを抱えているらしいオレ

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[memo]
・予算資料。概算で。補正で要求するという話も。23:00。
・広い講堂で一人で食べる弁当はちと寂しい。

小暮写眞館/宮部みゆき

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講談社創業100周年記念出版 書き下ろし100冊。
物語のすべてが詰まった700ページの宝箱。
あなたは思い出す。どれほど小説を求めていたか。

...厚みが45mmほどもある分厚い単行本の帯には、そういう力強い惹句が踊る。まあ、そういうことなのだ。宮部みゆきの作品というのは。もう「名作」であることが前提であるのだな。ほとんど裏切られることがない希代の高打率作家なのだ。

だから、宮部作品に対する期待感はものすごく高くなる。ぼくも最初に読んだのが「火車」だっただけに、ずーっとあの衝撃への期待感がある。普通の小説を読むのとでは、ハードルが何段階もあがってしまうのだ。たとえば、野球観戦をするのに、バッターボックスにイチローが立っているようなものだ。彼はスーパースターなんだから、普通のヒットじゃない筈(ヒットは打って当たり前)。

ただ、よくよく思い返してみると、ここのところ、小説そのものを敬遠していたこともあって、かなり久しぶりの宮部作品であった(たぶん「ブレイブストーリー」以来)。やはりこの惹句に釣られたんだな。

さて、本作は、4部構成で、大きく4つのエピソードから構成されている。1部を読んだとき「あれ?」と思った。宮部みゆき、衰えたり。この程度の「物語」しか紡げなくなってしまったのだろうか。ちょっとご都合主義っぽい展開も気になったし、登場人物の行動もピンとこない。あれーーー???

...と思ったのは、1部だけだった。2部以降、その不安・不満はどんどん期待感へ変わっていき、4部となればもう...。ああ。さすがだ宮部みゆき。すごいよ。読者が何を期待し、どうやれば魂が揺さぶられるか熟知している。手練手管。そしてまさか装丁にまで大きな仕掛けがあるとは。

そんなこんなで感動にうち震えつつ読了したものの、そこはやはり宮部みゆきだもの。もう少し何かがあってもよかったんではないか、というムチャクチャな欲求不満も感じた。たとえば、それはイチローが第2回WBCの決勝・韓国戦で見せたような、「これぞスーパースター」的タイムリーヒットを、通常のペナントレースで求めるようなものなのかもしれないが。

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[memo]
・本日付で復興対策本部も兼務。PT。頑張るべ。
・ネタ出し。
・「おーい!竜馬/武田鉄矢・小山ゆう」19-23 ★★★。少年向け漫画だからやむを得ないのだろうが、創作部分の話が子どもっぽいのが最後まで慣れず。とはいえ、NHK「龍馬伝」がまどろっこしくて、かといって「竜馬がゆく」を読み直すのも面倒な中、龍馬周辺史をおさらいするにはいい教材だった。小山ゆうの描く竜馬の顔は嫌いじゃない。

伊藤計劃

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先日、本屋ですごい帯をみつけた。

 私には、3回生まれ変わっても こんなにすごいものは書けない/宮部みゆき

たぶん、ぼくが今まで見た中で、もっとも強烈な惹句である。あの宮部みゆきにそこまで言わしめる作品が「虐殺器官/伊藤計劃」である。

実は2007年6月に単行本として発売され、当初から宮部みゆきの同じコメントが載っていたらしい。全然知らなかった。文庫化されて、しかもいきつけの書店にミニコーナーがあって初めて知ることができた。うーん。毎月「本の雑誌」を買っていて、どこを読んでいたんだか...。ありがとう蔦屋書店。

まるで翻訳もののSFを読んでいるかのような感覚、というと失礼か。物語のスケールは大きく、ストーリー運びは繊細で、歴史・哲学・言語といったアカデミックな話から、サブカルチャーまで幅広く取り入れている上、ミステリーとしても上質の展開をみせる。しかも、まさかの長編第1作。日本のSF界に、こんな凄い作家がいたとは...。

残念なことに、作者は、昨年3月に34歳の若さで亡くなっている。残された長編はこの「虐殺器官」を含め、わずかに3冊。なんてこと。いや、肺癌を患いつつも、わずか3年あまりの間に、3冊も(!)残してくれたと考えよう。心して読むことにしよう。

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[memo]
・土日とも仕事の予定が急遽キャンセル。
・子供らは義妹宅へ。家人は仕事へ(育休中なのに)
・「虐殺器官/伊藤計劃(ハヤカワ文庫)」★★★★★。
・Run 12km。久々なので疲労困ぱい。
・義妹も来訪して「日本×オランダ戦」惜しい。あの1点...。

極楽おいしい二泊三日/さとなお

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帰宅したら、文藝春秋から本が届いていた。「こないだ本を注文したのは、Amazonじゃなかったっけ?」と寝ぼけたことを思いながら開封してみたら、師匠からの献本だった。新刊「極楽おいしい二泊三日」。著者からの献本って、滅多にあることではないし、しかも師匠からということで感激!

この本はまずもって企画が素晴らしい。2泊3日の旅行をすると、昼夜朝昼夜朝昼と7食のチャンスがある!...という発想自体が、長年「食べることを核とした旅」を重ねてきた人にしか出来ないものだ。

旅における「食」の位置づけは、近年ますます重要案件化している感があるが、「讃岐うどん巡り」の頃から一貫してその普及に尽力?してきたさとなお師匠の功績が大きいと思う。「極楽おいしい2泊3日」というのは、ある意味、師匠の「食」に対する考え方の集大成なのだ。今となっては「ニューヨーク3泊4日」というプランを立てて貰い(日付を見たら、2004年!)、実際に行ったというのは、結構な自慢かも(笑)。

とか、思いつつ、さっそく読んでみる。雑誌に連載されていたときに、ほとんど読んでいたのだけれど(それも立ち読みで w)、内容がすごく充実しているのに驚いた。加筆というレベルではない。量、内容ともに、フルモデルチェンジしたレベル。より一層「紀行文」「食エッセイ」を兼ねた楽しみ方ができるようになっている。もちろん、実用書としてのデータも充実。ああ。この本片手に、このまま旅に出たい。

それと、連載時には気がつかなかったが、写真も味わい深いのだ。辰巳芳子の「味覚日常」に出てきそうな、対象に寄りすぎない俯瞰写真がほとんど。シズル感バリバリの写真一発で「うわ〜うまそ〜」というものではなく、あくまで文章がメインで、想像力の補助的資料としてしみじみと愛でる構成なのである。編集者もGJ。

そんなわけで、ため息をつきつつ読んでいて、ふと、なにげに先の方をパラパラとめくり、「おしまいに」のページを開いて「!」。そこにまさかのドッキリが仕掛けてあった。なんと協力者への謝辞のなかに、ぼくの名前が並んでいたのだ。えーっ。なんか協力したっけ? 

そうだ。塩釜で一緒に美味しいご飯を頂いたんだった。あ、牛タン屋情報は提供したかも...。あとはええと...。いずれにしても、このそうそうたる協力者に名前が連なるのは、面映ゆいし、恐縮デス。申し訳ない。でもここは素直に(嬉)。長年、勝手に「自称・弟子」を名乗り続けて良かった...と思った夜だった。

*注)今回「宮崎編」が掲載されなかったので、ぜひこの本が売れに売れて「2」が発行されることを期待してベタ褒めしている...わけではありません。

[memo]
・名刺タグ、FM社来訪打合せ、DK社打合せ。
・「ヘルボーイ2・ゴールデンアーミー」★★★★。キャラクターが魅力的過ぎ。

BRUTUS 30周年

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雑誌「BRUTUS」が30周年らしい。30年前といえば、ぼくは中学生。ちょうどサブカルチャーの洗礼を受けていた真っ最中である。

今回の特集号「ポップカルチャーの教科書」では、さまざまなジャンルの「30年間」をざっくりと整理している。まるで、ぼくのサブカル30年史のようだった(笑) お笑い、ゲーム、広告、文学、映画、音楽、デザイン、漫画、演劇...。ああ、こうやって、わくわくして日々を過ごしてきたのだなあと思いつつ、我を忘れて1時間ほど熟読。

まあ、ライターによっては、かなり強引な歴史のまとめ方をしているし(お笑い部門を書いた水道橋博士は、ほとんどビートたけしと松本人志論だったり)、必ずしも「正しい総括」にはなってない。それでも、そういうカルチャーに寄り添いながら暮らしてきたニンゲンには、ライターの「こだわり」も、ひとつの意見として楽しく読める。30周年に相応しい企画だ。

こうやって、ざっくりと俯瞰してみると、「BRUTUS」というのは「旬」のカルチャーをピンポイントで深く拾い上げ続けている雑誌なのだなあ。かつての「広告批評」のような定点観測とは対局にあるような編集方針だ。ある意味、ぼくの人生のtwitter上で、特に注目しているフォロアーのような存在かも。これからも楽しい特集でTLを賑わして欲しい。

[memo]
・寝坊。8:00起。洗濯とか片づけとか。
・ハナのピアノ教室。ランチ「一平寿司」。久々にレタス巻+カニ汁。
・「三国志」17、「キャプテン翼」1-3
・「TSUTAYA」にて「小暮写真館」購入。
・夕食を食べながら「ちりとてちん」31-36話。

宇宙兄弟

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「宇宙兄弟/小山宙哉」を読んだ(現在9巻まで)。

宇宙へのロマン...なんて「何千年も先」の未来が舞台のSF小説かSF映画の世界でしか味わってなかった気がする。いわゆる「スターウォーズ」ちっくな。この漫画は一応未来の話であるが、ほんの15年後(2025年)、つまり、ぼくらが知っている世界の延長上にある未来の物語である。そして、何より、地球から宇宙を眺めるという話なのだ。

一応、月面着陸なんていう「SFっぽい場面」はあるものの、それは物語の中核ではない。宇宙っていうのは、その「思い」のことを指す、ということを思い起こさせてくれる。想像力の先にこそ広い宇宙が待っている。まさにそれこそが宇宙へのロマンなのだ。いあー久々に男の子心をくすぐられました。

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[memo]
・洗濯したり、ハナのピアノ練習に付き合ったり、日記をかかせたり。
・「宇宙兄弟」2〜9、「よつばと!」2,3、「三国志」15、
・「ソラニン」(全2巻)★★★★。絵のインパクトはないけれど、じわじわと沁みてくる絵。物語。そして言葉。そういえば映画化するって何かで見たけど、まさか芽衣子は宮崎あおい...と思ったら案の定(笑)。ビリーの配役はベリーナイス。
・「ミスト」★★★。宇多丸師匠絶賛の本作だけども。うーん。子どもいらなくね?それだけで随分印象が違うと思う。よくできているだけに惜しい。
・ケータツの誕生祝い。仕事の都合で2日早めに。

マスコミのアカルイミライ

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ここのところ、マスコミに関わる新書類を立て続けに読んでいる。

「2011年 新聞・テレビ消滅/佐々木俊尚」
「マスコミは、もはや政治を語れない/佐々木俊尚」
「記者クラブ崩壊/上杉隆」

佐々木さんは元毎日新聞の記者で、上杉さんは元ニューヨークタイムズの記者である。そういった記者経験も踏まえた上で、時に冷静に、時に感情を露にしながら(←この感情部分に共感できるかどうかが各書のポイントかも)、" マスコミの終焉 " を告げている。

両者ともに、一見、ネガティブな意見ばかりのようでいて、その精神はとてもポジティブである。終焉というのはあくまでも「今の体制のまま」では終ってしまうということであって、違うカタチに変わることで、生き残る術がある、と前向きに説いているのだ。

けれども、それが当事者たちに伝わるのかどうかは、甚だ疑問でもある。組織に歴史があればあるほど、組織が大きければ大きいほど、これまでのルールに縛られてしまっている。組織の常だ。

これらの本が面白いのは、普段、上から目線で「世の中に警鐘を鳴らしている」マスコミに対して警鐘を鳴らしていて、実は「そんなマスコミ自身が一番ダメだし、一番危ねえよ」というツッコミが、皮肉であり滑稽だからだ。ぷぷぷ。

さて。ぼくの仕事は、こういうマスコミのみんさんと最大限に共闘することである。なんとか小さな風穴は開けつつある。果たして、その穴から違う風景は見えてくるのだろうか。

[memo]
・昨日の疲れが残る朝。
・ランチ「丸亀製麺所」。天ぷらを取りすぎた。カリーノの蔦屋書店で買い物。
・「ちりとてちん」19〜24話。
・「記者クラブ崩壊/上杉隆(小学館101新書)」★★★★。全編、沸き立つ怒りで書かれている。ややしつこい面があるが、嫌いじゃない。
「マスコミは、もはや政治を語れない 徹底検証:「民主党政権」で勃興する「ネット論壇」/佐々木俊尚(講談社)」読了。タイトル長ぇよ。


著者は冒頭でこう書いている。

" 報道される記事には二つのレイヤー(層)がある。一次情報と、それに対する論考・分析だ。 "
" 論考や分析は一次情報をもとにロジックを組み立てていくものであって、必ずしも取材は必要ない。もちろん追加取材でさらに突っ込んだ分析ができるようになるならそれに越したことはないが、さんざん取材した挙げ句にくだらない論考しか垂れ流せないマスコミ記者よりも、いっさい取材していないブロガーの論考のほうがずっと良質というケースは、無数にある。 "

本書の前段では、マスコミがどれだけ「くだらない論考」を垂れ流しているか、それに対する良質なブロガーの論考はどうか、を具体例を持って示していく(あくまでも良質なブロガーの論考との比較だ)。その一方で、後段では「ネット言論の危うさ」も示していく。このあたりの著者のバランス感覚は絶妙だ。

ぼく自身、日常的にマスコミ記者と接する機会があるなかで、一次情報の収集能力の高さには、心から敬意を表する面がある一方で、論考・分析については、それはもう目を覆いたくなるほどヒドイケースが多々ある。ほとんどの記者は「第一印象」や「扇情的な記事」という呪縛から開放されない。彼らの関心事は、夕方のニュース映像を撮ることであり、翌朝の記事スペースを埋めることなのである。

まあしかし。メディアのパラダイムシフトが始まったことは本書で十分理解するとして。肝心の政治そのものはどうなんだ。かなり贔屓目に辛抱強く見守ってきた総理だが、普天間問題で、さすがに呆れた。ここにきて徳田虎雄とは。それもマスコミの前で堂々と。言葉・行動が、あまりに軽い。人としての「筋」すら通していない。こんな場当たり的なことで、何が解決できるのだろうか。ああ。

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[memo]
・2日間で山のようなメールが。企画調整。口蹄疫がパンデミック的に。
・M女史、Bとランチ。「hana cafe」。面白い企画になるとよいが。

1Q84 BOOK3

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この長い物語をようやく読了。

さまざまな要素が交錯する小説ゆえ、へたな感想は書きづらいことこの上ない。記憶、時間、幻影、トラウマ、国家、信仰、物語、転生...など、さまざまな読み方が可能であろうし、そういうのは今後さまざまな解説書によって解読されていくのだろう。

まあ、そういう「理屈」はどうでもいい(めんどい)。BOOK3というのは、BOOK1,BOOK2の解説書的な印象がある(かなりの伏線を回収していく)。前作を読んでから時間が経つので、随分忘れていたものもあるのだが、逐一、これまでの経緯が説明されてから「解」がとかれる。牛河が登場したことで、また違う面からこの物語を俯瞰することができる。なんて親切なんだ春樹っち。

もちろん、新たな謎も提示されるし、何人かの登場人物の役割がよくわからない部分もある。それでも最終章とそこへ至るまとめ方は、相当に懇切丁寧であって、この世界からの強いメッセージがひしひしと伝わってくる。これは2読、3読必須だな。新たな発見がありそうだ。

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[memo]
・家人は今日も仕事。
・姪Mちゃんが遊びに。子供らは子供らで楽しく。その間、ゆっくり読書。
・「1Q84 BOOK3/村上春樹(新潮社)」★★★★★。
・ランチには甥U、Hらも。昨日の残りのカレーですまんの。
・Run 15km。1時間半。ゆっくり走ったのに激しく疲れた。
・買い物とか、ケータツとチェスとか。
・寝る前になって、ケータツの宿題が超適当なことがわかり、家人から大雷。