2008年10月アーカイブ

デザインはツールから?

| コメント(0)
気がつけば、今年も残り2ヶ月。いよいよ慌ただしくなってきた。仕事もプライベートも「ToDo」リストが手帳に目一杯だ。ほとんど単独でやることばかりだから、交通整理をしておかないとモレがありそうで怖いな。

とりあえず、怒濤の12月がくる前に年賀状ぐらいは終わらせておきたいところ。それも、今年から、自分で実際にデザインすると決めている。そのためにiMacを買ったわけだし。それから、この冬に、うちの庭も整備しなくちゃいけないから、大まかな図面は自分でデザインしたいよな。

つーわけで、清水の舞台から飛び降りる覚悟で「Adobe Creative Suite 3.3」を購入。40の手習いとはこのこと。もう後戻りできないよ〜。頑張りたまえよ自分。

<memo>
・DK社と打ち合わせ。一応真摯に頑張ってくれているのはわかる。あとはF社。
・往路は歩き通勤するも、その後雨。帰りは家人のお迎え。
・社長賞の副賞(物産館¥3000分)が届く。さっそく夕食に「ブーブータン」。んまい。

定時で帰宅すると...

| コメント(0)
今日は、定時で業務を強制終了。まっすぐ帰宅後、ケータツと少し雑談をし、ランニング8km。風呂をためて、子供らとゆったり入浴。のんびり食事。その後、珈琲を飲みながら、未読の新聞3日分に目を通す。家人が風呂に入っている間、洗濯物を畳み、クローゼットへ。郵便物などをチェック。何げなく充実の時間。

そういえば、今日、後輩とのちょっとショックだった会話。

「かいしんさんって、金持ってますよね」
「んな、あるわけないよ」
「いやいやいや。だってかいしんさんって、全然、我慢しないじゃないですか。何かを欲しいなあとか言い出したそばから買ってるし...」
「え。そ、そお?』
「そうそう。本でも、CDでも、じゃんじゃん買ってるじゃないですか。」
「まあ、本はね。んー、でも宮崎人にしてはパチンコも麻雀もやらないからじゃないの〜」
「ぼくもしないっすよ」
「あ、そう...。えーっと、そうそう、ぼくは飲みにもほとんど行かないから...」
「今週は毎日行ってるじゃないですか」
「あ。ま、まあ、今週は特別だし...。あ。そうそう。旅行とかも全然行ってないぞ。」
「旅行っすか」
「うちは、みんな出不精な家族だから、旅行という発想にならない。子供が生まれて以降は、近くの公園散歩で十分楽しかったりするしね」
「あーなるほどね。確かに旅行は金使いますもんね。そうか、旅行かー」

一応、最後はなぜか納得してくれたけれど、たぶん、ぼくが「お金を持っている風に見えてしまう」本当の理由は「家人がお金を使わないヒトだから、変わりにぼくが使ってあげている」というだと思う。大きい声ではいえないけれど。

それにしても、「我慢しない」っていうのも、すごい言われようだな。まるで欲望の化身みたい。これからは気をつけよっと。(などと言ってるそばからAmazonでお買い物)

<memo>
・ウェディング会社からプレゼン有。ユニークなビジネスモデル。
・帰宅後Run。8km。必死に走ったのに5分38秒/kmペース。遅。
・Amazonにて、江口寿史画集、ランニング用時計、目覚まし時計、新書数冊を購入。

漫画家さんと2

| コメント(0)
なんと2夜連続の漫画家さん+編集さん。ウマが合うとはこのことか。

さすがに2夜連続でエロトークというのも飽きて、出版業界や漫画業界の話で盛り上がる。面白かったのが、携帯で漫画を読む若人の件。この漫画家さんは、とある携帯サイトに旧作の販売を依頼したところ、本人もビックリの3ヶ月で××××万円もの振込があったという。すげー。濡れ手に泡?

そもそも携帯で漫画を読んだことがないので、いまひとつピンと来ない面もあるのだけれど、読み切り短編1話で30円とかいう単価らしいので、すごい数の読者(単純計算で延べ50万人)がいるという計算だ。

無論、売れっ子作家さんではあるのだけれど、印税ビジネスの「当たったら凄いことになる」ということがちょっぴりわかった気がした。えーっと、どこかの出版社。ぼくの、毎度バカバカしいエロトークを本にしませんかしませんねはいはいはい。

<memo>
・某議員から某漫画家さんの件で。振り回される。
・発達支援センター。
・帰宅後Run。9km。必死で走ったのに52分。6分をやっと切っただけ...。
・「HANA」。某漫画家さん+M女史。21:30スタートの終了1:30。

漫画家さんと

| コメント(0)
縁があって、某売れっ子漫画家Yさん、編集のKさんと飲みに行った。同行者は同僚のY女史と、T氏(二人ともYさんのファン)。「やまぢ」。

申し訳ないことに、ぼくは、その漫画家さんの作品をひとつたりとも読んだことがなかったんであるが、のっけから激しく意気投合。やはりエロトークは世界を救うね。42歳にもなって、こんなバカなことばかり話していてもいいのか、と思いつつ、腹を抱えて笑いまくった4時間半だった。そう、初対面なのに1次会が4時間半(笑)

2次会で、行きつけのスナックに連れて行ったら、偶然にも、ぼくが溺愛している女性スタッフがこの作家さんの大ファンだった。すごく喜んでくれたのはいいんだけれど、ぼくには一度も見せたことのない、満面の笑みでやんの。ううむ。おじさんは嫉妬しちゃうよ。

それにしても、漫画家さんが風吹あんなさんと知り合いというのには驚いた。業界から姿を消して久しいあんなさんの、今の所在がわかったのはとても嬉しい。しかも、単に人の何十倍かエロなだけで、実はとても実直な人柄だったあんなさんらしい転身だった。ああ、いつか会えるといいなあ。

<memo>
・KB社と打ち合わせ。Z課協議。
・M屋から、半年以上前に頼んだ「伊藤先生の短歌」が出てきた旨の連絡有。嬉しい。

酔いの限界

| コメント(0)
ぼくは酒に弱い。飲み過ぎるとその場で激しい頭痛がするので、「ヘベレケ」という状態になる前にアルコールが飲めなくなってしまうのだ。調子が悪いと、ビール1本、焼酎2杯(ロック)程度で、頭痛になる。ああ、つまんない。

でも、調子がいいときなら、ワインでボトル1本+α、焼酎なら5合くらいは何とかいける。そんな風にぐいぐい飲めた日は、かなりいい気分になる。今日は、シャンパン2杯+白3杯+赤3杯ぐらいは飲んだので、かなりいい感じの「ほろ酔い気分」にはなった。あはん。

頭痛というリミッターがない状態で、一度「ヘベレケ」ということを経験してみたいなあ。ベロンベロンになって、千鳥足で歩き、道行く人に「よ!大統領!」とか声をかけ、何も怖くないような変な征服感とかを味わったりできるんだろうか。

...違うな。きっとそのぐらいまで酔ってしまったら、街の下手なストリートミュージシャンの「Good-bye 青春」なんかに思わず涙する...。ああ、そんなダメダメなオジさんになってしまう自分の姿が軽く想像できる。やっぱリミッターあってもいいです。

<memo>
・某漫画作家から妙なオーダー。取り急ぎ対応。
・予算資料など。
・おかわりの会。「Vin de Table(ヴァン・ド・ターブル)」。クマちゃん初参加。料理3,000円+ワイン2,000円でこの価格。ちょっとあり得ない。普通使いできそう。

綾マラソン惨敗...な気分

| コメント(0)
綾・照葉樹林マラソンを走ってきた。

前半、じっくり抑えて、山道を降りきったあたりからスパートを駆けた。昨年、中間地点ですでにヘロヘロになったときと比べて、随分しっかり走れた。スパートをかけて以降は、前にいるランナーをひたすら抜き去り続けた。たぶん、ほとんどペースも落ちなかった。

さすがにラスト5kmは辛かったが、ペースを落とさないよう横腹の痛みも我慢し、ラスト1kmではこれ以上ないぐらいのスパートをかけた。ゴールでは、久々に爽やかな達成感に包まれ、満ち足りた気持ちで成績表を貰いに行ったのだった。

が...。

タイム:2時間7分10秒
順位 :253位/365人中

えーッ。昨年のヘロヘロ走とたった1分ちょっとしか変わらない。そ、そんな...。自己ベストと比べても10分近く遅いタイムだ。軽いショック。

振り返ってみると、スタートをかなり後ろの列から出たので、最初の1〜2キロだけで数分のロスをしている。さらに前半の登りの坂道でバテないよう、随分抑え気味に走ったのだけれど、その距離は全体の1/3近くを占める。あまりに抑え過ぎて、キロ7分に近い走りをしていたのかもしれない。うーん。

2時間を切るには、平均キロ5分40秒の走りが必要だが、前半の借金が大きすぎて、後半の頑張り程度では返せなかったということだ(ぼくの走りは平均キロ6分03秒)。

今回、「タイムを気にせず、ヘロヘロにならず、最後まで走り抜く」ということを目標に走ったけれど、さすがに「走りの実感」と「タイム」にこんなに差があると、どうにもこうにも。まあ、走りの実感は、後半2/3の部分だったということなんだけれども...。

やはり、キチンとラップタイムを計れるランナー用の時計をつけて、自分の走りを組み立てながら走らないとダメだなあ。

<memo>
・綾マラソン(なんとか雨が降らずにいい天気だった)
・M女史宅でプチハロウィンパーティ。

たくさんの些事と大事な表札

| コメント(0)
取りかかれば、ほんの30分で終わるようなコマゴマとした家庭内の雑用を、なんだかいっぱいに溜め込んでいた。ずーっと気になっていたので、本日気合いを入れてイッキに処理。

○シミが付いたりした服(主にズボンとネクタイ)の分類と処分
○クローゼットを秋冬仕様へ
○先月結婚式に出たままにしてあった礼服をクリーニングへ
○下水タンクにたまった油の処理
○通勤用チャリのメンテ
○2号車へETCの取り付け
○図書室の片付け

こういうのって、始めると余計に気になるところも出てきてキリがないっちゃないんだけれど(アルバムやビデオテープの整理とか、本棚の整理とか...)、少なくとも「早めに片付けておきたかったこと」は、ほとんど終わらせることができた。やるときは、やるじゃんオレ。

やるじゃんついでに、なかなか先に進んでなかった「表札」について、ネットを徘徊しまくって、一応の方向性を出してみた。あとはウオさんと細部を詰めて行けば、なんとか制作に取りかかれるかな。ふ〜。

ま、それはそれとして、明日はハーフマラソン大会。天気は雨。どうなる?

<memo>
・家事もろもろ
・「弾言/小飼弾(アスペクト)」★★。期待が大きすぎたか。著者の書評はとても鋭いけれど、この本は「なるほど」というような新鮮味を感じられなかった。ブログ読み過ぎか。

いまさらながら森博嗣

| コメント(0)
「本格」と呼ばれる推理小説のジャンルは、簡単に言うと、極めて特殊な設定場面のなかで、現実社会から逸脱したような登場人物のなかで、ありえないような殺人事件が起き、その謎解きに大量のページが裂かれる、というものだ。

考えようによっては、バーチャルな世界での「知的なゲーム」であるし、考えようによっては、リアリティのない「閉じた世界の物語」でもある。好き嫌いのあるジャンルだろう。

で、ぼくはこの「本格」の世界は嫌いじゃない。選んで読んでいることもあって、「つまらない」と思った経験がほとんどない。ぼくにとってハズレの少ないジャンルだ。それでも、ぼくがあまりこのジャンルに手を出さないのは、たいていが「超長編」で、「シリーズもの」で、「読むのが大変」とわかっているからだ。

今回、仙台出張という「移動時間が長いよ辛いよ」というチャンス(?)があったので、メフィスト賞第1回受賞作「すべてがFになる」を読んだ。名作との評判が高いだけあって、とても面白かった。登場人物が魅力的で、もしシリーズ化されているなら、続きを読んでみてもいいかもと思った。

で、なにげなくwikiをのぞいてみたら、「すべてが...」の登場人物が出て来る「S&M」シリーズは現在10作品。また、「すべてが...」で重要な役割を果たしているキャラクラーが暗躍するものとして、Vシリーズ(10作品)」「Gシリーズ(7作品)」があり、さらにそれらを繋ぎ、関係性を解き明かすものとして「四季シリーズ(5作品)」というものまであるそうだ。

楽しみが多いのはいいことなのだが、その際限がない感じが、やっぱりぼくを本格から遠ざけるのである。ふぅ。

ちなみに、映画化された「スカイ・クロラ」のシリーズは現在6作品。ふぅ。こちらも気安く手を広げない方がいいのかも...。

<memo>
・M社、社長&副社長への表敬。宿題増えたかも。
・泉パークタウン視察。ランチ「五福星」で肉ワンタンそば。胸焼けする濃さ。
・東京経由帰路。
・「すべてがFになる/森博嗣(角川ノベルズ)」★★★★。素晴らしいプロット。素晴らしいキャラクター。困った。

魚は北なのか?

| コメント(0)
仙台。今年2回目である。昨年も1度来ている。東京以外でこんなに出かけている街はない。何か縁があるなあ。

ところで、塩釜港であがった美味しい魚を頂戴しながら、地元の方と「魚は北か南か」という話になった。ま、なんとなくイメージとしては「北が旨い」という印象がある。さんまやかつおは北に上りながら、「脂がのってくる」という感じがするし、北の魚は冷たい海水で「身がしまっている」という気もする。

でも、南(宮崎)の魚も、ブリやカンパチなんて、「脂がのって」美味しいし、アジやイワシは「身がしまって」いて歯ごたえがたまらん...と思う。地産地消だから、鮮度もいいしなあ。うーん、一度、代表の魚を集めて、食べ比べしてみたいなあ。

とはいえ、「鮨屋」だけは絶対にかなわない。ネタの差なのか、技術の差か(たぶん後者)。駅地下のチェーン店が、宮崎の高級店を凌ぐ。しかも料金は半額程度。むぅ。やはり肉や野菜で勝負するしかないか。

<memo>
・朝2便で上京。
・Iドリンク社(新宿)で経過報告。Nビーフ社(赤坂)でプレゼン。
・副社長と合流し、仙台へ。新幹線内で副社長と可士和談義。
・M社のスタッフと「かんすけ」。地の刺身など。白子うま〜。その後I秘書と駅地下の「すし哲」。3000円台で充実の内容。さすが三陸。

竹内まりやが似ているのは

| コメント(0)
竹内まりやを聴きまくりの日々。昨夜はCDでは飽き足らずネットで動画をみまくり。

2000年の武道館ライブで歌う「不思議なピーチパイ&September」では、バックでギターをかきならす山下達郎を発見(よーく見ないとわからない)。某野外ライブでは、コブクロの小渕健太郎をギター、同じくコブクロの黒田+佐藤竹善をコーラスに従え、松たか子とWボーカルで歌う「元気をだして」という動画もあった(現在はNHKの要請で削除)。

デビューの頃から完成されていたボーカルスタイルは凄いなあ...などと惚れ惚れしながら、それらの動画を眺めているうち、ふとあることに気がついて愕然。

えーっと、竹内まりやは、吉本新喜劇の小藪千豊にそっくりです。これを見れば一目瞭然という静止画が見つけられず実証できないけど。いやまじでまじで。

<memo>
・出張の準備
・タイ古式マッサージ。「遊季」でマスターと午前2時近くまで。

お父さんの名前

| コメント(0)
聴覚支援学校へ5回目の登校(ひよこ組)。

今日は、いつもの聴覚検査のあと、覚えたての指文字(あいうえおの手話)で家族の名前を先生に教えるところからスタート。比較的文字数の少ない「はな」や「けいたつ」、そして家人の名前をキチンと指文字で示せて大得意のハナ社長である。

ところが、先生から「じゃあお父さんの名前は?」と問われてフリーズしてしまった。実はハナ社長。もっとも発音を苦手とする「サ行」から始まるぼくの名前は、まだ覚えることすらできないのだ(涙)。6文字もあるしね。

でもそこでめげないのがさすが先生である。ひらがなが1文字ずつ書いてあるコインを持ってきて、指文字と一緒に、一文字ずつ丁寧に教えてくれた。発音できない音は、ハナの手を自分の頬に触らせて振動させたり、口もとから吐く息を感じさせたりする。まるでサリバン先生。まあ、1回目なので、全然上手じゃないけれど、最後はなんとかぼくの名前を呼んでくれた。ちょっと嬉しい父。

その後、絵本を読んでもらったり(手話付)、動作のひとつひとつをできるだけ言葉で表現しながらのおままごとをしたりして楽しく過ごした。そんなとき、ふと、ハナが「50音表」を指差して、「おとーたん」と言い出した。そして、さっき覚えた6文字を指さしていくではないか。うわー。順番はバラバラだったけれど、ぼくの名前のひらがな6文字をキチンと覚えていた。

ハナ社長、4歳11ヶ月。うれしくて、ちょっと涙が出た。


...それはそうと、「記事は正確に書こう」と書いた機能のエントリー。橋下知事のことを橋本知事って書いてやんの>自分。まずは自分からちゃんとしよう。

<memo>
・ギャラリーの資料を修正など。
・午後休で聴覚支援学校。

橋本知事による朝日新聞批判

| コメント(0)
天下の朝日新聞に向かって、橋本知事、相当怒ってますな。東国原知事は、同じ朝日新聞でも特定の記者のことを取り上げて糾弾している。ふうむ。

ココでも何度か書いてきたけれど、マスコミの記者というヒトビトには、事実云々よりも「今日のニュース、明日の朝刊記事になればよい」「視聴者・読者受けすればよい」という志の低い方がかなり高いパーセンテージで存在しているように思う。ひとつの問題をしぶとく追いかけ、スクープをとる、なんていう気骨までは求めないが、せめて間違いがないようにキチンと取材してくれないものか。

内容を意図的に改ざんし、説明が面倒な部分を省略し、ネガティブ要素を水増しする。全部のニュース・記事がそうではないにしろ、中立性・公平性、そして一番大事な正確性をも欠く比率のどんだけ高いことか。両知事のお怒りもごもっとも。

以前、某公立病院が診療所への転換を図ったことがあった。病院と診療所の違いというのは、ベッド数だけ(20床以上が病院)なのに、「崩壊する地域医療〜○○病院が診療所へ」などという表題で取り上げた新聞があった。患者数に合わせた(身の丈に合わせた)前向きな取り組みである...ということをデータも示して説明したのに、とにかく「大変だ大変だ」と騒ぎ立てるだけの記事だった。バカ。

それが朝日新聞だった、とは言わないが(笑)、少なくとも「社をあげて襟を正して記事づくりに取り組んでいる」というような体質ではない、と思うなあ。そういう我が家はかれこれ10年くらい朝日新聞の愛読者だったりするわけだけれども(ただし、いしいひさいちと三谷幸喜の)。

<memo>
・終日、コマゴマ業務の整理。宮宮の経緯整理。
・ファミマの地域&期間限定「都農ワインでつくったハヤシライス」。旨い。
9784163702902.jpg
丹下健三vs磯崎新による「戦後日本最大のコンペ」(副題)を描いたドキュメンタリー。あの、いかにも「都庁然」とした格式張った丹下デザインに、真っ向から挑む幾何学的な磯崎デザインがとても魅力的だ。

てっきり丹下=権威の象徴=悪、磯崎=チャレンジャー=善、という図式なのかと思ったが、ことはそう単純ではなかった。単に「コンペ」そのものではなく、コンペに提出された「案」に至る二人の軌跡を丹念に追っていく著者の視点が面白い。歴史のなかで錯綜する師(丹下)と弟子(磯崎)の関係のなんと業の深いことか。

建築というのは、その中で暮らす(過ごす)ヒトビトの意識まで変える力がある。今、新しい家に住み、そういう実感を持って日々過ごしている中で、この本はとても刺激的だった。磯崎新の「都庁」が建っていたとしたら(まあそれはあり得なかったことだとしても)、と想像するととても愉快な気持ちになる。きっと都庁職員の意識はもっとアグレッシブだったろうし、青島幸夫や石原慎太郎も、もっとイキイキしてたような気がする。

あと、磯崎都庁が建っていたなら、丹下フジテレビはあの形ではあり得なかったわけで、それはそれで「どんなフジテレビがあり得たんだろう」と考えるのも愉快だ。

<memo>
・家人と子供らが学校の奉仕作業に行っている間に、Run22km。今期最長。途中までいい感じだったけれど、とにかく疲れた。
・「サラリーマン合気道/箭内道彦(幻冬社)」★★★。意外とまともなことばかり書いてある。見た目とのギャップで随分得している感。
・昼飯後、昼寝。
・夕方M女史宅へ。新築祝い(柳宗理のボウル+ザルのセット)。

わがままな誕生日

| コメント(0)
42歳の誕生日。ついに松田優作越えである(優作ちゃんは享年41歳だった)。

たまたま土曜日で、子供のレクレーション大会があって県立総合博物館へ。クイズラリーだのゲーム大会だので楽しむ子供を尻目に、一人歴史展示室を堪能。特に30年代の「文化住宅」を復元した家は、「匂い」とともに郷愁を誘う。入場無料でこの充実度は素晴らしい。なんて民度の高い宮崎県(笑)。

午後は子供を連れて床屋へ。この夏は、「あんまり髪を短くしているとおじさんっぽいよ」という店長(同級生)の言葉に従い、伸ばすだけ伸ばして、できるだけ「佐藤浩市度」を高めてきた。が、ホントは、短いのが好きなのだ。いちいち前髪をかきあげるのがめんどい。なのでかなり久しぶりにベリーショートヘアに。そうそう来週はハーフマラソンもあるし。今度は「三浦知良度」を高めよう。

今日はこれから誰にも邪魔されず好きな本を読み、だらだらと過ごす予定。贅沢ぅ。

<memo>
・ハナの目は「アレルギー性結膜炎」らしい。1日6回の点眼薬(それも2種)。
・「磯崎新の『都庁』/平松剛(文芸春秋)」★★★★★。読み応えのあるドキュメンタリー。いろいろな意味で、建築の面白さが凝縮されている。磯崎新の都庁。見てみたかったなあ。

写真の力

| コメント(0)
パワーポイントを使ったプレゼンテーションの研修を受けた。コミュニケーション論から始まったプログラムは、かなり実践的な内容で、とても有意義に2日間を過ごすことができた。講師は、決して「話し上手」な感じではないのだけれど、さまざまな「技術」を駆使し、レベルの高いプレゼンテーションをしていた。プレゼンには、一定の「技術」が必要だし、「技術」があれば、ある程度のプレゼンができる、ということも理解できた。

それにしても、パワポで実際に資料を作成しながら、改めて、プレゼンにおける、ビジュアル、特に写真のもつ説得力を感じることとなった。どれだけ言葉を駆使しようが、比喩を用いようが、1枚の写真を超えることは困難だ。素晴らしい写真を多数用意できるだけで、プレゼンの可能性は多いに広がる。無論、写真が全てではないが、影響力の大きさは絶大だ。

むぅ。サイバーショット携帯を使って、日々の小さな記録は残してはいるものの、もう少し積極的な意味において写真を撮る、ということを考えた方がよいのかもしれないな。...そんなわけで、家人。明日の誕生日プレゼントは、リコーのGRでいいです(ダメですかそうですか)

<memo>
・終日研修。プレゼン実習。代表発表。まあうまくできたか。同じチームのみなさんに感謝。
・マリちゃんとランチ「jan」。

社長の声は天の声

| コメント(0)
会社の規模にもよるのだろうが、正社員数千人、グループ企業まで含めると、2万人程度が働いている我が社の場合、「社長」というと、それはそれは偉い人である。であるから、「社長の声」は時に「天の声」と呼ばれたりして、社員らは、ひたすら従順に指示を仰ぎ、言葉通りに実践するということになる。

ところが、現社長になってからは、随分と風土が変わってきて、「社長の言葉」ではなく「社長の意図」を汲み取るようになってきた。社長はそれを「空気を読む」という言葉で表したりもしている。

意図を汲むってそんなの当たり前、と思ったあなた。あなたは、コッパ役人の世界をちっともわかっちゃいませんな。コッパーなヒトビトは、よくも悪くも「実直」な人種なのだ。「愚直」というか。いや、単に「愚か」というか。つまりは、社長の言葉を、つまりは「天の声」を、「一言一句」を正確に聞いて、ダイレクトにその言葉に添うように動くのである。

笑えない某M県での話。

防災ヘリコプターを導入したM県の知事(当時)が、就航式の際、「このヘリは飛ばない方がいい」という発言をした。言うまでもないことだが、これは「防災ヘリの出動」=「災害の発生」である、ということを踏まえて「できるだけ事故も事件も地震も火災も発生しない方がいい」ということを言い換えたわけだ。

災害対応というと、「大きく構えて小さく収める」というのが鉄則だ。つまり、「出動の判断に迷う場合は出動する(大きく構える)」。実際、軽微で収まれば(小さく収める)、大事故にならずによかったよかった、と思えばいいだけのことである。

ところが、このM県防災ヘリの某所長。社長が「ヘリが飛ばない方がいい」と言ったからという理由で、出動の判断に迷うようなケース(軽微な事故の場合等)では「できるだけ飛ばない」ということを前提にしていたのだという。

社長の真意を考えず、知事の言葉通りに、盲目的に従ってしまうから、わけのわからない判断をしちゃうわけだ。「実直」「愚直」「愚か」。ホントに困ったことである。...などと呆れ気味に語っているけど、我が社にだって、未だにこういう「思考停止」になっちゃっている社員は山ほどいる、ということもまた真実。ホントに困ったことである。

<memo>
・終日、デジタルプレゼン研修。
・研修から戻って概説書の修正など。

グッドデザインとは

| コメント(0)
いつの間にやら「2008 グッドデザイン賞」が発表されていた。

ベスト15だけを見ると、「なるほど面白いデザインが揃ったな」と思わなくもないけど、応募作品を丹念に拾ってみていくと、必ずしも自分の評価と本賞の評価が一致していないことに気づく。つか、ものによっては、"時代性"の要素が強すぎて「デザイン」そのものの評価としてどうなの?と思ったりもする。

むしろ、中小企業庁長官特別賞(ロクマルビジョンとか)や、日本商工会議所会頭賞(油津堀川運河夢見橋とか)の方が、面白味があって普遍性のあるものを取り上げている気がする。そういえば、手塚夫妻の名作「藤幼稚園」も「インタラクションデザイン賞(2007)」だ。各賞の方が、審査員も気軽に選べるからだろうか。

とかなんとかいいつつ、さすがに「大賞」を並べてみると、"時代"を象徴するものが並んでいて壮観だ。やはり"時代性"は、デザインの重要なファクターだ(おいおい)。

2001 せんだいメディアテーク
2002 モエレ沼公園
2003 プリウス
2004 NHK「にほんごであそぼ」
2005 インスリン用注射針
2006 三菱自動車「i」
2007 充電器「eneloop」

まさに「その年の顔」にふさわしいじゃないか(笑)。

となると、今年は何が選ばれるのだろう。流れ的には「FCXクラリティ」か「LANシート」か。ぼく自身の好みでは、原点回帰的にズバリなプロダクトデザインである「RICOH GR」に取ってほしいけれど。

余談だけれど、審査員のなかに15年くらい前に、一緒に仕事をしたM田先生を発見。まだ審査員やってたんだ!

<memo>
・東京出張の報告、マンス部長協議、出張処理など
・午後1時間ほど抜けてハナ社長を支援センターへ

始発から終電まで

| コメント(0)
始発便で上京し、大事な打ち合わせを2件済ませ、東京支社と情報交換して、最終便で戻ってきた。移動中に、打ち合わせの予習と復習。昼飯はマック。夕食はフレッシュネスバーガー。うーん、ジャンクだ。

出張中は、余計な電話やメールがない分(ゼロではないにしろ)、特定のプロジェクトに気持ちが集中できるのが有り難い。じっくり、あるいは、ぼんやりとプロジェクトを俯瞰していると、クリアすべき課題が少しずつ明確になり、目の前に新たな道筋が見えて来る。椎名誠ではないけれど、「移動しながら仕事」というのは性に合っている気がする。

...とはいえ、仕事三昧で、あまりに余白がないのもつまらない。今回だって、内心、ランチは新橋の「七蔵」で...とか、夕方に「KONAKA THE FLAG」で1万円スーツを試し買いして...とか、そういうプランもあったのに、真面目に仕事しちゃったりする自分。まったくもう。

<memo>
・日帰り上京。
・FK社。TJから2人同行(kami,gen)。
・宮宮協議。双方の認識の違いを痛感。

録りためた映画

| コメント(0)
番組表から録画予約のできるHDはとても便利だ。「自動検索」なんて機能もあるから、連続ドラマや好きなバラエティは勝手に録画してくれる。

でも、これが曲者っちゃ曲者。もともと「ケーブルテレビ」のアダプターにおまけで付いている機能なので、容量が60Gしかない。録画したものはサクサクと見ておかないとすぐに容量がいっぱいになってしまう。なので、「HEROSシーズン2」は5話分を貯めた上で、自動検索を解除した。「所さんの世田谷ベース」も4話分たまってしまった。そろそろ解除すべきかもしれない。

あとは映画ね。民放のBSや「ケーブルテレビ」の映画専門チャンネルは、細かくチェックしていると結構いい映画をやっている。でも、そういう「いつか見たいと思っていた映画」「以前見て面白かったので再度見たい映画」は、「今、見たい映画」と必ずしもイコールではない。そこに問題がある。

今、HDにストックしているのは、「雨あがる」「幸福な食卓」「コンフィデンス」「墨攻」「ハチミツとクローバー」「明日に向かって撃て」「七人の弔い」「パフューム」...など。悪くないラインナップなので、なかなか消せないのもモドカしい。

TSUTAYAに行った際、思わず新作DVDを借りそうになりつつ、「まずはHDを空にしてから」と思い直す日々。

<memo>
・朝から調子悪し。秋の花粉症? ホコリのすい過ぎ?
・軽めのWalk 6 km &Run 6 km。
・だるだると。ネットで時計とかボウルとか購入。

プロダクトデザイン

| コメント(0)
美しさと機能性を備えた「物」は、具体的な「行為」のなかに「幸せ」を生み出すことができたりする。たとえば、柳宗理のキッチン用品で料理をする瞬間。「ああ、このカーブが手にしっくりくるな」とか、「このステンレスの輝きはどうだ」とか、単に野菜をきざんだり、肉を炒めたりするだけではない、視覚や触感を通じた喜びを付加してくれる。

料理上手な友人は、キッチンシステムに、PanasonicのLiving station新をチョイスした(深澤直人デザイン)。照明はトーヨーキッチンのカボシュ。すげー。なので、新築祝いも、柳宗理のステンレスボウルセットをチョイス。ますます料理の腕があがることを期待しつつ。

<memo>
・ハナ社長の運動会。かけっこも、縄跳びも、ダンスも頑張った。ただ午前中でエネルギーが切れたのか、「プリキュア5GOGO」という最も得意そうなダンスがメタメタ。ま、多くを望んじゃいかんな。
・紫外線が強かったせいか、目から疲労が。疲れた。

モダーンな家

| コメント(0)
盟友・M女史が、新居を建てたので引っ越しの手伝い。

引っ越しって、日々の生活の"蓄積"が見えるという意味において、ちょっとエロいのかもしれない。物理的なマッパでなく、精神的なマッパを見るような...。たった1日で、その人の人生観が如実に浮かび上がってくる感がある。ふぅむ。

それにしても、M女史らしい実にモダーンな家だった。とにかくかっちょいい。でも、一方でこのかっちょよさをキープするには、相当な、日常的な、センシティブなメンテが必要である。特に、この照明をつける志やよし。あとはそのモダーンな気配をキープし続けることであるよ。頑張ってくれたまい。(ぼくには無理)

<memo>
・終日、M女史宅の引っ越し手伝い。
・夕食は、おごりで焼き肉「伽耶」。わーい。焼き肉もさることながらサイドメニュー旨し。

はじめての通知表

| コメント(0)
2学期制をとっている愚息の学校。今日から秋休みに突入した(つっても1週間ぐらい)。

んで、1学期の通知表を持って帰ってきたケータツ。一応、夫婦で揃ってありがたく開陳してみた。イマドキの通知表というのは「5段階」じゃないのね。たいへんよい(◎)、よい(○)、もう少し(△)の「3段階」評価。しかも科目のなかも、たとえば「国語」のなかに「読むこと」とか「書くこと」など、具体的な内容について評価されている。

ま、時流なんだろうけど、親的には「ズバッ」と言ってほしい。「書けるし読めるし聞けるし、というのはわかったけど、結局のところ、どうなんだよ?」と聞いてみたい。なんとなくつまんない。

ケータツの場合は、学科の評価はほとんど◎で、「生活」や「体育」に少し○がある程度。生活態度の評価は、○が中心で、ときどき◎がある感じ。まあ、全般的には「高評価」なのかもしれないけれど、ほかの子との比較ができないから、よくわからない。ま、「△」がひとつもない、というのが、唯一はっきりと読み取れた評価かも。

それはそれで立派なことなので、「おめでとう」コールをしておいた。

<memo>
・たまごの新規局内協議。FK社の日程。宮宮日程。

企画書の作り方

| コメント(0)

我が社は「企画書」というものを作る機会があまりない。

無論、新しい事業を立ち上げる際には、「新規事業概説書」という名の"企画書っぽい"ものをつくる。しかしそれは、「事業目的」「事業概要」「必要経費」「期待される成果」を、たったB4 1枚にまとめたもので、実に"お役所ちっく"で、平坦で、担当部局の熱意をあえて削いでいるかのようなペーパーだったりする。

したがって、我が社の社員たちは、往々にして、「企画書をつくる」という能力、すなわち、データやマーケティングを駆使し、それなりの説得力があるような理論武装をし、図表で詳細に解説するようなペーパーを作ることが苦手だ。

しかしながら、一方で、「企画書を読み解く」能力は案外鍛えられていたりもする。普段、"お役所言葉"で埋め尽くされた文章から、著者の意図や思惑などを汲み取るような仕事をしているわけだから、当然といえば当然である。

そんな我が社において、たぶん最も企画書を作らなければならないポジションは、きっとぼくなんだろう。そして企画書は「一太郎」ではなく「パワーポイント」で作られるべきなのだろう。そんなことを頭の片隅で考えながら、ひたすら企画書を書き(打ち)続けた今日1日であった。もちろん、一太郎で。

<memo>

・マンス、ブランディングの企画書をしこしこと。およそ仙台の行程が確定。

・FT社から「まだわからない」との返事。

・今日も往復歩き通。

阪神ファン

| コメント(0)
阪神タイガース、最高13ゲーム差で独走していたのに、あり得ないような7連敗で、141試合目に首位陥落。あららー。ぼくはプロスポーツの観戦にそれほど興味はないのだが、それでも、阪神ファンの今夜の心理だけは想像がつく。

たとえば、入試の模試でずーっとA判定(合格確率80%)で攻めて来たに、夏休みに遊んでしまい、すっかり追い込みが不足して、最後の模試で初めてD判定(合格確率20%)が出たような気分。

あるいは、恋人と何度かキスを交わし、いよいよ今週末はお泊まり(わくわく!)と思っていたら、突然「ごめん、好きな人ができた」と言われたような気分。

もしくは、予算800万円程度の小さなイベントのつもりが、大手企業から「コラボしましょう」と話を持ちかけられ、桁が2つぐらい違いそうな大きな企画へと話が広がり、慌てて関係機関と調整して、この「ビックプロジェクト」に取り組もうと合意形成が出来たところにきて、相手企業から「やっぱ厳しいかも」と言われてしまうような気分。

...阪神ファンがいたら、是非聞いてほしい。

変な期待を持つな。ダメなときはどうやったってダメなんだから(って、事例は実話?)

<memo>
・今日は秘書のところを行ったり来たり。新規事業練り直し。仙台行程。
・往復歩き通。まだまだ暑い。

だーもう

| コメント(0)
最近、ぶらりと入った本屋で買った本。

「別冊宝島 パイパフォーマンス仕事術」
「クリエイティブな人たちの成功方程式」

...うーん。病んでいる(笑)

どうやら安直な「How to」を求めているらしい>自分。仕事術にしろ、クリエイティブの方法にしろ、まずは自分の手を動かし、実際にやってみなければ何も始まらない。テクニカルなことは「実際にチャレンジしながら」身に付けていかなくてはならない。...なのに、とりあえず「How to 本」を読み、「わかった(できる)」自分になった気になっている。受験生の頃の自分を見ているよう。ダメだわこの人。

まあ社長の件もあって、落ち着かないっちゃ落ち着かないんだけれども。だーもう。

<memo>
・FKの件を関係課に報告。DK社とも協議。
・副社長の件で行程の調整など。

幸せな社長

| コメント(0)
ひとつ間違うと、憎まれてしまうくらいに深く愛されているのが今の社長である。昨日今日は会社全体がかなり「憎」の方へ振れていたように思ふ。ぼく自身も、心底「あったまきた」部分もある。だけども、今、去ってしまわれては困るのである。せっかく育ちつつある種々のプロジェクトが永遠に葬りさられてしまうことになりかねない。

一方で腹も座った。仮に残留したとして、我が社への在籍は(大方の予想通り)今季限りということだ。もっと大きい世界で大きい仕事をしたいヒトだ。日常的に、我が社の限界を感じることが多かったのだろう。腹はたつが、その心情はとてもよく理解できる。(医療なんて地方でできることなどほとんどない)

となれば、ぼくらは残された時間のなかで、大きなことをやりきらなくてはならない。「お尻」の決まったプロジェクトは強い、ハズだ。

<memo>
・朝から社長の去就について情報収集。
・FT社からの資料も届き、レク。「どうぞ進めてください」とのこと。
・たまご案件を局長へ。根本的なところで許されてない気もしつつ、少し前進。
・午後から聴覚支援学校へ。文字の認識が喜びにかわりつつあるハナ社長。進め。

Expressions〜竹内まりやのweekend

| コメント(0)
10/1 竹内まりやデビュー30周年コンプリートベスト「Expressions」発売。

この週末、あちらこちらの家庭、カップルが、竹内まりやの歌声を聴きながら、いろいろな思い出に浸ったことであろうなあ。

ぼくはもっぱら、出産〜子育てが一段落し、本格的に復活した「バラエティ」以降から、熱心に聴いてきたクチだが、独身時代の「September」「不思議なピーチパイ」などは、ティーンエイジャーの自分に戻ってしまうような郷愁があるし、逆に、達郎バージョンの方が馴染みがある「Morning Glory」などはとても新鮮だったりする。

3枚組のうち、結婚後の曲が中心のDisk2,Disk3は、ほとんどアルバム収録曲だから「持っている」わけだけども、「竹内まりやによる全曲解説」があったりするので、ファンとしては見逃せないんであるな。まあ、この夫婦ほど、ファンと誠実に向き合い、丁寧でハイレベルな仕事をしているアーティストはいないんじゃないかと思ふ。当分、まりや漬けな日々である。

...それにしても、30周年である。53歳、一女の母である。なんだか漠然と「あり得ない」としか言いようがない。きっと未来永劫、こんな風に暮らしているような気がするところが凄いな。んなわけないけど。あと、達郎の写り方が微妙過ぎるけど。でも、このカッティングにまりやは惚れ惚れなんだけど。

<memo>
・M女史、仕事モードで登場。かっくいい。まいちゃんご帰宅。
・気合いを入れて、クローゼットの大整理。
・ソーメン喰ってから、おつかいに。パンドール、無印(収納ケース、ピクチャーフレーム)、UNIQLO(アンダー)
・Run。12km。久々に宮崎霊園山岳コース。キロ6分ペース。後半ぐっとペースアップ。
・「カビィッキオーリの集い in Sizen」。安くて美味しいワインが至福。

タン・ウェイの妖艶さ

| コメント(0)
今更ながら「ラスト・コーション」を見た。エロいエロいと聞いていて、そんなにエロければ見なくちゃね、ぐらいの「純情な動機」だったが、えーっとまあエロは一般映画としてはそこそことして、一人の女性が愛に堕ちて行く過程が丹念に描かれるので、「ああ、そうなっちゃう?」的な精神的なエロさは凄いかも。

主演のタン・ウェイ。イマドキの言葉でいうと、超ハンパないっス。メイクや衣装、ライティングの妙もあるのかもしれないけど、2時間の枠のなかで少女から女性へと見事に変身していく。まさに女にならんとする前後の「ふっきれ感」のある表情ったら...。

<memo>
・掃除、洗濯など。1週間前の宴会の残り物で家人がつくった炒飯が絶品。
・午後からFoodalyで買い出し。
・M女史来訪。相互の"仕事の進捗"についてたっぷり。M女史仕事でまいちゃんだけお泊まり
・「ラスト・コーション」★★★★★。

美人さん

| コメント(0)
ぼくの数少ない経験から言うと、美人さんはどうしても「ちやほや」されるので、「ちやほや」され慣れている傾向がある。

すごーく賢くて、すごーくしっかり者で、すごーく性格のいい子が、ふとした瞬間に「どうしてあなたは私をちやほやしないのかな?」というオーラを発することがある。えーっとごめん。ぼくは美人さんの扱いが苦手なだけです。

ところで、家人には何のためらいもなくちやほやできるのだが、そこに深い意味はないと思ふ。

<memo>
・たまごの事業化方法について協議、異動調書、副社長の日程
・連携の深い3課での合同飲み会。若手中心でそれなりの仕切り。偉い。「jan」「梟」

キヨハラとかナガブチのこと

| コメント(0)
清原和博の引退試合で、長渕剛が「とんぼ」を歌ったという。ふーん。清原にしても、長渕にしても、かつては熱心なファンだったのに、途中から「むしろ嫌い」な人になった、という共通点があるのよね。

清原は、ぼくより学年がひとつ下。移籍問題でダーティなイメージのあった桑田と比べて、野球が大好きなやんちゃ坊という印象があって、明るい爽やかさがあった。対巨人の日本シリーズで流した男泣きもよかった。

そして何より、大学生の頃に流行っていた「ファミリースタジアム」というファミコンゲーム(初代)で、「ライオネルズ」をひいきチームにしていたのが大きかった。いしげ>かなもり>あきやま>きよはらは、どこからでもホームランが狙える黄金の打線だった。「きよはら」はぼくにとっての救世主だったのだ(ゲームのなかで)。

だが、清原は巨人に移籍する前後から、"ワイが一番"な「番長キャラ」となり、成績より口先が勝るようになった。全然かっこよくない。「ファミスタ」もやらなくなったので、どうにもこうにも、清原という人に興味を失ってしまった。

一方の長渕剛。フォーク一辺倒の頃の長渕は、線が細く、恋人を病気で無くしたなどの不幸のイメージがあって、当時、色気付き始めた小学6年生のぼくのハートを鷲掴みにしていた。「祈り」を聞いて本気で泣いていたもの。だー。

たが、ぼくのアイドルだった石野真子と離婚し、ハード路線に向かって行くにつれて「おいおい、あの名曲『二人歩記』は何だったんだよ!」という気になり、一気に熱が冷めることとなる。♪あああ、今度こそ幸せになれますように、そんな思いで車を走らせた〜って、どこ行ったんだよナガブチ!

そんな、二人に共通するのは、途中からキャラクターが正反対化したという点だ。「繊細な青年」から「ハード系な親父」に大変身。肉体を鼓舞するかのように筋トレに励み、ステレオタイプな「男(ヤンキー)」なキャラを誇張し、ふたまわりぐらい身体をでかくした、というのも似ている。

あ、あとキャンプやコンサートで宮崎に来たとき、若い女の子たちに「悪さ」をするのも共通項だな。証言は山ほどある。つまり「余罪」もたっぷりあるってことだ。許せんなあホントにもう。(うらやましいわけではない)

<memo>
・FT社について局内協議、たまごの新規事業化検討
・はにわンインタビュー、各課へFT社の報告、ブランドパンフの審査
・楠並木市で買って帰ったタチウオミリンがハナにヒット、いもっ柱が家人にヒット

ドラゴンボール

| コメント(0)
愚息ケータツは、どこかのバカな親のせいで、5歳のときから「報酬制度」を義務づけられている。衣類や文房具といった「生活必需品」以外は、原則自分の「仕事」による「報酬」によって手に入れなければならない。(むろん誕生日やお土産などのプレゼントは除く)

小学校入学前は、「たし算ドリル」や「ひらがなの書き取り」という「仕事」をこなすことで、「報酬」を得ていた。単価は「1冊終了=500円」。その後、本人の希望により、1冊終了=ドラゴンボール1冊(ワイド版 定価980円)となった。雇主である父は、「ブックオフ」で1冊=500円で仕入れており、実態は変わらないのだが、それはケータツの関知するところではない。

そんなことより、彼にとって大きな問題となったのは、小学校に入学して「宿題」が出るようになったことだ。「宿題」は「やって当然」のことなので、「仕事」にはカウントされない。だからといって、「宿題」にはそれなりの分量があり、「新たな仕事」をこなす余裕はない。そんなわけで、彼のドラゴンボールは、19巻まで揃えたところでストップしている。

可哀想に思った心優しい父は、「床の掃除」という新たな「仕事」をあてがった。しかし、50平米ほどのリビングを10分かけて磨いてやっと10円という単価では、なかなかやる気も持続しないようだ。実は、ブックオフを数軒ハシゴして探したけれど「どうしても20巻が見つからない」という大人の事情もあるらしいが、それもまたケータツの関知するところではない。

かくして、ケータツは、今日もまた既読のドラゴンボールを取り出して、何十回目かの再読を重ねていくのであった。(何十回目であろうと、まるで初めて読むかのようにゲラゲラ笑っているのだから新刊は全然いらん、という説もある)

<memo>
・朝から課内でFT社の件。関係課へも。
・午後から年休。台風で休校となったケータツとMちゃん。Mパパから引き継ぎ。
・軽く昼寝して、公園でサッカー&フリスビー
・支援センター。文字と絵を合わせる遊び。合間にFT社から電話など。

このアーカイブについて

このページには、2008年10月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2008年9月です。

次のアーカイブは2008年11月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

ウェブページ

Powered by Movable Type 4.21-ja