2009年8月アーカイブ

「したよ」について考えたよ

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愛する友人から「子供が作文で『●●したよ』とか書くのは日本語としておかしくね?」という指摘を受けた。そういえば、まったく無自覚にケータツの作文を読んでいたけど、確かにどれもこれも「●●したよ」のオンパレード。変っちゃ変だ。

たとえば、先日の作文は「むじんとうにいったよ」というタイトル。これが大人なら、「無人島上陸記」や「無人島でのシュノーケリング」といったタイトルになるんであって、決して「無人島に行ったよ」とはならない。

これは「行った」という「動詞」がいけないのか?
世の中には「動詞で終わるタイトル」はないのか?

...と、背面の本棚を眺めてみる。あ。ないわ。ほとんど名詞、あるいは体言止めばっかりだ。でも、「動詞」で終わるタイトルがないわけじゃない。

ざっと拾ってみると

・豚を盗む/佐藤正午
・神の子どもたちはみな踊る/村上春樹
・飛ぶ夢をしばらく見ない/山田太一
・上司は思いつきでものを言う/橋本治
・悪役レスラーは笑う/森達也
・わたしの旅に何をする/宮田珠己

おお。なんだかタイトルを付けるのが上手な作家ばかりぢゃないか。ということは、「動詞」で終わるタイトルにするには、ちょっとした技巧が必要ってことか。確かにケータツの作文にしたって、「無人島に行った」ではタイトルっぽくないし、面白味もない。「真夏の無人島へ行った」だとか「ぼくらはみんなで無人島に行ったのだ」みたいな、なにがしかの装飾が欲しくなる。そういう余計なものをつけないのなら、いっそ「無人島訪問」の方が潔い。

...なるほど。わかった。

「上陸」や「訪問」という"難しい言葉"を知らない子供が、その幼さを強調しつつ、タイトルっぽくするための常套手段が「●●したよ」なんだな。ある種の「型」っつーことだ。俳句でいうところの「●●するなり」と一緒だ。おさまりがいいわけだ。なーるほどねえ...と一人勝手に納得。

納得?

...あ。

違う。

違う違う。

視点を間違えている。

「動詞」の問題も確かにあるけれど、それ以前に「過去形」がダメなんだ。「過去形」のタイトルがないのだ。上記の「動詞タイトル」がどこか技巧的で醒めた視線に感じたのは、「自分ごと」ではないからだ。主語も「自分ではない誰か」といった風情だ。

ちょっと真剣に本棚を眺めてみたけれど、たぶんぼくの蔵書には「●●した」というタイトルの本はない。

つまり結論はこうだ。

「●●した」という「過去形」でおわるタイトルは、タイトルとしてとてもおさまりが悪い。なぜなら「●●をした」的なタイトルは、極めて「自分ごと」であり普遍性をもちづらいからだ。読者の関心をひきにくい。

しかしながら、児童の作文というものは、実体験に基づいた「自分ごと」がほとんどであり、そもそもが「過去形」で語られるべきものである。語彙に乏しい児童は、言いたいことを名詞に置き換えることができない。

よって、その代替措置として、幼さも強調しつつ、素直に「自分ごと」を語ることができる「●●したよ」というタイトルが多用されることになった。


...えーっと。だからどうした?(自分でちゃぶ台ひっくり返し)

<memo>
・午前は、たまったメールの山と連絡会議。午後から報告書の整理など。
・自分決算をしてみて吃驚。最近、浪費しすぎ。やばい。

アゴを裂傷

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プールに置いてある滑り台。よく滑るように常時水が流されている滑り台の斜面を、下からのぼろうとするとどうなるか。

うちのバカ息子のように、つるんと足を滑らせ、アゴを強打し、ぱっくりと傷口が3cmぐらいあくような裂傷を負ったりするんである。良い子のみんなは気をつけるべし。

結局、ケータツは、内側の筋肉を3針、外側の皮を6針縫った。夏休みの最後の最後にとんだエピソードである。バカめ。んでも、まったく同じ場所に、まったく同じような理由で、まったく同じような傷を持っている父(ちなみに7針。負けた)は、ちょっぴり嬉しいような気がしないでもない。

<memo>
・6時起床。洗濯など。
・「じゃぶんこプール」へ。まい、かな、あーと、その母たち。川で泳ぎ、カニやオタマジャクシをつかまえ、バーベキューをし...な1日。
・中村整形。

むじんとうにいったよ

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2年●組 けいたつ

ぼくは、なつやすみに、おきなわに、いきました。おきなわにいって、二日目にボートにのりました。ボートをもっているひとは、たいちょうという人でした。からだにはライフジャケットという水にうくものをきました。

ボートは、たいちょうがうんてんしていたけど、とちゅうで「うんてんしてもいいよ」といってくれたので、ぼくがうんてんすることになりました。さいしょはむねがどきどきしました。ぼくなんかがうんてんしたらみんなおぼれてしんでしまうとおもったからです。でもちょっとれんしゅうすると、すぐできるようになりました。

たいちょうになみのつよいとこと、よわいとこもおしえてもらいました。だんだんあさいところにいってきたので、どんどんスピードをおとしていってたいちょうとうんてんをこうたいしました。いしがいろんなもようにみえます。おもしろいいしでした。ボートはむじんとうにつきました。

むじんとうでは、シュノーケルをしました。海の中には、さかながいました。なまえはわからないけど、ねったいぎょでした。なまこもいました。なまこは、みためがにょろっとしていてほそながくてきもちわるかったです。

ときどき水がすいちゅう目がねの中に入っていたくなったこともありました。でもうみの中をみたのは、はじめてだったのでがまんしました。おとうさんがぷっかりうかんでたので、あしをつかんでいっしょにまえにすすみました。たくさんおさかなをみれたり、かいそうをとったり、いろんなことがあってたのしかったです。

<memo>
・朝6時起床。宮崎へ戻る。昼には普通に家ご飯。
・夏休みの宿題をチェックしようとしていたケータツが、「夏休みの宿題一覧」を無くしている。あほ。
・「トイザらス」にて、新学期用のノートとか鉛筆とか。「デオデオ」で、電子レンジや液晶テレビをチェック。
・友人に確認し、まだ「作文」が終わっていないことが発覚。上記の作文がそれなのだが、内容はともかく、初稿を小1時間で書き上げたのがすごい。でも、もっとすごいのは、ボリュームがこれの倍あったのだ。削って削って規定枚数にしたのが上記。ケータツ堂の連載も近い。

研修終了

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いろいろ考えることのあった研修も終わり。

とりあえず、全国のケンチョリーナのなかで、相応の知識と経験値を重ねつつあるのは確認できた。そして、ぼくらは広告代理店に仕事を発注するのではなく、自らが「社内広告代理店」として、市場調査・トレンド分析・企画立案・関係者調整・実行までをやるしかないのだなあということも再確認した。

自らがビックウェーブを起こすことはできなくても、ビックウェーブの起点に立つことはできるのかもしれない。諦観と、決意と。

<memo>
・地域ブランド論とその演習。チーム九州のテーマは軍艦島にしてみる。廃女(歴女につづく廃墟好き女子)の聖地との位置づけ。
・午後の講演はOBOG参加。D社の取り組みいろいろ(オリンピック、R25)。師匠の最新コミュニケーション論。U局長のソーシャル論。
・社内見学後、社食にてミニパーティ。2次会は居酒屋。

ラブでヘイトな泡盛

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アルコールは大好きだ。

ビール、ワイン、焼酎、日本酒、ウィスキー、ウォッカ...なんでも来い。でも、「量」が飲めないのがどうにもこうにも。体調で飲める量が全然違う。調子がいいときは、ワインフルボトル1本は全然いける。が、通常は、生ビール数杯+焼酎ロック2杯ぐらいでやめておく。それを越えると偏頭痛になる確率が高くなるのだ。逆にそのレベルでやめておけば、翌日まで楽しい時間が保証される。

んでも、昨日はその限界内しか飲んでないのに、ひどい二日酔いになった。全身が気怠く、むかむかとした吐き気が止まらない。

よーく考えてみれば、昨夜飲んだ焼酎は、泡盛だった。残波黒と久米仙。ともに30℃だ。普段飲んでいる宮崎の焼酎は、20℃のヤツだ。アルコール度数が全然違う。しかも、昨日のグラスは随分おおぶりで、なみなみとついであった。ダメじゃん。

思い返すと、那覇の古酒バーで、とびきりの古酒(43℃)をロックで2杯飲んだときも、翌日死にそうになった。そのあとに食べたヤギ汁が悪かった...というわけではないハズだ。うーむ。泡盛恐るべし。

みなさん、お酒を飲むときは、アルコール度数に十分注意しましょうね(って、みんな知ってる)。

<memo>
・研修2日目。昨日飲み過ぎで気持ち悪い(残波と久米仙をロックで)。
・課題の抽出とテーマ設定とプロモーション案。チーム九州は、カロリーベースでの自給率が低い(生産額ベースは高い)ところに注目し、野菜や果物の吸収(もちろん九州にかけて)を促す「健康自給率」という概念を提案。さらにそれをわかりやすい形にするため、ビタミンポイント、略して「ビタポ」という単位を買物時に確認できるシステムをメイン企画に。そこから「ビタレンジャー」とか「美多民・九州」とか「美多茶」とかそんな議論に。あははん。
・途中でちょっと発熱したっぽくて焦ったけど、なんとかおさまった模様。軽くメシ食って早々に帰宅。

ガンダムの力学

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やっとガンダムを見れた。思ったほど大きくない気もするが、全長18mつったら、こんなもんだろう。へー。へー。へー。

にしても、曇天。暑い。午前10時。

そんな状況で、相当な人が集まっている。ざっと見渡して2000人はいるか。年齢層はバラバラだ。ガンダム世代とその親子ばかりかと思えば、若い女の子ばかりのグループや、高齢者の団体など、実に多種多様。そして、みんなが一斉にカメラを上方に向けている。とても変な風景。オフィシャルグッズ売り場などは、ほとんどの商品が売り切れなのにも関わらず、60分待ちだって。クレイジー。

まあ、同じ駅の反対側で「お台場合衆国」も開催中であるし、その流れもあるんだろうけど、「ガンダム」というソフトの素晴らしさや「リアルガンダム」の圧倒的に美しい立ち姿、...だけではない、「ほら、あのガンなんとかってロボットでさ、デカイヤツ、見た見た?」的な力学が働いている気がする。

ちなみに、ちょうどぼくは11時からの「歩くガンダム」を見ることができますた。いやあ、あんなに軽快に歩くとはびっくら仰天でございます。

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<memo>
・寝坊。慌ててパッキングし、名刺とか全部忘れる。だー。
・朝イチ便で上京。新橋。荷物を置いて、ガンダム視察。
・ランチ「七蔵」。筆記用具を購入し、「サブウェイ」にて宿題の清書。
・研修初日。ソーシャル概論、フードアクションニッポン、演習開始。
・社食にて、軽い懇親会。その後友人と新橋駅前。

晩ご飯の準備

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家人が週に一度の習い事をはじめてもうすぐ半年である。習い事というのが、市の社会学習で行われている「はじめての手話(半年コース)」。まあ、とても大事なことであるし、半年ならば...ということで、了解した。

が、週に一度とはいえ、家族の分の食事を毎度作るのは大変なのだ。以前、朝ご飯を毎日つくっていたことがあったけれど、我が家はパン食なので、タマゴをスクランブルにするか、目玉焼きにするかで悩む程度だった。夕食ではそうはいかない。

とりあえず、前日の夜に、冷蔵庫の中身を確認し、料理本を見て、明日のメニューを考えなくちゃならない。それなりに栄養バランスも考え、食品数も多くなるように工夫し、できるだけ「新しいメニュー」に挑戦してきた。そんなこんなで、この半年、結構、頑張ったよオレ。

んが。先日、家人からこんな申し出を受けた。

「あのさー、10月から『初級手話(半年コース)』が始まるんだけど、行っていいかな」

晩ご飯修行の旅はまだまだつづく。

<memo>
・明日から出張ゆえ、こまごまとした指示など。
・今日も今日とて家人が留守。よほど店屋物にしようかと思ったけれど、とりあえず牛肉とえのきの炒め物、白菜の煮物、味噌汁。

チケットな夜

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随分先のことだと思っていた「大宮崎落語祭」のチケットが既に予約受付中であった。よくみたらちゃんと手帳に書いていた。

迂闊。

これは、六人の会(春風亭小朝、笑福亭鶴瓶、林家正蔵、春風亭昇太、立川志の輔、柳家花緑)という豪華メンバーが中心となって行われていた「大銀座落語祭」のローカル進出第一弾なのだ。宮崎で、というよりも、これだけのメンバーが一堂に会するのは、そう滅多にはないことだ。メンバーの気合いも十分だろう。

あわてて、抽選会への予約を入れる。いずれもすごい倍率であろうと思って、ヨメやら子供やらジジババやらの名義を借りて何件か登録しようとするけど、さきほどから「電子ぴあ」への登録がママならない。そういえば、自分の名義を登録するときも、随分手間がかかったような記憶が...。

Macからだと、ぼくと「同一人物」としてみなすようなので、WinPCやら、iPhoneやらを駆使するも、なかなかスムーズにいかない。だあもう。全部見たいのに。

<memo>
・泣きたいほどのメールの山。急ぎのメールに返信等をしているだけでかなりの時間。某グランプリの表敬日程確保。9月のイベント準備。分担表再整理。研修の宿題。
・ケータツの小学校でも新型インフル発生。予防が大事。

お土産を眺めつつ

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旅行から帰って来て、たくさん買った(ハズの)お土産を広げてみると、案外、「こんだけ?」という気がしたりする。今回も、随分カードを切った気がするのだけれど、意外とたいした量を買ってないのな。

それでも1晩明けて冷静に眺めてみて、あまり変なものは買ってないのは良かった。家族全員でデザインバラバラのTシャツ(でもジンベイザメは載っている)を買ったのも悪くないし、やちむんの湯のみも素敵なデザインだ。ジモティが食べている菓子類もよかった(特に「ブルース」!モチモチしたカステラパンなんて!)

なんだか沖縄文化ってあとをひく。この10年で5回行ってるし。もう少しお金持ちなら毎年でも行きたい。


ああでも、そうなると、ますますダメな自分になってしまうな。沖縄日記を書きながら、旅行中、どんどん気分がルーズになって、いろんなことがめんどくさくなってしまったことに気がついた。写真とかも、どんどん適当になっている。もともと写真はヘタなんだけど、後半はヒド過ぎて4日目なんてUPできる写真がない。つか、むしろまともに撮っているのが初日だけだ。

沖縄の方言で「なんくるないさ〜(気にすることはないよ)」というのは、「広い心」で言っているのではなく、ただ無性にめんどくさくて「気にしてられっかよ〜」というほどの意味なのかも。だってほら、こんなどうでもいい日記をざーっと書き散らしても「なんくるない」気分だ。

<memo>
・6時半起床。ケータツに勉強させる。
・寝坊(9時起床)の女子チームのために、男子チームで朝食づくり。
・家の掃除、靴洗い。
・師匠からの宿題と、たまった日記。
<memo>
・朝6時起床。7時に朝食、8時半チェックアウト。
・10時に那覇に戻ってきた。国際通りを散策。暑いので「ファミマ」でアイスを買って子供らに。ぼくも陸橋商店街の「ブルーシール」でアイスを。ランチは「第一牧志公設市場」2Fで。沖縄そば、ナーベラチャンプルー、焼きそば、ミミガー。これぞ庶民の味。商店街をぶらぶらしながらサーダアンダギーとか、黒糖とか、新垣のちんすこうとか購入。「鍵介」で湯のみ購入。「雪花の郷」でふわふわのかき氷。
・14:00レンタカー返却。空港へ。15:40発。SNA便なので、暇つぶしにケータツと「許田」で買った木のブロックとか、折り紙で遊ぶ。鹿児島空港経由で帰宅は19:00過ぎ。
・帰宅後、さっそく「お魚カルタ」で遊ぶ。魚名を軸に作られているので、「お」の札が4枚あったり、「ジ」の札が「せかいさいだい ジンベイザメ」みたいに文章の途中に「ジ」が来るという前代未聞のカルタ。意外に面白い。
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<memo>
・7時起床。8時朝食。片付けして10時にチェックアウト。
・家人が運転してくれるというので、ドライブしながら「オリオンビール」を痛飲。軽く3本空けてしまう。あはん。
・途中、「道の駅 許田」へ。「おっぱ」のソフトクリームを子供らに食わせつつ、親は楽しくウィンドウショッピング。「ブルース」だの「マブヤー」だの脅威のラインナップ。ここ面白いわ〜。「島らっきょうの天ぷら」と「もずくの天ぷら」をつまみ食い。
・ランチ「美人逢(かじんほう)」。20分待ち。ピザ。旨いっちゃ旨いし、確かに眺めはすbらしいけど待つのはなあ。この店に入る前に、隣の「かじゅん」とかいう喫茶店に間違えて入る。注文までしたけど「ピザの店に来たのでは?」と言っていただき、キャンセルした。いい人〜。
・若干道に迷いつつ、本日の宿「ヒートウェーブ」到着。荷物だけ置いて、近くの備瀬崎へ。暑い。大潮なので、そこここに熱帯魚の群れが。スノーケリングしたいなあ。
・15時頃「沖縄美ら海水族館」へ。入館前に「ウミガメ館」「マナティ館」を回り、16時からの「オキちゃん劇場」は、ど真ん中中央の席で。その後、入館し、早めに「黒潮の海」へ。17時からのジンベイザメの餌づけを最前列で堪能。その後、前に戻って順番に鑑賞。ややお疲れモードながら、すっかり空いたお土産コーナーもじっくり見て、19:30頃終了。
・名護に戻り、「朝日レストラン」。ステーキ。ずらりと並んでいて、約30分待ち。肉がとても軟らかい。もう少し「うま味」が欲しいところ。
・宿に戻る頃には、ヘロヘロ。みんな爆睡。

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<memo>
・7時頃起床。8時朝食。
・10時に「隊長」と一緒に宿の船に乗って、無人島「浮原島」へ。米軍のヘリ練習場ということで、ブラックホークが何度も離着陸の訓練をしていた。ケータツは初スノーケリング。あっさりできるようになる。ハナはライフジャケットの安心感で楽しそう。「隊長」にも随分遊んでもらった。往復の船の操舵をやらせてもらったケータツは大満足。家族4人、半日(たっぷり3時間)遊んで7000円也。これは楽しい。
・シャワーを浴びて、宿から車を走らせて、沖縄市内の「米八そば」へ。到着時はすでに午後2時。三枚肉、ソーキ、テビチが入った「トライアスロン」が楽しい。ジューシーも美味だし、食後の「ぜんざい」が最高に美味しい。
・コンビニ「Coco」にてローカルお菓子などを購入。
・昨日は雨でけぶっていた海中道路も快適ドライブ。「海の文化資料館」の売店を少し冷やかしつつ、帰宅。ケータツは「モンスターズインク」を見に行く。ぼくとハナはまだ日が高いのに露天風呂でのんびり。風呂ビール最高。家人は昼寝。
・19時から夕食。夜中に「ちんぴん」を食べる。
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<memo>
・5時起床でパッキング。だから前日にやれと...。
・7時出発。車内でおにぎり朝食。8時半に鹿児島空港到着。
・9:55発那覇行。機内では、男子チームと女子チームに分かれる。ケータツは窓の外の景色より、「キッズミュージック」に夢中。「バトルスピリッツ」や「仮面ライダーディケイド」のテーマソングにノリノリ。ハナ社長は「こわいこわい」と言っていた飛行機がやっぱり怖かった様子。飛び上がる際には顔を伏せていたそうな。
・Pレンタカー。迎えが遅い。むぅ。
・「こぺんぎん食堂」。もちろんラー油購入が目当て。2本購入。ぼくらの次のグループで売り切れ。ソバの味はあっさり目。5色の餃子は見た目が面白い。
・「ガンガラーの谷」。臨時増発された14:30のツアーに参加。ぼくらを入れて3グループのみ。14:15の回は20人以上いたので、小規模でよかった。大きなコウモリ、オオジョロウグモ、ナナホシキンカメムシ、トカゲなど、キャラクターも十分、イキガ洞、ウフシュガジュマル、ツリーテラスなど、セットも大掛かり。キャストの説明も、かなり学術的で、そんじょそこらのテーマパークよりよほど面白い。我ながらグッドチョイス。
・「はなりびら」。18:00到着。のんびりしてさっとシャワーを流してから夕食。地元の食材がフンダンに。海ぶどうのどんぶりや、アグーのしゃぶしゃぶも。食後は外の露天でのんびり。少し夜更かしして就寝。

あー夏休み

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明日から、夏休みで候。
たまには全てを忘れてみることにする(たまには?)

(追記)
出発前に、ケータツの宿題を確認したら、漢字の書き取りを21日分さぼっていたことが発覚。しかも、言い逃れをしたり、現場から立ち去ろうとしたり、身を潜めようとしたり...ってどこかの「初めて手話付で歌を歌ったアイドル」かよ。

父、激怒。
とりあえず、全部終わらせない限り、留守番決定。

(追記2)
夜、必死で頑張って、朝も早起きして頑張って、半分まで終わらせた所でちょうどノートが終了。「頑張りたかったけれどノートがなくなった」ということで、帰宅後「ちゃんと頑張る」ということになったのが出発直前5秒前。ホントにめんどくせえヤツだなあ。

<memo>
・O社とか、L社とか、M社とか、D社からの宿題とか、コリドールとか...。
・家人は講座。子供の迎え。晩ご飯は弁当(すまん)。宿題のひとつを3週間分さぼっていたケータツに雷がドーン。

著名人

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何をもって「著名」というかはさておき。仮にその世界で独特の存在感を示しているヒト、と定義すると、意外なところに宮崎出身の著名人がいたりする。

たとえば、スーツアクター。現在放映中の「侍戦隊シンケンジャー」のブルーとゴールドのアクターさんは、宮崎出身である(ちなみに、仮面ライダーディケイドでも活躍中)。6色の侍の2人までが宮崎出身というのは、なんだか誇らしいぞ(スーツの中だとしても)。

ほかにも「ウルトラマンネクサス」だとか、「ライオンキング」に岡村隆史が乱入したときのシンバとか、「アンパンマンのマーチ」を歌っている双子デュオとか、「アンパンマン」のウサ子先生とか、「重甲ビーファイター」のブラックビートとか...えーっと、ジャンルが偏ってる?

いずれにしても、これからその「著名人度」をどんどんと高めてもらって、「世間一般にも名前が知られるような著名人」になって欲しいと思ふ。

<memo>
・誰もいない職場で電話番をしつつ、大使リストを作っていたら、1日終了。
・旅行について家族会議。

サマーウォーズ

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感想を書くのは遅くなったけれど、師匠が絶賛した翌日、東京帰りの疲れた身体で、レイトショーを見に行ったのだった。

デジタルとアナログ(あるいはバーチャルとリアル)。緻密に練られた脚本の上で、相反する概念が何度も交錯しつつも、視聴者に混乱させないよう、ひとつひとつ情報をインプットしながら、丹念に丹念にストーリーを編み込んでいく。そのくせ、後半の怒濤の畳み掛けは、まるで初期のターミネーターのよう。

デジタル(バーチャル)世界の描き方は、かつてないほど説得力のある映像で表現しているし、アナログ(リアル)世界も、季節感(夏)を強調することで、繰り返し、日本の伝統が現される。それが、何の違和感もなく、映像上で同居する素晴らしさ。

さらには「畳の広間」「食卓」「縁側」という舞台の使い方がなんとも見事である。要所要所で、この舞台設定だからこその、説得力を持つ部分が出て来る。なんといっても、離れていった人物が戻って来るシーン(ある意味この映画最大の見せ場)の「食卓」など最たるものだ。とても重要な「帰還」であるのに、なんともさりげなく描くのだ。だが、そのさりげない表現だからこそ、感動が大きく膨らんでいく、という技巧。もう唸るしかない。

ちょっとこの映画を超える日本映画はしばらくでないのではないか、とも思う。おススメです。

<memo>
・だらだら。昼飯後、墓参り。大祖母の見舞いと、叔父の見舞い。
・久々の家。冷や汁。

お盆太り

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昔の人は、なぜにこうも「出す料理の案配」がわからないのか。

ぼくの実家では、五目寿司、刺身盛、豚しゃぶサラダ、うなぎなどが次々と投入され、満腹だっちゅーに、食後のフルーツも、なし・ぶどうがてんこ盛りで出て来た。家人の実家では、手巻き寿司(具は多種多用)、豪華オードブル、ソーメン、うま煮などが、参加人員の3倍分ぐらい出来て、フルーツも、南光みかん、ぶどう、すいか、なし...など豪勢だった。

太るっちゅーに。たかだか2泊3日の帰省で、3kgは増えた(体感的に。体重計には...乗りたくない)。

まったく、なぜにぼくは「食べる量の案配」がわからないのか。

<memo>
・だらりんと親と喋り、弟と喋り、墓に参り...なお盆。
・夕方、家人の実家へ。

お盆

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今年は、父方も、母方も、お盆の集まりをやらないらしい。「ほっ」とする気分(めんどくさくなくてよかった)が5割、残念な気分(おじさんおばさん元気かな)が5割。昔は、完全に10対0だったから、大きな変化だ。

お盆の集まりを大事に思い始めたのは、おじおばが高齢化してきており、「次に会うときは葬式」ということも冗談にならなくなっているからだ。幼い頃に可愛がってもらったおじおばには、それなりに愛情もある。今年は、親父が心筋梗塞で倒れたし、叔母が脳梗塞で倒れた。元気なうちに、親族で楽しく酒を飲みたい。

...といっても、ぼくが自分で声をかけてまわるほど、うちの親戚は少なくない(ぼくの父方だけで50人超)。「お盆・正月には、万難を排して本家に集まる」...今更ながら、このシステムの重要性を感じる今日この頃である。

<memo>
・お盆状態で、人が少ない職場。出張報告。今後の方針確認。祭打合せ。
・定時ダッシュ。家族でぼくの実家へ。弟家族も。

きのうの神さま/西川美和

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「きのうの神さま/西川美和」。とあるテーマが底辺に流れる連作集。映画「ディア・ドクター」とは基本的に関係ないっぽい。

物語の冒頭は技巧的で、少しとっかかりにくい。各話の世界観を理解するのに数ページを要する。でも、いったん主人公の心うちにハマり込むと、ぐいぐいと引き込まれていく。起伏の少ないストーリーながら、登場人物の心のざわざわ感をリアルに感じることができる。

前作「ゆれる」は映画のノベライズということもあってか、起承転結をしっかり描いていたが、本作は読者をぽーんと放り投げたりもする。しかし、その放り方はとても心地よく、素敵な余韻となって心に残る。

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<memo>
・朝一便で上京。新橋にてコンベンション協会T氏と合流。プロントで打合せ。
・「まい泉」にてランチ。
・モデル事務所O社。今後の打合せ。好感触。A社。乗る気ゼロな感じ。1勝1負。
・「きのうの神さま/西川美和」(ポプラ社)★★★★☆。帰りの機内で読了。
・「サマーウォーズ」★★★★★。レイトショーにて。

ハナ社長、開眼?

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ここのところ、ハナ社長の喋りがすごい進化中。会話になっている。

家人「あーおなかすいたー」
ハナ「はなちゃんも、おなかすいてないもん」
家人「はなちゃん"も"、すいてないの?」
ハナ「うん。はなちゃん、おやつ、おかわりしたもん。おなかいっぱい。」
家人「おやつは何だったの?」
ハナ「おそうめん」

まだまだ、ボキャブラリーは少ないし、助詞は間違えるし、表現もとても幼稚だけれど、自分の知っている言葉を駆使して、言語のコミュニケーションとして成立している。これまでなら、「おなかがペコペコなの?」「おやつは何だった?」「パン? バナナ? ぶどう?」などという具体的な誘導を駆使しながら、「どうしてお腹が空いてないのか」を聞き出さなければならなかった。ヘタをすると「お腹が空いてない」ということを聞き出すのにも苦労しただろう。そのぐらい、ハナ社長とのコミュニケーションは難しかったのだ。ほんの数週間前までは。

コレというキッカケがあったわけではないが、聴覚障害の子たちとの交流があったり、あるいは我々のコミュニケーションの姿勢の変化などが、徐々に積み重なって、彼女のなかで、「言葉」として理解できていなかった部分に、新しい回線がバババっと繋がって、今、まさに「言葉」に目覚めつつあるような気配である。わくわくするなあ。

<memo>
・出張準備、役割分担、AKプロジェクトの件、Y社の進行状況、日和。
・スーツの受取。
・ホワイト一家がシーに行くというので、ランドに住んでいるS嬢から「詳し過ぎる回り方」を聞いて伝言。聞いてるだけで、うんざり。
今更ながら、傑作の誉れ高い映画を見た。傑作と言われている映画を、公開から随分たって、誉めてもしょうがないけれど、いやこれはホントにいい映画だ。良くて痛くて悲しい。

何がそんなに素晴らしいか。
・リアルなプロレスを正面から描いている点
・肉体的、精神的な"痛み"がしっかり伝わる映像
・特別なシチュエーションでありながら、普遍的な物語に昇華したシナリオ
・マリサ・トメイの40代らしい美しさ
...などなど、いくらでも挙げることができる。

でもまあ、とにかくミッキーロークに尽きるのだ。かつて「ナインハーフ」で、ドいやらしい二枚目を演じ、猫パンチで茶番を演じたあのミッキー・ロークが、この役を、この肉体で、こんな風に演じることで、映画の厚み・深みが全然違ってしまっている。凄い。

ヴィム・ベンダースが、ヴェネチア国際映画祭で語った「映画祭の規則を曲げ、グランプリと主演男優賞の両方を贈るべきだ」という言葉は正しい。かつての「男の子」たちはマストで見るべき映画だと思ふ。

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<memo>
・年休。市教育委員会とハナの就学相談。M小の方向性で一致。T先生の残留も希望。あとはケータツの気持ちだけが心配。
・「はるやま」でスーツを購入。15000円の安物を買うつもりが、洒落っけが出てしまった上、あまりにお得な2着セールに乗っかって、夏物と秋物を買ってしまい、5倍の出費。
・家人とランチ。「ぽんぽ屋」。チキバンうまし。
・「レスラー」★★★★★。
・家人が習い事なので、子供のお迎えと夕食の準備。青椒肉絲、炒飯。

旧譜を聴く日日

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新しくCDを買っているのに、実は旧譜ばかりというのがここのところの傾向。

・「GREEN SLEEVES」村治佳織
・「TATSURO from NIAGARA」
・「EPLP」RCサクセション
・「BLUE」RCサクセション
・「Jackson5 the ultimate collection」

もう、ラインナップが懐古趣味に偏向してて、メンタルが疲れてる感ありあり。戦闘モードに入っていると、もう少しアグレッシブなのを聴いている気がする。モーニング娘。とか(おいおい)。

でも、こんなタイミングに、ひょっこり「拾う神」が現れたりするのだな。ここのところ「捨てる神」とばかり付き合っていたから、ちょっと元気が出た。神様、ついていきます。

<memo>
・プロジェクトW再考、夏期セミナーの検討、アポ取り、名刺増刷、東京との調整、社長日程確認等。
・県庁カフェでゴールドと元女王と。

地味といつまでも

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雨が降っているので、どこに出かける気にもなれず、家で絵を描いたり、本を読んだり、家事としたりと、完全に引きこもって過ごす日曜日だった。地味だ。

かと思えば、この数日の間で「アジア的規模で成功したアイドル」から「犯罪者」へ転落してしまいそうな人がいたり、田舎の一中学生から「国民的美少女」として飛躍しようとしている人もいる。どちらも、長い人生における「大きなターニングポイント」であり、その変化は、良きにつけ悪しきにつけ、とてもドラマチックだ。

ぼくのジンセイに、そんなよなドラマというのは待っていないんじゃないかな。良きにつけ悪しきにつけ。そもそも激し過ぎるドラマには耐えられそうもないし。気持ちがもたん。まあ、このまま地味ぃ〜に、へらへらと生きてゆくのも幸せだよ...と思う今日この頃。

<memo>
・今日も7時半起床。家人が仕事にでかけたあと、思い立って、家中を拭き掃除。いつもは掃除機とモップがけなのだが、拭きあげると素足に感じるつるつる感が全然違う。午前中は掃除三昧。昼飯は野菜たっぷりなインスタント麺。
・午後はケータツの絵の指導。ラッピングバスの課題。ぼくはぼくでたまった絵日記。

アートの森と、蜷川実花

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ふと思い立って、家族で「霧島アートの森美術館」へ行って来た。高速を使って片道1時間半ちょっとの道のり(高速代金1000円也)。意外に近いんだなあ。

高速を降りて、山道をのぼっていくと、案外地味な感じで迎え入れられる。実際には、草間彌生のド派手な「花」や「ハイヒール」がどどーんと置いてあるのだけれど、広大な自然の中では、真っ赤に白の水玉なんかが、案外としっとりした印象すら受けるのである。いいなあこれ。

広い園内を散策しながら作品を見て回ってみると、自然と闘うのではなく、自然と溶け込もうとする作品ばかりなのが面白い。入場料も激安だし(大人300円)、近所にあったら、季節ごとにピクニックに出かけたいスポットだな。

カフェでランチを食べたあと、同施設内で開催されている「蜷川実花展」を見る。前半に著名人のポートレイトが並んでいて、楽しい。本人の魅力を引き出している...というものではなく、むしろ蜷川ワールドの素材として加工している。特に、土屋アンナや栗山千明は、素材としての相性がとてもよいという印象。

蜷川実花といえば、よく取り上げられる金魚も面白いっちゃ面白いけど、造花を題材にしたものが、鮮烈な印象があった。無機物なのに、妙な生々しさがあるのは何なのだろう...。

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<memo>
・朝寝坊して7時半起床。みんな起きてるし。
・「霧島アートの森美術館」★★★★★。「蜷川実花展」★★★★☆。
・帰る途中で「ブラザー理容」。夏頭。

高額な雑誌

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感覚として800円を超える雑誌は、「高ぇなあ」と思う。よく買う雑誌のうち、「BRUTUS」は550円、「ミュージックマガジン」と「本の雑誌」は700円だから、気軽に買えるが、「Casa BRUTUS」は880円だから微妙に悩む...ということになる。ましてや、1000円を超える「ブレーン」(1040円)「芸術新潮」(1400円)となると、相当躊躇する。

高額な雑誌というのは、高い専門性があって、読みどころが満載だったりするので、図書館で眺めるだけでは足りないことが多い(置いてない場合もあるし)。であるから、毎度、財布の中身と相談しながら、棚の前で葛藤するわけだ。

んでも、こういう特集を組まれたら、即決で買ってしまうという見本が、「Casa BRUTUS」の特別編集号「建築家ル・コルビュジェ」(1500円)だ。コルビュジェ建築の世界遺産登録をひとつの切り口として、住宅や教会、都市計画まで、建築家の仕事を追いかけている。サヴォア邸や南仏の休憩小屋が、新しい写真で見られるのも嬉しいし、集合住宅の現在の使われ方といった「名建築のその後」という視点も面白い。中には、コルビュジェデザインと言われているけど、ホントは別のデザイナーがつくった...というゴシップまで。しばらく熟読だな。

今週は、デザインノートの26号(1600円)も買ったので、結構な出費。まあ、趣味にかける経費としては安いものよのぅ。

<memo>
・ケータツの耳から出血。朝1時間年休で耳鼻科。チューブが外れたとのこと。
・HP関係の打合せ、プロジェクトWオリエン。
・夕方2時間年休で、ハナの「きこえの教室」。聴力検査なども。補聴器の調整が必要。
・イオンに寄って、ハナがもの凄く興味を持っていた「ことば辞典」を購入。Bショコラで「大島ロール」なども。

大原麗子とか、オスカーとか

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大原麗子が亡くなった。

世代が違うので、そのこと自体に感慨はないけれど、発見されたのが死後2週間たってからというのが何とも痛々しい。あれだけの大女優で、取り巻きもたくさんいただろうに、最後は看取る人もいないだなんて...。そういえば、昨年だったか、山城新伍が老人ホームでひっそり暮らしているというような報道もあった。芸能人の老後は、場合によっては、なかなか厳しいものもあるのだなあ。

...という一方で、これからその芸能界に入っていかんとする子供達もいる。国民的美少女コンテストで宮崎出身の子がグランプリを穫ったのだ。ニュースを追いかけつつ、所属するオスカープロモーションのサイトを覗いてみたのだけれど...うーん、これはすごい世界なんだなあと再確認させられた。所属タレントは、約5000人いるそうだが、プロフィールが掲載されているのは、わずかに100人ちょっと。しかも、掲載されているタレントさんでも、顔と名前が一致するのは半分以下である。

これから、彼女のプロフィールもココに掲載されるのだろう。グランプリであるから、たぶん一番下ではなく、中断ぐらいなんじゃなかろうか(前回優勝の子が40番目くらい)。となると、当然、一段下に下げられるタレントさんが出てくるわけで、まあなんつーか、かなり相対的な評価であって、相撲の番付表みたいにスッキリ納得いかなかったりして、女子の心情的には、いろいろ大変なことになったりするんだろうなあ。ひゃあー。

結局、こういう華やかな世界に飛び込んでしまったら、ある程度のポジションを獲得するまで、勝って勝って勝ち進むしか道はないのだろう。グランプリだものな。道は前にしかないわな。うむ。是非、頑張って欲しい。なーんの力にもなれんけど、気持ち的には応援したる(県民愛)。

<memo>
・T氏の仲介で、Aパパと接点。随分お疲れの様子(二日酔い?)。このタイミングで貴重な話をいろいろと。頑張りましょう。プロジェクトWの分担。
・3課飲み会。これが大事。「橘ビアホール」。安い旨い。

筆談ホステス

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難聴の女性が「筆談」で接客するホステスになった...という自伝。

聴覚障害の娘をもつモノとして、とても平常心では読めない。癒されたり打ちのめされたり。ああ。ものすごーく高く評価し応援したい気持ちと、ものすごーく厳しく評価したい気持ちの間で激しく揺れ動く本だ。

高く評価したいのは、とても丁寧なわかりやすい文章で書かれていること。とても読みやすい。そして、何より、筆談ホステスになったことも、それを本にしたことも、障害者への認識を促し、障害者の可能性を広げることに繋がっているからだ。すでにドラマ化の話もあるようだし、うまく映像化できれば、さらに障害者と健常者の相互理解が進むことになるだろう。是非是非、頑張って欲しい。

...と思う反面、全編に漂う「キレイ事」感がとても残念でもある。もっと、どろどろした葛藤や、世間的に悪いこともいろいろあったハズで、そういったダークサイドが語られないまま、いわゆる「美談」的に語られることにものすごい「勿体なさ」を感じる。結局、「障害をもったヒトが頑張っている姿」=「美談」というステレオタイプな物語として消費されてしまうんじゃないだろうか。

これは、編集の妙なのだが、本人の文章の合間に、ご両親や昔働いていたスナックのママの談話が挟まれている。この短い談話には、ものすごくリアルな香りが漂う。彼女の人生が一筋縄ではないことがビシバシと伝わってくる。が、その反作用として、「美談」との落差がいっそう際立ってもいる。うーむ。ご両親の思いを考えると、「美談」を語るその口を封じて、「このバカ娘が!」とホッペタのひとつも張り倒してやりたくなる。

んでもでもでも。

やはり、彼女が、彼女なりの価値観のなかで、もがき苦しみつつ頑張って生きてきたんであろうことは伝わってくる。彼女の語りが「キレイ事」なのも、彼女のプライドがそうさせていることなのかもしれない。そう考えると、うーん、涙が出るな。なんだかんだ言って、まだ25歳だかんな。親も辛抱しどころか。聴覚障害者が「筆談」で接客業をやるというのは、どう考えたって、それほど低いハードルではないわけだから。うむ。

...というわけで、とても素晴らしく、とても勿体ないこの本。是非、この夏の読書の一冊にどーぞ。

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...ちなみに彼女が勤める店「銀座クラブM」。
初回お試し価格25000円。
おとといきやがれ!(オレが)

<memo>
・朝から激しい雨。台風の余波。
・国民的美少女の話で盛り上がり。某大使(彦根)来訪。すごいパワー。昼にショッキングなメール。A社が辞退。まじですか。またまた悩ましい日日が続くなあ...。
・「筆談ホステス/斉藤里恵(光文社)」★★★★★。

イントロ当て

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食後、珍しくテレビをだらだら見。イントロ当ての番組をやっていた。嫌いな中山秀が司会であるにも関わらず、懐メロから最新ヒットまでを織り交ぜたクイズに、自然に盛り上がってしまった自分。昔は、こういう番組が好きだったんだよなあ...という気分を思い出した。

でも、ある意味、この企画を毎週毎週楽しめたというのは、どれだけ娯楽の質が限定されていたのか...ということでもある。イントロ当てはクイズとしては間違いなく面白い企画だけれど、今の時代では特番で、しかもいろんな種類のイントロ当てをいれこんで、ようやく成立するところだ。テレビ屋さんには大変な時代だなあ...とあらためて思った次第。

<memo>
・日和原稿、飛び出す初、プロジェクトW検討。
・ケータツはジジの家、家人は習い事。ハナと二人な夜。フーデリィで総菜ですまん。本間のういろう。

昼休みは1時間

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本日から昼休みが1時間となった。これまで45分しかなかったので、外にランチを食べに行くのは結構大変だった。チャイムとともに職場をダッシュで出て、サックリ注文し(時間がかかる店なら事前にオーダーまで済ませ)、わーっと食って、わーっと喋って、ダッシュで帰る...。これでギリギリ45分。

15分時間がのびると全然違う。食事もゆっくりできるし、歩いて10分ぐらいの店も選択肢に入ってくる。これからイタリアンのランチなんかにも行けるなあ...と楽しみにしていたんだけれど、結局、今日は天気悪いし、面倒だし...ということで普通に配達弁当を注文してたりする。

ま、そのうちデートランチとかにでかけよっと(って誰と?)

<memo>
・先週のプレゼン関係のフォロー
・午後年休。ケータツの耳鼻科とハナの支援センター。
・ケータツはジジのところへ。近所にできたケーキ屋。うまし。

図書館の活用法

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ここのところ、月2回のペースで図書館に通っている。それも県立と市立をはしご。子供達に適当な絵本を選ばせている間に、雑誌の新刊をパラパラと眺めたり、書評などで気になっていた本を探したりして過ごす。小1時間滞在するだけで、結構なリフレッシュができる。

お気に入りなのが、市立図書館のエッセイコーナー。サブカル、紀行、恋愛、ウンチクなど、思いもよらない本に巡りあったりする(県立図書館のラインナップにはなぜか意外性が少ないのだ)。そして、何より本屋と違うのは、とっくに本棚から消えているような本がしっかりと存在していることだ。これが楽しい。

買う訳じゃないから、真剣味もない。アトランダムな本棚をゆる〜い視線で眺め、本屋の棚だったら気にも留めないような本をあえて選んでみる。今日借りてきたのは、そんな直感でチョイスした「園芸家の一年/チャペック」「恐怖の報酬日記/恩田陸」「プチ美人の悲劇/丸山あかね・室井佑月」。脈絡ないなあ。

つまらなければ、読まなくてもいい...という気軽さもいい。とりあえず「プチ美人...」は、バカバカしくてヒット。たまには、そういう脱力系読書も必要なのだ(たまには?)。

<memo>
・家人は今日も仕事。ゆえに洗濯。買物(珈琲豆、パン)、図書館。
・ランチ「和」。やはりここのうどんは旨いな。汁はもう少し薄い方が。
・帰宅して、だらだらと本を読んでいるうちに爆睡。たっぷり3時間半。
・夕方、スケッチブック等の買い出し。

SMAP → SoftBank

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SoftBankのCMは凄いな。

「白戸家」シリーズも嫌いじゃないけど(最近の福岡がらみは特にいい)、キャメロン・ディアスとか、ブラッド・ピットをつかったブランドCMが好きだった。お得感(白戸家)と、かっこよさ(タレント)という使い分けが見事で、発足時とは比べ物にならないほど「SoftBank」のイメージは改善された。

そして、今度のタレントは、SMAP全員。
これだけでも贅沢なのに、寸分の隙もないゴージャス感。

30秒 or 60秒の2パターンのみ。
収録は巨大な特設スタジオ。
エキストラ300人。
ワンカット。
コピーは「SMAP→SoftBank」「COME ON!」のみ。

ああ。なんという贅沢。
特に中居君のダンスと、キムタクの携帯の開け方がかっちょいい。

これまで「docomo(NTT)」だったSMAPが、全員で「SoftBank」に引っ越すということの意味は相当大きい。契約を更新しなかったdocomo(NTT)は、真っ青なんじゃなかろうか。どうせ金使うなら、こんぐらいのイキオイで使えよ...という見本?

<memo>
・朝ラジオ体操。家人は仕事で出勤。
・子供らに宿題とかさせてる間に、庭の芝刈、排水溝の掃除、家の掃除、洗濯3回分。家政婦にも負けず劣らない?働きぶり。
・ハナの耳鼻科、ランチ(ケータツのリクエストでお好み焼き。ロビン)、図書館。
・「日向ひょっとこ祭」。日向消防チームがすごい。
・帰りに「おぐら都農」で夕食。南蛮。