2009年5月アーカイブ

1Q84

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村上春樹の新作が到着。

Amazonから「ご注文いただいた商品をできるだけ早くお客様にお届けするため、以下の商品を分割して発送させていただきました。残りの商品も、準備でき次第発送いたします。」というメールが届いていたのだけれど、先に送って来たのは「1Q84 Book2」の方。つまりは「上巻」より「下巻」が先に届いたのだ。Amazonの親切心、まったく意味なし。つか、別送となる分、梱包材の無駄遣いだよ。あ、でも、配送担当の佐川急便的には「1オーダー」で2度おいしいから、経済活性化には繋がっているのか。

なんてなことはさておき、その新作。すごい売れ行きなんだそうで。長編の新作は6年半ぶり...という飢餓感、印象的なタイトル、記憶に新しいエルサレム賞の受賞スピーチなど、複数の要素がうまく噛み合ったのだろう。でも、一番効果があったのは、新潮社による早い時期からの「今年は新作出ます」みたいな煽り広告ではないだろうか。内容には一切触れず、「1Q84」というタイトルのみで、押し続けた。それが「なんだなんだ?」という好奇心にうまく繋がったんじゃなかろうか。広告って大事。

ところで、ぼくが春樹ファンになったのは、大学に入学したあと「風の歌を聴け」を文庫で読んでからだった。初期の小説を順番に読んでいたちょうどその頃に、ちょうど「ノルウェイの森」が発売された。そのときの新聞広告も秀逸だった。「100パーセントの恋愛小説」というキャッチがドーンとあったのを覚えている。それで生まれてはじめて「単行本」を「発売日」に買ったのだった(厳密には「上巻」のみを発売日に買い、読み終わってから「下巻」を買った。しばらく欠品していて「下巻」を読めなかった。だから、うちの「下巻」は第2版なのだ。以降、村上春樹の中〜長編の小説は、すべて「発売日」に買うようにしている)。

そんなわけで、久々に「社会現象化」しそうな雰囲気もあるなか、とりあえず春樹ファンとしては、1〜2週間かけて、じっくり新作を堪能しようと思う。

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<memo>
・テレビの音で目覚める。ケータツも早起きだのぅ。三色はそのまま帰宅。虹と一緒にパン屋まで散歩。ケータツは自転車で。朝食を食べて、ケータツと「スマブラ」をやって(ぼくも虹も惨敗)、虹を式場へ送る。
・家人と子供らは、新しくサロンを始めるH女史宅へ。ぼくは家でだらりんこ。本を読んだり、うたた寝したり。途中、鮭がBBQセットを取りに。ついでに、デッキに置きっぱなしにしていたタープやテーブルを片付ける。
・「重力ピエロ/伊坂幸太郎(新潮文庫)」★★★★。キャラクターの造形が凄いな。二重螺旋などの「ミステリー的要素」も凝っているが、むしろなくてもいいぐらい。物語の牽引力が最初から最後まで途切れない。あえて言うなら、エンディングにもうひとパンチ欲しいところではあるのだけれど。映画化にあたってのキャスティング(加瀬亮・岡田将生・小日向文世・鈴木京香)は、とても素晴らしい。
・本日より「1Q84」を読み始め。第4章まで。

おかえりの会

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台湾帰りで完璧な睡眠不足のなか、Rのおかえりの会。気楽なメンバーでよかった。我が家でやるってーのに、変なストレスもない。勝手に使って頂戴という気分。

実際、子供らが押し入れに入り込んだり、しばらく干してない布団に潜り込んでも「お好きに」な気分。ここまでくれば友情も本物(そういう尺度なのか)。

たまに、こう賑やかになると、ホントに素敵な我が城である。使い勝手最高。

それにしても、Rは10歳くらい年下なのだが、立場は断然Rが上である。でも、年齢とか立場とか全然関係なく「一緒に遊ぶのが楽しい」という点に置いて、ぼくらは友人なのだ。

もちろん、共通の話題が多い(元同じ社員)ということもあるが、その話題への距離感が近いというか、同じ土俵で話ができる感。同僚だからといって価値観が近いわけでもないから、Rのような存在は貴重。末永くよろしくですR。そして皆の衆。

<memo>
・ほとんど寝ないで朝3時半起床。パッキング。4時半ロビー集合。空港着5時過ぎ。空港カウンターは5時半にしか開かない。しばし待ち。E社ラウンジにて朝食。パンと珈琲。お土産多数購入。帰国。
・帰宅。夜の来客に備え、家の掃除やら、庭の手入れやら。
・久々にRが宮崎へ。懐かしいメンバーを集め、宴会。Lが高級肉を買ってきて、Sが焼き、Wがアルコール、Bがパンナコッタ、Gがめろめろメロンを購入。台湾帰りのOがパイナップルケーキを、Vが自家製肉巻きおにぎりを提供。G2はA嬢を連れて来てくれた。ぷふ。CとBの子供達がちとうるさいぞ。まあそんなこったで賑やか過ぎる夜。
・三々五々で帰宅して行く中、帰ろうとしたTをケイタツが権勢。「Rを連れて来て自分が帰るのは如何なものか」。結局、Rと一緒にTも宿泊。夜はしばらく男飲み。

④〜ネットワーク〜

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台湾とのネットワークをどうするのか。

そんなことを考え続けた4日間だった。物流は物流、観光は観光、交通は交通で完結している面がある。そこをうまくミックスさせ、コラボさせ、融合させる方法。なにかあるはず。まずはもっと通うところから、か。

<memo>
・朝、101方面へRun。7.8km。あづい。
・百貨店へ。女王による観光パンフの配布。店舗調査。
・調子を崩しているT社長の激励に向かうが不在。むぅ。
・物流観光セミナー。打ち上げに参加。2次会も。

③〜臭先生〜

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仕事が無事に済んだので、夜は夜市へ。祝日なので、もんのすごい人手だ。

あちこち見て回ったあと、台湾初体験というスタッフに地元食「臭豆腐」を食べさせることに。まあ「臭い」という食べ物だけに、ぼくも5年ほどの前に初体験した際には、「これは無理」と拒絶してしまった経緯がある。

だけども、「世の中に美味しいと言われる食べ物があるのなら、美味しいと感じられない方がダメなんじゃん」主義なぼくは、その後数回の訪台のたびに、臭豆腐に挑戦し、完全克服。今や、あのアンモニア臭を嗅ぐと、ヨダレがでるようになった。

今回は、煮た臭豆腐を初体験。一般的な揚臭豆腐より数倍臭い感じ。まあ、マズくはないけど、臭豆腐は、揚げの方が旨いよ、白菜の酢漬けと一緒に食べると余計にねえ...みたいな話をジャックと話をしていると、実はジモティ以上にこの臭みを好きになっていることが発覚。ほほほ。今日からぼくを臭先生とお呼び。

<memo>
・通訳Jさんと、タクシーで通販テレビ局へ。すぐにスタジオに入り、事前の打ち合わせ。カメラリハーサルなど。Jさんがこちらの意図をとても上手に汲み取ってくれる。安心。
・1時間後社長到着。通販テレビ局側も社長/副社長が出迎え。収録前に、地元新聞の取材。と、その取材の様子を取材するT局とA局。収録本番。事前に渡しておいたVTRをうまく本放映に被せている。おお。やるじゃないか。現地タレントM女史がノリノリ。ペースを掴んだ社長も途中からノリノリ。ボケ倒してきて爆笑。これは通販番組なのか(笑)
・続いて百貨店へ。移動のバスで社長へレクチャー。さきほどの悪ノリはどこへやらで車内でも予算対応策を勉強する社長。開店直後の百貨店でステージイベント。現地アイドルタレントのKちゃんと、モデルのMがいい具合に客をあたためてくれる。女王も。社長は台本を完全無視。オレの台本が...。高級スーパーにてステージイベント。地元メディアも随分集まってまずまずの賑わい。次の取材に向かう社長を見送って、あとの現場を仕切り。さらに次のステージを仕切ってイベント終了。
・「ディンタイフォン」にて物産スタッフにて遅い昼食。続いてチラシ配布など。その間に店内調査。女王をスタバで休憩させたのち、ホテルへ。
・「好記担子麺」に隣接する「阿美飯店」にて交通/観光スタッフの打ち上げ。家庭料理。オムレツとか、空芯菜の炒め物とかが妙に旨い。流れで夜市。ざっくり見て回ったのち、ジャック、サーモン、女王、課長と臭豆腐を食べに。

台湾②〜現場力〜

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いよいよイベントも明日に迫った。

相手方の意向で急な変更があったり、こちら側の詰めが甘くて調整が必要になったりで、「スタッフマニュアル」は原型をとどめないほどに内容が変わってしまった。まあ、イベントというものは、多かれ少なかれ、そういう面があるわけで、本筋のところの共通認識さえできていれば、あとは「現場力」で対応するしかない。

とはいえ、「現場力」という言葉を言い訳にして、十分な準備を怠るのはいかんな。反省せよ。

今日は、昼前にまずいラーメンを食べてから、打ち合わせが続いて、夜中まで夕食を食う間がなかった。お土産にもらった「マンゴーかき氷」が夕食ってひどくね?まあ、初めての海外出張となった某後輩(実は、初めての海外渡航でもある)にとっては、はじめての現地食が「マンゴーかき氷」だったわけで、それはそれで正解なのかもしれないのだが。

<memo>
・朝、5時前に目が覚める。わずか1時間の時差がこんなところで影響。
・森林公園をジョグ。7.8km。「きら☆きら」を聞きながら走っていると、外国感ゼロだ。
・スタッフ打ち合わせを経て、T店舗へ。会場下見。昼飯はそのあたりのラーメン店。ハズレ。
・T店舗のスタッフを交えて最終打ち合わせ。危機管理上の問題多し。当方的には危機管理より、もう少し盛り上がる演出が欲しいところなのだが。
・某テレビ局にて最終打ち合わせ。キャスターM女史が描く演出意図と、こちらの意向が噛み合ない。番組を仕切るM女史の意欲が空回りしなきゃいいんだが...。
・ホテルに戻り、通訳者およびモデルMとの打ち合わせ。大きな変更が多いので迷惑をかけるがあとは「現場力」。
・女王との打ち合わせ。終了したのは23時。そこからさらにスタッフのみで最終チェック。

台湾①〜近くて遠い

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近くて遠い国、台湾。

近さを感じるのは、たった2時間ちょいという移動時間だったり、街にあふれる日本語、日本文化、日本製商品だったり、「日本の」という冠なしに「宮崎」と書いてもかなり通用することだったり、する。

遠さを感じるのは、右車線・左ハンドルなことだったり、豆腐が臭いことだったり、テレビで日本の「劇的ビフォーアフター」をやっていると思ったら「全能住宅改造王」という番組名が当てられていることだったり、する。

じゃあ、近くて遠いのか、遠くて近いのか、という問題(?)があるのだが、某高級デパートの地下食品売場で、「松坂肉」という札のついた「豚肉」が売ってある国は、やっぱり「ものすごく遠いなあ」と思うんである。

ぼくも、松坂豚、食べてみたい。

<memo>
・8:55発福岡行。12:20発台北行。Y田さん&Y田さんと。
・ホテルチェックイン後、忠孝、天母の会場調査。士林調査。スタッフで夕食「KaoChi」。こちらが端午の節句ということでチマキとか食べつつ。ホテル着22:30。

再びTW

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上司から「ブルーレイってなんだ?」と聞かれた。まさかと思いながら「VHSが、DVDになったようなもんです」という回答をしてみたら、「そんなことを聞いてんじゃねえ!バカにしてんのか!」と怒鳴られた......ということは全然なくて、「ふーん。それで何が違うの?」と、素朴な質問を受けたんであった。

ええっと、たしか我が社は、広報企画系だった気もする。ま、それでもダイジョーブなところが我が社の懐の深いところなわけだな。って、ホントにダイジョーブ?

そんなこんなで、明日から台湾出張。通訳を介して仕事をすると、キチンと言葉が届いている実感がないので、どんな本番になりそうなのかが、全然見えてこない。時間もタイトで、精神的にもタフな日々となりそうだ。言葉って大事。

それにしても、経由地の福岡でも、台湾本国でもインフルエンザ発生中。ちゃんとイベントできんのかなあ。

<memo>
・社長への説明、某局へ打合せ、カンペ準備、某ロケ問い合わせなど。

運動会は録画の会

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ケータツの運動会。ドピーカン。あぢー。

なんだか先生だとか、PTAの役員さんたちはとても大変なことになっている。場所取りは6時開始なのだが、昨年に比べて、ルールがぐっと細かくなっている(ということは、ルールの隙をつく輩がいるということだ)。その他、運動会関連だけで、この1〜2週間の間に、5種類ぐらいの資料が届いた。

特にスゴいのは、出場競技ごとに、「ぼく(ケータツ)は、【徒競走】では、【男子】の【4】番目に第【1】レーンを走ります。」みたいな連絡が来たこと。きっと昨年の運動会で、「競技ごとに、どこにいるって教えてもらわないと、ちゃんと録画できないぢゃない!どうしてくれんのよ!」というよなクレームでも来たのだろう。ひゃあ、大変〜。

まあ、小学生の子にそれほどの熱い情熱を注ぐ親も親だが、「ケータツが出た競技を録画しておけば、今日の義務は終了〜」と安直に捉えている親も親だ(ぼくのことだ)。つか、出番が多かったり、成長の跡がわかりやすい保育園と比べると、どうにも小学校の運動会は面白味に欠けるんだもの。参加意欲も削がれようというもの。

とりあえず、ケータツの走り方は「妙だ」ということを再確認した。「走ること」は一生懸命にやっているのに、身体の駆動がうまく噛み合ってなくて、使ったエネルギーの10%もスピードに転化できてないよな走り。どうしたらそんな妙な走りができるのか...。まるで背中に重い荷物を背負った樹木希林が「ジュリ〜」って言いながら走っているよな走り...という喩えは40代以上にしか通用しないか。

<memo>
・家人に6時に起こされ、運動会の場所取りへ。ネムイ...
・朝食後、洗濯とかベランダの掃除とか自立テントを持って行ったりとか。
・運動会。徒競走(3位/6人中)、ダンス(忍者?)、学年全員リレー(最下位)。出番が少なくてつまらんのー。
・あまりに暑くてアイスを買いに。
・夕方、近所でせんぐまき。ケータツ、自転車の練習(だいぶ上手くなった)。

自転車生活

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ケータツの自転車が届いた。

ぼくのチャリと並べて写真を撮ってみる。同じレッドカラーということもあって、ぱっと見、おソロな感じだ。うぷ。でも、よく見ると、ケータツのは新品でぴっかぴか。ぼくのは、丸7年経過していて、あちこちサビサビのボロボロ...。うーん、なんだか悔しい。これはちょっとチューンナップしなければ。

さっそく、自転車マニアの後輩に紹介して貰い、「通好み」の自転車屋「Hサイクル」に愛車を持参。いかにも職人然としたご主人に「オーバーホールな感じで」とお願いしてみた。ご主人は、丁寧に部品のひとつひとつをチェックして、素人なぼくにもわかるように、それぞれのパーツの意味合いから、日頃のメンテまで丁寧に教えてくれた。時折、摩耗の度合いから、ぼくの乗り癖までピタリと診断するご主人には、さすがプロと唸るしかない。

相談の結果、次の部品を交換することにした。

○リアディレーラー(後部ギア)のワイア2本(サビが中まで入り込んで折れる寸前)
○ハンドルのグリップ(溶けてベタつきはじめている)
○前輪のチューブ(劣化が激しい)
○リアブレーキのパッド(摩耗の限界)
○後輪のギアとチェーン(当分は使えなくもないが、換え時を間違うと前輪のギアを痛めて、結果、倍の修理費がかかるかも)

ざっくり見積もって、総経費1万5〜7千円とか。自転車本体は、確か8万円ぐらいであったから、20%程度の部品交換となる。オーバーホールとしては、適当なところか。

あと、フレームのあちこちに目立つ傷がついている。これは、オーバーホールが終わってから、ペイントするか、シールを張るかして、補修してみよう。来週末は、ケータツとサイクリングに出かけるというのも面白いかも。ああ、そういえば、もう一台の愛車・MPVも、キズキズのボロボロだが、そっちのオーバーホールには、桁違いの経費が...。

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<memo>
・朝食後、「きこえの教室」2回目。すっかりT先生に懐いたハナ。でれでれと甘えている。こいつ、将来は彼氏の前でわざとらしいシナをつくるタイプかもしれん。
・ケータツのチャリをピックアップし、ハナの耳鼻科へ行き(中耳炎がもう少し)、モスバーガーで昼飯食べてから帰宅。
・自転車の清掃後、Hサイクルへ持参。

ウォン・カーウァイってヤツは...

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「マイ・ブルーベリー・ナイツ」を見た。ウォン・カーウァイ監督作品。つか、エンディングで、「Director  WONG KAR WAI」と出て、「ああ!」と膝を打ったのだった。そうかそうか、この妙〜な画像処理は、「恋する惑星」と一緒だわ。全然忘れてた。

たぶん、雑誌か何かで「ウォン・カーウァイ監督作品」だとか「ノラ・ジョーンズ映画初出演」だとかの記事を読んで、この映画に興味をもったのだった。最後は、印象的なポスターだけが頭に残って「いつか見ようリスト」にピックアップされ、今回借りてきたわけね。その過程で「ウォン監督作品」という部分がすっかり抜け落ちていたようだ。

つまりは、映画って、予備知識なしで見ると、ホントに新鮮なんだな。冒頭から、ウォン監督らしいスロー映像が連発するのだけれど、テンポがいいので、それほどダレずに見ることができた。でも、これがもし、ウォン監督作品という知識のもとで見たら「でたーーー!黄金のワンパターン!」とか思ったかもしれない。

その後の、警官のエピソードや、カードゲームのエピソードが、とてもいいのに、そこにたどり着く前に、妙な偏見が確立されていたかもしれない。うん。忘れてくれてありがとう自分。

金曜の夜、一人で酒の飲みながら、ぼけーっと見るには、なかなかピッタリの映画ざんした。思わぬ収穫だな。ナタリーポートマン、かわいいし(そこかよ)

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<memo>
・いよいよ今日こそ台湾に集中...と思っていてもそうはイカの金玉。メルマガ、某通販系の打合せとか、某放送局、戦略、肉などの協議をぶっ続けで2時間とか。ようやく上司と話ができたのは夕方。ガソリンも撒かれたし。ランチ「ちゃがらあめん」。
・「マイ・ブルーベリー・ナイツ」★★★。

紀里谷和明はスゴいけれど...

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その道のプロの仕事ぶりを追っかける番組が続いたのは、まったくの偶然。「小樽市役所から国にスカウトされたというスーパー公務員の仕事ぶりとは?」という業務上の興味と、「CASSHERNでは"映画への思い"が、ずいぶん空回りしていたけど、GOEMONはどうなの?」という趣味上の興味だった。

これが続けてみると、全然違う意味で、とても興味深いものだった。

現在は、内閣官房で企画官を勤める木村氏は、全国を飛び回りながら、地域再生に尽力をしている。勤務時間の2時間も前に出勤して、多数の人にメールを出し、配る名刺は年間4000枚。スーパー公務員というより、スーパー営業マンのようだ。疲弊する地域のヒトビトに直接会い、再生へのヒントを与え、やる気にさせ、火種を巻いていく。

一方の紀里谷氏は、私財を投入して、完成保証という厳しい契約までして、新しい映画をつくっている。自分がやりたいことを貫くため、映画の製作そのものだけでなく、PRイベントの企画、サイトのデザイン、地方への営業、ついには、チラシ配りまで行う。部下を鼓舞し、俳優を焚き付け、自分が目指す方向へと、どんどん牽引していく。

このふたつの番組をみて、圧倒的に感銘を受けたのは、後者だった。木村氏と紀里谷氏の共通点は、その「熱さ」「情熱」で、ある意味すごく似通っているのだが、絶対的に違っているものがあった。それは「自分がやるのか/他人にやらせるのか」ということと、「リスクをどんだけ背負っているか」ということだ。

たぶん、木村氏も、小樽市役所に勤務していた頃は、「自分がやりたいこと」を自分の手で、そして実施するリスクを背負ってやっていたのだと思う。だが、今の木村氏は、すでに「現役プレーヤー」ではなくなっている。コンサルタント業みたいだ。いわば「肩書きプレーヤー」というか。だから、画面からちっとも迫力が伝わってこない。NHKのスタッフも、この内容で「仕事の流儀」を1本つくるのは辛かったのではないか。

まあ、その分、紀里谷氏の仕事ぶりには圧倒的に感動したのだが(同年代だし)、それはそれとして、映画が面白いかどうかはまったくの別問題である。

GOEMON」。予告編を見る限り、「CASSHERN2」な感。映像的な仕上がりはすごいことになってそうだし、配役もいい感じではまっている。でも、まさに「CASSHERN」がそれ以上のものでなかったのだ。まあ、本編を見ないと何とも言えないので(本編見ないで語るのはぼくの悪い癖だ)、あくまでもこのトレーラーがいかん、ということにしておく。見るのかなあオレ...。

<memo>
・とりあえず今日から台湾準備を真剣に...と思いつつ、FM社の来訪とか、M社からの直電とかで案の定バタバタ。合間に社長のビデオ撮り。直前まで高速道の勉強をしていて3秒でタレントの顔になれる凄さ。いろいろあるけどすげえ人だわ。午後はシナリオの直しとクイズの問題づくり。頭がウニになる...。
・夕方、フェニックス撤去。合掌。

Vの呪い

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トランスフォーマ2」すごいな。

クリント・イーストウッドの大傑作「グラントリノ」の対局にあるような、ダメアメリカの象徴的映画なのに(だってマイケル・ベイ)、ごめん、にっちもさっちもどうにも大好きだ。だって、ぼくは男の子だから(?)

すでに「2」に出て来るトランスフォーマの玩具が予約販売中だ。やばい。「カートに入れる」のボタンを「ぽちっと」押しそう。子どもの頃、高過ぎてどうしても買えなかった「コンバトラーV」の超合金。今やそれ以上に複雑な形態変化をする玩具が「ぽちっと」押すだけで買えてしまう。うーむ。この誘惑たるや...。買って30分で「飽きる」とわかっていても、欲しいものは欲しい。

ちなみに、下のロボットは「オプティマスプライム」といって、大型トレーラーからこの形に変化するというスグレもの。すげーすげー...超かっちょいい。うーむ。ぽch...

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<memo>
・台湾、牛、戦略、祭、HP、通販などの話が入り乱れて、仕事がとっ散らかり状態。気がつけば、電話だの、打合せだのに追われて、予定していた仕事が進んでない。むー。
・ハナ社長、今日はルピナスパークへ芋を植えに。おいしい芋に育てよ。

新聞記者にはバカが多い

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"普段の平日以上に中高生らの姿が目についた"...って、てめー普段の平日に取材した上で書いてんのかよ。まさか、「平日なのに街に制服の生徒がいる」というだけで書いているんぢゃあるまいなあ。そりゃ、そういう子もいるだろうけど、ゼロでなきゃ「徹底されず」って煽るのか。

"中学3年の女子生徒は「家で大人しくしている子は少ない」と話す"...って、サボっている子に聞いたらそう言うに決まってんじゃんよ。子どもが親にモノをねだるとき「みんな持っているから買って」っつーのと一緒のレベルだよ。

新聞記者っつーのは、ホントに「自分の印象」がさも「事実」であるかのように書く輩がやたらと多い。そうやって「それっぽい方法」に人心を誘導する。ヤツらはホントにバカばっかだ。

...とここまで書いて、自分で「新聞記者にはバカな輩が多い」というのはただの「印象」なんぢゃねえの、と突っ込んでみる。統計でも取ったのかと(笑) でも経験則上そうなのだ。ぼくが取材を受けて、きちんと記事にされることの方がマレだ。新聞記者は、みーんな最初の思い込みで事実をねじ曲げていく。

ぼくには、そういう印象があるね。

<memo>
・戦略見直し、台湾打合せ、コンペ〆切、某局の件...。
・仕事あるのにお迎えデー。回鍋肉は辛くて子どもに不評。ちっ。
・「コラムの花道2007傑作選」★★★★。傑作。サブカルラジオここに極めり。

インフルふるふる

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橋下知事の冷静さはすごいな。弱毒性とはいえ、感染拡大期のこのタイミングで、なかなか「通常レベルの対応が必要」とは言えないように思う。つか、支えるスタッフが優秀なのかもしれないな。こう言われると「ほっ」とする部分は随分大きいんじゃないか。

個人的にマスクして日常を過ごすことには抵抗があるのだけれど、手洗い・うがいはしっかり丁寧に行って、予防をしっかりしようと思ふ。

<memo>
・戦略方針の見直し協議、ミスコンの絡み方、台湾準備...。
・海外事務所との交流会。「山賊」。

走ること

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今朝、久々に走ってみたら、身体がすっかり走り方を忘れていることに愕然とした。いかんなあ。どんだけ走ってないんだ?と思いつつ、過去memoをたどっていったら...

1月: 0km
2月: 8km
3月:21km
4月:10km
5月:12km

ふわー。5ヶ月の合計でも50km。ひどいもんだ。3月に21km走っているのは、ハーフの大会に出たからであって、練習はゼロだもの。これじゃあ、走り方を忘れるハズだ。まあ、1〜2月は、仕事で地獄をみていた時期だからやむを得ないとしても、春先の怠慢がヒドいなあ。

朝日新聞の日曜版で、勝間和代が「続かないのは仕組みが悪いのだ」みたいなことを書いていた。いやあ、そう言っていただくと気分が軽くなるけど、やっぱり根性がないんだな。週末が来るたびに「ちょっぴりだけでも走ろうかなあ」とか思い続けて全然走らず...みたいな繰り返しだもの。

これが走り出したら走り出したで、気持ちよくて、遠くまで走ったりするのな。んで、筋肉が弱っているから膝とか痛めるのな。もうホントだめぢゃん。ちゃんとして>オレ。


どうでもいいけど、こんなところにまで尾崎牛。最近食べてないけど、こうなっちゃうと、もう幻ぢゃなくね?

<memo>
・なぜか朝5時に目が覚める。昨晩ワイン1本あけたのに...。
・せっかくなので、久々のRun 5.4km(33mim)+6.5km(42mim)。合間に「みそぎ池」を散策。
・朝食後、楠並木市へ。ハナを後ろに乗せてママチャリで。蜂蜜とか、カレー屋のカレーパンとか、格安野菜とか。福引きでケータツが大当たり。商品は...蜂蜜。パンと珈琲豆を買って帰宅。
・「食堂かたつむり/小川糸(ポプラ社)」★★★。不思議な感触の小説だ。リアリティがあるようでないようで。ファンタジーのようでないようで。完結しているようでないようで。ただ、料理だけはとても美味しそう。
・友人M家に長男誕生。ユウト君いらっしゃい。長い付き合いになるねえ。
・フーデリィ青葉でワインなどを仕込んで帰宅。

ホノカアボーイ

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小説「ホノカアボーイ」を読んだ。きっかけは、小泉今日子が原作に登場する...というプチ映画情報である。バカだな。

著者初の小説は、なんともつたない文章である。つか、夏休みの作文っぽい感じ。へんに気取った文章などが出て来ると妙にこそばゆい。それでも、この人の文章は、決して不快にならない。人柄が滲み出ているのだ。こういう「実直」な人にはかなわないなーとか思う。ええ、ええ、ぼくは実直ではないですから。

単純に、こんな体験ができる人生がちょっぴり羨ましい。たぶん、ぼくにはどう転んでもこうはできないもの。24歳のぼくは、もっと不自由に生きていたよ。でも、少なくとも、愚息ケータツにはこういうオプションがあったりするといいな、と思ふ。

<memo>
・ハナの遠足。久峰公園。新しい保護者会長(後輩)が立派に挨拶してた(聞いてなかったけど)。風が冷たいけど、心地よい日差しでいい気分。
・「ホノカアボーイ」(幻冬舎文庫)★★★★。
・「最高の人生の過ごし方」★★★。おじさんのおとぎ話だな。リアルなようで、かなりな夢物語。しかも年寄りの夢物語という時点で、どうなんだよコレ。...といいつつ、決して全否定したくないのは、自分が年をとった証拠か。

趣味の園芸

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最近、玄関の花壇に花や野菜を植えたので、ちょっぴり「園芸」に興味がわいていたりする。柳生博化の第一歩か。

んで、いろいろ園芸本を探るうち、面白い雑誌を発見してしまい、さっそく「Planted #4」(07.06発行)を入手した。これは、毎日新聞社が刊行している季刊誌で、都内でしか店頭販売していない園芸雑誌である。ちなみに、この号は、定価880円のところ1500円也で手に入れた。プレミアついてて倍の値段になっている。

そこまでして読みたかった記事は、「Disney Flower Hunt」という特集。つまり、ディズニーランド・ディスニーシーを「植物」という観点から眺めた記事なのだ。

そう言われてみれば、入口そばのキャラクターの刈り込み(トピアリーというらしい)に始まり、あちらこちらに花壇があり、植木があり、コケが生え、ツタが張り付いている。記事によるとディズニーランドだけでも、400種類40万本の樹木と、5500㎡の花壇、14,000㎡の芝生があって、緑地面積は園内の1/3、14.6haにも及ぶという...って言われても、どんだけすごいのかよくわかんないくらい凄い。

まあ、記事本体はちょっと食い足りないのだけれど、その視点自体が面白い。今週末は、市民の森とか行ってみようかなあ。

<memo>
・マガジン用原稿書き、コンペ説明会、郷土料理コンテスト(仮)団体探し、台湾ステージ準備、コリドール企画、年間スケジュール見直し、総合P企画ブレスト...。

テンパリ

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仕事が急に立て込んできた。仕事のプロジェクトが2本に、仕事を超えたプロジェクトが1本。これが全部本格化したら今年はすげえ大変なことになる。でも、とても面白い企画なのだ。わくわくする。

そんな遠くのわくわくに目を奪われている間に、目の前の仕事がずんずんと積み上がっていく。ああ、遠くの方だけ見ていたい(ダメじゃん)。

<memo>
・歩き通。
・昨日ボツになった事業を復活。台湾準備いろいろ。コンペ準備。マガジン5号原稿。ランチにドーナツバーガー/モス。サイドメニューのスティックチキン、うまし。0:00。
・西寺豪太のせいで(小島慶子のきらきら参照)、眠いのに「we are the world」を聴く羽目に。確かに呪いは存在するかも。

将軍のこと

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仕事上でおつきあいのある某社に、「将軍」と呼ばれる女史がいる。

あるイベントの際、すごい美人さんで、仕事をバリバリしているヒトがいて、すごーく印象的だったのだが、その人の社内でのあだ名が「将軍」というらしいのだ。つまりは、上司だろうが、幹部だろうが、おかまいなしに、自分が正しいと思ったことを押し通す、というキャラだとのこと。ううむ。「友達としては面白いけど、恋人として付き合うのはとても大変」というタイプね。

でも、そういう将軍タイプこそが、会社を元気にしてたりするものだ。そもそも、ぼくが女史のことで印象に残っているのは、「美人」という部分ではなく、手がけた仕事の「完成度」の部分なのだ。あ。つーか、逆なのかも。仕事の出来が、その女史を、より美しくみせている、のかもしれないな。今度、「素」で会ってみたら、全然普通だったりして。

<memo>
・打合せが錯綜。台湾案件と、補正予算と、祭とを行ったり来たり。ランチに「モスド」の商品を両方とも。午後からM社とディープな打合せ。農部局も一緒に。
・「やまぢ」。エリカ似のお姉さんにマンゴーキャラメルをプレゼントしつつ。

讃岐

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職場の先輩が、うどんを食べに讃岐に行くのだという。いいなあ。

ぼくも久しぶりに...と思ったら、なんと前に「うどん食べ歩き」をしたのは、2002年。7年前! ひゃあ...。師匠の「うまひゃひゃさぬきうどん」と、麺通団の「恐るべきさぬきうどん」を手にぐるぐると香川県内をまわった。ちょうど「八十八箇所巡礼」というイベントをやっていた夏だった。たった9杯しか食えなかったけれど、とても思い出深い旅だった。7年たっても、まだまだ讃岐うどんは元気だ。すげえなあ。

そんなこんなで、宮崎でも「チキン南蛮巡礼イベント」をやりたいなあ。食べ歩けば、歩くほど、高カロリーを消費するという(笑)。ダメ?

<memo>
・補正協議。台湾シナリオ作成。戦略見直し案作成。
・家人留守。子どもらと「にし平」で讃岐うどん。最後の2玉だった。

作詞家・忌野清志郎

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月曜日だし、そろそろマイナー気分から脱しようと、糞暑い中、歩き通勤した。で、歩きながらPodcastを聞いていたら、あらあらラジオパーソナリティの皆さんも、「キヨシロー喪中」な感じ。GW明けたのに、すげえなこのマイナスオーラ(苦笑)。おかげで、ぼくは少し立ち直れた気がする。

とはいえ、昨晩までは、毎晩、Youtubeでキヨシローの画像を延々と眺めていた。いろんなアーティストと共演してた。桑田佳祐、小田和正、井上陽水、泉谷しげる、高中正義、細野晴臣、坂本龍一、矢野顕子、佐野元春、木村拓哉、甲本ヒロト、オリジナルラブ、ウルフルズ、ライムスター、Chara、サンボマスター...などなど。

んで、ふと気がついた。あら?この共演アーティストって、ぼくがCD持っているアーティストばかりなのね...。これはただの偶然か。それとも、単に「誰とでも寝る男」だったのかキヨシロー(笑)。つか、フォーク>ニューミュージック>歌謡ロック>J−POP>ハードロック>テクノまで、幅広く「本筋」なアーティストたちと共演してきたってことなんだろう。


それから、作詞家キヨシローの凄さも再確認した日々でもあった。ぼくが最初に出会った「トランジスタラジオ」なんて、とても素敵な「絵」をみるような歌なんだよなあ。だからまだ長渕とかしか聴いてなかった厨房なぼくの心にも「ずんっ」と響いたのだ。キヨシローの歌詞は、ひとつの情景を切り取った「絵」なんだけれど、そこから勝手に「物語」が歩き出してくるよな言葉なのだ。とても軽いのに「きゅん」と切なくなる。それって、キヨシローの存在そのものでもあるよ。

作詞家キヨシローの凄さが顕著にわかるのは、「Day Dream Believer」だ。決して「直訳」したわけでもないけれど、100%「替歌」したのでもないという、原曲との絶妙な距離感が凄い。もともと「解釈の余地」が多い原曲に、新たな「物語」を潜ませて、見事な日本の歌に仕立てている。ラストのリフレインが、今聴くと、たまらんです。

さあでもそろそろ現実に復帰しないとな。ぶっとばしていくぜ、baby!


(原曲訳詞 *直訳っぽい感じ)

ほら、あのさえずっている青い鳥の翼に隠れることができたらいいのに
6時にセットした目覚まし時計なんて鳴らなければいいのに
でも、鳴ってしまって、ボクは起きることになる
眠たい目をこすりながらヒゲをそると、
カミソリは冷たいし、チクチクする

元気を出して、寝ボスケ・ジーン
現実の暮らしがどういうのかわかっているのかな
デイドリーム・ビリーバと
ホームカミング・クイーンには

君はボクを 白馬の騎士だと思っていた
ボクがどんなに幸せになれるかわかったでしょ
そしてボクたちの楽しい毎日が始まって終わる
1ドルだって使うお金はない でもやっぱりお金は欲しいよね

元気を出して寝ボスケ・ジーン
現実の暮らしがどういうのかわかっているのかな
デイドリーム・ビリーバと
ホームカミング・クイーンには


(キヨシロー詩)

もう今は、彼女はどこにもいない
朝早く目覚ましがなっても
そういつも彼女と暮らしてきたよ
喧嘩したり、仲直りしたり

ずっと夢をみて、安心してた ボクは
Day Dream Believer そんで 彼女はクイーン

でもそれは 遠い遠い思い出
日が暮れてテーブルにすわっても
Ah 今は彼女 写真のなかで
やさしい目で ボクに微笑む

ずっと夢をみて、幸せだったな ボクは
Day Dream Believer そんで 彼女はクイーン

ずっと夢をみて、安心してた ボクは
Day Dream Believer そんで 彼女はクイーン

ずっと夢をみて、いまもみてる ボクは
Day Dream Believer そんで 彼女はクイーン


<memo>
・歩き通。さすがにもう暑い。
・朝一番で、焼肉フェスティバル?な話(困)、ステージイベントの進行台本、補正予算の協議、通販番組進行台本など...。22:00。

ケータツ、8歳

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愚息ケータツが明日で8歳に。

もう、8年も経つんだなあ。ちょうど「海森堂」を始めたばかりの頃で、最初の2年ぐらいは「愚息日記」つーのも書いていた。懐かしい。

今回、お父さんお母さんからの誕生日プレゼントは、自転車。父のこだわりで、アルミフレーム仕様にしてみた。ジュニア用はほとんど鉄製が多いなか、比較的手頃な価格でアルミ製を提供したパナソニックはエライ。ってな話をしているのに、「自分用も欲しい」といって、家人が買ったのは、鉄フレームのもの。「見た目がかわいい」とか言って。あー、これだから女子ってヤツは。

父方のおじいちゃんから貰ったお金では、児童書「ドラゴンスレイヤーアカデミー」の2巻〜5巻を購入。ブックオフで(笑)。シリーズ全部で20巻近くあるので、定価では揃えられないからね(そのぐらい買ってやれよ)。

さらに、誕生日だけは自分が欲しいものを何でも(!)買ってやる...ということになっているので、母方のおばあちゃんからの資金を活用。玩具屋で小1時間うろうろして、さんざん悩んだ末に、ケータツが選んだのは「ポケモンカードゲーム」。ふーん。これって、前から少しずつ集めてはいるけど、遊び方わかってんのかな。単なるコレクターな気もする...。

ちなみに去年のプレゼントは、wii「大乱闘スマッシュブラザース」。成長してんだか何だか...。とりあえず、いい1年を過ごしたまえ。

<memo>
・なぜか4時前に目が覚める。起きだしてネットとか眺めるけど、気が乗らず2度寝。
・なぜか家族がそのあと起きだして、ケータツは宿題とかやったらしい。
・ケータツの誕生日プレゼントの買い出し。イオン、自転車流通センター。

死とか生とか

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清志郎が死んだことがなかなか受け入れられない今日この頃。ナンシー関の死と同じように、長い時間をかけて、少しづつ消化していくしかないんだろう。でも、佳祐とか達郎とか春樹とか今日子も、いつかは死んでしまうのね、とか改めて考えてしまっただ。40とか50とか江戸時代なら老齢だったんだっけ。

「グラントリノ」のウォルトは、大工道具を揃えるように、小さな、でも確実な日々を積み重ねて生き、最後に然るべき人物にすべてを委ねて、人生をしまう。素敵だ。清志郎とかナンシーのように、第三者に影響を与えるような「日々の積み重ね」をするかどうかはさておき、自分のなかでキチンと蓄積されるような「日々の積み重ね」を、ぼくはしているのかなあとか考えた。

ベランダで心地よい風にふかれてワインを飲みながら(脂肪は蓄積してるっぽい...)。

<memo>
・凝りもせず、潮干狩りwithケータツ。実弟ファミリー、親父と。3時間頑張って、12個。ううむ。同じ時間帯に来て、100個ぐらい見つけた人たちも。要領がわからん...。
・午後はだらりんこ。

古希

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親父が70歳になった。我が家と、実弟ファミリーとで、誕生会(古希の祝いの会)を開いた。お袋が叔母の見舞いで上京中なのが残念だったが、賑やかで楽しい会となった。

ぼくからのプレゼントは、「血圧計(オムロン)」。今年、心筋梗塞で倒れた親父であるから、高血圧にならないような管理が重要なのだ。この機種は、携帯型で、コンパクトな上、USBでPCにデータを転送し、グラフ化して管理できるというスグレものである。見た目がちょっとiPhoneみたいなものいい(って親父には全然関係ないが)。

それにしても、ケータツの10倍生きてるっつーのは、なかなか凄いもんだなあ、...と漠然と考えていたら、自分も、あと28年で「古希」っつーことに気がついた。28年っていうと、14歳から今までの期間であるから、意外に短いよーな気もする。うーん、ホントにいいおじさんになってきたなあ、自分も。

(今週末の要チェック番組)
・「SUNTORY SATURDAY WEITING BAR AVANTI」5/9 東京FM  17:00〜 *師匠登場!
・「SONGS 忌野清志郎完全版」5/11 NHK総合  24:45〜

<memo>
・祭HPのコンペ募集開始、補正予算の企画練り直し、県外事務所との協議
・マンゴー生キャラメル2箱購入。
・親父の古希祝。「ももの家」。
昨日のことだけれども。ケータツ・ハナ社長の初体験シリーズ。

思いつきで「ボーリング」に行ってみた。もちろん、サイドガード付きのファミリーレーンを使っての初体験である。ストライクやスペアの数え方はわからなくても、「2回投げて全部倒したらエライ」ということはすぐに理解できる。いいね、この「見たまんま」なルール。

楽しめるかどうか心配したハナ社長は、幼児用の補助具(小型の滑り台のようなもの)を使って、それなりに投げることができた。キャアキャアと楽しそう(途中で飽きてたけど)。意外なことに、問題はケータツの方だった。

小学2年生としては「幼児用の補助具なんて使いたくないもんね」という主張である。なので、そのまま投げさせたのだが、まだまだ非力であるために、テロテロとした玉しか投げられない。サイドにガードがあるとはいえ、ガードに当たって反発する力もない玉は、ガードに沿って、そのままテロテロと転がるのみ。結局、はじっこの1本しか倒せなかったりする。嗚呼。

半泣きでゲームを終えたケータツが可哀想すぎて、ボーリング場に併設されているゲームセンターにも足を伸ばした。そこで「メダルゲーム」に初挑戦。機種は「ケロロ軍曹〜地球侵略指令...であります」。

最初の40枚をケータツがあっさりスッたのだが、ここでもハナ社長がビギナーズラックを発揮。10枚ぐらい投入したところで、いわゆるリーチがかかり、フィーバー状態に。合計490枚のメダルがでちゃった。いらーん。GW特別企画で来たんであって、メダルなんかいらん。

わざと「メダルが減る」ように子どもを誘導するのだが、世に知られた「お金持ちは、ますますお金持ちになる法則」の通り、そのメダルがさらにメダルを呼んでしまう(泣)。やむなく「全然メダルがでそうもない機種」に変更して、5分で全部スった。初体験で1時間も遊べば十分。しばらくゲーセンは来ないぞっと。

<memo>
・年に3度の旗当番。小学校の安全登校ボランティア。
・6月補正企画。委託事業の募集準備。
・「ドラゴンスレーヤーアカデミー①」★★。ケータツ用の本。マンガばっかり読んでいるケータツに活字本を、というチョイス。もう少しドラマが欲しい。40分で読了。

混む混む混む混むドッと混む

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田舎で暮らしていると、「混雑」というものへの免疫が弱くなる。行楽地なんぞへ行くときには、気持ちが「混雑モード」へシフトされるから、そういうものだと思って受け入れることができる。でも、日常生活に「混雑」が紛れ込んでくると、もうダメ。背骨のあたりがうずうずするような拒絶感を感じてしまう。

このGW、とにかく道路が混んでいた。幹線道路だけでなく、普段、すれ違う車が珍しいような農道にまで車の列が。体感的には、10割増ぐらいな感じ。しかも、県外ナンバーがかなりの割合である。ETC効果は絶大だ。

ナンバープレートをチェックすると、九州管内はもとより、四国・中国・関西ぐらいまでは普通に走っている。最北は「宮城」だったかな。これまでなら川崎からフェリーで来ていたのだろう。お疲れ様ッス。ちなみに、全国に87種類ある地域ナンバーのうち、ぼくが確認したものだけで、20種類を超える。混雑ルートを避けて走っているにもかかわらず、全国の1/4を確認だよ。ひゃあ。いらっしゃいませだ。

これまでは、九州以外からは空の便でしかアプローチできなかったであろう宮崎。ETC割引のおかげで、遠ければ遠いほど「お得感」があるわけだから、陸地で繋がる最南端・宮崎(高速道路の体系上は鹿児島ではなく宮崎が終点)は、メリット大だ。まあ、「青春18きっぷ」的なメリットなんだけれども。まだまだいろんな取り組みできそうだな。

そんなこんなで個人的には全然ウェルカムじゃなかったGWの混雑も、ほぼ終了。まだまだ好天が続くようだし、本格的に外に出かけるか!

<memo>
・家人はお仕事(かわいそうに)。
・F社内覧会。金、銀、紫、三、蛍。モデルになったM女史も。
・録りためた世田谷ベースを3週分。
・初体験シリーズで「ボーリング」。ケータツ、力がないねえ。幼児用のボールがちゃんと投げられない。非力。父親と一緒だ。
・続いて「メダルゲーム」。ビギナーズラックなのか、40枚でスタートしたメダルが490枚まで。あえて浪費してみる。

23年間ありがとうございました。

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「広告批評」が終わった。今日1日かけて「最終号」を全部読んだ。普段は読みとばしている小コラムや編集後記なども含めて全部。それがせめてもの供養だ(?)。

本棚にある一番古い「広告批評」を探してみた。「1986年 3月号 no.81 特集笑いのベクトル」。インタビューが4本(とんねるず、所ジョージ、片岡鶴太郎、明石家さんま)、対談が2本(浅田彰vs糸井重里、伊丹十三vs川崎徹)、連載コラムが7本(淀川長治とおすぎの映画時評は「カイロの紫のバラ」)。

定期購読を始めたのは「1986年 12月号 広告ベストテン」。テレビCM1位は「さんまブギ/キッコーマンポン酢しょうゆ」。新聞広告1位は「プール冷えてます/としまえん」。そうか、大貫卓也はココで知ったか。

1995年には、東京転勤を機に、半年間「広告学校」に入学した(週に2回夜間に行われた)。受講料は16万円。ボーナスをはたいた。大学にはロクに行かなかったぼくが、真面目に通った。佐藤雅彦さん、中島信也さん、平田オリザさんの講義がすごく印象的だった。ドリルの講師は佐々木宏さん。「今、新しい大学をつくるとしたら」という課題で、「九州男児大学」とプレゼンし、誉められた。島森さんはとても美人だった(病気療養中だとか。心配)。学生担当だった祖父江さんは更に美人だった(ちょっと好きだった)。

そんなこんながあって、今のぼくがある。
キヨシローは死んでしまい、広告批評はおわる。

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<memo>
・子供の日なのに、全然子供にかまわない日。終日読書。
・夕食に、2日前のシビが登場。今日はタタキにしたカルパッチョ。
・「WATCHMEN/(小学館集英社プロダクション)」★★★★。
・「農で起業!実践編/杉山経昌(築地書館)」★★★★。
・「広告批評 最終号」★★★★★。

今際の際の清志郎

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なかなか消化しきれない清志郎の死である。あまりに現実味がない。早過ぎだよな。

深夜ラジオで聞いた「トランジスタ・ラジオ」が衝撃的で、当時ベストアルバム的に出されていた「EPLP」を買った。「わかってもらえるさ」「ステップ!」「ボスしけてるぜ」「雨上がりの夜空に」「キモチE」...。「PUBLIC PRESSURE/YMO」「LONG VACATION/大瀧詠一」と並んで、中学時代のヘビーローテーションアルバムだった。その後、CDでも買い直して、また聴き倒した。

オリジナルアルバムでは、初ソロ「RAZOR SHARP」〜「COVERS」〜「タイマーズ」の頃によく聞いていた。夜のヒットスタジオでの「FM東京事件」では、鳥肌がたった。清志郎はロックだった。

坂本冬美と細野晴臣とのユニット「HIS」の「日本の人」では、ロック+演歌+テクノ(?)が不思議な融合をして面白かった。♪私はあなたがスキー、直滑降で来て〜、茂みの奥まで〜なんて歌詞を坂本冬美に歌わせてた(笑)

SMAPのアルバム「ス」では、「弱い僕だから」を木村拓哉がカバー。清志郎っぽい歌い方なところに、清志郎本人がバックコーラスをしていたのも妙に印象深い。


うーん。ライブに行ったこともなければ、それほどCDを買ったわけじゃないけど、振り返ってみると、結構追っかけてるんだよな、自分。そういえば「EPLP」って、随分前からケースだけになってて、中身を喪失したままんまだ。買い直して、あらためて聴き直してみよう。

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<memo>
・天気も悪いし、家でのんびり。
・夕方から家人の実家へ。倉庫でBBQ。

初体験シリーズ③「森林浴」

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「森林浴」を初体験。

北郷町の猪八重渓谷へ。ここは、全国30箇所の森林セラピー基地にも認定されている。片道約3kmの道は、渓谷沿いを散策するコースが整備されていて、ほどよく汗をかく「ややハード」なコース。最近「トレッキング」がブームという韓国人観光客も随分見かけた。子供と一緒に歩いて、のぼり90分、くだり40分という感じ。

年長さんのハナ社長は、途中、随分と「抱っこ〜」とグズったりもした。「幼児の足にはハード過ぎたか」と心配してたら、休憩ポイントで「もろこし村」を食った途端、急に元気に歩き始めた。単なる「餌切れ」だったようだ。

小学2年生のケータツにとっては、全然楽勝コースだったようだ。親の先をずんずん行って、ゴール地点である五重の滝(写真)を通り越して、さらに奥地まで進んだほど。お父さんは一人捜索隊を出動しなきゃいけなかった。そのわずか300mが急な傾斜で死んだ。

いやしかし、車でわずか1時間の距離に、こんな「マイナスイオンが充満」した空間があるなんて知らなかった。また来よう。

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<memo>
・朝、「ハンズマン」にでかけて、水まきホースなどを購入。浴室の目隠しにつかうゴールドクレストも。
・M女史、Mちゃんの車で、北郷へ。猪八重渓谷へ。
・北郷温泉「サンフラワー」に入浴。帰り道、焼き芋ソフト。
・夕食はホルモン焼き。
子供たちに初体験をさせるGW企画。今日は地引網を初体験。

好天の青島港横の砂浜で、150人での地引。ほんの50m沖ぐらいに網を落とし、みんなで引き上げる。網を投じてから引き上げるまで、所要時間30分ほど。あげてみると、数は少なかったが、ハモ、カワハギ、ヒラメ、アジ、フグなどが入っていた。海水浴をしているすぐ足下に、そんな魚が泳いでいるんだなあ。へぇ〜。

午後は、園芸を初体験。

まずは「土づくり」ということで、かたく固まった土をほぐし、堆肥と混ぜる作業である。玄関脇のわずか2畳分ぐらいの「園芸スペース」だけども、「さらさらの土」にするのは大変な作業。腰を屈めて、たっぷり3時間。子供っていうより、こんなに真剣に土づくりしたのは親も初めて。美味しい枝豆が楽しみだよケータツ。

<memo>
・「行きのびるために笑う/鴻上尚史(扶桑社)」★★★。便所本。ドンキホーテのピアス11巻。久々にコーカミをたっぷり楽しんで読んだ。この安定感はすごいなあ。
・9時に家を出て青島へ。「お魚祭」。地引き網。参加料500円/人。お土産は小アジ1匹。ハモカツバーガー、ハモカツドッグを試食。帰りにでっかいシビを購入。
・「ハンズマン」にて庭に植える植物を購入。ローズマリー、バジルといったハーブのほか、ケータツは枝豆を育てるらしい(笑)。土の入れ替えに時間がかかって3時間近く。腰が痛い。芝刈機(パナソニック製)も購入。結構な量を刈ったぞ。
・ジジ来訪。家人のシビさばきを監修。夕食はシビづくし。刺身、あら炊き、カブト煮。

グラン・トリノ

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「グラン・トリノ」を見た。

クリント・イーストウッドの真骨頂。素晴らしい。脚本、美術、音楽、すべてに隙がない。特にキャスティング。彼らでなければ、全然印象の違った映画になっただろう。これほど心に響いた映画は久しぶり。かっこよ過ぎだわクリント。

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<memo>
・予算執行準備。メルマガ3号。補正の補正。バカぢゃねえの。とはいえ、来たものは有効活用せねば。総合PRの大幅増額、チキチキ南蛮大レース、名刺カードの3本。
・「グラン・トリノ」★★★★★(シネマ6)。

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