仕事の最近のブログ記事

楽天との怪しい関係(笑)

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昨日は「県産牛・豚肉のあり方を考える意見交換会」が開催された。事前に事務局から「eコマースに詳しい方を紹介して欲しい」という話があり、お友達(?)である楽天市場の黒坂執行役員を推薦した。そんな流れもあって、ぼくも会議に同席することになった。(余談:会場に行ってみたら、事務局席ではなく部長とか局長とかと並びの席に座らされた。無茶するなあ w)

さて。宮崎には長年の積み上げで確立してきた「宮崎牛」「宮崎ハマユウポーク」というブランドがある。今回の会議では対象になっていないが、鶏肉にも「みやざき地頭鶏」がある。そしてそれら基幹ブランドを軸として組み立てられているのが本県畜産業だ。

口蹄疫という厄災から復興途上にある宮崎県にとって、この特定ブランドを基軸とする方法論について、今一度立ち止まって根本から見直してみるというのはとても重要なことだと思う。現状をしっかり分析し、自分たちの立ち位置、向かうべき方向性を再確認する。第1回目となった今回の会議は、そのスタートを切ったという意味でとても意義深いものになったんじゃないかな。

意義深いと深いといえば、会議後に設定した楽天・黒坂女史と関係課との意見交換会や、夜の会も、宮崎の将来に繋がるいい会合になった。楽天市場を一企業のビジネスと捉えるのではなく、社会基盤として捉えることで見えてくる「新しい関係性」。幹部も含めた関係者の間で、その認識が共有できた、気がする。

それにしても。黒坂女史ってかなり面白い人だわ。かれこれ3年近くお付き合いしてきているが、毎回、いろんな発見がある。マーケティング分析の鋭い論考を語ったかと思えば、震災対応へ情熱的に取り組み、ときにはドブ板的な営業もこなす。畜産課のKさんは「止まったら死んでしまうサメのような人」とか言ってた。

まあ、上司には持ちたくないけど(だって怖いもの w)、仕事を離れても友人でいたい人。黒坂女史がいる限り、楽天との宮崎県との怪しい関係は続くのかもしれない。ちなみに、かなり古いデータだけれど、黒坂さんてこんな人ビル・ゲイツの友達の友達 w。

ネジを巻く

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先日、正式に「育児休暇」の申請をした。9月〜12月の4ヶ月間。

第3子の妊娠がわかった直後から考え始め、出産後には上司に希望を伝えた。昨年度の人事調書にも希望を書いた。想定外の昇進やら震災やらで「このタイミングで休むのか」ということもずいぶん悩んだけれど、第4子が想定できない中でのラストチャンス。ホント、わがままですまんこってす。

この時期、我社はもっとも多忙である。前年度予算の決算と、来年度予算について財政との交渉がある。議会が2つある。チームとして、中〜小規模のプロジェクトを複数同時並行で進めつつ、秋には新キャラを世に産み出し、年度末の大きなプロジェクトの準備をする。いやホント、何もこの時期に抜けるなんて...。ああ、リーダー失格 w

まあしかし。入念に準備はしてきたのよ一応。知事の交替に伴う戦略の見直しは拡大発展的に決着して、進むべき方向が定まった。短期間でのドリル演習?によってチーム員は着実に力をつけてきた(つか、みんな能力高い)。これで予算と事業の方向付けまでたどり着けば全然休める、はず。

育休まで1ヶ月。そんなこんなの仕事はガッツリこなしつつ、徐々に家事・育児の分量を増やして「主夫」な筋肉や「お父さん」筋肉もパンプアップしなくちゃな。むしろ本人的にはそっちが心配。大丈夫かオレ。むんっ。ギリギリとネジを巻いていこう!

...とかいいつつ、家庭でできる仕事術、みたいなことも考えていたりして。

[07.27 wed]
・宮日の県政特集でオールみやざきが大きな扱い。期待感か。
・仕事段取悶々、先覚者顕彰会議(ぼく、牧水)、ランチ詩季、ハナ通級面談(今年度の教育方針確認、自宅でできること、能力の伸ばし方)、エイ打合せ。山口さん打合せ。

編集技師の友人

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本日、友人の編集マンが某映画の技師に決定したとのこと。おめでとう。面白いことに、この映画には、間接的にぼくも関わっている。

業界も職種もまったく違うところで、たまたま友人になって、かれこれ6〜7年。偶然が幾重にも重なって、友人関係とはまったく別のルートから繋がって仕事を一緒にするという不思議。

これだから人生ってヤツは。

[07.15 fri]
・ゆるキャラ募集と業務委託関係で投げ込みとかHP作業とか教育委員会への依頼とか。目標設定シート提出。ランチは「サンガム」。家人とリンコと。まさかの冷房なし。夜はM女史とセノ君がうちに来てぷち宴会。ワインをだらだら飲み。
[07.16 sat]
・床屋。ランチ「珉珉」。西都「森の風」。魔女アイス。武子叔母が帰省していてお見舞い。西都。意外に元気でビックリ。ゆっくり話せて良かった。従兄弟会。「奏」。
[07.17 sun]
・だらっと。マンガ読んだり映画見たり。昼間「プリシラ」★★★★。バカバカしくて好きだわ。夕食後ビール飲んで爆睡。午後10時頃に目が覚める。深夜「グリーンホーネット」★★。もう少しどうにかなった気がする。そのまま、寝ずにワールドカップ女子サッカー 日本vsアメリカ戦。
[07.18 mon]
・海の日。朝食後イオンへ。ケータツのキャンプ用品購入。ウォーターシューズなんてなかなか履かないけど。ランチ「サブウェイ」。午後2時間ほど爆睡。夕食後「クイール」★★★。素直で丁寧なつくり。偏見はいかんなあ。
[07.19 tue]
・担当内打合せ、事務事業見直し協議、連絡調整会議でゆるキャラ紹介依頼。下半期計画。
・手話講座。
今日、縁あって、行定勲監督と飲んだです。人が大勢いたので、個人的な話をするまでには至らなかったけれど、映画の裏話などをたくさんうかがった。行定勲のすべらない話は本当に爆笑だった(とても書けない w)。

実は行定監督の作品はそんなに見てない。大ヒットした「セカチュー」も見てないし、評判の高かった「パレード」も見てない(ごめんなさい)。でも作品にかける監督の思いをいろいろ聞いていたら俄然見たくなった。近いうちにレンタルDVDで見ます〜(...と、心の中心で監督に詫びる)。

まあワールドワイドな監督の話もさることながら(世界の映画人の名前が次々と登場)、隣の席にいらしたカメラマンの福本淳さんの話がすごく面白かった。行定監督の初期の作品「贅沢な骨」。この映画は、友人んちに遊びに行ったときに、たまたまテレビで流れていて、見るともなしに見た映画で、麻生久美子が脱いでもないのに妙にエロチックなことが印象的な作品だった。

福本さんにそのことを話すと、相好を崩して「狙ってそうしたからすごく嬉しい」と喜ばれた。何でも、この作品は、全然お金がなくて、スタッフはもとより、主演の麻生久美子、ぐぐみ、永瀬正敏さんも含め、全員がノーギャラで撮った映画なんだとか(興行収入は分配したそうだけど)。

そんな思いが詰まった作品なのに、狙いどころが「麻生久美子をエロく撮ること」(笑)。なんて素晴らしい!これぞ映画! 
*(注)もちろんエロだけの映画ではありません


公務員なんていう堅い人生を選んで、アートだったりエンターテイメントだったりという業界とは全く縁がないハズだったのに、ここ数年、プライベートでも仕事でもちょっとした接点がある。いやいや申し訳ない。ありがたい。

そして、そういう業界の人と直接話をしてみると、とても華やかな世界と思っていたのに、実際に作品をつくっていく過程における障害だったりトラブルだったり大人の事情だったりが、良くも悪くもとても「人間臭い」「泥臭い」世界。全然違うジャンルに生きているのに「わかるわかる」と共感できる不思議。

旧態然としていることでは他の追随を許さないハズの公務員より、よほど旧態然としているのが、映画業界だったり、テレビ業界だったり、アート業界だったりする。そして、そこから抜け出そうともがいているのが、ぼくらと同年代の世代なんだな。行定監督は2つ下の学年。福本さんは2つ上。

いやいや、頑張りましょうよ監督。福本さん。やはり、世界はぼくらが変えていかなくちゃいけないっすよ(...と「自分は何様?」な気分になったところでおやすみなさい)。

[07.10]
・朝1便で福岡。筑紫野。
・イオン九州×宮崎県フェア。情熱みやざきに加え、観光キャラバン、木材のPRも。あとチキン南蛮も。オールみやざき営業チームとしてかなりいい企画に仕上がった。ぼくはもっぱら知事アテンドと記録。担当Hさんお疲れさま。女王2人もね。
・福岡ー宮崎は近いようで遠い。日帰りは疲労。
・「らんぷ亭」にて行定監督らと。

やけのやんぱち

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フェイスブックの顔写真をアフロマンゴーにしてから、なんだか妙なことになっている。

もともとこの写真は、友人・うめちゃんの結婚披露宴用に撮ったものだ。同僚が企画した「遠方の方、せめて写真でお祝いを!」という提案に乗ったのだった。

最初、満面の笑顔で撮ったら、カメラマンの家人が「それじゃあ全然面白くない」とか言いやがるので、この表情に。よく見ると、残業帰りの疲労感と、「どんな顔だったら面白いんだよ」という不服感、そして「どうでもいいから早く撮ってくれよ」的なやけのやんぱち気分が読み取れる。

そんな " ぱち顔 " がfacebookの文字通り「顔」になってしまったから、普段の行動もなんとなく「えいやー!」な感じなかもしれない。

今日も、県政番組の打合せをしていたら、なぜかぼくは「マンゴリ君」という役で説明することに。エネゴリ君じゃなくてマンゴリ君。エネルギーを素敵に。まあいいけども。もー、やんぱちだから、いっそロリポップキャンディー役でもいいよ。

宮崎県の河野知事が政策提案した「オールみやざき営業チーム」が補正予算の通過を受けて本格始動する。河野知事は「私は東国原前知事のようにはなれない。これからは県全体で束になって宮崎の魅力発信、そして販売促進を!」という思いの具現化である。「官民との連携推進」「県外へのプロモーション」を2本の柱としていて、今回、それぞれ「ゆるキャラの製作」「イオン九州とのコラボ」という企画が第一弾の取り組みになる。


今さら「ゆるキャラ?」という意見も多々あるのは承知。しかし実質的にこの数年は「東国原知事」が宮崎県のゆるキャラ・シンボルキャラクターだったのだ。どんなにかわいくても、ミッシちゃんやチキなん番長に、その役は代替できない。実は今だからこそ、宮崎のアイコンとしてのゆるキャラが必要なのだ。


問題はつくるか否か、ではなく、どうやって人気者に仕立てるか、である。一番のネックは予算がないこと(悲しいほどに)。露出の機会が増えること=人気がでること、である。くまモン然り、せんとくん然り。くまモンは新幹線対策予算で怒濤の露出をし、短期間で認知され人気者となった。せんとくんは、かわいくない論争で爆発的な露出があって、結果「かわいい」人気者となった。予算がない中では、せんとくんのような物議を醸すネタをふるしかないのか...。←そうはしたくないなあ。


まあ、ゆるキャラはこれからのネタとして大事に育てつつ、まずは今週末に開催されるイオン九州とのコラボを成功させなくてはならない(そうそう。こんな記事も)。


「情熱!みやざきフェア」は、農政チームが数年かけてコツコツと内容を充実させてきたもの。今回はさらに観光・林業・地域グルメのジャンルにも内容を拡大・充実させて、より一層「宮崎の魅力満載!」で消費者へのアピールを強化していく。


さあ、いずれにしても、これからだ。これから。県、市町村、企業、県民...。宮崎に住むさまざまな人々が宮崎の魅力を発信する優秀な「営業マン」となるためにぼくらに何ができるか。大らかでのんびりした県民性を活かしつつ活力ある「営業文化」をつくりあげることができるか。


...と、書いてて、結構大変じゃないか!という気がしてきた(笑)

企画ぱくぱく

いつからこんなことになったのか。

ぼくは公務員であってイベント屋さんでも企画屋さんでもない。本来であれば、クライアント然として、「こういうターゲットにこういう効果のあるプロモーションを行いたい」とオリエンで述べ、コンペを行い、さまざまな提案の中から、「おおこれは素晴らしい企画だ!」と偉そうに選んでいればよい、ハズだ。そして企画が決まれば、「よろしく頼むよ、君」という一言を残して颯爽と去っていくのだ(どこへ?)

しかし。我が県はこういうプロモーション企画に滅法厳しい予算査定が行われる。発注するのが申し訳ない程度の予算しかない。だから、企画時点から入り込み、コネクションを駆使して抑えられる経費は極力抑え、あるいは「WIN×WINの関係で!」と企業を口説き落としてオンブに抱っこのプロモーションをお願いし、最後は著名人にも「苦しむ郷土を救ってください」と泣きを入れて格安で協力いただいたりする。

スタートが大事なので企画は必死で考える。くだらないネーミング、しょーもないイベント、ありえないデザイン。空想力・妄想力・ずうずうしい力・んなばかな力を駆使して、小さな予算から生まれる面白企画を考える。それはもう脳から汁が出るほどに。今日はそんな一日。 

その結果、出てきた企画が「他人のイベントに便乗するイベント」「他の企画をモロパクリ企画」であっても、誰がぼくらを責められようか。<便乗された人やパクられた人

【2011.06.09 thu】
 ・H氏と担当内打合せ。明日の会議の進め方と宿題。パリで剣道を広めているT氏夫妻来訪。ジャパンエキスポの話からいろいろと発展的打合せ。勉強になった。Z課へ保留をしないよう懇願。K-bizのK氏としばしゆるキャラ談義。祭。アリかも。補正のタマは「いただきストリート」でいくか。明日の会議資料作成。21:00。
・久々に一人で外ランチ。ぶらぶらして結局「らくがき」へ。懐かしのドライカレー。

伸びしろがある

今日、某後輩が「週末に宮崎をドライブした。スイーツ屋さんを巡った。宮崎は伸びしろがあるな〜って思った。」というようなタワイもないメールをくれた。

伸びしろ、か。

それってぼくが県庁に入った頃から聞いていた言葉だ。「宮崎はポテンシャルが高い」という言い方もあったな。若い頃のぼくは、そう言われると嬉しかったものだ。自分の住んでいるエリアには明るい未来があって、これからぐんぐん伸びていくんだ〜!という期待感があった。

でも大人になるとわかる。伸びしろは「伸びてない」から伸びしろなんだな。ポテンシャルは現実のレベルが低いから高いのだな。伸びしろがあるなら、すぐ伸ばせ。潜在能力はとっとと顕在化しろ。伸びしろとか、ポテンシャルとか、いつまで手元において温めている気だ宮崎県。腐っちまうぞ。

...などと偉そうな自分はどうかというと、伸びしろなんてものはとっくに使い切り、ひーひー言いながら脳味噌から汁があふれそうなぐらい頭をひねって企画案をネリネリな日々。しかも全然いいアイデアがでない。伸びしろ、欲しいぞ。

【2011.06.08 tue】
・会議資料作成。KONNE新館長来訪。Jaja説明会。F社知事表敬。口蹄疫復興基金ヒア。1周年イベントについてN氏の見解。チーム宮崎案件の方向性。
・さて新規をもう一本か...。

顔出し

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とうとうtwitterのアイコンでも顔出しをしてしまった w

もともと仕事の延長上にあるブログ「ふぞろいのマンゴーたち」をPRするために取得したアカウントが@miyazakifuzomanだった。PRのためなので、あまり考えずに大勢をフォローしていたら、大勢の方からフォローを返して貰うようになり、ずるずるとメインのアカウントになったという...。*ちなみにブログはぼくを含めた複数のスタッフがプライベートで書いている。

困ったのは、関係者の会合などで「あなたが、ふぞまんさんですか!」と気付かれる場面が多くなってしまったこと。別に隠していたわけじゃないけど面と向って「ふぞまんさん!」と呼ばれると相当恥ずかしい。しまいには友人の娘にまで「ねえねえ、ふぞまん!」と呼ばれる始末。だー。ふぞまんって呼ぶなー!

そんなわけで、あとから「ああ、あなたが!」と気づかれないように、最初から顔出ししちゃおう作戦。とかいいつつ、マンゴーなテイストを残すあたりがサービス精神過多な性分。つか、よく考えたら、余計に「あ、ふぞまん!」と呼ばれる気もしてきた。←バカ?

[memo]
・ゆるキャラ一覧。予算一覧。ミシュランマン。
・ミシュラン社との懇談会。宮観。最近、よく来るなあ。久々にヤギ女史と。

休日返上

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あるミッションで休日返上。
宮崎市〜日南エリアをウロウロ。
雨でびっしょりぐっしょり。
いろいろ自分の至らなさを知る。

[memo]
・8:00出勤。シナリオを読む。
・ホテル>大塚近辺>大淀川>動物園>棚田>飫肥>南郷>田野>宮崎。
・ランチ「ながやま」。夜「ホルモンきさっころ」。

こんな風に始めることもある

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大きなプロジェクト。こんなにも「すっ」と始まるのだなあ。さて、どう絡むか。

[memo]
・某氏のご執心にうんざりげんなり。企画が遅々として進まず...。
・居酒屋「もも鉄」。初めまして。

ゆるキャラってなあ...

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ここのところ、県のキャラクター、いわゆる「ゆるキャラ」に思いを巡らせている。

宮崎県にはコレ、というキャラクターがいない。なにせ宮崎県といえば、まずは「東国原知事」という時代が4年間あったのだ(ひょっとしたら、今でも一番かもしれない...)。どんなにかわいい「ゆるキャラ」でも、笑いの取れる知事の前ではすっかり影を潜めてしまっていた。

言いかえれば、ぼくら営業マンは、常に「東国原」というバッジを胸につけて活動していたようなものだ。「ああ、宮崎県ですか。どうですか最近、知事は?」という会話でどれほど「場」の空気が和み、どれほど多くの商談がスムーズに進んだことか(何もないよりは)。実際、多くの商品やチラシやポスターに東国原知事のイラストが描かれ、宮崎県の「ゆるキャラ」的な活躍もしていた。

さて、そんなバッジがなくなった今、ぼくらの何を胸に付けているのだろう。口蹄疫?鳥インフルエンザ?新燃岳?...。そういうネガでなく、何か前に向かっていく新しいポジな「バッジ」が欲しい。営業マンみんなが勇気づけられる何かが。

...と思って、とりあえず県内の「ゆるキャラ」事情について現状分析を始めてみたら、あるはあるは「ゆるゆる」なキャラクターがどっちゃりとあった。自治体のみならず、企業のものや商品キャラも含めて、把握できただけでも50ほどが「現役」である。チームのものは1でカウントしているので、人数にカウントしたら100を越えそうなイキオイだ。ぬわー。多いわあ。

これまでは「新しいキャラをつくるより、既にあるキャラクターを上手に使おう」という方針でやってきた。しかし使ってみてわかったこととして、元々別のものを背負っている(自治体だとか企業だとか商品だとか)キャラであるから、普遍性がないんだな。宮崎県といえばコイツ、みたいな扱いになりづらい...ということだ。

また、キャラクターは、広く認知させることが難しい。つくったはいいものの、その地域内ですら知ってもらえず、1〜2年で産業廃棄物として抹消されていくキャラクターがどれだけいることだろう。

著名なキャラクター(成功例)のほとんどは、潤沢な予算で行った一大キャンペーンのキャラクターが「たまたま」「ひょんなことで」人気が出た為、「結果的」に地域キャラに「格上げ」されたものばかりである。ゆめ国体のキャラクターから千葉県キャラクターになったチーバ君然り、平城遷都1300年祭のキャラクターから奈良県キャラクターになったせんとくん然り、彦根城400年祭のキャラクターから彦根市のキャラクターになったひこにゃん然り、である。

当たればデカイ、でも当たらない確率めっちゃ高い。さて、うちは「ゆるキャラ」をつくるべきなんだろうか。つくらないとしたら他にどんな「バッジ」があるのだろう。

[memo]
・たまったメールの処理、文書の処理、知事レク、大阪N社の件打合せ等で午前中。午後はキャラの分析など。
・愚息が満10歳。誕生会は週末に。
・「JIN」第1話。
・お袋の人形展記事をWEBでも発見

メディアの考え方

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感じることが多い大阪2daysだった。

そもそも3年前に「宮崎県のアピールを」というテーマに取り組んだ際、頭にあったのは在京キー局であり、新聞であり、雑誌であり、ウェブであった。「全国に向けて情報を発信する」という命題に応えるには、「全国に向けて情報を発信しているメディア」を交渉相手にすることは必然であった。

予算の問題もある。ありえないほど削られた予算では「宮崎のさまざまな魅力」を「全国」に「アピール」するためには、東京に焦点を合わせるしかなかったのである。東京でイベントを打ち、東京のメディアに取材して貰い、PRして貰った。

しかし、悶々としながら動いていく中で、新しい手法を獲得した。大手百貨店、スーパー、コンビニ、ファーストフードといった全国チェーンと組むことで、「店頭」という新しいメディアを開拓したのである。何千、何百といった店頭で一定の期間「宮崎フェア」「宮崎県産」という文字が踊ることで、「おお、また宮崎が何かやっている」と評判になった。

もちろん、相手がのってくる企画を提案しなければならないが、うまく採用となれば、こちらの経費はわずかで、全国的な露出が図れた。しかも単なるアピールではなく、実際に物が売られることで、直接的な経済効果もあった。

「宮崎のアピール」を「宮崎のフェア」のなかに位置づけてみると、逆に、マスメディアへの露出は必須ではなくなっていく。そう考えていくと、肉や野菜が大量に流通している関西地区は、いろんなチャンスが眠っているのかもしれない。うむうむ。やることは山ほどありそうだ。

[memo]
・6時起床。目覚ましより早く。珍しい。
・新大阪駅「神戸屋キッチン」へ行き、お願いランキングで上位3位に入ったパンを購入。いったん電車に乗ったあと、せっかくだからもうちょっと買えばよかったと後悔し、結局戻って追加購入。
・関係各所視察&打ち合わせ。せんちゅうパル→大阪支社(MRT,UMK,宮日)→スポニチプラザ→ぷらっとぷらっと→南海グリル。
・ヘロヘロになった宮崎戻り。そのまま手話教室。第4回目は家族構成について。ヨメに行く、養子を貰うで、微妙に位置関係が変わるのが面白い。なんと豊かな表現か。

大阪!

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大阪出張。

東京への出張ばかりで他のエリアへ行く機会が少なかった昨今。でも、全国の中で考えてみると、関西エリアは農産物も大量に流通しているし、新幹線も繋がったわけで、もう少し戦略的に攻めていかなくてはいけないエリア。一担当としては見えていなかったものが少し見えてきた気がする。

次のステップのために、我が社の大きな組織のなかで、リアルタイムで行う情報共有から。そのための「場」をつくらなくてはなあ。

[memo]
・朝1便で大阪へ。
・5/4に開業したばかりの大阪ステーションシティを視察。大屋根の下にある「時空の広場」が気持ちいい。11Fから14Fの「天空の農園」へのアプローチが面白い。軽いピクニックコースだって。
・OJにて打ち合わせ。なんて攻撃的なチーム(笑)。楽しみだ。
・カフェコムサの素晴らしいマンゴータルト(太陽のタマゴ使用)、ケーキハウスツマガリの社長のこだわり、神門の豪華さに圧倒された1日。
・OJチームと「韓国料理ほるもんや」。

日髙英輝氏講演会

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日本のグラフィックデザイン2008-2010展」にあわせて開催された日髙英輝氏の講演会へ参加。まさかと思ったが、120名の定員は満席。講師から「ちゃんと申し込んでおけよ!」と怒られつつ関係者席(講師のお母さんの隣)を用意して貰った。すんません。

「関係者」だから言うわけではないが、講演内容が素晴らしかった。日髙さんがデザインするのはポスターだったり、CDジャケットだったり、広報誌であったり、つまりはすべて商業ベース上にあるデザインということもあって、「美しい」とか「かっこいい」ではなく、いかに「伝わるか」を強く強く意識したものとなっている。

特に「GReeeeN」のジャケットへのこだわりには、改めて感嘆した。楽曲以外にアイデンティティのない匿名バンドを、どうアイコン化するかという課題に対して、極めて高度なディレクションがなされていた。この方法論は、今のうちの県にもっとも必要なことかもしれないな、とも思ったなあ。

講演の最後は、宮崎出身者としての「口蹄疫復興」への思いが語られた。一緒に新聞広告やポスターを制作したこともあって、感慨深く拝聴した。うーむ。この内容、うちのチーム全員に聞かせたかったなあ。

[memo]
・午前中はだらだらと。午後から「日本のグラフィックデザイン2008-2010展」へ。観賞後、日髙英輝氏講演会。M女史と一緒に。
・親父の誕生会+お袋の古希祝。「Bistro 丸正」。
・「川の底からこんにちは」★★★★。妙な映画。小さなくすぐりも悪くないが、後半の変なハイテンションがおかしい。満島ひかりの神懸かり的演技。