2011年2月アーカイブ

東京マラソン!

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東京マラソンを走ってきた。いや、楽しんできた。

これは「ねずみ」じゃなく「RUN」をテーマにした1日限りの巨大テーマパークなんだな。巨額の資金を投入し、微に入り細に入り丁寧なカスタマーサービスを施し、巧妙にスポンサー広告も入れ込みつつ、入場者(ランナー)をすっかり虜にしてしまう魔法の国である。しかも、その国を支えるのは、多くのボランティア(なんと抽選!)と、42kmの全行程にあふれる沿道のサポーターたち。ビジネスとお祭りの素敵な邂逅。

前半は「観光」的な視点で楽しく走っていたところ、30kmあたりにいた沿道のお姉さんの一言が、後半戦をまったく違うものにしたのである。

 「ここから10kmはおやつタイムだらかね!」

お、おやつタイム? これまでいろんな大会を走ってきたけど、マラソンをそう言う視点でとらえたことなどなかった。そうか、おやつタイムか。「食」なのか。

そう思ったら、本来とてもキツいはずの後半も、わくわくするものになった。風景は二の次。沿道の人の手元ばかりが気になってきた。やや漠然とした記憶ながら、パン4個(チョコパン2個、アンパン、クリームパン)、人形焼き10個くらい、黒砂糖・飴・干しぶどう・梅干し・チョコレートなどを頂いた。ドリンクも、コーラ、アクエリアス、珈琲、紅茶(レモンティー)を貰った(さすがにワインだけは断った)。なぜか、走りながら食べるのって異常に旨いんだよなあ。

あ。念のために書いておくと、東京マラソンは給水・給食がとても充実していて、オフィシャルなゾーンだけでも目一杯飲み食いできます。それ以外に、上記のものを食べて飲んでたってことです。25km地点あたりから足がつりそうで走るのが辛かったが、35km以降は、腹一杯で走るのが辛いという妙なコンディションに(笑)。

それにしても、レース中、こんなに立ち止まり、いろんな人と談笑したことはない(まあ、普通ないわな)。1箇所で話すのはほんの一言二言だけど、何百メートルおきに、喫茶的なことやってちゃね。おかげでタイムは過去最低の5時間27分。でも、過去最高に面白い大会であったよ。

また走ろう、東京マラソン(次回はもっと胃を大きくして)。
企画が前に転がるたびに倍返し的に新しい宿題が増えていく...。前例のないプロジェクトなので視界不良五里霧中暗中模索紆余曲折試行錯誤悪戦苦闘ちゅうなう。とはいえ、なんとか方向性は明確になってきたので、ひとつひとつの課題をクリアしていく段階にはなってきた。さあて頑張りどころだ。

そんなこんなでちっともマラソンに頭が切り替わらないけれど、とりあえず明日からまた東京。そして日曜日、いよいよ本番。東京マラソン。こっちはこっちで頑張らないと。


ちなみに、ゼッケン番号は、「35518」。
「最高!GO!Yeah!」と覚えると応援しやすいでしょう。しやすか?


参考:ランナーアップデート(位置情報サービス)について
ゼッケンや姓名を入力して検索することで
5キロごとの通過タイムを調べることができます。
ランナーアップデートサービスは、
大会当日の2月27日(日)9時ごろ開始します。
PCサイト:http://p.tokyo42195.org/
携帯サイトmobile :http://r.tokyo42195.org/


欲張り過ぎました。

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すいません。欲張り過ぎでした。

仕事、プライベート、いろいろ突っ込み過ぎな今日この頃。モバイルPCを持ってないので、外に出かけると、iPhoneでのメールチェックが限界。仕事の資料づくりも、サイトの更新も一気に滞る。いかんです。ギガンテス。

本日から東京往復びんた5days。

金曜:朝>東京 打合せ数本
土曜:打合せ数本 夕>宮崎
土曜:朝>東京 受付 
日曜:東京マラソン
月曜:朝>宮崎 午後から仕事

...なので、しばらくいろいろなものがストップです。
ごめんして。

ふたりの女性

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見逃したあ!...と大後悔していたら、珍しく家人が録画していた「情熱大陸/今井美樹」。家人、GJ。

宮崎出身の一番?素敵な女性である今井さん。半年間密着したという当番組では、その素敵さが全開だった。真面目で、一生懸命、そして時々めんどくさい(笑)。ちょっと支えてあげないといけない、ホンの少しのめんどくささこそがパートナーである布袋さんが深く愛する部分なんだろう。そんな印象。いい夫婦だなあ。宮崎ライブの映像も貴重だった。


そして、長らく放置していた「プロフェッショナル/石岡瑛子」も見た。石岡瑛子さんといえば、名著「私デザイン」で、その足跡をよく知ってはいたものの、どんな声で、どんな佇まいなのかはこの番組で初めて知った。

御年71歳である。でも若い。その行動や思考が。

石岡さんは、グラフィックデザイナーの肩書きを捨て、単身NYに移り住んだのち(39歳で!)、次々とジャンルを超えたデザイン(主に衣装)を手がけていく。そのどれもが独創的であるばかりでなく、どこか石岡然とした雰囲気もあり、それでいて毎回新しいという凄さ。北京オリンピック開幕式の衣装なんて、圧倒的だったなあ。

歴史を感じさせながらも革新的で、品がありつつド派手。このバランスの凄さ。新作はブロードウェイ版「スパイダーマン」だとか。このためだけにNY行きたいぐらいだ。

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[memo]
・たまったメールに返信。契約書類。企画書。
・ランミ。
・久々にゆっくりした晩ご飯。
・「情熱大陸/今井美樹」「プロフェッショナル/石岡瑛子」

いろいろ出す女

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寝る前に、リンコに本を読んでいたら、突然ミルクを吐き出した(結構大量)。
晩ご飯食べ過ぎだっちゅーの。

着替えさせたついでにオムツをあけてみたら、見事なうんちをしていた。
いつの間に。

そう思いながら、うんちを片付けていたら、ぴーっと液体が手にかかった。
あ。おしっこ。

ベッドがいろんなもので汚れた夜。

[memo]
・子どもらと「海賊戦隊」とか「オーズ」とか2度目の「ガイアメモリ」とか。
・家族で楠並木朝市へ。
・ランチ「富滋味」。尾崎牛汁そば。
・パン屋、珈琲屋。読み残し漫画を読む。岳6、JIN1,2、星守る犬。TSUTAYA。
・子どもと遊ぶ。

akikoさんのライブ

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宮崎市科学技術館プラネタリウムで開催されたakikoさんのライブへ出かけた。

ステージにはエレピとakikoさんだけ。
大きなドームの中にシンプルな構成。
なんだかとても歌がしみてくる。

その雰囲気だけでも良かったのだが、途中、照明を完全に落として、星空を見上げながら星や月の歌を3曲歌ったのが素晴らしかった。よく見なければわからないぐらいのゆっくりしたスピードで動く天空の星。それをシートを倒して見上げながら聴くジャズは、意識をそのまま宇宙にもっていかれそうな不思議な感覚があった。そう思ったのはぼくだけではなかったようで、この間、拍手ひとつ鳴らず、みんなしみじみと空をみあげて聞き惚れていたのだった。

最後の方で、ちょっとだけ施設の担当者が「冬の星座」を解説してくれたのもよかった。なんか胸がいっぱいになる素敵なコンサートだったなあ。手配をしてくれたRさん、ありがとう。

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[memo]
・寝不足。
・フェア会場を視察。キルフェボン、東京駅、品川駅。
・宮崎へ。
・子どもを連れて義妹1号宅。
・「akikoライブ」。

本番

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無事、本番終了。
これほど、参加スタッフの満足度が高かったイベントも久しぶり。よかった。
ムービー2本、新聞数社、雑誌数社。パブもまあまあ。

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[memo]
・寝不足。歩いて会場入。
・会場設営確認、オールスタッフ打合せ、詳細修正など。
・オンタイムで知事、川越氏会場入。試食会。本番。
・川越氏としばし談笑。撤収。
・打ち上げ「かこいや」銀座。
・Nシェフと打合せ。渋谷「DIVERTA」。すげー店。
・さらに「たもいやんせ」。03:30。

やさい家めい

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打合せに訪れた「やさい家めい」さんで、さまざまなおもてなしが。
すごいな〜。

担当Fのtwitterアカウントまで記載してあるランチョンマット。

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[memo]
・もろもろイベント調整。
・サンシャインレディとコスモスレディを空港へお迎えに。昼飯食いながら打合せ。
・機内で「BRUTUS」を熟読。
・ホテルへの道すがら、宮崎から仕事メール&電話攻撃。
・東京駅にて現場確認。
・「やさい家めい」で打合せ。F田、I津、2レディ。
・部屋に戻って準備いろいろ。眠れない。

大ポカ

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あー。やってもうた。手続き的な凡ミス。事務が苦手な事務屋。もう事務屋の看板おろしたい。かわりに営業屋の看板を掲げる。その方が世界は平和だ。

...お前もそう思うだろ。

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さて。明日の朝日新聞(首都圏版・夕刊)にご注目。

[memo]
・レディ行程確認、エバ食材調整、知事レク。

みやざきweeeekをよろしく☆

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宮崎の「おいしい」や「たのしい」が集まった「みやざきweeeek」をヨロシクです。

いろいろあるです。


これからも続々登場(の予定)。

[memo]
・エバ調整(R女史と)、投げ込み、A新聞来訪、行程表...。20:00。

イベントの詰め

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イベントの最終の詰め作業。

東京事務所にフォローしてくれる優秀なスタッフがいるから成立できているものの、それなりに規模感のあるイベントを仕込んでいくのは、多くの関係各所に気を配り、目を配り、神経をすり減らす作業の積み重ねである。そうやってできあがったものは、さも楽しそうな、ノー天気なものだったりするのだが...。

[memo]
・ガイドブックとポスターが大量に届く。再配送手配。エバ企画整理。レディ調整。サイネージ確認。新聞広告最終。知事レク資料。0:00。
あまりの評判の良さに思わず借りてみて大正解。劇場で見ればよかった。実写版「あしたのジョー」を見てガッカリ感が大きかっただけに、この子ども向け映画の完成度の素晴らしさに溜飲をさげた。日本映画は素晴らしい。

無論、これはテレビドラマシリーズの映画版であり、世界観やキャラクターの設定を共有している前提のドラマである。ファンの為の映画である。それでも、66分(公開時は戦隊モノとの2本立てだった)の中に、これだけ詰め込んで、物語が崩れず(詰め込み過ぎではあるが)、キャラに命を吹き込み、子どもも、そして大人もしっかりと感動できる作品になっているのは奇跡的じゃなかろうか。

脚本、演出(特にアクション)、編集がちゃんとしてるのな。テレビドラマのラインを守りつつ、キャラクターの成長エピソードが際立っている脚本。台詞もいちいちかっこいい。ワイアーアクションと特撮、時にローテクをも自在に組み合わせて全く飽きさせないアクション。「メモリ」という小道具をパーフェクトに使い切って、ぐいぐい畳み掛ける演出。細かくカットを割りながらも、ちっともうるさくならない巧みな編集。そしてなにより、これは「仮面ライダーの物語である」ことがしっかりと軸にあることが素晴らしい。大人の方がむしろ泣く。

この映画のスタッフで、2時間のオリジナルヒーローもの(スパイダーマン的な)をつくって欲しいなあ。あ。いや、やはりライダーか。大人も楽しめる「新生仮面ライダー」。うん。見たいぞ。

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[memo]
・「OTV/ホイチョイプロダクション」★★★読了。
・娘2号と2度寝。至福。
・週末恒例、灰の掃除。車の洗車。TSUTAYAへ。読みたい漫画がみな貸し出し中。
・ミカちゃんが遊びに。Mery'sのチョコレート旨い。
・従兄の子どもの結婚式。神宮会館。食べ過ぎた。
・「仮面ライダーW 運命のガイアメモリ」★★★★★。

映画「あしたのジョー」

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子供ら(特にハナ)からせがまれて「あしたのジョー」を見に。「毎日かあさん」とか「グリーンホーネット」とか「キックアス」とかほかに見たい映画はあるのだけれど...。(「冷たい熱帯魚」はDVD待ちかなあ...)。以下、ネタバレ含みます。

冒頭、ちょっとビックリした。昭和な風景に登場する矢吹ジョー。「絵」としてすごく美しい。泪橋を渡るシーンではこれは意外に傑作なのかと思った。喧嘩シーンも悪くない。ちょっと期待しちゃおうかな...と思った途端、「○○コール」というガッカリシーンがあって、急にそこからぐだぐだに。こういうシーンを平気で描くのは日本映画の一番悪いクセかも。

前半はとにかくテンポよく物語が進む。つか進み過ぎ? 少年院での様々なエピソードが端折りに端折られている。力石と出会いました、試合しました、のみ。2時間という制約上やむをえないかなあ...とも思ったけれど、白鳥麗子とのどうでもいいような新エピソードが盛り込まれていたりして、バランスが悪い。

そして後半はなんかダレにダレる。ウルフ金串戦は、ダブルクロスカウンターを見せるためだけの試合でしかなくなっていて(せめてどんな選手かというエピソードぐらい挟まないと...)、その割に時間的には、結構引っ張ったりもする。そのくせ、肝心の力石戦は、すごくあっさり風。うーん。

せっかく俳優たちが頑張っているのに(特に伊勢谷は、かなり力石っぽかった。ギラつき感がハンパない)、この脚本、この演出では少し可哀想じゃないだろうか。なぜジョーと力石は惹かれ合ったか。そこだけはちゃんと描かないと、この映画は成立しないハズだ。力石が無理な減量までするわけだから。

演出上最悪なのは、どう見てもパンチが当たってない感。ボクシング映画として問題外じゃないかな。ジャニーズ俳優にマジパンチを当てるわけにはいかないんだろうけど(じゃあ出るなって話だけども)、この画像では何も伝わってこない。CG感たっぷりのモーションピクチャーもなあ。相当よろしくないと思うがなあ。あと、どうでもいいけどジャニーズといえば、映画のポスターがWEB上に全然落ちてない。そこまで肖像を守る姿勢は立派かもしれない。

いい作品になった可能性があったのにもったいない映画だった。

[memo]
・子供らと「あしたのジョー」★★。
・フードコートで牛丼食べて、床屋へ。
・パスタの仕込み。K邸へ。家族連れの大パーティ。わいわいと。

漫画「鋼の錬金術師」

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10代〜20代にかけて、あれほど読み散らかしていた漫画も、30代の頃にほとんど読まなくなってしまった。結婚、子育て...という環境の変化が、次第次第に、日々の気持ち的な余裕をなくさせてしまったのだろうか。漫画を読まなくても生きてはいける。No life, No Manga ...というほど、絶対的なものではない。ぼくにとっては。それでも、読んでおいた方がよい漫画というものは間違いなく存在する。「鋼の錬金術師」もそんな作品のひとつだった。よかった読めて。

今さらではあるが、この作品の魅力は実に多彩だ。壮大な世界観、哲学的なテーマ、そしてそれらにリアリティを持たせる人物の描き込みと絵柄。小説でいうところの小野不由美的な美しさもある。日本のファンタジーってレベルが高いんだなあ。

作者の荒川弘(あらかわひろむ)は女性だとう。「モテキ」の久保ミツロウでも思ったが、作風で男女の区別がつきにくい時代になったなあ。

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[memo]
・ダメダメな日。2日酔がひどい。7時にひどい頭痛で目が覚める。頭痛薬を飲んで寝る。次に目が覚めたら12時過ぎ。昼飯を食って、そのままダウン。次に起きたら17時。時間の無駄遣い。
・夕食後、録画していた「家族に乾杯 宮崎市後編」を見て、漫画読み。「岳」3-5、「北斗の拳」24-27。

ヒミ・オカジマさん

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ヒミ*オカジマ氏の講演会に行ってきた。

〜講演会パンフレットより〜
金もコネも人脈もなく、自らの意思だけで07年10月、NYマンハッタンにHAKATATONTONをオープン。世界不況の最中であり、宗教上豚を食べないユダヤ人が8割を占めるこの街で、全米3大ネットワークCBSテレビがオープン当日を生中継し、翌日にはそのニュースが世界配信される。その勢いは留まらず、アメリカ版「料理の鉄人」審査委員長が絶賛し、New York Timesや、Time outが特集を組み、今では予約が2週間待ちという超繁盛店に。異国の地で、誰ひとりとして振り向きもせずに捨てられていた「豚の足」を使い、彼はどのようにしてニューヨーカーを夢中にさせたのか?


最初、このプロフィールを読んだとき、失礼ながら「すげー眉唾」な印象を持った。テレビや新聞での絶賛なんて、「誰も確認しようがない」し、そもそも名前がインチキくさい w。でもまあ、まわりがあまりに「ヒミ力(ひみりょく)」に取り憑かれているので、かなり懐疑的な気持ちで会場に向かったのであった。(実は先日、県庁でバッタリお会いしたときには随分印象は変わっていたのではあるが)

で。小1時間、話を聞いて、自分もすっかり「ヒミ力」に魅了さてしまったのである。バカ話も多いヒミさんだが、話に熱があり、言葉に力があるのだ。トントン拍子に進んだようなサクセスストーリーが、ちっとも嫌みじゃない。ああ、この人なら、そんな風にまわりを巻き込んで、ぐいぐいとモノゴトを前に進めていけるだろうな、と思わせる。商売上のテクニカルな部分も、説得力のある企画だったりする。話の後段では、サクセスの裏舞台、苦労話も出てくるが、結構深刻な事態を、ギリギリのところで「ひょい」と乗り越えるバカ力も持っている。

ヒミさんは、商売人というところに留まろうとしていない。人と人を繋ぎ、損得という価値観ではなく、嬉しい楽しいという価値観で、世の中を満たそうとしている。その気持ち、とてもよくわかる。仕事、プライベート、そしてソーシャル。そのソーシャルな部分って、実はとても大きな「生き甲斐」だったりするのかもしれない。...なんて思いながら、楽しい夜を過ごしたのだった。

ちなみに、ヒミさんの本名は、岡島ヒミさん。インチキくさいとか言ってすいません...。

[memo]
・新聞広告修正、契約書、出張準備、M県来訪調整...。
・ボランティア関係ランミ。
・「ヒミ・オカジマ」講演会。2次会。3次会「hana」。

漫画「モテキ」

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「モテキ/久保ミツロウ(講談社)」。

今さら恋愛漫画なんて...と思ってスルーしていたこの漫画。読んでみたらすげー面白いでやんの。

作家・久保ミツロウさんは、女子なんだけども、まあ、妄想的に男子心理を描くのが素晴らしく上手。なんだか懐かしいのな。このダメダメで、鬱々で、墓穴を掘りまくりで、相手に対する自分の気持ちよりも、相手からの自分への気持ちとか、下半身とか理想とか他者との比較とかで恋愛を激しくこじらせる感じ。ぼくはもうこの場所にはいないけれども、結構長い期間そうであったからなあ。

あとは、登場人物女子のなかで「誰が好きか」という話題で男子チームで盛り上がりたい。ドラマも借りて来てみようかしらん。

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[memo]
・ガイドブックにミスが...。HP修正。新聞広告案選定、調整。エヴァ調整。サンシャインレディと打合せ。20:00。
・中山間をテーマにしたランミ。
・ローソンのUchicafeをみんなで。
・「モテキ」2-4。
共感を得るところからスタートするのが、ソーシャルメディア。
大きな共感があれば大きな拡散が起こる。
それはそうなのだが...。

いよいよ本格的に始まる「2011 みやざきweeeek」(←仮オープン中)のプロモーションのため、twitterのアカウントを取って、さーて拡散するぞー...と思った。ら。んーっと、フォロアーってどうやって増やすんだっけ? 

まずは自分がフォローする人を増やして...と思っていたけど、イベントの性格上、
・首都圏在住
・適度にフォロアーの多い人
・宮崎の現状に心を痛めている人
・食に関心のある人
...といった方を対象にしたいという戦略もあって、いちいちプロフィール見ていたら、これが全然フォロアーが増えないのな。

だからと言って無作為にフォロアーを増やそうとしても、目の端に「秋田県在住。食とか旅にはまったく興味がないです。フォロアー15人。」みたいなプロフィールが入ってくると、フォローする手が止まってしまふ。ううむ。困った。

それなりにtwitterをやってたつもりだけど、「営業」で使うという頭がなかったから、効果的に拡散させる方法がうまく思いつかない。んー。ダメじゃん。

まずは原点に帰って考えてみると...(→冒頭に戻る)

[memo]
・M県ランチ段取、HP修正、テレビ通販収録準備、ヘキサゴンイベント段取、ミス派遣段取、新聞広告ダメ出し等。22:00。
・よくわからないまま参加したランミ。楽しいけど。
・なぜかM女史と昼間に電話で打合せ。いい方向で是非。

もうひとつのブログ

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ぼくがプロデュースしているブログ「ふぞろいのマンゴーたち」。

スタートして半年ほどは、なんとかデイリーな更新を続けていた。しかし、昨年春、口蹄疫の発生を受けたところで、ライターたちのモチベーションが大きく落ちてしまった。「美味しいよ!」とか「楽しいよ!」って言ってる場合じゃないよね、的なムードもあって、長らく更新が途絶えることに...。その後、終息宣言となったものの、たまーに更新したりしなかったり。一度さがったモチベは簡単には復活しない。

ところが、最近、若いスタッフたちが元気になってきた。それはブログではなくtwitterの方。来週から首都圏で本格的にプロモーション活動が始まる「2011 みやざきweeeek」に向けて、いろんなツイートを始めたのだ。まあ、いわゆる「営業ツイート」ではあるものの、本気で宮崎らぶな連中による、愛情たっぷりなツイートであるから、何かしら伝わるものはあるのだと思う。うむ。おじさんも頑張らなきゃ。

[memo]
・DK社と予算、イベントの打合せ。M県来訪の段取。配布先調整。サンシャインレディ申請。セキュリティ解除申請...など。

映画「ぼくのエリ 200歳の少女」

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鳥フルのせい?新燃岳?...まあ、その両方なんだろうけども、どうにも意欲減退な日日。こういうときこそ元気だしていきまっしょい!...とそれなりに普段は元気に過ごしているつもりでも、週末にどーっと無気力感に陥るな。まあ、無気力つったって、鬱々としているわけではなく、家事と子供との時間に追われている分マシではあるが。

この無気力感って口蹄疫の最中に感じていたものと同じ種類である。口蹄疫の際は、8/27の終息宣言を受けて、気持ちのリセットが出来た。鳥フルは季節が変わるにつれて徐々に開放される部分もあるだろう。が、新燃岳の方は怖い。報道にあるような享保噴火(1年半の噴火の最後に大爆発)に近いとなれば、ずーっとこんな「もやもや」といった気分で過ごすことになるのだろうか。はー。うんざり。

まあそんなこんなで、脳内活動をたっぷり休ませた今週末に拾い物の映画を1本見た。「ぼくのエリ 200歳の少女」。

ホラー映画?ラブストーリー? 「相当面白いらしい」という以外の予備知識ないまま、なんとなくTSUTAYAで借りてきた。冒頭30分ぐらいは「あれーハズしちゃったか?」と思ったぐらいだけれども、これが素晴らしく面白い映画だったのだ。

スウェーデン映画。練りに練られた脚本と、抑制の利いた演出と、ここぞというところの大胆な描写のバランスが凄い。冒頭でハズしちゃったか...と思ったのは、必然性のある抑制だったのだ。

映画「ナビィの恋」で登川誠仁が演じた「恵達」に通じる登場人物が出てくる(...なんて感じるのは、ぼくぐらいかもしれないが)。まあ、息子の名前に使ったぐらいであるから、この手の「男」っぷりにはぐっと惹かれてしまうのだ。

いずれにしても、エンターテイメントとして完成度の高い作品。北欧の寒々しい風景が舞台としても活きている。このパワー凄いな。ちょっと元気でた。

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[memo]
・「岳」1,2。「北斗の拳」22,23。
・子供らと。パン屋、tsutaya、珈琲。
・リンコとベッタリと過ごす午後。
・「ぼくのエリ」★★★★★。

灰かぶりな町

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灰かぶり姫といえばシンデレラ。
灰かぶり町といえば都城とか日南とか宮崎とか。

ちょうどこんな灰が流れている最中に洗車をしていた自分。ああ、バカ。
つか、都城盆地が真っ白!

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[memo]
・玄関、車庫、車の灰を清掃。
・「Hands man」にて灰処理用のホウキとチリトリを購入。
・昼は今週のおでんの汁をベースにした「カレーうどん」。激うま。
・「ヒックとドラゴン」を家族で。
・夕方仕事へ。シェフたち向けの資料>送付。
・子供のリクエストで手巻き寿司。

月と専制君主/佐野元春

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佐野元春って相当久しぶりな感。

ぼくが熱心に聴いていたのは、「Heart Beat」('81)から「Sweeet 16」('92)あたりまで。佐野元春といえば、スタイリッシュ。パクリ疑惑もあったスタイルカウンシル(ポール・ウェラー)とイメージはホントに近くて、いつも佐野元春は佐野元春のままで「かっこいい人」だった。

不思議とこの10年は、まったく聴いてなかった。どうしてなんだろう。自分が結婚したり、子育てしたりして、「かっこいい」ことをやっている余裕がなかったからだろうか。「かっこいい」が必要なかったからなのか。

そして、久しぶりに触れた佐野元春は、やっぱり「かっこいい人」だった。それも、老成しているというか、職人的な「かっこよさ」というか、確実に変化し続けたこの10年を感じる「かっこよさ」なのだ。ああ、この人は小説家で言うなら、村上春樹とか北方謙三的な、我が道を求め続ける人なのだなあ。

名曲ぞろいのこのアルバムでも、個人的に「ヤングブラッズ」(Shout to the top w)の成熟度に深く感動。これは今の自分にとても響く2011版の「ヤングブラッズ」だった。20代のときに感動した曲で、まったく新しい感動を得るなんて。素敵だ。ああ。聴いてない(失った)10年を取り戻さなくちゃ...と思った。明日、TSUTAYAへ行かなくちゃ。

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[memo]
・配布一覧作成。某制作会社の1周年企画案。飛び出すことを考える夜。
・トレスパーデへ挨拶へ。
・「2046」な夜。

椅子フェチ

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「REAL DESIGN」はハーマンミラーの特集。
「BRUTUS」は居住空間学・椅子の特集。

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ハーマンミラーの美しい椅子のカタログを眺めていると、その造形美に惚れ惚れとし、いつか手にする(かもしれない)自分の椅子たちを想像し、触り心地や座り心地を思い浮かべ、とても幸せな気持ちになれる。

また、使い込まれた椅子の写真も実に美しい。木目には傷が走り、クッションはヘタって、皮も毛羽立っていたりする。しかし、生活の一部に組み込まれ、「道具」としての歴史を重ねた椅子の姿がまたぐっとくるのだ。


我が家でデザインチェアと呼ばれるものは、Yチェア2脚、セブンチェア2脚、シェーカー2脚。椅子は高級品であるからコレクションには限界がある。もちろん、収入がたーんとあれば、山ほどコレクションするのだろうが。でも他人のを眺めているだけでも楽しいのが椅子なのだ。

いつからこんなに椅子フェチになったのだろう...。

ひょっとしたら、北海道のアリスファームで、自作のシェーカーチェアをつくったときが発端なのかもしれないな。たかだか2日間のコースであったから、パーツを組み立てて、座面のロープを編んだ程度のもの。それでも、何時間もヤスリをかけて背当てを磨きあげ、愛情を持って組み立てた椅子は、とても愛すべき椅子となった。そしてシェーカーの椅子は佇まいがとても美しい。

人を乗せ、長い時間を一緒に過ごす道具。
そしてそれを体言するデザイン。

いつか、オリジナルの椅子をデザインしてつくれたらいいな。

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[memo]
・サイネージ、新聞広告(DK社打合せ)、ミス観光のリクエスト、特命大使...。どれもこれもうまくいかない日だなあ。
・節分だった。鬼は外。福は内。

チャーチル

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大病で入院中の先輩を見舞い、なかなかうまくいかないイベントのことを愚痴ったら、突然、チャーチルの話を始めた。

第二次世界大戦初期、ドイツとの戦争に苦しんでいた時期、ラジオや議会での演説を通じ、憔悴した国民を鼓舞し、総力戦で叩くことを訴え続けた。「絶対に屈服してはならない。絶対に、絶対に、絶対に、絶対に」と。その後、イギリスはドイツ空軍との「バトル・オブ・ブリテン」に勝利することになる。

リーダーたるもの、チャーチルのような強い意志と、楽観主義でいかなくちゃ...という話である。世界史に疎いぼくだけれど、しかも、何のリーダーでもない自分だけれど(ははは)、気分ひとつで、事態が大きく変わることがある、ってことは想像できる。さあ、なんとかなるさ、絶対に、絶対に、絶対に、絶対に。

[memo]
・TJ打合せ。いいアイデアは出ず、悶々と。
・午後、T氏を見舞いに。
・宮崎便が欠航。鹿児島便へ振替。鹿児島からはバスで宮崎駅。

村上春樹の誘惑

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空港で「雑文集/村上春樹」を見つけて狂喜乱舞。

資料読み込みをパスして、機内で思いっきり熟読。前にも書いた気がするが、ぼくは村上春樹の小説より、エッセイや紀行文の方が好きだったりする。その冷静な観察眼と表現力の突き抜け方が尋常でない。

本作は、これまで単行本として発表されなかったエッセイ、序文・解説、挨拶、フィクションといったさまざまな文章が集められている。音楽の章では、そのほとんどが聴いたことのない楽曲の解説だったりするのだけれど、キラ星のような文章に撃たれて、速攻Amazonで注文しちゃったりもするのだった。

特に『アンダーグラウンドをめぐって』の章にある「東京の地下のブラック・マジック」などは、思想家・村上春樹の深い洞察力と分析力と表現力にひたすら圧倒された。こんな名文がお蔵入りだったなんて! 村上本は、もったいなくて、ちびちび読むのが常だけど、本作は好き過ぎて一気に半分まで来てしまった。しばらく放置しなくちゃ。

それにしても、この表紙は凄いな。ブラック過ぎる。

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[memo]
・宮崎空港初のANA1便、なんとか飛んだ。
・R社打合せ。エヴァ関係。
・ランチ食う間もなく、TK社打合せ。なかなかツライ状況だな。でも感謝。
・レストランMにて打合せ。誤解が誤解を呼んで話が進まない。嗚呼。
・フォロー打合せ。方向性を確認。
・「カルネヤ」へ。米、米、直の3人で。楽しくヘベレケな夜。
・夜中にYと。リアル〜。