椅子フェチ

| コメント(0)
「REAL DESIGN」はハーマンミラーの特集。
「BRUTUS」は居住空間学・椅子の特集。

51R2QQROYaL._SL500_AA300_.jpg51+oyDlUN+L._SL500_AA300_.jpg

ハーマンミラーの美しい椅子のカタログを眺めていると、その造形美に惚れ惚れとし、いつか手にする(かもしれない)自分の椅子たちを想像し、触り心地や座り心地を思い浮かべ、とても幸せな気持ちになれる。

また、使い込まれた椅子の写真も実に美しい。木目には傷が走り、クッションはヘタって、皮も毛羽立っていたりする。しかし、生活の一部に組み込まれ、「道具」としての歴史を重ねた椅子の姿がまたぐっとくるのだ。


我が家でデザインチェアと呼ばれるものは、Yチェア2脚、セブンチェア2脚、シェーカー2脚。椅子は高級品であるからコレクションには限界がある。もちろん、収入がたーんとあれば、山ほどコレクションするのだろうが。でも他人のを眺めているだけでも楽しいのが椅子なのだ。

いつからこんなに椅子フェチになったのだろう...。

ひょっとしたら、北海道のアリスファームで、自作のシェーカーチェアをつくったときが発端なのかもしれないな。たかだか2日間のコースであったから、パーツを組み立てて、座面のロープを編んだ程度のもの。それでも、何時間もヤスリをかけて背当てを磨きあげ、愛情を持って組み立てた椅子は、とても愛すべき椅子となった。そしてシェーカーの椅子は佇まいがとても美しい。

人を乗せ、長い時間を一緒に過ごす道具。
そしてそれを体言するデザイン。

いつか、オリジナルの椅子をデザインしてつくれたらいいな。

110203isu.jpg

[memo]
・サイネージ、新聞広告(DK社打合せ)、ミス観光のリクエスト、特命大使...。どれもこれもうまくいかない日だなあ。
・節分だった。鬼は外。福は内。

コメントする