メディアの考え方

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感じることが多い大阪2daysだった。

そもそも3年前に「宮崎県のアピールを」というテーマに取り組んだ際、頭にあったのは在京キー局であり、新聞であり、雑誌であり、ウェブであった。「全国に向けて情報を発信する」という命題に応えるには、「全国に向けて情報を発信しているメディア」を交渉相手にすることは必然であった。

予算の問題もある。ありえないほど削られた予算では「宮崎のさまざまな魅力」を「全国」に「アピール」するためには、東京に焦点を合わせるしかなかったのである。東京でイベントを打ち、東京のメディアに取材して貰い、PRして貰った。

しかし、悶々としながら動いていく中で、新しい手法を獲得した。大手百貨店、スーパー、コンビニ、ファーストフードといった全国チェーンと組むことで、「店頭」という新しいメディアを開拓したのである。何千、何百といった店頭で一定の期間「宮崎フェア」「宮崎県産」という文字が踊ることで、「おお、また宮崎が何かやっている」と評判になった。

もちろん、相手がのってくる企画を提案しなければならないが、うまく採用となれば、こちらの経費はわずかで、全国的な露出が図れた。しかも単なるアピールではなく、実際に物が売られることで、直接的な経済効果もあった。

「宮崎のアピール」を「宮崎のフェア」のなかに位置づけてみると、逆に、マスメディアへの露出は必須ではなくなっていく。そう考えていくと、肉や野菜が大量に流通している関西地区は、いろんなチャンスが眠っているのかもしれない。うむうむ。やることは山ほどありそうだ。

[memo]
・6時起床。目覚ましより早く。珍しい。
・新大阪駅「神戸屋キッチン」へ行き、お願いランキングで上位3位に入ったパンを購入。いったん電車に乗ったあと、せっかくだからもうちょっと買えばよかったと後悔し、結局戻って追加購入。
・関係各所視察&打ち合わせ。せんちゅうパル→大阪支社(MRT,UMK,宮日)→スポニチプラザ→ぷらっとぷらっと→南海グリル。
・ヘロヘロになった宮崎戻り。そのまま手話教室。第4回目は家族構成について。ヨメに行く、養子を貰うで、微妙に位置関係が変わるのが面白い。なんと豊かな表現か。

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