記憶することをあきらめた(笑)

| コメント(0)
久しぶりに「ファイトクラブ」を見た。

誰かのエッセイで「この映画は人生ベスト1」だと書いあった。「ああそういえば...」と思い出そうとして、「主人公(ブラッドピット?)がビルの窓から夜景を眺めているシーン」の記憶しかないことに気がついた。ぼんやりと「面白かったような」気がするものの、どれほど感激したかというところは曖昧だ。

もうこれは、登場人物の名前を覚えてないっていうのとはレベルが違う記憶力のなさ。「ファイトクラブ」っつーぐらいだから、なんか喧嘩するチームの話だっけか?...というのは、もう見ていないのと同じである。

というわけで、再度見れば、おいおい思い出すだろうと思ってDVD借りてきた。そしてこれが、上映中、一度も「そうそう。そうだった!」と思い出すこともなく普通に最後まで楽しく見れたのである。ラスト近くで明かされる「衝撃の告白」では、普通に「そうだったのか!」とビックリした。どんだけだよ。

まあしかし。ここまで記憶力がない自分はある意味アッパレである。開き直るしかない。記憶はすべて脳の外に置こう。必要なときにクラウド(たとえばこの「海森堂」)から引っ張りだせるようにしておこう。海森堂の愛した数式、のように。

[memo]
・息子と床屋へ。ふたりしてショートモヒカン? カラーリングも。
・街市へ。CORNERで蓮井さんと写真談義。贅沢だなあ。ケータツと一緒にゲーセンに行って山のようにチョコをゲット。百姓隊のドレッシングとか木村さんの漬け物とか。
・西都へ。久しぶりのお袋の個展を激励に。「めんぱ亭」で夕食食べて帰宅。
・「ファイトクラブ」★★★★★。公開後10年を越えて、さすがに「古さ」を感じるシーンがないわけではないが、まだまだ十分に「ぶっとんでる」映画ではある。エドワードノートンとブラッドピットの演技が凄まじい。そうそう。ヘレナ・ボナム・カーターも。

コメントする