楽天市場はインフラ

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楽天が主催する「自治体向け勉強会」に参加してきた。

創業14年目なんだそうだが、もはやすっかりインフラであるな。楽天市場のみならず、トラベルやら、金融やら、ひいては結活!まで、大きな「楽天」の枠に包まれて事業展開している。たとえば、小田急線や西武線は、民間の鉄道会社だが、百貨店やらスーパーやらリゾートやらを展開して、非常に大事なインフラとなっている。それと同じこと。交通、電気、ガス、電話等に続く「生活に必要な社会基盤」のひとつなのだ。

もちろん、「yahoo」「Amazon」も同様だ。生活様式はネットの登場によって、より複雑化・高度化していて、もはや過去には戻れないところまで来ている。より便利なもの、より快適なサービスが、利用者の圧倒的な支持を受けインフラ化していくのだ。

この世界不況にあって、楽天は毎年20%近い売上増を続けているという。注文の形態も、PCから携帯、そしてスマートフォンへと移行が進み、ヒトビトはより手軽で便利な買物にシフトしていっている。その流れにうまく乗ったのだ。

いまだに「楽天はノーリスクで利益をかすめ取るからけしからん」だとか「楽天に出店してちっとも儲からなかった人がたくさんいる」だとか「広告費をやたら取る」言う人がいる。そんなことを言って何のメリットがあるのだろう? ショッピングモールに場代は必要で、ショッピングモール内でも競争があって、フェアごとに協賛金を取るって当たり前じゃないか? 遠吠えをする前に、もっと前向きなことを考えなくては。楽天というインフラを使って、地方に何ができるかを。

それにしても、以前、自治体の全国会議といえば、霞ヶ関が音頭をとって集めるものだった。今や一民間企業が自治体を集める時代である。この流れ、もっと加速するぞ。

[memo]
・楽天カンファレンスに終日参加。
・午前中は自治体勉強会。途中、三木谷社長講演やショップオブザイヤーを挟み、夕方は講演+部会。たった5分の講演とファシリテーター。
・夜の部でくろみえ女史とつづく氏と同級生と発覚。すごいメンツだ。
・飲み足りず、部屋飲み。

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