あしたのジョー(原作)

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そういえばちゃんと読んでなかったのだ。「あしたのジョー」。

記憶にあるのは、中学生の頃に見たアニメ版「あしたのジョー2」。劇場版もつくられ、当時はちょっとした再ブームだった。あれから30年!原作が描かれてからは40年!ついに実写映画化(ホントは2度目)されるという。

山下の前髪は前に伸びてないし、伊勢谷も普通の髪型なのに、なぜ、なぜに香川照之だけそのメイク?...ということはさておき、期待しているよ実写版。主演二人の肉体がすごい。アイドルの身体じゃない。ただ、宇多田ヒカルの主題歌は、ちっとも「ジョー」っぽくない。世界観違い過ぎるよ。やっぱ ♪サンド〜バックに〜浮かんで消える〜 じゃねえの? 「ヤッターマン」の実写版もそうだったけど、主題歌ってないがしろにされがちだなあ...。

というわけで、原作を文庫版で借りてきて読んでみた。一部に無茶なストーリー展開はあるものの(車田正美並みのスーパーパンチなんて記憶になかった!)、徹底的にハングリーな展開、そして、ちばてつやの「絵」がやっぱりすごい。よく見るとパンチした腕が長過ぎたり、殴られた顔が骨格ごと歪んでたりするのも匠の技。線に熱があって、この「絵」に引き込まれてしまう。

汗をかき、血を吐く感じ。肉体と肉体がぶつかる感じ。肉体を削ぎとしていく感じ。ボクシングのことをよく知らない読者(ぼくだ)にも、それらの「痛み」を感じさせる「絵」なのだ。この「絵」があるから「あしたのジョー」は伝説になったんだな〜。

...ってここまで書いて、変なことに気がついた。あれ?「絵」は凄まじいとして、梶原一騎原作のストーリーって、まるごと「ロッキー」じゃね? 

矢吹丈=ロッキー・バルボア
丹下段平=ミッキー
マンモス西=ポーリー
力石徹=アポロ・クリード
白木葉子=エイドリアン

多少、位置づけは違うけど、物語上の役割はこのまんま。制作順ではもちろん「あしたのジョー」が先。ぬう。スタローン、実はカートゥーンネットワークで見てただろ。

ashitanojou.jpg

[memo]
・朝2便で宮崎へ。
・TSUTAYAで漫画を借りて帰宅。
・ランチは自宅でうどん。
・「あしたのジョー/ちばてつや」★★★★★。9-12。ケータツは読み終わって一言「え!これで終わり!うっそー!」だって。

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