妄想鉄道の夜

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東京にて、打合せ。

大企業を相手の企画会議では、先方もしくは当方の「企画書」がないと話が始まらない。関係部署も多くなるし、最低限の「たたき台」がなくては議論ができない。

一方、新興の元気企業と打合せをする際は、むしろ「企画書」なんてない方がいいのかもしれない。「こんな企画はどうでしょう?」で始まると、話が妙にこぢんまりとしてしまう。そもそも元気企業は、「あふれるアイデア」があるものだから、雑談的なスタンスで臨む方が、俄然話が面白く転がっていく。

今日も「基本なんでもアリです。○○だけをクリアすればいいんです。」という大原則だけは抑えつつ、かなり「妄想」的な話をふってみたら、相手側から、思いもよらない発想が次々と出てきた。ぼくが走らせた「妄想列車」にご乗車いただいたわけだ(笑)そうなると列車はなかなか止れない。

「あれはどうよ」「こういうの面白くね?」と、どんどん話が大きくなっていく。ま、いずれ予算だの、準備期間だの、ロットだのといった現実問題が、あるべき落としどころへ落ち着かせてくれるだろうから、せめて今宵だけは、妄想列車を走らせ続けたい。ああ、おもろ。

それにしても、某社社長。すごく魅力的だったな。友達になりたい。

[memo]
・東京。ランチ「ファーストキッチン」。
・O社と打合せ。かぼちゃカー? F社と打合せ。1億円?
・めざマルシェ視察。

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