流行の?「ハーブ&ドロシー」を見に。渋谷のシアター・イメージフォーラム。
うーん。この映画館、ちょっとつらいなあ。何も考えず中央よりやや後ろ気味程度の席に座ったら、画面が高すぎて、相当見上げる感じだった。マイナーな映画を頑張って発掘しているのは素晴らしいとして、今どき、この環境ではどうなんだろう。よほど我が家のTV環境の方がいい。残念。
とはいえ、映画自体は素晴らしいものだった。女性監督が資材を投じて...ということだったので、もっと素材力勝負の素人臭いものかと思っていた。これが編集といい、音楽といい、とてもリズムよく展開していく。ドキュメンタリーなのに、とてもキュートな風合いに仕上がっている。
もちろんそれは、登場人物であるハーブ&ドロシー夫妻の魅力に負うところが大きいわけだが、古い映像と今の映像の組み合わせだとか、二人への遠慮ないアプローチだとか、監督ならではの演出も、相当にキュートだったな。
それにしても、映画を見ている間、たぶんこの映画の主題ではないところで、ずっと考えてしまうポイントがあった。それは人生の楽しみ方だったり、人生の終い支度(@中村メイコ)的なことだった。ひたすらアートをコレクションし続けることで、つまりは1点だけを深く掘り下げることだ、その奥に大きな広がりも見いだした夫妻。そして、その楽しみを知っているからこそ、最後に大きな決断をする夫婦。
なにか「生きる」ということの究極の答えのひとつを見た気がした。
・Run。軽〜く10km。6'30。競馬場やら海浜公園やら倉庫街やら。
・東京出張。
・TK氏レストランにてマネージャー氏と打合せ。代官山。基本了解。
・O社F氏とランチミーティング。「やさい家めい」。五反田。
・R社担当諸氏と打合せ。シーサイド。
・T社N氏と打合せ。グランスタ仮オープン会場にて。
・「ハーブ&ドロシー」★★★★。
・友人と軽く飲み。ボウモア。
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