Pen 写真の学校

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Eos kiss x4を買って以来、いや、ワークショップに参加して以来か、写真を撮ること、見ることがとても楽しい。これまで何となく見過ごしていた新聞、雑誌の広告、チラシなどに一々反応してしまう。「この光」「この陰」「この構図」...と、一枚の絵から読み取れることが多数ある。そういう視点が獲得できたことはすごく嬉しい。

そんな中で雑誌「Pen」の特集「写真の学校」を大変興味深く読んだ。特に上田義彦さんの写真に圧倒された。温度というか湿度というか、その場の空気が写真の隅々から伝わってくる。以前、広告の仕事をしている上田さんのドキュメンタリー(情熱大陸だったか)を見たとき、大判のカメラでカッチリとした絵を撮っているのが印象的だったが、この号に載っているのは、35mmレンズのフィルムカメラを使用したものだという。

ぼくのkissは、もちろんフィルムではなくデジタルだけど、レンズは同じ35mm。寄りも引きもできない単焦点の35mmレンズでここまで描写できるのか。

また、藤代冥砂さんの写真は愛にあふれていた。奥さんを撮った「もう、家に帰ろう」という写真集では、妻が好きで好きでたまらないという気持ちがあふれ出ていて、とても微笑ましかったのだが、その愛情はまだ継続中のようだ(笑) 藤代さんは、AKB高橋みなみの写真集も撮ったようだが、愛情の濃度が全然違う。

こういう雑誌を読むと、プロっぽいカメラが欲しくなる(笑)。その存在自体が、美し過ぎるライカM9とか。でもまあ、まずはEos kissや、RICOHのGR2をしっかり使いこなしてからだな(将来は買う気らしい)。

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[memo]
・F社案件で地元協議。町内+U社。支払業務。発注準備。予算調整。20:00。

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