リリー・フランキーの「男らしさ」

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最近の便所本「エコラム/リリー・フランキー(マガジンハウス)」。

まだ読んでいる途中なのだけれど、どれもこれも金太郎飴的な与太話で、さすがリリーさんである。感動の傑作「東京タワー」の原作者としてのリリーさんは、あの仮面ライダーカブトがポプラ社小説大賞を受賞したようなもので、「あなたの活躍の場はそこじゃなくてもいいのに!」と余計なツッコミを入れたくなったものだった。そう。リリーさんには、いつまでもオナニーネタばっかり書いていて欲しいのだ(笑)

以前、小泉今日子のコンサートで、ゲストとして登場したリリーさんは、本人を前にして「随分とあなたをネタにしました」的な発言をした。さすがのキョンキョンも困ってた。ほんっっとにバカな男だと思った(怒)。

でも、単なるエロバカではないところが、男・リリー・フランキーのタダモノではないところだ。件のコンサートでは、そのエロトーク後、リリーさんのアコギ&ドラムという変わった編成で、ものすごくかっこいい「半分少女」を演ったのである。あ。「半分少女」って、♪半分〜だけよ〜おっとなの〜ふり〜...じゃないから。それは「少女A」だから。♪あー私のココロは〜悲しくしく泣いてるわ〜...というベタなアイドル歌謡の方ね。

それをものすごく雄々しく猛々しくシャウトして歌い上げたのだ。びっくりするぐらいロックだった。本気で鳥肌たった。その部分だけのDVDがあったら買っちゃうぐらいのイキオイでかっこよかった。エロでバカでかっこいい。男だ。

...ということで、絵+コラム=エコラムというタイトルといい、エコロジーと関係ないのにそれっぽい表紙のデザインといい、ものごっつフザけたバカ本。超オススメです。

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[memo]
・感謝祭残務。各所へ挨拶。
・DK社とW案件打合せ。MK社がデジタルサイネージの提案。
・ケータツが友人とぶつかって、あちこちに擦り傷。

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