手づくり感

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ぼくは「手づくり感」にあふれた製品ってあんまり好きじゃない。ホントは手づくりなんだけど、あまりにシンプルでそうは見えない、あるいはプロトタイプは手づくりで、その後しっかりと工業製品として均一に作られている...というようなものが好きだ。

たとえば、柳宗理の各種製品。ステンレスボールの、サイズに応じた絶妙のカーブなんて、「手」でしか作れないラインだろう。同じくハンスJ・ウェグナーのYチェアも、座って肘あてに手を置いてみれば、そこに作者の「手」を感じることができる。座面は実際に紙ロープの手編みだし。本当に優れたデザインというのは、ハンドメイドでとことん突き詰めたラインのことを言うのだと思う。

一方で、ポスターなどの平面デザインについては、むしろ「手づくり感」があった方があたたかみがあって、キュートだ。PCの画面上で単純に合成するのではない手づくり感が大事。たとえば、「goen」が手がけるポスターやCDジャケットなどのように(森本千絵らぶ)。

さて。そんな中で自分が今やっているポスターは「手づくり感」どころか完全手づくりである。なにせ大きな紙からB2に切り出すところも自分でやってるくらい(苦笑)。まっすぐカットするのって結構難しいぞ。そのハンドメイドな感じが下のミスチルのジャケットのように(これ、1個1個ピアノ線で吊るして撮影されているらしい)、じわりと伝わってくるといいなあ。(もうすぐ公開です)

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[memo]
・ポスターデザインをめぐってさまざまな方々と。H氏との調整も。福岡のテレビ出演。出張準備。J社企画。T社企画。
・工業技術センターへ集荷。感謝。

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