自分はおっさんなんだ...という事実

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入社して最初に配属になったチームの上司が、昨年度末で退職された。そのお祝いの会に参加してきた。

許認可権をもつそのチームは、わが社でもそれなりにハードな業務を担っている。責任者たるリーダーは大きなプレッシャーのなかで仕事をされたことだろう。当時は、物静かで飄々とした気のいいおっさん(失礼)という印象しかなかったが、今思えば、なかなか気骨のある上司だった。最後は幹部も務められた。

ひとしきり昔話に花が咲いたところで、ふと思い立って「そういえば、あの当時、おいくつだったんですか?」と尋ねてみた。「あのチームにいたのは、H2〜H3だから...41〜42歳だな。」

え? 今のぼくより年下?

ショックであった。その上司はすでに頭頂部が薄くなりはじめ、体形ももっさりしていて、大学を卒業したばかりのぼくから見て、ホントに「いいおっさん」であった。知らない間に、そのおっさんよりも、年齢を重ねてしまっている。

20年前の自分自身から「そうだよ、お前もいいおっさんなんだよ」と太鼓判を押されたような、そんな愛しさと切なさと心細さを感じた夜だった。

[memo]
・契約処理、番組ロケ手配、SE社打合せ...など。
・2日続けて「千年の宴」。Gさん、Iさんの定年退職祝。

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