防災ヘリの事故

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防災ヘリ墜落、5人死亡

 今日午前11時10分頃、埼玉県秩父市大滝地区の標高約1100mの山中で
 遭難者の救助作業中だった県防災ヘリコプター「あらかわ1」が墜落し、
 搭乗していた7人のうち、5人が死亡した。救助のため、2人が地上に
 ロープで降下中にヘリがバランスを崩した。...(読売新聞記事)

こういう記事を読むたびに、胸がきゅーっと締めつけられる思いがする。防災ヘリというのは、かくも危険な任務であり、生死をかけた仕事なのである。自分らの身を挺して救助活動を行っているのだ。そう思ったからこそ、自分が担当した際には、上司と喧嘩しても絶対に方針を変えなかった。いや、変えられなかった。万が一のことがあったら、一生後悔しなくちゃならない。そんなのはたまらんぞ担当として。防災ヘリを担当したことで「どこを見て仕事をしなくちゃいけないか」を学ばせてもらったものだ。

それにしても。埼玉県は、数年前にも訓練中の隊員が墜落するという痛ましい事故を起している。確か季節も同じ頃だったのではないか。ヘリは夏場に弱い(気温の上昇に伴い空気の密度が薄くなる為)。機体能力、機内スペース、山岳飛行経験、そして日ごろの訓練。事故原因を十分に検証して、危険要素をひとつずつ潰していって欲しい。現場の隊員じゃなくとも、事故防止のためにできることはたくさんあるのだから。悲劇はもうたくさんだ。

合掌。

[memo]
・だらだらとネットを徘徊。スピーカーなどを物色(買いたいなあ)。
・昼は焼きそば。夜はハンバーグ&枝豆スープをつくる。まあ、誕生日ぐらいはね。
・「ちりとてちん」92-97。

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