防疫作業(埋設、豚追い)

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初めての防疫作業参加。

朝7:00県庁集合。バス3台に分乗し、川南役場へ。そこで担当牧場を言い渡され、現地へ着くと、今度はその場で「埋設担当」と言い渡される。

「埋設」は、と殺された豚を深さ5mほどの穴に埋める。豚は重いのでショベルで吊って埋める。ぼくらは、ローダーで運ばれてきた数頭の豚の足にロープを巻いてショベルのカゴに結びつける。大量の豚の死体と向き合う。死んではいるが、吊ったときに重量で足首の骨が折れる音がする。

午後は、豚追いに回る。古い豚舎なので、重機が入らないので、と殺場まで追い込んでいかなくてはならない。「何かを感じる」ようで、豚たちは、糞尿をまき散らしながら逃げる。それを追い、耳を掴み、お尻を叩き、なんとか追い込んでいく。豚に足を踏まれ、蹴飛ばされ、糞尿まみれでドロドロの作業だ。

そして追い込んだ先では、電気ショックによると殺が行われている。瞬間の硬直、痙攣、焦げる臭い...。まさに死の現場である。

この日1日で250頭あまりを穴に入れた。

[memo]
・終日、川南のK牧場。

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