本部支援チーム

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呼ばれた。今日付で「本部支援チーム」に配置されることになった。いよいよ、各部局の「エース級」(笑)が投入されたわけである。

「本部支援チーム」とは、農政の専門職員(獣医や畜産職員)が、優先業務(防疫・封じ込め)に専念できるよう、優先業務以外を一手に引き受けるチームのことである。たとえばそれは、義援金の受付だったり、他県からも参集いただいている作業員の宿や交通手段、食事等の手配だったり、それらの支払いだったり、である。

ぼくが配置されたのは「渉外班」。他の関係団体との交渉や、マスコミの対応に加え、量・質ともにもっとも多いのが電話による「ご意見・ご要望」の対応なんだそうだ。「今はこういう対策をしたらいい」「この薬が効く」「この石を豚に食べさせては」「そもそも県の初動が...」というようなお電話が多数寄せられている(つか電話鳴りっぱなし)。

大変ありがたいご厚意なのだが、専門的知識がないと回答できないものも多く、これまでも専門職員が対応せざるを得なかった。一方で、専門職員には優先業務も抱えているので、ほとんど寝る時間もなく事務所に缶詰めになっていた。

ぼくらは専門家ではないが、これから知識を吸収して、素人なりに電話対応を一手に引き受ける。思うに、なかにはクレーム的なこともあるのかもしれない。だとすれば、精神的にちょっと強くなっておかなくてはいけないのかもしれない。また、担当は違うが「兵站班」についても、フォローできる部分はフォローしたい。まあ、「戦時」であるから、やれることはなんでもやるのだ。

[memo]
・本部支援チーム。
・県外事務所担当者会議。「たかさご」。

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