お勉強の時間

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今年度の大きなイベントがすべて終了し、アウトプットの時間が終わったので、気分がインプットモードである。んで、遅ればせながら、読み残していた新書に取りかかる。

「2011年 新聞・テレビ消滅/佐々木俊尚(文春新書)」(H21.07刊)
「戦場取材では食えなかったけれど/日垣隆(幻冬新書)」(H21.11刊)

前者は、新聞・テレビの業界が、それぞれネットの台頭や完全地デジ移行等によって、これまでのビジネスモデルが崩壊していくという現実を叩きつけている。メディアを三層モデルで示すことで、「なぜ崩壊するのか」を論理的に説明している。

まあ、地方に住む者の実感としては、「2011年」という時期に異論がある。地方では、まだまだ新聞にもテレビにもニーズがあるのだ。あと1〜2年で"崩壊"には至らないんじゃないか。ただ、時間の問題をさておくと、至極納得いくことばかり。うむ。業界のヒトビトは大変であろうな(覚めた目で)。

後者は、戦争取材を志すも、目の前で友人が死んで考えを改めた?作者が、戦場ジャーナリストたちの心情等に迫ったインタビュー集。シンポジウムで登壇者同士が、激しく議論する内容がそのまま掲載されていて、ちょっとドキドキする(笑)
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[memo]
・復命、怪談案件で各社に連絡など。

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