はじめはほんの冗談だったのだ。


ケータツが夕食時に「今年はいっぱいお手伝いしたもんね。いよいよ明日はポケパーク(wiiソフト)で遊べるぞ♪」と、プレゼントを貰うのは当然みたくのたまったのだ。なのでいじわる父さんは思わず「確かに、今年のケータツは、洗濯物を畳んだり、ご飯を炊いたり、菜園に水をやったり、いっぱい手伝ってくれたな。ありがとう。でも、怒られたこともいっぱいあったよな。どっちが多いんだろう?」と言ったのだった。
急に不安になったケータツは、やおらペンと紙を持ってきて、「お父さん、今年は何回ぼくを怒った?」と聞いてきた。
「そうだなあ。1年間で、...500回ぐらいかな。」
「えーっ!そんなにはないやろう!」
「だって1年間は365日だよ。1日1回ぐらいは怒られてんじゃない? 早く起きろ。まだ歯を磨いてないのか。なんだこの宿題の字は...とかさ。」
「...。そ、そうだね。」
「そういえば、この夏は、すべり台を逆にのぼって、あごをケガしたな。」
「あ。」
「あれは、1回で100ポイントぐらいマイナスじゃない? 何回も病院に通ったし。」
「そ、そうかなあ。」
「怒られたのと合わせて、もうマイナス600じゃん。大丈夫?」
「えーっと、えーっと、どうしよう...(このあたりで、半泣き)」
「ほかに良いことしてないかな。そうだ。給食着は、自分でアイロンがけしてたな。あれはプラスだ。30回ぐらいはしたんじゃない?」
「したした!そうだ、いいこともしているよね!」
まあそんな感じで、「頑張ったこと」「ダメだったこと」を一覧表にして、「プラス10」だの「マイナス15」だのと盛り上がったのだった。一応、最後は、「お父さん、お母さんにウソついていたら、1回あたりマイナス100」という厳しいルール?を投げかけてみたが、「それはダイジョーブ。ぼくはウソはつかない。」と自信ありげだったので、総合で「プラス査定」ということにしてあげた。(ホンキでほっとしてた(笑)
それにしても、年に1回のサンタ査定。大人にもあったら面白いな。大人の場合は、評価方法が複雑だから、簡単にジャッジできないぞ。
「家庭は顧みなかったけど、仕事は必死で頑張った」のはプラスなのかマイナスなのか。
「仕事は頑張った。でも、そもそも全然世の中の役にたたない仕事だった。」
「家庭があるのに、恋人ができた。その恋人はとても大事にした。」
「金持ちの金を盗んだ。盗んだお金を貧しい人に与え、たくさんの命を救った。」
「人を殺した。そいつは大量殺人鬼だった。」
家人と大人の社会ってーのは、かくも難しいものよのう...と笑って話していたら、最後にケータツが「お父さんは、クーラーを付けっぱなしにして仕事に行ったことが3回ぐらいあります。マイナス50ポイント」と言われたよ。クーラー消し忘れを2回やると、ウソを1回ついたのと同じくらいの悪いことなんだって。
なーんだ、たいしたことないじゃん ←ウソつくのが平気な人


[memo]
・出張整理。小冊子原稿。全体プラン確認など。
・イブの献血400ml。
・帰宅後、家族でクリスマス。チキンとケーキ(ケータツデコレート)と。
・「知る楽/可士和」。
・年賀状用タックシール印刷、添付の作業。
・夜中0時頃、目覚めるケータツ。どんだけ楽しみなんだよ。
・そして家人も。クリスマスプレゼントが。

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