「趣味は読書」的な読書

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相変わらず、仕事がらみの本ばかり読む傾向が続いている。

「ソーシャルの時代」「広報・PRの基礎」「企業力とデザイン」「庄内パラディーゾ」「みえないかたち」「グッドデザインカンパニーの仕事」「シネマ食堂」「朝ごはんの献立」「勝手に観光協会グレイテストヒット」「郷土LOVE」「文章は写経のように書くのがいい」「多読術」「クラウド・コンピューティング仕事術」「Twitter超入門」「iPhone情報整理術」「わたしは、なぜタダで70日間世界一周できたか」...。

机から一番近い棚に置いてある本は、新書、ビジネス書、ノンフィクションなどが多い。ここのところ、ものすごく本代がかかっているのに、なんとなく「趣味は読書」と言いづらい気分だ。本来はもっと趣味的に読んでいいような本、たとえば「朝ごはんの献立」ですら、「フードスタイリストの飯島奈美さん(「かもめ食堂」など)は、いかにして素材の魅力を"見えるかたち"として引き出しているのか」という目線で読んでしまったりする。

さすがにそんな読書ばかりでは摩耗するので、最近はTSUTAYAで漫画を借りてきて「カイジ」だの「夏子の酒」だの「聖☆おにいさん」だのを読んで、頭をリラックスさせている。漫画はいいやね。さらさらと読めるし、きちんと心に何かが残り、読書の喜びを味わうことができる。


...などと思っていたら、ぼく的に「ぜったいにハズさない」小説集が立て続けに出た。

「めくらやなぎと眠る女/村上春樹(新潮社)」

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「正午派/佐藤正午(小学館)」

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どちらも再読ものが多く収録されている様子。とはいえ、あらためて再編されたものを読むと、案外違う感動や発見があるものだ。この2冊があれば、年末ぐらいまで「趣味は読書」が楽しめそうだ。

それにしても、この2冊は、装丁が美しい。こんな本ばかりで本棚を埋め尽くしたい。

[memo]
・久々歩き通。
・予算組み替え、全体スケジュール整理、担当内打合せ、日和、企画書作成...。
・来年の手帳購入。本購入。

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