チェイサー ★★★★☆

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こういう佳作が出てくるところで、韓国映画の底力を感じる。

仰々しい脅しも、特別な特撮もなく、ストーリー展開も素直なのに、これだけぐいぐいと引っ張っていく演出力は凄いな。あとで、ネットで調べたら、ナ・ホンジン監督は初監督/脚本だという。

実話がベースとなっているということも後で知った。実話であろうがなかろうが、この映画から滲み出てくる不気味さ・恐怖には、リアリティがある。人間の一番「得体の知れない恐ろしい部分」を、さらりとしたカットを積み重ねることで見せていく。すげ。

[memo]
・体調悪し。昼に時間休をとって耳鼻科へ。カヤ花粉か。蓄膿状態。
・R社表敬。関係部局訪問。K女史、楽しい人だ。大企業の役員とは思えない。同級だし。
・「やまぢ」にて。

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