西川美和監督、やるなあ。脚本がホントに素晴らしい。
時系列の組み替えといい、人間の描き方といい、隠喩の表現といい、エンターテイメントとしてキッチリ成立している。テーマとなっている医療問題も、安易な話題づくりに終わっていなくて、キッチリと本質を捉えている。
またキャスティングも素晴らしい。主人公の鶴瓶はすごいな。強さも弱さもほとんど同じ表情で表現できている。脇も凄い。瑛太、余貴美子、井川遥、香川照之、そして八千草薫。八千草薫ってこんなにかわいかったんだなあ。おばあちゃんなのに、思い切りハグしたいかわいさや色香があるのだなあ。
若干、不満がないわけではない。瑛太が鶴瓶に心酔する過程にいま一つ説得力のある説明が足りない、余貴美子の鶴瓶に対する感情が見えにくい、この音楽はいいのか?など(無理くり粗を探さなくても...)。
でも、ラストの方向性を明確に示したという意味で、前作より断然ぼく好み。ホント、いい映画だ。

・人事面談、出張計画、企画書づくりなど。
・「ディアドクター」★★★★★。
・「ままや」。D。将来のことを考えてみる。

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