週刊 マンガ日本史

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週刊 マンガ日本史」第1巻。本屋でさらっと立ち読みして「なんだかハンパだなあ」と思った。創刊号サービス定価180円というのに免じて、この巻は買ってみたけれども。

何がハンパって、第1巻の卑弥呼では、マンガ部分において、歴史らしい歴史がほとんど語られないのだ。マンガでは、創作に近い?ようなドラマを描いていて、後段のコラムコーナーで歴史部分を解説的にフォローしている。マンガだけでは「歴史を学ぶ」という本来の目的が成立してない。これ、マンガ日本史じゃねえの? 

もちろん、読者に興味を持たせるためにドラマが必要なのはわかるけれど、マンガでもっと歴史を語ろうよ。そこに期待してんだから。つか、マンガという手法で、総ページ数52ページって何。その量で何を語るつもりなのか。しかも、2号目以降は、定価490円で、ページ数は36ページに減ってしまう。お前はディアゴスティーニか。

...というわけで、すっかり2巻以降の購買意欲をなくしていたところ、愚息ケータツが「おもしれー!」とか言って夢中になって読んでいるのな。ええっ! もちろん、マンガ部分だけしか読んでないのだけれど、それでも「卑弥呼って未来が見えるんだって」とか「邪馬台国って聞いたことある。どこの国?」とか、おお、ちょっぴり何かを学習したっぽい。マジですか。

本日、第2巻が発売されたようだ。そして、ケータツは「この聖徳太子のが特に読みたいんだよねえ」とか言ってやがる。単に絵柄(冨樫義博っぽい?)が好きなだけだろうが。ちっ。

まあ、小学校2年生がほんの少しでも歴史に興味を持つ...という1点をクリアしてしまった以上、1週間に490円の投資は、アリなのかもしれない。むー、朝日新聞の思うつぼ!

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<memo>
・企画ねりねり。頭がぐらぐら。午後、D社との打合せ。チーム感が出せて少しは「ほっ」。
・「マンガ日本史」。

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