エコ替え?

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随分前からトヨタが取り組んでいる「エコプロジェクト」。まだまだ環境問題がこれほど盛り上がっていない頃から、積極的に「低燃費車」の開発に取り組んでいた。さすが世界のトヨタである。素晴らしい。ぼくが20代後半の頃、当時電通にいた佐々木宏さんがプロデューサーとしてCM展開を始めていたのだけれど、一企業が地球規模の啓蒙活動をしていていることにひどく驚いたものだった。

そんな日本が誇るトヨタなのに、「エコ替え」とは、どういうことだろうか。低燃費車がどんだけエコか知らないけれど、新たに1台の車をつくるためのエネルギーと比べたら、小学生でもわかる「非エコ」じゃないか。もし、「買換え」にかかる総エネルギーを比較した上で、それでもエコだというのなら、「まだ乗れるけど、燃費のいい車にエコ替え」なんてなCMを流すべきでない。わけわかんない。

我が家の愛車/マツダMPVは、購入して早9年である。そろそろ買い替えてもいい頃である。が、トヨタのこの偽善につよく抗議するため、まだまだこの車に乗り続けることにしたのだ。もちろん、買い替える予算がない、というわけではない。断じてない。地球らぶ。

買い替えるかわりに、我がMPVに手を入れる。あちこちについた擦り傷を直したり、ヘタったバッテリーやらファンベルトやらを交換して、新車同然にチューンナップするのだ。まさにエロコジー。乗り潰すことが最高のエコだ。

今日、その見積もりがでた。総計40万円超。
...え。40万円超? 14万円ではないの? うーん...。

やっぱり、チューンナップも「非エコ」な気がして来た。トヨタの偽善に抗議するため、ここはひとつ中古車から、低燃費の中古車に「エコ替え」っていうのはどうだ。それはその、エコカー減税とやらの対象にはならないの?

<memo>
・家人は仕事。
・ハナ社長、帰って来たケータツと一緒に雑多なこといろいろと。児童クラブの申込(やっと空きがでた)、耳鼻科(ケータツは快方、ハナはまだまだ)、TSUTAYAにて返却&レンタル、ハンズマンで切れた電球の買換えなど。ランチはモス。
・ベッド用のサイドテーブルを。日曜大工、というほどでもなく。
・「ホノカアボーイ」★★★☆☆。原作の雰囲気は好きだった。映画版でも「ハワイの田舎」っぽい空気感が全編にうまく出ているし、レオ=岡田将生、ビー=賠償千恵子という配役もイメージ通り。んーでも、ビーさんがレオを好きだという表現が直接的過ぎたり、料理がもうひとつ目立たなかったり、なんだか惜しい感。
・「チョコレートファイター」★★★★★。この映画にかける情熱のレベルはなんだ!凄すぎる!

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