ハナ社長の進学相談

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ハナ社長の小学校進学は、とても悩ましい問題だ。

1)近所の公立小(ケータツが通っている)
2)市内の「きこえの教室」がある小学校(きこえの相談中)
3)車で1時間以上離れた聾学校小学部(きこえの相談中)

学校自体の選択肢は、この3校だけなのだが、これに「学校側からどんなサポートが貰えるか」「ケータツを転校させるかどうか」「そもそも学校区の近くに引っ越すべきではないか」...といった別の検討要素が組合わさって来る。かように、ハナ社長の進学は、彼女一人のことだけでは済まされない我が家にとっての大きな課題となっている。

しかし、その原因は、情報のひとつ(音)を受信する機能が不十分なだけなのになあ。たった一つの機能が足りないだけで、「彼女に見合った教育環境」を準備するのはとても難しくなってしまう。たぶん、絶対的な正解はないし、実際その選択が正解だったかどうかはある程度時間がたってみないとわからないのだろう。

とても悩ましい問題ではあるけれど、どんな学校を選択したとしても、彼女にとっての「大正解」に導くためには、結局は、親であるぼくらが頑張るしかないのだ、とも思う。頑張らなくっちゃね。

...なーんてな人生を賭すような大事な話をした2時間後。ビヤホールの舞台で、赤白帽をかぶって体操服にデカパンをはき、「やあみんな。体操のお兄さんだよ。全然恥ずかしくなんかないんだよ。もうすぐ43歳だけどね(はあと)」といった汚れ芸をやってますた。社会人って大変だよね。

<memo>
・年休。
・家族で、聾学校へ。幼稚部に通う子供と親の交流会。難聴の程度は様々だけれど、健常ではない子を持つ親の悩みは共通である...ということを心から理解する場。世の中にもわかって欲しいけれど、まずは自分たちが理解し合うことが大事。子供らは、ヨーヨー釣りに、ボーリングゲームに、紙コップロケットをつくって楽しいひと時。流しそうめんで腹一杯。
・午後は「きこえの教室」にて相談会。家庭でのトレーニング方法、補聴器の調整、進学の相談など、1時間程度の予定が、たっぷり3時間もの相談。担当のT先生にはどれだけ助けられたことか。頭があがらない。
・職場に顔を出し、メール等のチェック。
・職場の交流イベント。玉入れ。我がチームは3位。2部は「アサヒルミネ」にて。トリをつとめた体操の先生は、一応ウケたっぽい。社長から「勉強になります」とお褒めの言葉を。勉強してください。ただ、もうちょっと「ひょっとこ」をいじればよかった...と深く反省。

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このページは、kaishindouが2009年7月29日 22:28に書いたブログ記事です。

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