忌野清志郎、本人。

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季刊誌「本人」は、忌野清志郎のロングインタビューを掲載している。

初出は、2001年10月発売の「クイックジャパン」で、その再録なのだけれど、キヨシローの訃報を受けて、あえてこの原稿を掲載した「本人」はとてもエライ。

インタビューは、「ロックで独立する方法」というタイトルで、「独立は、自由か、面倒か?」という、キヨシローの「人生観」がモロに表れている内容となっている。構成した山崎浩一(!)が優秀なせいか、字面を目で追いながら、まるでそこにキヨシローがいて、淡々とぼく自身に語りかけてくれているような錯覚を覚えた。

サラリーマンやめたからって、独立ってことじゃないんだぜ。「本当に独立する」ってことは簡単じゃないんだ。でも、本当に独立できたら、「ワンランク上の自由」と「ワンランク上の不自由」を獲得できるんだ。すげーだろ。...目の前のキヨシローは、ぼくをそう諭した。

まあ、ぼくは我が社のサラリーマンという枠の中で生きていくつもりだけれど、気持ちのどこかで「独りぼっち」という意識もある。もしくは異分子。会社の枠内にいても、気持ちの上では独りで立って、「半ランク上の自由」と「半ランク上の面倒」を獲得したい。...なんてなことを言ったら、やっぱり、キヨシローから、そんなの全然ロックじゃねーぜ、と怒られるんだろうな。

佐内正史による写真が素晴らしい。表紙をめくったところの写真は、ちょっと宝物級。かっこいいっス。

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<memo>
・朝方、足がつった。寝ぼけ眼の家族が見守る中、一人悶絶する父。
・某お中元番組ロケ。グラビアアイドルYと社長。ちょっとぐだぐだな収録になり、Y秘書がディレクターを𠮟り飛ばしてた。あーあ。まあ、うまく編集すればなんとかなるかなあ。
・昼飯に肉巻きおにぎり。うまし。プロジェクトにのってもらえないかなあ。
・義理の従妹の結婚式(ややこしや)。1時間ほどで中座(申し訳ない)。伊勢海老まで食べれたけど、ステーキに行き着かず。無念。
・後輩の披露宴。懐かしい面々。あまりに知っているヒトビトばかりで、いい意味で緊張感のない式(笑)。後輩たちらしい。こんなぐだぐだでいいのか。つか、スピーチを抽選にすんなよ。しかも、その1番手にオレを当てるなよ。まっさらな状態でスピーチはかなりツライぞ。シメのK氏が相変わらずの調子で最後に大盛り上がり。よかったよかった。

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このページは、kaishindouが2009年6月20日 21:56に書いたブログ記事です。

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