「海角七号」を見た。
この作品は、日本未公開作品。「第15回宮崎映画祭」の特別企画(宮崎〜台北線就航1周年記念事業)でのプレミアム上映なのである。台湾歴代興行成績第2位(1位はタイタニック)の作品なのに、1年近くも未公開というのは、なにかしら事情があるのかな。
さて、著名なスターが出なくても、大きな予算をかけなくても、派手なアクションや特撮やエロがなくても、「いい映画はいいのだ」という見本のような作品であった。実際、台湾でも、公開時はパッとせず、口コミによってブレイクしたのだという。
まずは、監督自身による脚本が素晴らしい。日台の歴史・現状、さまざまな世代の恋物語など、てんこ盛りな内容であるにも関わらず、余計な説明も少なく、テンポよく物語を進めていく。また、たくさんの脇役たちの個性をちょっとしたワンシーンで描くのがとても巧いので、ひとつひとつの小さなエピソードが、物語に厚みを加えていく。
役者陣も達者だ。主演の2人はもちろんのこと、バンドのメンバーたちがとても素晴らしい。もともと音楽をやっていた人たちを起用したとのことで、ラストシーンがしっくりするのもなるほどである。ま、中孝介の演技は、大目にみてあげたいところだが。
この映画によって、役者たちはスターになり、サントラは売れ、中孝介はブレイクし、ロケ地は観光地化しているとのこと。地酒マラサンも、間違いなく売れていることだろう。確かにそれだけのパワーのある映画だと思う。日本での正式公開は、今年末だとか。みなさん、必見。
それにしても、上映では音声トラブルがあったし、トークショー(魏徳聖(ウェイ・ダーシェン)監督、主演の2人・范逸臣(ヴァン・ファン)、田中千絵)は、随分とぐだぐだになったりもしたが、まずは今回の上映が出来ただけでも、映画祭スタッフの努力に敬意を表したいと思う。こういう「縁」を是非大事にして欲しいなあ。

・朝食後、宮崎映画祭へ。「海角七号」★★★★。
・帰宅して昼食は、カップラーメン(麺の達人とんこつ)。親父が自宅の菜園でつくったトマトを持って来る。
・ケータツとハナとサイクリングへ。河川敷へ出て、堤防を高松橋まで。往復5kmくらいか。帰りは文化公園で休憩。所要時間1時間半。
・夕食後、子供らとふざけて遊ぶ。軽犯罪(汚れた手で食器を触ったとか)を犯した子供を逮捕し牢屋(押し入れ)に入れるという遊び。
・深夜、一人で取り貯めたビデオを。「世田谷ベース〜」「音楽寅さん〜フォーク軒」「プロフェッショナル〜木内博一」。
・三沢が死んだのね。死んじゃいかんよ三沢。あんたが死んだらいかん。

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