撮りだめていた「プロフェッショナル仕事の流儀/公務員・木村俊昭」「情熱大陸/映画監督・紀里谷和明」を見た。
その道のプロの仕事ぶりを追っかける番組が続いたのは、まったくの偶然。「小樽市役所から国にスカウトされたというスーパー公務員の仕事ぶりとは?」という業務上の興味と、「CASSHERNでは"映画への思い"が、ずいぶん空回りしていたけど、GOEMONはどうなの?」という趣味上の興味だった。
これが続けてみると、全然違う意味で、とても興味深いものだった。
現在は、内閣官房で企画官を勤める木村氏は、全国を飛び回りながら、地域再生に尽力をしている。勤務時間の2時間も前に出勤して、多数の人にメールを出し、配る名刺は年間4000枚。スーパー公務員というより、スーパー営業マンのようだ。疲弊する地域のヒトビトに直接会い、再生へのヒントを与え、やる気にさせ、火種を巻いていく。
一方の紀里谷氏は、私財を投入して、完成保証という厳しい契約までして、新しい映画をつくっている。自分がやりたいことを貫くため、映画の製作そのものだけでなく、PRイベントの企画、サイトのデザイン、地方への営業、ついには、チラシ配りまで行う。部下を鼓舞し、俳優を焚き付け、自分が目指す方向へと、どんどん牽引していく。
このふたつの番組をみて、圧倒的に感銘を受けたのは、後者だった。木村氏と紀里谷氏の共通点は、その「熱さ」「情熱」で、ある意味すごく似通っているのだが、絶対的に違っているものがあった。それは「自分がやるのか/他人にやらせるのか」ということと、「リスクをどんだけ背負っているか」ということだ。
たぶん、木村氏も、小樽市役所に勤務していた頃は、「自分がやりたいこと」を自分の手で、そして実施するリスクを背負ってやっていたのだと思う。だが、今の木村氏は、すでに「現役プレーヤー」ではなくなっている。コンサルタント業みたいだ。いわば「肩書きプレーヤー」というか。だから、画面からちっとも迫力が伝わってこない。NHKのスタッフも、この内容で「仕事の流儀」を1本つくるのは辛かったのではないか。
まあ、その分、紀里谷氏の仕事ぶりには圧倒的に感動したのだが(同年代だし)、それはそれとして、映画が面白いかどうかはまったくの別問題である。
「GOEMON」。予告編を見る限り、「CASSHERN2」な感。映像的な仕上がりはすごいことになってそうだし、配役もいい感じではまっている。でも、まさに「CASSHERN」がそれ以上のものでなかったのだ。まあ、本編を見ないと何とも言えないので(本編見ないで語るのはぼくの悪い癖だ)、あくまでもこのトレーラーがいかん、ということにしておく。見るのかなあオレ...。
・とりあえず今日から台湾準備を真剣に...と思いつつ、FM社の来訪とか、M社からの直電とかで案の定バタバタ。合間に社長のビデオ撮り。直前まで高速道の勉強をしていて3秒でタレントの顔になれる凄さ。いろいろあるけどすげえ人だわ。午後はシナリオの直しとクイズの問題づくり。頭がウニになる...。
・夕方、フェニックス撤去。合掌。

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