「広告批評」が終わった。今日1日かけて「最終号」を全部読んだ。普段は読みとばしている小コラムや編集後記なども含めて全部。それがせめてもの供養だ(?)。
本棚にある一番古い「広告批評」を探してみた。「1986年 3月号 no.81 特集笑いのベクトル」。インタビューが4本(とんねるず、所ジョージ、片岡鶴太郎、明石家さんま)、対談が2本(浅田彰vs糸井重里、伊丹十三vs川崎徹)、連載コラムが7本(淀川長治とおすぎの映画時評は「カイロの紫のバラ」)。
定期購読を始めたのは「1986年 12月号 広告ベストテン」。テレビCM1位は「さんまブギ/キッコーマンポン酢しょうゆ」。新聞広告1位は「プール冷えてます/としまえん」。そうか、大貫卓也はココで知ったか。
1995年には、東京転勤を機に、半年間「広告学校」に入学した(週に2回夜間に行われた)。受講料は16万円。ボーナスをはたいた。大学にはロクに行かなかったぼくが、真面目に通った。佐藤雅彦さん、中島信也さん、平田オリザさんの講義がすごく印象的だった。ドリルの講師は佐々木宏さん。「今、新しい大学をつくるとしたら」という課題で、「九州男児大学」とプレゼンし、誉められた。島森さんはとても美人だった(病気療養中だとか。心配)。学生担当だった祖父江さんは更に美人だった(ちょっと好きだった)。
そんなこんながあって、今のぼくがある。
キヨシローは死んでしまい、広告批評はおわる。
・子供の日なのに、全然子供にかまわない日。終日読書。
・夕食に、2日前のシビが登場。今日はタタキにしたカルパッチョ。
・「WATCHMEN/(小学館集英社プロダクション)」★★★★。
・「農で起業!実践編/杉山経昌(築地書館)」★★★★。
・「広告批評 最終号」★★★★★。
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