話題の「ウォッチメン」を見てきた。
独特の世界観、よく練られた脚本、映像美。いわゆるアメリカンコミックの映画化としては、これ以上ない出来なんじゃなかろうか。原作は未読だけれど、Amazonの「なか見!検索」で比較してみる限り、相当原作に忠実な映像化のようだ。ファンにはたまらないだろう。
ぼくも、2時間半を超える長尺の時間を、まったく飽きることもなく楽しく過ごすことができた。冒頭のアクションシーンの迫力、巧みな音楽、サブカル好きには溜まらないツボをおさえている。面白い。ただ、ひとつだけどうにも乗り切れない部分があった。「DR.マンハッタン」のキャラクターである。
そもそも「ヒーローもの映画」ということで完全フィクションの世界観であるが、他のキャラクターは、あくまでも現実の延長上に存在を感じられるヒーローである。そこに一人だけ、あまりに異質であり、あまりに哲学的に過ぎるキャラクターが登場する。重要な登場人物であるにも関わらず(だからこそ)、違和感が拭えないのだ。何より、○○○が出しっ放しだし...。
想像するに、コミックでは、DR.マンハッタンも、物語に馴染んでいるのかもしれない。コミックには「行間」があるメディアだから、「想像」の部分で、その差異を補正できる気がする。だけども、映画というメディアでは、すべてをリアルに描いて提示するため、微妙な違和感があると妙に浮かび上がってしまうのだ。うーむ。惜しい。
・朝からダッシュで企画書。
・支払準備。出張準備。協議準備など。
・「ウオッチメン(シネマ5)」★★★★。

コメントする