台北3日目

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日曜日ということもあって、予定されていた打合せがキャンセルとなり、午前中フリーに。せっかくなので早起きしてコーディネーターのT氏と、郊外の観光地「九分("分"は正確には"にんべん"が付く)」に足を伸ばしてみた。

日本に占領されていた当時、金鉱の街として栄えた九分。廃鉱後衰退の一途を辿っていたが、1989年に公開された「非情城市」で再び脚光を浴びる。その後、「千と千尋の神隠し」でも、その世界観にインスピレーションを与えたとかで、「異界」な世界観を観光のウリとしているのだ。

実際、"観光"地としてはかなり優れた要素を備えている。丘の中腹から見下ろす絶景に加え、映画の舞台にふさわしいノスタルジックな雰囲気、バタ臭い露天が多数軒を並べるのもまた風情のひとつ。まあ、それなりに面白かったのだけれど、期待以上のものはなし。それより、昼飯を食べる為に、立ち寄った隣街「瑞芳」の散策がことのほか面白かった。

アパートの窓から1mぐらい突き出して干されている洗濯物、寺院の前でお経(らしきもの)を唱えている幼き子供、こんな田舎町にも進出している「日立冷気(クーラー)」の営業所。そして、すでに初夏の気温なのに、道ばたに並んで売られる鮮魚や肉、野菜。食事なんて、衛生上、問題ありまくりだ。

半煮えの鶏肉からは骨の髄がのぞいているわ、あきらかに鮮度に問題有りそうだなあと思った牛肉は、やたら濃いカレーで味付けされて出て来るわ(そんなの頼むなよ)。まあ、まったくお腹を壊したりはしなかったので、「うまいこと処理する」よな調理がなされているのだろう(ホントか)。

とりあえず、今回の一番の収穫は、「臭豆腐」を美味しく食べれたことだ。臭いけど美味い。つか、この臭いが食欲をそそる。うははは。

R0010750.JPG

<memo>
・早朝からタクシー借り上げで「九分」へ。ランチは瑞芳の「美食街」にて。
・午後、総括ミーティング。空路福岡へ。21:00着。
・ホテル前の居酒屋でプチ打ち上げ後就寝。

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このページは、kaishindouが2009年4月12日 00:00に書いたブログ記事です。

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