実写化の問題

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先日、「ヤッターマン」を見て「狙っているターゲットの狭い映画」と書いたが、つまりは「ヤッターマンファンじゃない人には、どうにも楽しみにくい」という映画でもあるわけだ。満点か0点か。ターケッドの選定如何で、映画の性格がガラリと変わってしまうのは「実写化」の宿命である。

仮に、原作を知らない人も動員するため、幅広い層をターゲットにして製作したとする。となると、原作の内容をできるだけコンパクトに端折り、映画の時間枠に詰め込まなくてはならない。よほど上手に情報の交通整理をしないと、「説明」に終始し、面白味を犠牲にしてしまう。20世紀少年的に。

だからと言って、原作の世界観を丁寧に描こうとすると、やたらクドくて長ったらしい映画になってしまう。キャシャーン的に。

じゃあ、原作を知っている人だけをターゲットとすると、世界観の説明がいらない分、演出に集中することはできる。当然、原作を知らない人にはわけのわからない映画になってしまう。いやはやどうすればよいのやら。

近年、日本のアニメ、コミック原作の映画が次々公開されている。中には、マッハGOGO(スピードレーサー)やドラゴンボールのようにハリウッド資本で作られるものもある。ただ、どの映画も興行的に決して大成功していないのは、この「ターゲット問題」がおおいに影響しているんではないだろうか。

とかいいつつ、アメリカンコミックものに目を転じると、さにあらず。むしろ、旧来から成功例が多い。スーパーマン、スパイダーマン、バットマンなど、シリーズ化までされている。この差はいったい何なのだろう。日本のアニメ、コミックには、どんな特異性があるのだろう。うーむ。

まあ、いずれにせよ、「科学忍者隊ガッチャマン」の実写化だけはしっかりやって欲しい。頼むよ松竹。

<memo>
・フラワーフェス開幕のヘルプ。社長のアテンド役。日南線で現地入り。春の嵐。寒。
・昨年春に台湾で打合せをした番組「GOGOJAPAN」のロケ隊も参加。
・前、前々女王も来ていて、総勢9人もの女王たち。思わず「あー合コンしたい」とM木。
・家族で「アクアポッド」。床屋。図書館。

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このページは、kaishindouが2009年3月14日 16:24に書いたブログ記事です。

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