小川洋子のラジオ

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わざわざ狙って聞くことはないが、時間帯がいいせいか、休日に外出する際、ときどき車のなかで聞くことになる。パーソナリティの小川洋子が、世界文学のなかからチョイスし、解説する番組である。その本のチョイスといい、解説といい、「読んでみなくては!」という気にさせ加減がとてもいい。

今日は珍しく絵本を取り上げていた。「手袋を買いに/新美南吉」。な、懐かしい...。と、思った次の瞬間、原田宗典の短編「メロンを買いに」は、この本のタイトルをもじったのだ!と今更のように気がつく。ま、どうでもいいことだが。

今日の放送では、とてもナイスなエピソードがひとつ。小川洋子は、息子にこの話を何度も読み聞かせたそうだが、ラストシーンの母キツネのセリフ「本当に人間はいいものかしら」というところで、必ず手をあげて「はい!いいものです!」と答えたという。ううん。子供って素敵。新美南吉に聞かせたいぐらいだ。

<memo>
・久々に楠並木朝市へ。いつもの押川養蜂場のはちみつとか購入。
・夕方まで仕事。全体の進行など確認。

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このページは、kaishindouが2009年1月18日 17:46に書いたブログ記事です。

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