ぼくが上京していた折、雑誌「Switch」主催のコンサートがあったようだ。その参加レポートを転載。やはりmy sweat heartだな。
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「Switch on live 2008 koizumi kyoko with her friends」at 赤坂BLIYZ
小泉今日子が初プロデュースをしたというライブに行ってきた。
ニューアルバム「NICE MIDDLE」を制作したメンバーによるフレンドリーなライブ。観客は同年代="ナイスミドルたち"を中心としながら、元・アイドルオタクっぽいのや、SOULなど参加アーティストのファン(若い)も含めた、実に多彩なヒトビト。ある意味、これほど統一感のない観客を相手に、ぐいぐい自分の世界に引き込んでいくのは、さすが小泉、とその仲間たちである。
合計4つのバンドが出演したため、セットチェンジにそれぞれ10〜15分を要して「中ダレ」してしまったのが惜しかったが、そんなことも些事末節にしか感じられないほど充実の内容。小泉の人柄のよさと、内輪(?)ならではの、ゆる〜くて温かい空気が会場を包んでいた。
たとえばそれは、小泉が思いっきり歌詞を忘れて歌い直すことになり「本番弱くてすいません」と平謝りするところだったり、TOKYO No.1 SOUL SETのヴォーカル:BIKKEが、サプライズで幼児のコスプレ(歌詞に合わせたもの)で登場したことだったり、BIKKEが突然(着替えのために)ステージから消えたことで小泉が明らかにおろおろしちゃったことだったり、リリーフランキーが「半分熟女になった小泉が歌わないならぼくが歌う」と言って、「半分少女」を熱唱したことだったり(これが意外によくてしびれた)、そのあと小泉がリリーに頼まれて、1番だけ「半分少女」を歌ったことだったり、小泉が「今日は出たり入ったりでお座敷が大変、みたいな」と笑いをとったところだったり、まあ、とにかく、楽しかったんである。
安定したバンド演奏に支えられつつ、何度も歌詞が「とんで」しまった小泉。バンドなのか観客に対してなのか「こんなによくして貰っているのにすいません」と、一般人的な発言がポロリと出るあたりも妙にかわいらしい。
そんな自称:小心者な小泉が遠慮しいしいプロデュースした本コンサート。NICE MIDDLEなバンドマンたちが、熟練の技をさりげなく披露しつつ、それでもどこか「やんちゃ」な面影をちらほら垣間見せて、「なんだか40代って楽しいよね」という気分にさせてくれた。感謝。
...それにしても、1本締めで終わるライブってどんなだよ(笑)
<覚えている範囲でライブの内容(違ってたらすまん)>
Jazzというか、ビックバンドというか。温かい音づくりで高感度高し。
1曲目「The Music Around Me」
2曲目「Happy Trail」
3曲目「あなたと逃避行」*小泉登場
うねるビートとボーカルBIKKEの跳ね具合が素晴らしい。
1曲目「Change My Mind」
2曲目「Sunday」
3曲目「Innocent Love」*小泉
4曲目「今日の約束」*小泉
■3rd act:「リリーフランキー」
意外に巧いんだなあ。
1曲目「半分少女」
2曲目「ジョニー」
3曲目「半分少女」*小泉
4曲目「Bye Bye」*小泉
音に「若さ」がない分、どっしりした「安定感」にあふれている。
1曲目「優しい雨」
2曲目「samida rain」
3曲目「夜明けのMEU」
4曲目「木枯らしに抱かれて」
5曲目「秘密の森」
6曲目「SLEEPY」
「小泉今日子はブギウギブギ」
・始発便で上京。
・FT社にて。かなり厳しいかなあ。ホテルニッコーを探索。
・KONNEで協議、TJで協議。
・KONNEのHさんとうちのI嬢と。サンルートプラザ泊。
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