師匠への思い

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ネット界の師匠さとなおさんの日記は、ネットに繋がっていない環境にあるとき以外は、毎日必ず読む。んで、「ああ、師匠は今日も元気はつらつぅな感じなのね」とか「おろろ、テンション下がり気味?」とか微妙に一喜一憂をしていたりする。それが、自称・弟子であるぼくの日課である。

だからと言って、いちいち「何でそんなに元気満々っすか!」とか「無気力なんて師匠らしくないっス!元気だしてくださいよお」とかメールをしたりはしない。だって、ただでさえ、師匠のところは人気サイトなわけで、読者は山ほどいるわけで、かえって弟子が師匠の負担を増やしちゃいけないなあ、と慮ったりするわけである。

たとえばそれは、「クレアトラベラーの連載に加えて、数カ所を取材し、単行本化するつもりだけど、その中に"宮崎"も入っていたりするよ」というような弟子愛に満ちあふれたベリープレジャーカンファタブルな記事であっても、「うひょう!師匠!『さなメモ』見ましたよ!宮崎へはいつおいでですか!」みたいな短絡的な返事は書かないのである。だって、ぼくは弟子なのだから...。

けれども、そうやって「遠慮のかたまり」に過ごしていると、師匠へメールするときは、ほとほと困りきってしまい、「ちょっと無理目のご相談があるのですが...」という類いの、かなり図々しいものになりがちだったりもする。またその無理目の相談に、心地よく応えて貰ったりするものだがら、弟子はますます恐縮しちゃうんである。

ああ、いつになったらキチンと御恩返しできるものやら...。

<memo>
・試験監督。
・帰り道、パンとか食料の買い出し。
・「現代アートビジネス/小山登美夫(アスキー新書)」★★★。現代アートに関わるビジネスのありようについての入門書。村上隆や奈良美智を育てたヒトとして有名な著者だけに、もっと突っ込んだビジネス論が展開しているのを期待していた。残念。とはいえ、著者の「ビジネスを堂々と語る」姿勢には共感。もっと詳しい本が読みたくなった。
・「人のセックスを笑うな(DVD)」★★★。永作が素晴らしい。自然体のエロはかなりエロい。ぼくが主人公でもイチコロだわ。でもなあ、長まわしが多過ぎないか。「自然な雰囲気」を重視するあまり、1シーン1シーンがやたら長い。シーンだけ見るなら素敵だけど、繋いでみると、散漫な印象を受けた。ちょっとATGっぽくて古い感じ。松山ケンイチのメロメロ感も嫌いじゃないだけに勿体ない。

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このページは、kaishindouが2008年11月23日 21:34に書いたブログ記事です。

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