本屋に立ち寄ったら、片岡義男の新刊を見つけた。

ページを開いてみる。
『スパゲティ、と片仮名で書いた一語がころんと目の前にある状態は、かなりのところまで不思議だ。目にした一瞬、読めはするけれど、それがなにを意味するのか、わからない。いつもの駅なかや駅そばの、あの店この店で食べる、お待たせしましたとテーブルに運ばれてくる、ボンゴレやカルボナーラなどの、ひとまずは出来上がった料理の具体例が、スパゲティという一語を見たり聞いたりするその瞬間に頭のなかに浮かぶようなら、スパゲティという言葉はその人にとってもはや自分と分ちがたく緊密に一体化した、母国語としての日本語そのものだ。』
うあー(喜)。冒頭からこれだ。相変わらず、何書いてんだ。よしお〜。
もう辛抱たまらず値札も見ずにレジに持っていっただ。よしおには、消しゴムがどうの、鉛筆の角の丸みがどうのということを、くねくねくどくどと下記綴った「文房具を買いに」という名著があるが、どうやらその系譜らしい(あ。同じ東京書籍だ)。今度は、150ページにわたって、なぜスパゲティ・ナポリタンは、ナポリなのか...なんてなことを考察するらしい。たまらんなあ。うれしすぐる。

<memo>
・D社の再見積。
・ミュージアム案件について局内協議。
・レッツゴー三匹の法則を思いつく。
・手話入門、野菜の便利帳購入。

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